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ワンピース SCultures BIG 造形王頂上決戦  vol.7 ワイパー

バンプレストより「ワンピース SCultures BIG 造形王頂上決戦  vol.7 ワイパー」のレビュー。

発売日:2013年1月
価格;プライズ
スケール:NON(約13cm)
原型師:サイトウヒール

ワイパーかっこいいよね・・・空島編では一番好きなキャラです。エネルも捨て難いけど・・・

この時のプライズはドラゴンボールとワンピースが圧巻しており、この「造形頂上決戦」とドラゴンボールの「造形天下一武闘会」がバチバチにせめぎ合っていましたね。クリエイターにとっても良い時代じゃった・・・

そしてこのワイパーは初代「造形頂上決戦」の優勝作品でもあります。原型氏はサイトウヒール氏。主にワンピースの方面で活躍されていましたが、ドラゴンボールでもセルを造形されました。その後は商業原型の表舞台から遠のき、その存在は不動な物となりました。
















お顔。原型師が作ったサンプルが良過ぎたのもありますが、劣化はまぁ感じられますね。
ただそれでも格好良さは失われておらず、ワイパーの鋭い眼光がよく再現されています!

顔のサイズはかなり小さめですが、アイプリントやタトゥーのズレもなく綺麗です。

ちょっとシャクれているのが手癖っぽい。笑
タバコは元々接着されていますが、軟質パーツなので曲がってしまっていました。指でグイグイしたら何か良い感じになった!

額周りや目元などに薄くシャドーが入っており、地肌が濃いので分かりにくいですが手の込んだ感がありますね。

眉尻がスリーウェイショットになっているのも芸コマですね。
耳には小さめですが金色のピアスが。


い、いかちぃ〜!!これは空島の住民から恐れられる訳だわ・・・
トライバル柄っぽいタトゥーは迫力満点で、これがある事によってワイパーのシンボルとして強調されている気がします。

すげぇモヒカンですが、後頭部はめっちゃ襟足が長くなっております。こんな髪型にするまで大変すぎるだろ・・・
干し柿みたいに間間で結ばれていますが、何か身が詰まっている訳ではないので悪しからず。


鍛え上げられた筋肉!マッチョ!マッチョ!
これでもかというくらいに布面積が少ないですな。だがそれが良い!

ボディーにはシャドーが良い感じに吹かれており、より筋肉の隆起が強調されておりGood。
腹筋の間におへそがあるの、地味に知りませんでした。シックスパックっていうの?それの中心にあったんですね〜

肩の分割線は少し気になりますが、うまい具合にタトゥーで誤魔化されている感はあります。


引き締まった腕周り。指先にまで力がこもっている様なエネルギーを感じますね。


うーん、この脇腹!極限まで体脂肪率を削らなければならないねぇ・・・
まぁ冗談はさておいて、元々の肌が黒いのでシャドーが入っていても浮いた感じにならないのが良き。


至る部分にパーティングラインが残っていたのが少し残念ですねぇ・・・


スカイピアの羽根。特徴的なデザインがしっかり再現されています。
塗装も擦れた様な汚さが出ていてGood!

背中。背筋、ピーン!


自分の身長程もある巨大なバズーカ砲。ワンピースには兵器が多数登場しますが、どれもレトロな雰囲気が残っていて懐かしさを感じますね。


ジェットダイヤルを打ちまくった弊害か、腕には異常なまでの包帯が巻かれています。
軽く汚しが入っているので、白色が浮く事もないですね。


持ち手と腕は一体化しています。


細かい部分まで塗装されているのはもちろん、微妙に錆びた表現も入っているんですよね。これプライズですぜ?すごくない?
単色がメインになった今のプライズでは考えられない程手が混んでいます。

ザラついた雰囲気。


中は完全な空洞になっており、ちゃんと奥まで見えます。


下半身は蓑?みたいなものしか履いていません。なんて破廉恥な・・・!
そもそも上半身は裸なので、空気抵抗の一切無いファッションセンスと言わざるを得ない。

蓑は何重にも連なっており、意外と防御力が高そう。あとは何となくですけど、よく燃えそうですよね。笑


足にもダイヤルを装備して、滑らかに空島を駆け巡ります。
さすがスカイピアの戦士。膝のぽっこりした造形とかツボです。


すね毛は思った程濃くなかったです。ワンピースのオッサンキャラは大体すね毛が生えているので、このワイパーにも地味に生えていました。
ポージング的に自立は100%無理ですので、ちゃんと台座に乗せて飾ってあげましょう。


ふくらはぎの筋肉もすげぇ。太ももの裏には台座用の穴が空いています。


ダイヤル部分のみ艶々した質感で、細かい部分までこだわっているのが一目で分かりますね!
夏場になったら少しベタつきそうなので、そこは注意かな?






あっ、サービスショット・・・もっこりです。



































大きさ比較。ポージングがポージングなので、高さはそこまでありません。ただし横幅はそれなりに取ります。

恐らく市場に出回っているワイパーのフィギュアの中では決定版でしょう!それくらい素晴らしいフィギュアだった。
プライズらしい仕上がりの雑な部分はありますが、出来る限り原型師の意向を組み込んだ塗装のこだわりは素晴らしかったですね。量産品なので当然劣化はしていますが、個人的には十分許容範囲です。

ワンピースは空島で脱落したわ〜と言う方には、是非ともこのワイパーが出てくる空島編を改めて読み返してほしい。
このワイパーをお供に、空の戦士として活躍した漢の生き様を感じる事が出来るのでは無いでしょうか?
オススメです!




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テーマの著者 Anders Norén

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