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百鬼丸 featuring Sayoko Kamitsure

グッドスマイルカンパニーより「百鬼丸 featuring Sayoko Kamitsure」のレビュー。


発売日:2021年6月
価格:14,000円(税込)
スケール:1/7(約27cm)
原型師:カミツレ小夜子
彩色:乳牛(GSAS)


箱表。

大人気テレビアニメ『どろろ』より「百鬼丸」が、原型師・カミツレ小夜子氏の独自解釈による造形でスケールフィギュア化!アニメのデザインを踏襲しながらも、カミツレ小夜子氏が戦い終わったところをイメージし、アレンジを加えた百鬼丸は、繊細かつ強さも持ち合わせた造形となりました。派手さはないものの、作品の世界観が感じ取れる存在感は、実際に手にとって感じていただきたいと思います。(公式より引用)


箱裏。

原型師のカミツレ小夜子氏は、当サイトで一番初めにレビューした「宝石の国 アンタークチサイト」の原型を担当されました。その繊細な造形と表情に定評があり、私はすっかりファンに。笑

この百鬼丸も氏のTwitterで発表された時から心待ちにしておりました。レビューするのが遅くなってしまいましたが、とても楽しみです!


台座はこんな感じで、鉄芯に本体をぶっ挿す仕様になっています。リアルな塗装で重厚感がありますが、プラスティックです。笑























左肘部分がボールジョイントになっており、ある程度上下に角度を変えられます。これにより、百鬼丸の表情をしっかりと拝む事が出来ます。
氏の遊び心か、これは嬉しいポイントですね〜

次からは、腕をある程度下げた状態での写真になります。


フェイスアップ。浅田弘幸版どろろのキャラデザを踏襲した、クールな表情が決まっていますね!
サンプルからの劣化もほとんど無いように思います。素直に格好いい。

能面っぽい顔のパーツは、元々がそういうデザインなので問題なし。色白ですが要所要所で赤ベースのシャドーが入っているのがいいですね。
アイプリントの精度も高めで、総合的にレベルが高いかと思われます。


目線は正面ですが、どの角度から見ても破綻なく仕上がっているかと。長く多めの前髪に隠れがちですが。右目も変わらず造形されています。
全身人形では無いはずですが、表情が表情なだけに機械人形の様に見えてしまうのは私だけでは無いはず・・・


顎のシャープさが素晴らしい。ここまでシャープなフェイスラインは久しぶりに見ました。
あと口をギュッと紡いでいるのが結構印象的ですね。手塚作品の絵柄的にこの表現は限りなく「無し」だと思いますが、浅田版だとキャラデザ的に「普通にありそう」だから困る。


黒髪なので派手さは無いです。ただその分シャープさが際立っており、特に前髪部分のはねっ気や束感がソツなく造形されています。
ここがモサッとしていると一気に造形レベルが下がりますからねぇ・・・



横顔も非常にイケメンに仕上がっています。鼻が高ーい・・・私もこんな風になりたかった。泣
顔まわりはシンプルな塗装箇所が多いですが、塗りムラやはみ出しなどが無いので安心して見る事が出来ます。


一つ残念だったのは、うなじ部分のプリントが結構適当だった事ですね・・・まぁこれは量産品の限界かもしれませんが。
筆塗りみたく徐々に掠れていくような塗装は難しいでしょうね・・・ベタっとした生え際になってしまっているのが悲しい!


束ねられた後ろ髪は非常にシャープかつ繊細な造形で満足感高め。
先端がしっかり尖っていることの大事さを改めて感じますね。その分落とした時が怖いので、管理には気を使うんですけれど。笑


この細い首から鎖骨にかけてのラインが・・・うーんセクシーかつエロい!
ある意味このフィギュアの最大のセールスポイントがここなんじゃないかと思う位、気合が入っている様に感じます。個人的にはすごく気に入りました、この部分。


腕の角度を元に戻してみました。こうすると本来のポージングというか、包帯を噛んでいるポージングとなります。
正面からではお顔は下半分が隠れてしまいますが、飾る際はこちらの方がカチッと決まっていて良いですね。


先述しましたが、鎖骨のラインも非常にセクシーですね!羽織っているものが一枚だけなので、直に地肌成分を沢山見られるという贅沢・・・これがフィギュアの醍醐味ですなぁ。

大きくはだけた胸元。胸板などは薄く、うっすらと肋が透けています。このペラいデザインが良い・・・
ちょっとボロボロになった羽織も、劇中の雰囲気と相まっていい感じです。汚れっぽいものは無いのであくまで綺麗な範囲ですけどね。


腰に携えた刀は取り外し出来無いのでご注意を。
腰紐にしっかりと墨入れが入っているのが良いですね。ボロボロ感が程よく再現されており雰囲気出ています。


見えにくい箇所ですが、ちゃんと包帯を咥えています。引っ張られている包帯の表現が良い・・・
こういうのは大体量産化の際に上手く位置が決まら無い事が多いのですが、この百鬼丸は完璧ですね。口の位置といい、包帯の位置といい。


