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アズールレーン ボルチモア

アルターより「アズールレーン ボルチモア」のレビュー。

発売日:2023年1月
価格:34,980円(税込)
スケール:1/7(約26cm)
原型:【ボルチモア】田中冬志、【艤装】ウサギ
彩色:渡邊恭大


外箱表。相変わらずアルターの高額フィギュアはサイズが半端ねぇ・・・ブースに収まり切りませんわ!

『アズールレーン』より、連邦国家「ユニオン」に所属する重巡洋艦“ボルチモア”が登場!
爽やかな微笑みを浮かべた、凛々しさあふれる“みんなの頼れるお姉さん”の姿を立体化しました。
特徴的な衣装から覗く腹部のラインや、体にフィットした布のシワなど丁寧に再現。
硬質なメカパーツとのコントラストが魅力的な仕上がりです。
風になびくように広がる髪や衣装が臨場感を演出。
ボリューム満点の艤装も緻密に造形され、彼女のポージングに沿って放射状に広がるシルエットが目を惹きます。
メタリック塗装や絶妙なシャドーの彩色も相まって重厚感たっぷりの出来栄えです。
艤装は本体から取り外し可能です。(公式より引用)



箱裏。ボルチモアのステータスやセリフが記載されています。
公式紹介では「数々の戦場で活躍したカンレキを持つ、ボルチモア級重巡のネームシップ。いつも颯爽と登場しトラブルを解決、そして風のようにクールに去る、みんなの頼れるお姉さん。」 

それはそうとこのボルチモア、定価がなんと驚きの34,980円(税込)!ワァオ!!
1/7スケールもついにここまで来ましたか・・・という感じ。勿論アルターだからとか、他のメーカーも値上がりしているからとか、重々承知の上なんですが!
正直この価格でポンポンフィギュアが買えるのは、よほど余裕がある方だけでしょうね・・・少なくとも私は無理ですハイ。

ちなみに艦装をオミットした軽装ver.も販売されており、そちらは20,680円(税込)です。艦装(と交換用パーツ数点)に約14,000円かかっているって事ですね。貴方はどちらを選びますか?


取扱説明書が付属。
細かいパーツが多いのはもちろんの事、なんと言っても高級品!なので、取扱にはくれぐれも注意しましょう・・・

かなり大きめの台座が付属。
ただしフル装備したボルチモアを置くとアラ不思議、この大きさでもちょっとはみ出るくらいの場所取りフィギュアとなります。笑

台座にはロゴや照準マークなど、それっぽいマーキングが多数。薄いシミみたいなものがいくつか見受けられたんですが・・・これが初期不良ってやつですかい?

まずは箱から取り出した状態(軽装ver.)から見ていきたいと思います!
今回のレビューは写真の枚数が異常ですが、まぁその辺りは気にしないで下さい。笑






















お顔。うーん、可愛い、かつ凛々しくて格好良い!

恥ずかしながら私、アズレンをやった事ないんですよね・・・でもコンテンツの人気や魅力的なキャラクターが多い事は知っています。このボルチモアもフィギュアになる位だし、人気なんだろうな〜程度の知識ですが、付け焼き刃的に調べてはいますので!

ショートカット最高!ショートカット最高!
明るめのブラウンヘアーは、クリアパーツの上から塗装されており透明感のある仕上がり。

アイプリントの精度もヒジョーに高くて良し!目尻の部分はキリッと跳ね上がり、透け感があるヴァイオレットカラーになっています。
まつ毛はそれほど長くなく、性格通りのスポーティーな印象を受けますね。

髪の毛の流れから、反対側から見ると目の周りがほぼ隠れてしまいます。
とはいえどの角度から見ても造形的な破綻は無く、安心して鑑賞できますね。
(頬周りのライトグリーンは衣服のカラーが反射しているだけです)

陰影は強くありませんが、逆にエアリーな雰囲気があって良い感じ。
部分部分で跳ね上がった髪の毛は、硬質で細いので折らない様に注意が必要かも。





束感強めのショートヘアー。
長髪ももちろん好きですが、たまに来るショートヘアーのキャラって、何でこうグッと来るものがあるんだ・・・
個人的に黒髪ではなく、小慣れた茶髪っていうのもポイント高いです。

アホ毛の主張が激しい!
いつの時代もアホ毛というのは無くならないものですなぁ〜

少し下から。この角度も良いねぇ・・・
目線は違いますが、余裕のある表情がよく見えてGood。耳には何も着けておらず、飾らない印象を感じさせます。

真横から。
鼻の主張はあまりなく、目の部分が少し窪んでいる典型的な美少女顔ですね。
後頭部のボリュームが多く、多段構造になっている後ろ髪部分も見逃せないポイント!

