
発売日:2004年7月
価格:10,780円(税込)
スケール:1/8(約17cm)
原型師:ちょろすけ(a-brand)

個人的に魔法少女アイはプレイした事がなかったので、イメージとしては曖昧なものでした。「鬼畜・陵辱系の元祖エロゲーだよね」くらいの認識でした。むしろ私が好きなバンド、Dir en greyがMVにこの「魔法少女アイ」のOVAのシーンを使用している方が印象深いですねw
原作はシリーズもので、OVAも制作される人気シリーズでありながら、最終作「魔法少女アイ参」が世紀の大問題ソフトとして君臨している「ご覧の有り様だよ!」が有名エピソードですね。原作は陵辱だらけのエロゲーですが、このフィギュアは服も破れておらず、ボテ腹でもない「健全」なフィギュアとして仕上げられていますw






販売元のa-brandはボークス内のシリーズ名で、主にガレージキットを製作していました。原型師のちょろすけ氏は、この魔法少女アイ以外にも戦国ランスや新世紀エヴァンゲリオンなど、幅広いジャンルの美少女キャラクターを製作されています。

コールドキャスト完成品なので、現在の主流のPVCと比べると非常に繊細。その分毛先やあらゆる部分がシャープでエッジが効いており、PVCにはない魅力もあります。その分価格も高く、当時としても高価な値段帯になりますね。

ポージングと顔の向き、視線が決まっているので角度は制限されますが(イラスト自体もかなり角度を選ぶし)、見返りポーズのフィギュアは好きです。何か凛とした格好良さを感じるんですよね〜


この辺りのコントラスト含め、割とパキッとした印象を受けます。

ま、その分見栄えも抜群にいいです。躍動感が生まれる大きなポイントの一つとなっています。

ブルーの部分は艶あり、さらに若干パールがかっており綺麗な発色が特徴です。こういうピッチリしたスーツに艶あり塗装ってどうしても性的デザインに見えてしまう。。。笑





スカートはかなり短く、覗かなくても普通に見えます。が、レオタードみたいなものなのでエロさはほとんどありません。笑

魔法少女らしいファンシーなデザインでありつつも、刃のデザインがなかなかに秀逸ですね。この刃の部分も接着の必要があります。


すると意外にも服がゴリゴリに破れている(全裸など)はなく、ほとんどが部分破れでしたね。まぁ触手に次ぐ触手のオンパレードなので、一部マニアックな描写シーンに合わせての破れ具合なんでしょう。笑



個人的にPVCフィギュアの様なプラスチックベースなどではなく、透明なシンプルなアクリル板は高級感があって好きですね。

そう考えるとエスカレイヤーは何度も立体化されていて恵まれているんだなぁ。。。

エロゲーなのにレオタード、しかもスレンダーでそこまでエロく無い、至極健全なアングルです(違う
お尻のタブつきもちゃんと再現されており、しっかり見るべきポイントは抑えてあるいいお尻ですね!












伝説の陵辱エロゲーのフィギュアなので、そこまで声を大にしてオススメできないのが辛い所。造形としては一昔前のクオリティを感じる部分があるものの、コールドキャストならではの繊細でシャープな造形、ポージングの再現度、塗装の美麗な彩色度合いがポイントでしょうか。
出荷数はあまりわかりませんが、ネームバリューはありつつも現在は珍しいフィギュアだと思われます。原作ファンの方、触手と絡ませたい方、鬼畜の極みまで追い越したい方にオススメのフィギュアとなっております。OVAの評判が良いみたいですが怖くて見れない。。。笑
amazonで購入する(原画集)
0