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WAGA魔々かぷりちお メリッサ・セラフィ

グッドスマイルカンパニーより「WAGA魔々かぷりちお メリッサ・セラフィ」のレビュー。

発売日:2006年8月(再販)
価格:5,762円(税込)
スケール:1/8(約18cm)
原型制作:村木アキヒデ

外箱表。この年代ではベーシックなタイプのデザイン。

ユニゾンシフトの人気ソフト『WAGA魔々かぷりちお』のお姫様「メリッサ・セラフィ」。2006年7月に発売されご好評いただいた「メリッサ」が、皆様の熱いご要望にお応えし遂に再生産!「メリッサ」本人は華奢でツルペタだけど、そのかぼちゃスカートのボリュームとインパクトに度肝を抜かれた人は少なくないハズ。ねんどろいども制作中と、まだまだ話題の「メリッサ」をこの機会に是非お手元に。(公式より引用)

箱裏。既にキャストオフの画像が載っている辺りがエロゲですな。笑

このレビューを見ているそこのアナタ、ええ、間違っていません今は2024年です。。。そんな2024年にレビューする、2006年の傑作フィギュア。まだ20年経っていないから大丈夫だよね?
最近、この時期くらいのいわゆる「黎明期フィギュア」に興味がありまして。やはり自分がフィギュアに興味を持ち始めた頃に、こぞってレビューサイトで絶賛されていたものなのでね、手にしておくのも悪くないかと。

スケールは1/8と小さめですが、流石に5,000円クラスは安く感じますねぇ。しかもこの年代にしては、1/8で5,000円は高級クラスだったような・・・あの伝説のマックスハルヒで4,000円くらいだったし。今では約20,000円なので、クオリティの上昇はあれど当時が如何にすごい時代だったのか分かりますね。

























お顔。2000年代らしい、お目目大きめの可愛らしい感じ!
当時にしてもクオリティが素晴らしく、エロゲ原作でありながら再販がかかる程の人気フィギュアだったのも頷けます。流石に今見ると古めの造形ですが、それを差し引いてもトータルの満足感が勝ちますね。




目線は左ですが、顔の角度から正面に見えるよう調整されています。
愛プリントの精度は当時にしては高く、瞳が大きいので粗が出やすい箇所ですが全く問題ナッシング。
白目が全くと言っていいほど無いのも、2000年代美少女キャラあるあるですね。

この前髪の造形・・・エドワード・エルリックか!?(違)
この生え際が若干上がった前髪のシルエットも懐かしいというか、今ではあまり見ないですよね?当時は色々なキャラクター(男女問わず)がこの前髪のカタチをしていましたが、流石に2024年には中々存在しないです。




魔族なので、耳はピッコロさん並みにとんがっています。
髪の毛はクルンクルンですが、細かいパーツもシャープに仕上がっていますね!実は左の髪の毛の一部分が折れちゃっているんですけどね・・・まぁ古いフィギュアなので仕方ないか。

頭頂部には小さい王冠が乗っています。
後頭部は前髪と比べるとかなり丸っこい造形になっていますが、この造形のコントラストも何か良いですよね。

後ろ髪は意外とまとまっており、キュルンってなっていますね。程よくグラデーションもかかっており、下半身のカボチャに当たらない絶妙な長さに仕上がっています。

これ位の角度がベストかな?
八重歯とか、口の形とか懐かしすぎて涙・・・!ちなみにですが、横から見たら二次元マジックで造形が平らなのもご愛嬌。

露出度高めー!な上半身。ツルペタなのはこのキャラ最大のステータス。
調べてみたらお母さんはかなりのナイスバディらしく、なぜ娘にDNAが受け継がれなかったのか謎ですが、こっちの方がキャラに合っているしいいか。




真ん中に配置されたドクロマークが大迫力。そこまで複雑な塗装箇所はないので、ハミ出しもほぼ無いですね。
鎖骨はあまり見えませんが、特筆すべきはくびれ。とにかくスレンダー好きな人はたまらんと思いますたい。




ツヤありロングのアームカバー。こちらもホコリが目立ちますが気にせず・・・
こういういかにもなアームカバーって何か、いいよね・・・現実では使い道もないし見た目的にかなり攻めてるけど。

腰の部分に小さい翼が生えています。背中じゃないんかい!
しかも色がワインレッドっていうのが新鮮ですよね。これで飛べるんか・・・?