右側の前髪のみ編み込みになっており、さりげないオシャレポイント。
どうやって結んでいるのかは・・・秘密です。笑

首周りはフードに隠れており、ほとんど見えません。黒のハイネックですね。
換装パーツは付属しますが、頭部は外れない仕様。ちょっと珍しいですよね?

程よく角の立ったフードの裏地は、ツヤ感のあるライムグリーン。
腕のラインロゴと同じカラーリングで、こちらもスポーツウェアっぽい雰囲気を感じさせます。

目の前にある双丘に目が入ってしまいますが、ステイステイステイ・・・
まずは鎖骨周りのアクセサリーを見ていきましょう。

ゴツっとしたモチーフに、細かい技術が光りますね!
シンメトリーなデザインも特徴的で、錨の先が少し浮いているのも良き良き。




各部位アップで。
この68という数字、多分艦の識別番号的なものですかね・・・?

すこーしだけ、中心のパーツがずれている様な・・・?
実物で見ると全く気にならないので、良いと思えば良いのですがアルターにしては珍しいですね。

DEKAI OPPAI(迫真)
中心にある逆三角マークや、その周りのシワなど見所しかない!特にシワはかなりのコダワリがあると見られ、左右の球を辛うじて繋ぎ止めているかの様ですな。




どの角度から見てもDEKAI。
アズレン公式ではバストサイズとか設定されていないんですっけ?この大きさなら90は余裕でありそうですね。
インナーは暗めのブラウンですが、曲面が反射して白っぽくなっちゃっています。

下乳ィィィィィィ!!
がっちり別パーツだとは思いますが、重量感のある造形が良い。特に谷間に落ちた影と隙間。これがあるから巨乳ってやつはよ!やめられねぇなぁ!

胸の下部にはどうやって止まっているのか不明なアクセサリーがあり、そこからおへそにかけては無防備となっています。
こんなに肌色面積が多いクセに強いなんてどういうこと・・・おへそは縦ベソですね。





お腹周りぼちぼち。腹筋バキバキとまでは行かずとも、しっかり隆起を感じられる筋肉質な造形となっています。この辺りはカナーリフェチズムを感じられる場所ではないかな〜と!

左右にはうっすらですが、縦ラインはガッツリ入っていますね。バキバキ過ぎるとちょっと引いちゃうかもなので、これ位の引き締まった肉体BODYが一番ちょうど良いかと思いまする。




白の部分はパール塗装。塗装の質が素晴らしいのは勿論、全体的に高級感のある発色をしているのが良いねぇ〜
しかしその塗装部分を凌駕するかの如く、肌色面積が多い訳ですけど・・・

CA-68 USS!

アームラインにはご自分の名前がしっかり入っています。
この部分はプリントだと思いますが、Mの部分?が少しハゲていたのは残念。

マジシャンが使う様な白の手袋をしています。
お腹周りはあんなに肌色成分が高かったのに、腕周りはご覧の通り、全く露出がありません。

袖の金具が重そう!
ストラップ部分は可動しそうですが、実際は固定です。

細かいパーツまで一つ一つ丁寧に造形・塗装されています。
初めはやっぱり「たっけーなぁ」と思っていましたが、こういう丁寧な仕事ぶりを感じられる部分があると、不思議と許せちゃう気持ちになりますね。

・・・いや、やっぱりたけぇ!笑

左腕は勢いよく振り翳したポージング。
こちらのデザインは右腕と共通です。

袖口に行くにつれて膨らんでいるデザインが特徴的。
ネイビーの部分は艶消しで落ち着いたカラーリング、ロゴラインはツヤありで派手目のカラーリングの対比がオモシロ・・・オモシロ・・・

袖の中、つまり手袋より上の部分もちゃんと作り込まれています。
と言ってもほとんど影になっていて見えないんですけどね・・・

裾部分にもボルチモア。
なんか見れば見るほど、自己主張が激しい服装だな〜って思えてきました。笑
でもこれくらい自信満々なのがボルチモアなんだろうなぁ。

強く風が吹いている・・・
後ろから見ると大きく広がったコートがシルエットになっており、結構なボリュームです。

お腹周り全体で。改めて、露出度たけー!w
あとウェストがかなりほっそりしているのが分かります。近くで見たときはあまり思いませんでしたが。




腰骨あたりに布は無く、完全にハイレグだコレ?!
どうやってくっ付いているのかわからない装甲部をはじめ、レオタードみたいなデザインの衣装は、健全な子には刺激が強過ぎるッピ!

ふんどし・・・ではありません。ただの前掛けです。
右下にロゴらしきものが印刷されています。このチャックみたいなものは下ろせるのか・・・?果たしてそれに意味はあるのか・・・?