義手の肘部分にある仕込み刀は別パーツ。折れやすいので取り扱い注意です。
今回の見所ポイントは沢山あって、公式でもカミツカレ氏が詳しく語られています。拝見したあたり、やはり義手義足には力を注がれた様ですね・・・確かに塗装含めクオリティーがゴイスー。


この刀身根本部分!の錆塗装!素晴らしく無いですか?かなり小さいサイズ感ですが、ちゃんと再現されていて仰天ですよ。
この部分でも全然凶器として使えるあたり、全身凶器と謳われる百鬼丸の気迫が感じられますね。


リアリティありありの義手部分。特に関節部分は複数パーツ構成により、今にも動き出しそうな雰囲気がプンプンしています。実際この左腕はボールジョイントで動くんですけどね。


包帯もそうですが、とにかく塗装が凝っているので見ていて楽しい!繊細な造形ながらも無機質さを感じる表現力。
綺麗な生の身体部分と義手義足の汚れ部分の対比。見所は尽きませんね・・・


掌部分。


右手もしっかり仕込み刀。こちらも別パーツなので失くさない様に注意が必要です。

しかし仕込み刀って浪漫溢れますよね・・・ガンダムにおけるジ・オもそうですが、隠された奥の手というか、必殺の手段として使われる事が多いギミック。そういう窮地に追い込まれた際の逆転パーツ的なものなので燃えるんですかね。


一本の刀身部が貫通しているので、肘が曲げづらそう・・・笑
右腕は可動しませんので悪しからず。


鍔の部分もちゃんと造形されており、錆びたような色合いが素敵。


必要最低限の身なりでシンプルなのに、何ですかねこの造形美は。はだけた胸部からはセクシーさを全く感じず、むしろ無機質さを極めたような雰囲気がビンビン伝わってきますヨ。


風に靡いた腰紐は、汚し塗装がされており使用感を演出。


うなじからの首のラインがセクシーと評しましたが、背骨もちゃんと浮き出ているのがポイント。
影の落ち方も非常に良く、日向ではなく日陰が似合うフィギュアだと思います。


背中。衣服のシワの入り方も必要最低限と言った感じ。
模様の印刷がうっすら掠れ気味になっているのは仕様ですかね。


下半身部分は特にボロボロです。敢えて大きめの衣切れ表現にしているのか、ブロック単位でのパーツが目立ちます。
あまり動くと下着が見えちゃう・・・


ボロボロ具合はなかなかのものですが、一つ一つのパーツはしっかりしているので折れる心配は無さそう。


お尻など。


右足が生足、左足が義足。足のアンバランスさとコントラストが印象的。
これで体重を支えられるのか?!と思うような足首の細さですが、意外にも踵部分がゴツいので大丈夫なのかな。


相変わらず色白の右足。爪先までの造形の流れが素敵。
特にここまで指先の造形に拘ったフィギュアは久しぶりに見ましたね。力強く大地を踏みつけている百鬼丸の意志の強さを感じます。


一方の左足の義足部分はアンニュイ加減を極めた造形。あくまでソフトタッチなのか?とまで感じさせる地面との接触具合を感じますね。
指先部分までちゃんと動かせるのかがヒジョーに気になる部分ではありますが、ここまで細かい指先までの造形だといけるかもしれませんね・・・末恐ろしい時代です。


膝裏部分までしっかり造形。


おおっとここで必殺のセクシーカァーット!!

予想通りの褌でした。しかし予想外だったのは、意外と太もも周りがむっちりしていた事。笑
左足の義足部分は、太ももの付け根部分から接続されており、こんな構造になっていたんだぁ〜と感心させられますね。


台座の裏面は見ちゃいけない・・・こんな感じに超プラスティッキー。笑
手塚プロなどのスポンサーロゴはここに入っています。




















やっぱり手塚漫画のイメージが強いのと、時代背景も相まって白黒が似合う。























背中で語る。正面で見た時とはまた違った印象を受けますね。





コントラスト強めで。


影があり・・・


大きさ比較。


以上、我が家の初手塚作品フィギュアでした。いやー、大満足!
アニメの効果もあってか百鬼丸のフィギュアはいくつか発売されましたが、どれもクオリティーが高そうですね。しかも軒並みプレミア化している辺り、手塚作品の強さを感じます。

フィギュアの出来はサンプルからの劣化も感じさせ無い、非常に丁寧な造形と塗装具合でした。特に見る角度によって変わる表情が印象的で、百鬼丸の力強く生き延びる意思を感じさせる佇まいに惚れましたね。。。

百鬼丸好きには文句無しにオススメですが、イケメン好きや出来の良いフィギュア好きさんにもオススメ。
一家に一体百鬼丸、いかがでしょう?



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テーマの著者 Anders Norén

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