下半身のカボチャ!なんて言ってもインパクト特大!!
このキャラクター最大の特徴ですよね間違いなく。むしろこれが無かったら買っていなかったかもしれない。
全体的な素材はプラで、パカっと真ん中から割れる仕組みになっています。

左側に大きめリボン。こちらはPVCです。
目の部分と口との部分は中が見える仕様になっているのですが、半スモークなので写真では伝わらないのが残念・・・カボチャ自体には塗装の上からシャドーが吹かれており、立体感マシマシです。

カボチャの下には枯れた葉っぱが。
こういう細かい部分の造形が地味に良かったりするからね。カラーは紫でツヤあります。

台座は半スモークのグレーで、スタンダードな円径タイプ。
全体的に魔法陣模様が入っており、まぁぶっちゃけ高級感は無いですね!笑
カボチャの後ろ部分に支柱をブッ刺して固定します。ただ、カボチャでバランスが取れるので台座は無くても自立します。

さ、とっととキャストオフしちゃいますか。
前述した通り、カボチャは前後にパカっと分割できます。フィギュア本体とは緩衝材も挟まっていないので、擦れないように注意しましょう。

あら〜〜〜
これはいけません、いけませんぞ!さっきまでは普通にインテリアとして飾れるフィギュアだったのに、これだと一気に通報案件じゃあないか!でも、レビューの為なんだ、許してくれ〜〜〜!

まぁデフォルトで分割出来る仕様なのが一番問題なんですけどね、グッスマさん。

何がとは言わないけど、布地が少ない気がしますねぇ・・・
それと、鼠蹊部っていうんですかね、そこのラインの造形がかなりフェチくて良き。あとは膝部分のシャドーの入り方が時代を感じて、なんかノスタルジック。

後ろもよく見たら際どい際どい・・・
スレンダーだからこその色気ってあると思うんですよね、まぁこのフィギュアには無いんですけど!
内股なのが女性らしさあり、また地味に足が長い〜〜〜のもロリって訳じゃあ無いんですね。

もうこれ隠している部分が少なすぎて。
エロゲですけど安易にスジ盛りしていないのは好感が持てますね。もしかしたらまだブームが来る前だったので造形されていなかっただけかもしれませんが。真ん中のリボンは別パーツでくっつけといて欲しかった感はありますね・・・

さっきまであまり見えなかった翼の部分ですが、これでしっかり見えますね。
生え際の部分とか、地味に好きやったりするんですよね、色々なフィギュアの。このメリッサはかなり特殊でデフォルトされていますけど、絵柄からしてまぁそんな感じだろうな〜と。

割れ目の上部が!!

最後は尻タブで〆。



















アイテーッ!


大きさ比較。1/8で飾りやすいサイズ感。今は1/7が主流ですけど、昔は1/8でしたよね。

以上でした〜。
結論、昔のフィギュアでも良いものは良い!デザインもまだまだ通用するし、何よりフィギュアのクオリティはヒケを取らないのが素晴らしかったです。やはり傑作フィギュアは色々なレビューサイトで絶賛されて然るべきだし、その判断は間違っていなかったんだろうなって。

例えばだけど、同じメーカーのキャラでチューア・チュラムもアルターの傑作フィギュアとして存在してたり。エロゲのフィギュアってだけで敬遠するのは勿体無い!あの頃、つまり2006年〜2009年くらいまでの傑作フィギュアをまだまだ手に入れたいですね。今でも全然、可愛らしくてオススメのフィギュアでした。ただしカボチャは割るなよ!


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テーマの著者 Anders Norén

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