太もも〜足回りにかけて。ツヤありのニーソックスが美しい・・・ベルトに引っ張られている表現が何ともいかんし難いいやらしさ!
少し透け感のある塗装にもなっており、出っぱっている部分やふくらはぎ周りは肌色が透けて見える様な感じに仕上がっています。レベル高・・・

マントの裏地は明るめのライムグリーンで、ロゴラインと同じ様な色味ですね。




この辺のシワが、実にたまんないのよ!分かる方いませんか?
結構足回りはほっそりしているので、ずり落ちてしまうニーソックスをこの装甲部分で引っ張り上げているんですね、分かります。
写真を見て思いましたが、紐を通してある穴部分とか、コレまた芸が細かいですね・・・




横から。
膝周りの窪みや少し緩んだニーソックスの袖口部分など、この角度からでもフェチい箇所は沢山ですね!

ゴツゴツしたデザインですが、他のアズレンキャラと比べると動きやすそうな靴?ですね。
普通にプロペラとか付いているキャラいますしね・・・まずどうやって素立ちするの?!みたいな。笑

高級感のあるヒール周りのカラーリング。
足の角度からして、踵部分にちゃんとシワが出来ているのがGood!










台座とは金属棒2本でしっかり接続されているので、転倒や傾きの心配は無いでしょう。
コレ系の台座でいつも心配するのはそこではなく、フィギュアを台座から取り外した時に台座が割れないかですね!
台座自体は薄いプラスチックですから、そっちが割れないか・・・

ずっと飾っておくなら話は別ですが、なかなかそういうコレクターは少ないでしょうし。フィギュアを台座から取り外す際は、十分に注意してから行う様にしましょうね!

DX版ではコートの換装が必要になってくる為、パーツが外れる様になっています。通常版は外れない仕様になっているとかなんとか聞いたのですが、実際はどうなんでしょうね?

せっかくなので外した状態で、ひとまず撮影してみました。
軽装版の更に軽装版・・・めっちゃ動きやすそうになりました。笑
心なしか露出度も上がった様に見える・・・実際はあまり変わっていないけども?
















コートが無くなったので、より肌の露出が上がり、寒さが増したお腹周り。
シンプルになればなるほど、造形の良さが際立つってもんでぃ!(違う)




うむ、何度見ても良い腹筋だ!
横ベソってあまり人類ではいないみたい?横ベソの方はラッキーですね。

後ろから見ると、フードの接合部が完全に隠れていないのが分かります。
普通の角度からは分かりませんが、見上げるとちょっと不恰好になってしまうので注意が必要かも?まぁこの状態で飾る方はいないと思いますけどね。










こんなのもう裸じゃん・・・笑
コート部分を取っ払ったら、何だかすごい格好になってしまいましたわ〜!

太もも周りは勿論、後ろから見た時にお尻がかなり見えてしまっているではあ〜りませんか?
こんな格好していたのねボルチモアさん。こりゃあ人気も出る訳ですね。




ピタッとお尻に張り付いている布地がエロいのなんのって・・・
全部は見えずとも、逆にそれが想像力を掻き立てられる造形となっています。丸っと引き締まったお尻、お客さん、こんなお尻してちゃあ駄目だよ!

まぁ、中はしっかり覗かせてもらいますけどね(ゲス顔)。
下着というよりは、水着に近いタイプのアンダーウェアでした!いや、形はまずいいとして、この張り付き具合・・・完璧すぎだろ!
そしてお尻と太ももの筋力によって出来た段差・・・見逃しがちですが、この部分の造形は特に素晴らしい。




真ん中に入った、力強い一本の「道(ROAD)」・・・迷わず行けよ、行けば分かるさ。
少し盛り上がっている周りの肉付きも見逃せないポイント、そして何より光沢があるのがニクい演出・・・アズレンが人気になるのも頷けますね。

後ろから見上げた時の破壊力も凄まじい!
太ももよりも小さいお尻ですが、形が綺麗ですよね何より。丸っとしていて。










あまりの素晴らしさに、いつもより多めに撮影してしまったでござる。

勿論購入者にしか見られないこの景色、ぜひ実物を感じてもらいたい所存!発売されたばかりの現在では完売している所が多いですが、アルターは何気に再販してくれる可能性が高いメーカーなので、このボルチモアもきっと再販しれくれると思います。
ただしお値段は上がっていると思いますけどね!

