
発売日:2022年12月
価格:29,480円(税込)
スケール:1/7(約29cm)
原型:無銘
彩色:焦シミ+渡邊恭大

『Fate/Grand Order』より、“キャスター/紫式部”が第一再臨の姿で登場。
日傘を手に、淑やかに佇む姿で立体化しました。物静かに見つめる視線や唇のグロスが目を惹き、指先の仕草や伸びた背筋が彼女らしい品の良さを感じさせます。
ゴシック調のロングドレスは、フリルやプリーツの華やかさや、プロポーションを引き立てるメリハリのある造形が魅力的な仕上がり。
ふわりと広がるロングヘアーのボリューム感や、フリルが特徴的な日傘もしっかり再現され、ひらめく衣装のなびきと相まってシンプルなシルエットに動きを与えます。(公式より引用)

2022年最後のレビューですね。今年も最後までお付き合い頂き、ありがとうございました!
このレビューサイトも3年以上経過し、来年4月でめでたく4年目を迎えます。と言っても自分の好きなタイミングで更新しているだけなので、辛さも何も無いんですけどねw
前身となるブログから数えると、フィギュアレビューという記事を書き始めて11年も経過してしまいました。ヤベェ。
色々なフィギュアをレビューしてきましたが、撮影技術及び文章力は全く向上していません。それでも何かしらの縁があって当サイトまで足を運んでくださった皆さんに、改めて感謝申し上げマッスル。

ただのクリアフィルムではなく、和柄っぽいものがプリントされているシャレオツ仕様です。昨今のフィギュア高額化の事もありますが、こういう箱のコダワリも嬉しいポイントですね。さっすがアルター!そこに痺れる憧れるゥ!

高額フィギュアは繊細なパーツが多いので、こういった説明書が付属しているのが大半です。今回の紫式部も例に漏れずヒジョーに細かいパーツが多いのですが、フィギュア本体を持つ際に「この部分を持つと良いでしょう」の説明書きにはちょっと笑っちゃいましたね・・・

なお、本体と接続用のピンは金属製。
円径ですが流石の大きさ、かなりスペースは取るので覚悟しておいた方が良いでしょう。笑

黒色ベースにブルーの細いラインがクールに映えますね。黒色部分の塗装も何かこう・・・シルキーっぽい色合いというか、パキッとしていなさすぎるのがお上品ですね!あとはとってもフリルです。造形が細かい以上に、造形師の苦労が凄そう・・・

ちゃんとシャフト以外のギアパーツ的な部分も造形されています。普通のジャンプ傘ではなく、どこにストッパーがあるのか分からんけどね!笑

右肩にはシャフトを通す為の窪みがあるので、破損させない様に慎重に通していきましょう。なお初めて通す際は若干のズレがあるので、無理に嵌めようとするとシャフトが曲がるので注意です。

写真で伝わるでしょうか、この圧倒的な造形と存在感・・・う〜ん、ゴージャス。








前髪に隠れて表情は見えにくいですが、うっとりするくらい美しいお顔立ちですね・・・あとめっちゃ色白かつ小顔です。

アイラインの太さ、まつ毛の本数的にこれ位のバランスが良いですね。ちなみにこの辺のカラーリングはダークパープルで統一されています。

アイラインのサイドが枠線と中身で濃さが異なるのも面白い試み。
おちょぼ口っぽい口周りは、薄めのリップでセクシーに・・・
辛うじて歯の造形もありますね。

例の如く前髪がかかっており眉毛や瞼のプリントがほぼ見えませんね。少し横からだと分かりやすいのですが・・・

意外にもピアスが開いていないんですよね。和物のピアスをつけてここもゴージャスに仕上げていると思っていたら「あら?」って思いました。笑


生え際の造形は量産品ギリギリのラインですが、髪の毛の造形・塗装においてはかなーりハイレベルですね!赤茶色のカラーリングがとてもキレイ。

ぐるぐる模様に、メタリックなカラーリング・・・もしかしてこれは、ガイバー的な何か?!(違います)


こんな伸び放題に成長した木の根本みたいな髪の毛初めて!

