フィギュアレン

好きなものを、好きなだけ。なフィギュアレビューサイト

SHAMAN KING 麻倉 葉 フィギュア

バンプレストより「SHAMAN KING 麻倉 葉 フィギュア」のレビュー。

発売日:2021年8月
価格:プライズ
スケール:NON(約14cm)

外箱。白バックにフィギュアが映える、シンプルイズベストなパッケージ。

シャーマンキングがジャンプで連載されていたのっていつだっけ?と思って調べたら、なんと1998年でした。そら私も歳とりますって・・・
ジャンプの中でも看板作品、とまでは行きませんでしたがアニメブーストもあって知名度は高かったですね〜。
追々語っていきたいのですが、とりあえず私は漫画よりもアニメよりも、PSの格ゲーをめっちゃやっていました。笑

本体と武器(春雨)、台座の3パーツ構成。
このシンプルすぎるオセロ台座、久しぶりに見たなぁ。一番コストがかからないのか知りませんが、これだけでプライズ感が激マシなのでちょっと寂し!













お顔。シャーマンキングは本編、続編、派生作品などによりお顔が異なるキャラが多いので、一概にどの時期に似ているか分かりませんね。
敢えて言うなら完全版の描き下ろし絵かな(キャラ紹介のページ)?多分ポーズもそこから取って来ている気がします。

結構な二次元マジックなので、角度限定かな〜って雰囲気ありますね。目線に合わせて見てあげるのが一番!
アイプリントの精度は普通。細かいホコリや汚れが付着していますので、個体差は大きそうです。

前髪のバリが・・・でっかいホクロみたいになっとる!
お肌は成形色で、かなりテカリが目立つのが残念ですね。このタイプはぁ、多分数年後に可塑剤が滲み出てきてベタつくタイプですな。暑い所に飾るのはNGでお願いします。

少し下から。だってシャンクス・・・首が!!ってレベルでヤバい首の太さ!笑
ま、まぁこの角度から見ることはないから良いんですけど、なかなかの異形です。顔の形もおまんじゅうみたい。
髪の毛の生え際もよく見たらヤバめですねぇ。作者の絵柄を再現するのってかなり難しそうですから、あまり批判的な事も言いたくないですけどね。

この髪の毛、ヘッドフォンの再現度は素晴らしい!
特に髪の毛の形と表現方法。前髪のハイライトを思い切って印刷で表現したのは⚪︎!後ろ髪の跳ね上がった感じも良き。

ヘッドフォンは塗装はもとより、造形がかなり良い感じです。このフィギュアで一番力が入っているのが、このヘッドフォン部分かなって思いました。それ位素晴らしいヘッドフォンをしていますよコイツァ。

反対側。
ヘッドフォンは残念ながら取り外し出来ません。葉の真似してヘッドフォンをかけている男の子もいたなぁ。
今でもデカめのヘッドフォンをしている人はいますけど、私はヘアースタイルが潰れるのと、長時間着けていると熱が篭ったり痛くなったりでやらなかったな〜。

後ろから見た時のインパクト!
遊戯王もそうですけど、二次元トリックの効いた髪型はフィギュアになった時に、どうしても角度限定感があるのがキツいですね。その代わりしっかりした造形だったら、角度にバッチリ嵌った時のかっこよさがヤバいですけど。

はい上半身。
裸に白シャツ、胸元には熊の爪が3本付いた首飾り。なかなかのファッションセンス・・・アリですね(ぇ
手足が大きくデフォルメされたキャラだからこそ、あまり目立たなかったのが良かったのかもしれません。ちなみにおへその造形もあります。




しかし細い・・・逆にこれで毛むくじゃらだったり、ぽっこりお腹だったら嫌ですね。笑
ジャンプ連載時は半ば打ち切りの形で連載が終了、その後に出た完全版で物語を完結させたという異例な作品ですが、とりあえずジャンプに載っていた時の投げっぱなしは酷かった思い出・・・確か明日に備えて寝るぞー!で終わったんだったかな。

それから数年経って完全版で続きが読めた時はホッとしましたね。完全版は所々に修正が入っており、連載時の絵柄と差異が出にくい様になっていました。それでも「あ、これ今の絵柄だな」っていうのはあリましたけどね!