ここからは,DX版のみ付属するパーツ達をご紹介!通常版には付属しないのでご注意。

まずは、艦装用補助パーツ×2、腕パーツ、コートパーツ。
腕パーツとコートパーツは、艦装を装着した際のポージングに使用出来る仕様になっています。

艦装パーツ。ボリュームがやべぇ!
かなり大きいのは勿論なのですが、この大きさにも関わらずプラ製でとってもシャープ。そして何より軽いのが大きな特徴です。


では早速取り付けて行きます!
まず、上半身のパーツを取り外し、コートパーツを外します。まだこの時点では取り付けないのでご注意。

右腕パーツは肩からごっそり外れるので、こちらも差し替え。

お尻に付いているパーツを取り外します。最初「え、ここ外れるの?!」って思いました。笑

外したダボ穴に、艦装パーツを取り付けて行きます。一点だけで支えていますが、軽いので十分な保持力かと。

ここで交換用のコートパーツを取り付けます。
先にコートパーツを取り付けると、艦装が邪魔してしまい最悪、破損してしまう恐れがあるのでくれぐれも注意しましょう!

艦装パーツにあらかじめ付いている、右の拳パーツを取り付けます。
これは難易度が高かったですね・・・かなりタイトな作りでギチギチ言いつつはめ込みました。何度も付け替えするのはやめた方がいいです!

反対側の艦装パーツも取り付けます。こちらは背中側のジョイントに取り付けるのみ。




補助パーツはこの位置に取り付けます。
今回は撮影の為に使用しませんでしたが、長時間に渡って撮影・また飾る場合は必須でしょう。どうしても目立ってしまうのが残念ですが、フィギュアのダメージにならない様にしてあげるのも持ち主の務め!

コレにて完成で候!!

ヤバいっすね・・・早くも2023年No.1フィギュアの可能性が大いに出てきましたね。
サンプル写真の時点で分かっていた事ですが、完成度の高さが異次元レベル。お値段の事を考えても、その杞憂が吹っ飛ぶ位にこの完成度は素晴らしい!























砲台部分は可動します!
あまり表情は変わりませんが、こういうギミックは地味に嬉しいですよね。笑

塗装が滑らかですねぇ・・・
ちなみに各換装パーツですが、保持力も良い感じ、ダボもユルすぎずキツすぎず、かなりちょうど良い具合です。

68!


この辺はかなり細かいパーツが多いのですが、カチッとした作り。
この辺はプラモデルに近い感覚というか、かなり高度なモデリングに仕上がっているのが分かります。自分で作るなんて絶対に出来ねぇ・・・パーツ一つ一つの精度も恐ろしいです。

この先っぽの尖具合!先端恐怖症の方は絶対に見ないで下さい。笑
チェーンは本物で、プラプラしています。

裏側の部分も勿論手抜き一切無し。
メカメカしい部分を覗くことができ、表面の無骨さとはまた違った魅力を感じる事が出来ます。

その他、各部位アップで。

























艦装パーツが付いたことにより、腰回りにもボリュームが出ました!
正面から見ると、ちょっと進撃の巨人の立体機動装置みたいな雰囲気。




この艦装パーツが付くことによって、お値段が随分と変わりますがそれも納得のクオリティ・ボリューム。

実を言うと私、フィギュア以外の戦艦っぽいパーツはいらない派なんですよね。
コレより以前にリリースされた同社のプリンツオイゲンも、素晴らしいクオリティなのは知っているのですがそれが邪魔して購入しませんでした。

ただ、このボルチモアはそう言う「戦艦っぽい部分」をあまり感じないというか。勿論両腕にある艦装や、随所に見られる装備は戦艦モチーフなのですが、メカメカしさのが個人的に勝っていたんですよね。それで購入しました。ニュアンスなので分かって貰いにくいですが・・・
今後に購入予定のバッチは、軽装版にしている位なので。笑

では長くなりましたが、最後は適当に何枚か〜〜!


































あまりの迫力に大きさ比較用の写真を撮り忘れてしまいました。笑

以上でした!いや〜〜長かった(自分で言っていくスタイル)ですね!ここまで読んで頂いた皆様、ありがとうございました。感謝感謝!
それくらい、このボルチモアのフィギュアが素晴らしかったって事ですね。
元絵に似ているか微妙な判断もあるかと思いますが、私はフィギュアになった事でより肉質的になったり、プラスになっている部分が多いのであまり気になりませんでした。
悪い点を挙げるとするならば、多少パーツが交換しにくい部分とかありますが、本当にそれくらいではないでしょうか?

昨今のフィギュアの価格高騰を知っている身からすると、値引きが渋かったり定価が高かったりするのはもう諦めるしかないかもしれません。
世の中の景気が上がらない中、コレまで買えていたフィギュアが段々と買えなくなってきているのも事実。元々はそこまで意識はなかったですが、本格的にフィギュア収集はリッチな趣味として確立してきましたね。

そんな中で、より選別して「好きな」「良いフィギュア」を購入する事が求められている時代に、このアルターのボルチモアは是非ともオススメです。ただしこれを購入してしまうと、並大抵のクオリティで満足出来なくなってしまう可能性もあるので注意ですね。笑



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テーマの著者 Anders Norén

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