未亡人・巨乳・ドジっ子・洋装など・・・そしてこの髪型ですよ。8本ありますよね?蛸っぽい意識なのかな?
その昔から春画には蛸が付き物、という位にアダルティーな生物でありますが、この紫式部にもそれが反映されているのかも。


シルエットが美しいですよね〜こんなに毛先が見されているのに、何なんですかねこれ。

造形部分は良いのですが、ブルーのラインがプリントになっている部分はちょっと安っぽく見えるかも?

六角形の美しい色合いで、先っぽは尖っていますね。この部分の主張は結構激しく見えるんですが、他の部分がダイナマイトすぎて・・・笑

な、何ていう巨大な山脈なんだ・・・!ちょっとバニーガールみたいな、限りなくSMチックな服装がエキゾチックですなぁ。
ツヤあり塗装で周りが写り込んでいるのはご容赦くだされ。

何じゃあ?このロケット具合は・・・アポロなの?アポロ何号なの??
肌の露出がないのが逆にセクシーというか、うちに秘められたエロスが何とも良きですねぇ。
ちょっと透け感みたいなものは薄いですけど。

そしてさりげなく先端が尖っている・・・この部分だけでも相当なコダワリを感じることが出来ます。

胸にピントを合わせると、他の部分に全くピントが全く合わなくなるという。ま、それ位ロケットおっぱいって事ですな(すっとぼけ)。

見上げればそこには巨大な巨峰が2つも!これ以上の贅沢は無い・・・(泣)

元が細いと思うので苦しさみたいなものは無いんでしょうなぁ。こんなくびれがあるか!

縁部分もちゃんと平坦ではなく型取られており、手抜きは一切ありません。

インナーは黒のリブで、こちらも肌の露出は極力無い様になっています。

キツネのポージング。反り返った人差し指が何か、こう、セクシー!
爪には唇と似たカラーのピンク色が塗られています。

基本は同じ造形ですが、こちらは傘を持っているのでより慎ましい佇まい。

見ただけで分かりますが、細くて折れそうで怖い・・・笑

寒い時期は特にですが、ドライヤーなどで温めて広げてあげるのが良いでしょう(説明書風)。

必要以上に長いのも、ゴージャスといえばゴージャス・・・なのかな?


しかしこの「がま口」、造形も塗装も完璧なんですよね・・・何というマダム感。

流れに沿った流線形、そしてそれを裏打ちする造形の美しさ、惚れ惚れしますね・・・

ただ、スレンダーなラインはかなり際立っており、どちらかと言えばシルエット的な見方をするのが正しいような気も。

フリルなのですが、ちょっと吸盤っぽさもある造形ですね。


ちょっとマンタみたいですね?

こちらも視覚に直接的な攻撃力は無いですが、膨らみさえあれば透けて見えるんですよ。

逆三角形のシルエット、悪く言えば男性用トイレみたいなね、そんなシルエットも素敵。


コルセットに巻かれた上部は結構ムチムチしており、このフィギュア唯一の「詰まり具合」を表現しています。

黒背景も映えますし、いつも使っている背景達もより鮮明に見える良いフィギュア!



















結論から言えば、見えませんでした。まぁ造形から言えば当然なんですけど、ちょっとは期待しちゃうじゃあ無いかよおおお!!
それはそうと(唐突)、裏地のスカイブルーがすっごいキレイです。螺旋を描きつつグラデーションも丁寧に入れてくる姿勢、嫌いじゃあないよ?

薄めのデニールに包まれた足元は、癖のある内股でした。笑

以上でした〜
2022年最後にトップクラスのクオリティのフィギュアが来て大☆満☆足でした。FGOは改めてフィギュアに恵まれているなというか、弾数が多いから必然的に確立も上がって来ると言うか・・・少なくとも紫式部に関しては決定版と言える出来ではないでしょうか?
フィギュアそのものと見ても、アルターの看板を汚さない品質の高さ、塗装の質も素晴らしかったです。
元々の仕様である安っぽい部分こそあれど、それをカバーできる造形力とパワーがこのフィギュアにありましたね。
お値段はかなり張りますが、それに見合うだけの満足感は得られると思います!個人的に2022年トップクラスにオススメです。
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