右手には位牌。えーっと、最初は位牌を媒介にしてOS(オーバーソウル)してたんだっけ?最初から春雨だった?
なんにせよ、葉といえば位牌!って位にはイラストで位牌を持っていますよね。まぁシャーマンキングっていうくらいだしね!

位牌は取り外し可能ですが、こんな特徴的なアイテム持たせるやついねーよ!笑
そう考えたらシャーマンキングの題材って少年漫画の中でも珍しいのかも。

左手には春雨。葉のOSである阿弥陀丸を具現化する為の媒介。製作者は阿弥陀丸の親友である喪吉。
軟質パーツなので鞘が曲がっちゃっていますね・・・これも個体差ありそう。造形・塗装は概ね綺麗ですね。
こちらも取り外し可能で、別のキャラに持たせても映えそう?ただ抜刀は出来ませんが・・・

下半身。せーの、細すぎィ!!
足元にはトレードマークである便所サンダル。流石にこれは憧れませんでしたけど、マキシマムザホルモンの亮くんが便所サンダルを履くと、フェスキッズたちはこぞって便所サンダルを履いているらしいのでワンチャンあるかも?

ただしあっちは全体がゴムのサンダルで、こちらはカランコロンと鳴る木のサンダル。取り回しやすさは向こうの圧勝でしょう・・・というかそもそも素足に便所サンダルはヤバいって!

足の指先まで丁寧に造形されています。

このレビューを書くにあたってシャーマンキングのWikipediaを見ていたのですが、なんか知らないうちに集英社と絶縁状態になっていたとは・・・。今は続編である作品が連載されているとの事ですが、なんか晩節を汚された感じがあってビミョーなオキモチ。
読み切り作品のユンボルとか仏ゾーンとか好きなんですけどね。どうも鳴かず飛ばずというか、まぁシャーマンキングで一発当てたから良いんでしょうけど、原作者をつけた方が良い気がするんだけどなぁ。

あ、そうそう冒頭に書いたゲームの話なんですけどね・・・
PSで発売された「シャーマンキング スピリット オブ シャーマンズ」ってゲームがあったんですよ。いわゆる「キャラゲー」だったんですけど、当時の私はかなりハマりまして。予約特典だった「ふんばり温泉の素」をずっと使わずに手元に持っていた位には好きでした(多分まだ実家にあるんじゃないかな)。

ゲーム自体は今思えばそこまで名作では無かったんですが、キャラゲーとしてはよく出来ていたんじゃあないかと思います。沢山プレイアブルキャラがいますし、演出もなかなか。ただストーリーは飛び飛びだったり、格ゲーとしては操作がシンプルすぎだったり。まぁ低年齢向けのゲームって感じでした。興味のある方はぜひプレイして見てくださいね。アーカイブで販売しているかは知りませんが、実機だと安く買えるはずなので!















大きさ比較。ワンピースのグラメン位のスケールですかね。台座も同じだし。笑

以上でした〜。久しぶりにシャーマンキングを思い出して、懐かしかったです!
当時は夢中になって原作も読んだけど、結構難しい話も多かった気がするので、大人になった今でも読み応えがあるかも?また機会があったら読み返してみようかな?

フィギュア自体の出来は並ちょい以下って感じですかねぇ。20年前だったらかなりハイクオリティでしたが、品質と角度限定感が足を引っ張っている気がします。特別出来が悪いって訳ではないので、好きな方にはオススメです。シリーズも割と続いているみたいなので、安く揃えられるのも嬉しいポイントですね。個人的にですが、ハオ一派のマリオンやBōZがフィギュア化されたら嬉しいなぁ・・・。


Amazonで購入する

0

次へ 投稿

前へ 投稿

© 2024 フィギュアレン

テーマの著者 Anders Norén

RSS
Follow by Email
Twitter
Instagram