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COMIC快楽天 20th COVER GIRL illustrated by 村田蓮爾

オーキッドシードより「COMIC快楽天 20th COVER GIRL illustrated by 村田蓮爾」のレビュー。

発売日:2023年7月
価格:22,550円(税込)
スケール:1/6(約12cm)
原型製作:タナカマサノリ(ジェットストリーム)

外箱表。スケールは大きめですが、箱はコンパクトに収まっています。

『村田蓮爾』先生が描き話題となった「COMIC快楽天 創刊20周年記念号」の表紙イラストをモチーフに立体化!
担当する原型師は拘った肉感的造形美に定評がある技巧派タナカマサノリ氏(ジェットストリーム)。
村田蓮爾先生特有のタッチであるやわらかそうな肌、レザーの質感やレトロデザインのテレビなど細部のディテールを先生の完全監修により緻密に再現!更に腕と胸の差し替えパーツでビキニを外した状態にする事も可能。細部にまで拘った逸品を是非、貴方のお手元へ!(公式より引用)

外箱裏。
オーキッドシードのフィギュアって久しぶりだなぁ・・・と思って前のレビューを探したら2019年(3年前)だったわ。オーキッドの行く末が心配な今日この頃です。

村田蓮爾フィギュアをレビューするのはこれで6体目ですかね。スケールフィギュアで言うと3体目。キャリアがキャリアだけに、これでも立体化は少ない方と感じてしまいますね〜
コミックLOの表紙が有名ですが、性的な匂いが無いイラストも魅力的。ま、今回は快楽天っていうバリバリの成年向け雑誌のイラストからの立体化なんですけどね!

そういう訳で、今回のレビューは18歳以上の方限定で閲覧をお願いします。あくまで自己責任で・・・

箱のサイド部分に、フィギュアの元になったイラストが載っています。
ちなみに箱の内部にも同じイラストが載っていたり・・・




キャストオフ機能を搭載しているので、取扱説明書が封入されています。
交換の際にビニールを挟んでやれよ!って注意書きは新鮮ですねぇ。確かに色移りは怖いですもんね。

今回はお座りポーズのフィギュアなので、台座が大きめ。
ベースは半クリアの白色で、外周部分に金色の20マークが敷き詰められています。シンプルですが良いバランス。

フィギュア本体や付属品、台座にダボはありません。な・の・で、サンプル写真を参考に適当に配置しているだけ!
バランスも大事ですが、結構本体と台座の幅がキツキツなので、皆さんが思っているよりも難しいんですよ、配置!






















お顔(見やすい様に帽子を外しています)。
めっっっっっっっっさ可愛いいいいいいいい。。。ご本人が監修しているだけあって、個人的に文句のつけようのないクオリティだと思います。

村田蓮爾絵特有の透明感もしっかり再現されていますし、少女でありつつも大人びた雰囲気も感じられる造形。
このフィギュアめっちゃ延期しましたけど、それも許せちゃう。





左右から。アイプリントもヒジョーに綺麗ですね〜。

まつ毛はかなり長めで、目尻にいくに従って長く、しなやかに伸びています。その上から二重幅がプリントされており、線が多いにもかかわらずケバさを感じにくい仕上がりに。
今まで結構な数のフィギュアを見てきましたが、この目元の表現は初めて見ましたね。

アップにしても粗くない!素晴らしい!
瞳の色数もかなりのもので、かなりの工程を踏まないとこれは表現出来ないと思うと、な、涙が出ますよ。
そして目尻部分も少し間を開けてあって、大きく見える様な表現方法に。










ボブベースに、後ろ髪はちょっと刈り上げたソバージュっぽい感じの髪型。これはオシャレ上級者にしか出来んぜ・・・!
前髪の一部に小さな気泡があったのが残念ですが、兼ね高品質かと思います。何より髪色が良いですよね、ミルキーブラウン。

眉毛がちょっと太め&長めで可愛らしい。これがオン眉の破壊力か・・・!
これ系の有名人と言えば個人的に三戸なつめさんなのですが、いつの間にかオン眉カットじゃあ無くなっていた・・・残念!




特にこの角度からの写真が良いなぁ。目線が少し上向きなのですが、肩越しに見るのも決まっている気がする。

首には黒×金のネックカフが付いています。
お顔と首の繋ぎ目が少し目立ちますが、基本的に下から見る事は無いので問題ないかな。

バストアップ。ふーん、エッチじゃん(白目)。
色々な角度から見て欲しいのですが・・・見て欲しいのですが!(強調)腕に押し潰されたナイスサイズのおバストさんの素晴らしいこと素晴らしいこと。

錯覚してしまうのですが、床に寝そべっているポーズなのでお乳が潰れているんですねぇ。
右胸部分が全く重力に従っていないので、危うくこの角度のポーズなのかと思いましたよ。鎖骨の浮き出具合もなかなかによろしい。




露出が多いはずなんですが、なんですかね、この美しさみたいなものは・・・
冒頭にも書きましたが、これって成年雑誌の表紙になったキャラクターですからね?全身のラインや無駄のない肉付き、上半身の全てが完璧。




両腕には長めの手袋を着用。縫い目が細かく再現されており、ちょっと厚めの生地感もありますね。
カラーは真っ黒ではなく、少しブラウンが混じったような柔らかい色合いに仕上がっています。

WAKI!WAKI!
全開じゃあないのでしっかり見渡せないのが残念ですが、それでも力強い一本線を楽しむ事が出来ますよ!




お背中。

ポージングの都合で、肩をすくんだ様な造形をしています。肩甲骨はしっかり浮き出ており、久しぶりにここまで骨が浮き出ているフィギュアを見ましたね。背骨含め。
不自然な事は一切なく、綺麗なボディラインだと思います。

こちらも少し見えにくいですが、下腹部もきれ〜い!
胸の下部分がキャストオフの関係上、若干浮いていますね。そういう模様だと思えば違和感は無いですが、ちょっと気になる部分かも?

