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ドラゴンボールGT 組立式ハイクオリティDXフィギュア 超サイヤ人4ゴジータ

バンプレストより「ドラゴンボールGT 組立式ハイクオリティDXフィギュア 超サイヤ人4ゴジータ」のレビュー。

発売日:2008年8月
価格:プライズ
スケール:NON(約23cm)

久しぶりの懐かしフィギュアレビュー。
ドラゴンボールのフィギュア自体、レビューするのは久しぶりな気がしますねぇ。

さてこのフィギュアは中古で購入したのですが、これが発売された当時はDBフィギュア黎明期。この後の2009年頃から造形天下一やMSP等の大人気シリーズが展開されていく事になるのですが、それはまた別のお話。。。

当時、DBフィギュアの中でもGTのフィギュアがリリースされるのはかなり珍しい部類であり、希少価値も高めでした。特に超サイヤ人4は作中屈指の人気形態にも関わらず、決定版と言えるようなフィギュアは皆無でした。
そんな中、このフィギュアがプライズで登場しDBフィギュア界隈は地味に盛り上がりましたね〜!

まだそこまで注目されてはいませんでしたが、マニアの合間では高値で取引されていた記憶があります。
今みたいにプライズが大量生産されておらず、あまり数も出回っていなかった時代。何年か経って欲しいと思った時には軒並みプレ値がついていた思い出があります。

2024年現在は、過去にレビューした悟空FESや、一番くじなどで容易に手に入る様になった事もあり、このフィギュアの相場もかなり落ち着きました。それでもクオリティの高さ・希少性の高さから一定の価格で落ち着いていますけどね。今回たまたま近所のリサイクルショップで安価で手に入り、ラッキーでした。






















お顔。目の肥えた2024年現在では「あれ、言うほどか・・・?」と思ってしまうのですが、これでも当時はめちゃくちゃハイクオリティだったんですよ!

まぁ単純にイケメンで格好良いのですが、今見るとドラゴンボールの目元では無いですね。あと決定的に違うのは、超サイヤ人4って目の縁取りが太めのワインレッドなのですが、このフィギュアにはそれがありません。あの縁取りが特徴的なのに、普通に超サイヤ人みたいになっちゃっています。

あと鼻の先端が削れてホンモノのお猿さんみたいになっていますが、これは中古故の塗装剥がれですね・・・
トータルバランスを考えると、髪の毛に対して顔がかなり小さいのもポイント。

目線に合わせた時の格好良さはピカイチ!痺れるねぇ・・・この鋭い目つき。
見下し目線のフィギュアって結構珍しいですよね。超サイヤ人4の性格がよく出ているというか、まさに最強の威厳って雰囲気が漂います。

眉毛がやたら細かったり、よく見たら目の下や眉間の皺が1本線だったりとアラは多いのですが、それを気にさせない程の格好良さを持ち合わせていると思います。これが15年以上前のフィギュアというのは未だに驚きますね。

肌の色は黒目で、ちょっとイメージとは違うかな。釈明するなら、この年代のDBフィギュアってこんな肌の色のフィギュアが結構ありました(特にキーホルダー系)。HSCF(ハイスペックカラーリングフィギュア)とかFF(フリーザフォース?)とかその辺もですけど。

黒目の肌に濃いシャドーという、今考えるとクドいくらいの見た目が特徴でしたね。笑
ただシャドーなし、手間無しアッサリしすぎの昨今のプライズと比べると、この時のフィギュアは手間がかかっていたんだな〜と。。。コストのかかり方が全然違うのが見て分かりますからね。







髪の毛まわり。ボリューム多めの朱色の髪色が実に鮮やかで良い!
造形に関しては、太めの髪束の再現度は良し、ただし柔らかそうなフォルムはちょっと違う感じがしますね。スジボリもほぼありませんし、雰囲気は悪く無いのですがにているかと言われるとNOです。

肌は全て塗り肌。この辺の力が入っていますねー、当時は厚ぼったいとか言われていたのですが・・・笑
腕組みしているので、胸筋は拝むことができません。服との境目が少し曖昧なので、服のもう少し厚みを持たせて欲しかったところ。




肩のモコモコはフュージョンキャラの証。クロワッサンとかよく言われますが、もう少しボリュームが欲しかったかな?これじゃあ安物の羽毛布団だよ!パーティングラインもちょっと目立ちますが、塗装のクオリティでカバー。
ちょっと光沢があるのも細かいポイント。

腕はモリモリ体毛が生えており、ちょっと細めかな。まぁ元々スマートな印象もあったので、そこまで気にはなりませんでしたが。リストバンドの色が体毛の色と同じなのが気になる。。。

後ろにスポンサーロゴがあります。
この辺は経年劣化でベタついてきそうなので、こまめにメンテナンスした方が良いかも。

見事なシックスパック!上半身と下半身がしっかり嵌っていないのか、おへその部分が浮いています。これは製品というより、私のミスですすみません。
腹筋部分にもちゃんと丁寧にシャドーが吹かれています。




ズボンまわり〜
めっちゃ足長い!と思ったら、股の部分が異様に長いですねこれ。格好良いからいいんだけどサ・・・
白色なので、シャドーがかなり目立っています。シワの入り方はあまりDBっぽくは無いですね。多めなのは良い事だけど。

腰布。そういえば作品によって、というか悟空によって帯の先をこんな風に出していたりしまっていたりしますね。
初期のドラゴンボールでは割と出していましたが、フリーザ編くらいからは全てしまう様になりました。ちなみに帯の先は出していた方が、風が吹いた時に分かりやすいのが特徴です。笑




台座はこの時代特有の、バカでか黒の円径台座。特に凝ったギミックもない、シンプルに場所を取るタイプでした。
しかもダボが折れやすいのも困ったポイントで、実際私も負荷をあまりかけていないのに折った事があります。




尻尾〜
お尻の部分が破けて生えています。パーツがはまり切らず、ちょっと不恰好。毛並みはボサボサ気味。






















大きさ比較。大体ですが1/7スケールくらいですかね。

以上でした!いやー、全身塗装・濃い目シャドウという今ではコストがかかり過ぎるのでプライズでは出せないオーパーツでしたね。昔のプライズはこういう懐かしさを感じる部分が多くて楽しい。
クオリティは今では気になる部分も多いですが、随所に光る格好良さは健在。未だに高値で取引されているのも頷けます。

とは言え今てtに入れるなら選択肢は無限にあるので、自分の好きな超サイヤ人4悟空を手に入れた方が良いでしょう。希少価値はあるとはいえ、ドラゴンボールの絵柄かと言われたら、このフィギュアはNOに近いので・・・
ちなみに超サイヤ人4ベジータもラインナップにありますが、手に入れていませんので悪しからず。


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テーマの著者 Anders Norén

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