続いて下半身〜
寝そべりポーズ、良い・・・アダルティな雰囲気を併せ持ちつつも、綺麗な状態で持っていけるのはデカいですね。
エンジニアブーツのバランスも素晴らしく、この部分だけでも村田蓮爾氏のセンスの良さが光っている気がする。

これ、寝そべりポーズですからね?お間違いなく・・・笑
なんかこの写真だけ見たら、水の中でバタ足しているみたいな雰囲気に見えますけども!違いますからね!

しめ縄見たいな飾り。小物の造形も細かいですね〜。
スミ入れもしっかりされていて、全体の雰囲気を引き締めている感じ。

むっちり太もも。肌の色も相まって、柔らかそうな雰囲気が良いですなぁ!
膝部分が絞められているので、さらに太ももの太さが強調されているのが素敵。太すぎないのもポイント。




エンジニアブーツの雰囲気は、手袋とよく似ています。
こういうブーツって憧れるんですけど、足が長くないと不恰好になりそうで・・・いまだに試せていないんですよね。ツルンとした造形でもなく、若干シワの入ったくたびれ感が良き!

靴裏の造形が激しく好み!差し色のボルドーも可愛いですね。
ヒール部分のビス留めがちょっとメカメカしい。




左足も同じく〜
寝そべりポーズのフィギュアってフィギュア側の造形が凹んでいる事が多いですが、このフィギュアはそんな事もなく自然な造形。

アンダーウェアの前部分はほとんど見えません。まぁあまり問題は無いのですが、頑張って撮影してみました。
よく見たらサイド部分の造形がサイバーパンク味がありますね。こういうニューノーマルな見た目が村田蓮爾っぽいな〜と。

上体を起き上がらせたポージング。ウエストの細い部分がちゃんと分かりますね。
そして徐々にクローズアップを下半身へ・・・

はい出たお尻!つーけー!
Tバックじゃあないけど、お上品さのあるアンダーウェア!良き!
リブっぽい素材で、柔らかさを感じます。そしてちゃんと割れ目部分の造形があるのも見逃せないポイントぅ。

























怒涛のお尻ショット。
尻タブは少なめですが、それが全然気にならないボリューム。太ももの間はしっかり空きつつも、少しクロスさせた太ももの間に挟まりたい・・・というHENTAI気分を感じさせる造形も素晴らしい(死)。

さて急に引きの写真になりましたが、皆さんどこが変わったかお分かりでしょうか?
ヒントは冒頭にちょろっと書きましたが、上半身のど・こ・か!













・・・はい、という事で上半身の差し替えを行なったんですね〜!
上半身パーツが丸っと差し替えになります。頭と下半身(胸から下)パーツを取り外して付け替える形で、特に不自由なく交換可能。

脱いでもバストの形が綺麗ですね〜、いやこっちが本来の姿?笑
トップの造形・塗装ともにアッサリめです。これがしっかり濃かったら逆に合わなさすぎて面白いですけどね、そうならなくて良かった。










下乳まで含め、色々な角度から!

今回のフィギュアは丸っと上半身を交換するタイプなので、キャストオフフィギュアの宿命である着膨れ問題が無いのが良いですよね。コストはその分上がるかもしれませんが、それでクオリティに大きな差が出来るのであれば、多少のコストアップはしてもこちらの方が良いと思います。ネイティブとか割とこっちの方式が多いですよね。

わき腹〜!
横から見たら、下腹が少しぽっこりしているのが分かって可愛いですね。決して太い訳ではなく。フォルムがね?







あまり気にしていなかったのですが、キャストオフだけでなく腕周りの造形も違うんですよ!これ知っていました?
こっちは手袋ではなく萌え袖のアームカバーになっているんですね〜〜手が込んでるぅ!







爪にはピンクのマニキュアが塗られています。

小物の紹介を忘れていましたわ!
こちら、レトロ調が可愛らしいテレビでございます。ワタクシずっっとこれラジオだと思っていたのですが、細長タイプのテレビだそうです。全部がプラ製で軽い。

裏側も作り込まれています。コンセントの部分がありませんが・・・どうやって電気を供給しているんだろ?

帽子は良い感じに被せるだけで、特に顔部分や帽子に引っ掛ける部分はありません。
それゆえにずれやすいのですが、軽いので破損の心配が無いのが嬉しいポイント。これ、分かりにくいのですが裾部分に20ロゴが敷き詰められています。細かい・・

編み編みの造形が高級感・・・!実際はとっても軽いので被せやすいんですけどね。














































大きさ比較。高さよりも横幅を撮るタイプですね。とは言えコンパクトに収まっていると思います!

以上でした〜。
村田蓮爾フィギュアは初めてじゃあ無いのに、毎回造形に感動するんですよね。メーカーもバラバラなのに。笑
今回のカバーガールも素晴らしいクオリティで、オーキッドシードの中でも屈指の出来では無いでしょうか?
公式で購入すると直筆サイン付きポストカードが付いてきましたが、今は完売していますね・・・残念!

昨今のフィギュア価格を考慮すると、全然マシに思える価格なのも嬉しいポイント。予約した当時は結構な価格だなぁと思っていたのですが・・・まさかここまでインフレするとは。シフトボディも付いてきますし、飾り方の幅も広めなのも嬉しいポイント。個人的にキャストオフはしない方が好きかな。
雰囲気がしっかり感じられるので、雑貨に忍ばせて飾るのも良いかも?オススメのフィギュアです!


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テーマの著者 Anders Norén

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