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S.H.Figuarts フレディ・マーキュリー

バンダイより「S.H.Figuarts フレディ・マーキュリー」のレビュー。

発売日:2016年3月
価格:6,600円(税込)
スケール:1/12(約14cm)

外箱。こちらは2016年発売の初版の物です。2019年に再販されたものは、白パッケージにレインボーのフレディシルエットが入っています。

世界最高のボーカリスト「フレディ・マーキュリー」。
妥協を知らないロックスター「フレディ・マーキュリー」アクションフィギュアの決定版が遂に登場。


伝説の人気ロックバンド『Queen』でリードボーカルを務めたレジェンド「フレディ・マーキュリー」を商品化。
オリジナルメンバーでは最後のツアーとなる“Live at Wembley Stadium”登場時の有名な黄色のコスチュームを再現しています。(公式より引用)

箱裏。

なんで今更?と思う方もいるかと思いますが、最近1/12の小物が充実してきて、何か使える可動フィギュアはないかな〜と思っていたんですよ。
当サイトではダーク龍騎をよく使っていたのですが、ポロリが多かったりライダーなのでちょっと合わせにくい小物があったりと、少し不便していたんですよね〜

そんな中、このフレディは高評価もさることながら、表情のチョイスやポージングの幅広さから購入を決めた感じです。
映画「ボヘミアン・ラプソディ」公開当時は半端ないプレ値がついていましたが、2019年に再版され、その後にライブエイドVer.も出たので今はある程度相場も落ち着いていますね。

箱の中身はナンジャラホイ。こんな感じでシンプルな内容です。

ちなみにライブエイドVer.も見た目は違えど付属品は全て同じなので、ちょっとお得感はないかもしれない。笑
ただしお値段は最近の実写系フィギュアーツにしてはお値段据え置きな気もする・・・

これはもう・・・フレディとしか言いようがない程フレディですね。バンダイのデジタル彩色技術すげぇ・・・
以前にレビューした長渕剛の時も思いましたが、小指の爪くらいの大きさなのに、ここまで特徴ある顔の造形を再現できるのは脱帽しますね。

衣装はラストツアーとなったウェンブリースタジアムでのもの。フレディは生前に様々なステージ衣装を着用していますが、後期ではこの衣装が一番華やかであり、有名ではないでしょうか。ライブエイドの時のシンプルなタンクトップ・ジーンズの服装も良いですけどね。













お顔。一見すると粗い様に見えますが、肉眼で見ると全くそんな感じはしないのでご安心。
後期のワイルドなヒゲ姿のフレディを完全再現〜こちらはノーマル表情。

おでこの生え際から少しだけ後毛として生えている前髪が細かいっ!
目の縁取りが少し乖離している気もしますが、兼ね許容範囲かな。
こうして見るとフレディって綺麗な顔立ちしていますよね〜〜〜毛もビッシリなのは髭の部分くらいで、お顔自体は結構スッキリしている印象です。

初期の頃は長身でスラッとした体型、長髪を活かした王子様系キャラでしたが、後期になるにつれて男らしさが強調された見た目になっていったのもフレディの特徴。

サイドやバックの生え際は少しオモチャ感があります。




真っ黄色のジャケット。ベルトが沢山ついていてなんともド派手!
ちょっと光沢感があってエナメルジャケットっぽい質感に仕上がっています。軟質パーツなので可動の妨げにはなりにくいです。

微妙に胸毛の塗装がされているような・・・されていないような・・・

肩周りは二重構造になっており、かなり広い範囲を可動させる事が出来ます。
関節の強度は他サイトのレビューでは固いと言われていますが、私の個体はちょうど良い位でした。

背中。

下半身は真っ白いパンツでこれまた派手!ステージ衣装としては最高に映えますね。
フォギュアーツ特有のオムツ構造ですが、少し前のフィギュアーツなので二重関節にはなっていません。


サイドにはレッド&ゴールドのラインが入っています。高級感ある〜
塗装は可動フィギュアなのでそれなりですが、元々塗装箇所が多くないデザインなので、あまり気にならないですね。

アディダスのヘラクレス・・・だと思われますが、アディダスの許諾が取れなかったのかラインが2本になっています。
ここはしっかり許諾を取って欲しかったな〜スニーカー好きとしては特に!まぁその分お値段が版権料で上がっていたかもしれないですけど・・・

つま先部分に可動あり。フレディの激しいライブ・パフォーマンスに耐える為、この様なボクサーシューズが着用されていたそうです。
靴下が見えない、長めの靴となっています。

ソールは滑らない感が満載のカラーリングをしています。笑

可動に関して不満は全くないですね!範囲は勿論、個人的に気に入ったは強度でした。
先述しましたがこのフレディ、巷ではかなり関節が固くて有名だったみたいです。暖めてから動かさないと硬質のパーツがボキッと逝ってしまい、そのまま中に残って大変な事に・・・なんて事も少ないないとか。

しかし私のフレディは個体差なのか、ジャストな関節の硬さだったので撮影もスムーズでしたね!
パーツの付け替えも不便なく行え、かなり優秀な関節だなぁと思いました。


シンバルキックをするフレディ。片足立ちは残念ながら難しかったので、上手いこと誤魔化しています。笑

交換用の表情パーツは2種類付属。歌唱顔と絶唱顔(通称:イキ顔)。
特に左のイキ顔の汎用性が高い気がしますね・・・この顔だけでフレディを買ってよかったと思いましたよ!

最近では表情パーツだけを交換するパターンが多いですが、このフレディはヘッドパーツを丸々交換する珍しいタイプとなっています。

ハンドマイク。こちらはマイクスタンドが付属しないVer.。


ハンドマイクその2。
こちらはマイクスタンド(ハーフサイズ)と一体化しており、外す事は出来ません。その代わりに接続部が可動するので、ある程度の角度を付けることが出来ます。

手首パーツは標準で付属の握り拳以外に、開き手、マイク持ち手、マイク持ち手(握り込みVer.)が付属。


適当にポージング。

今回お立ち台(フレディが立っている黒いラック)として使用しているのは、セリアにて購入した重機ラック(Lサイズ)です。
ライブでは定番のお立ち台も、少し使い方を工夫するだけで別のアイテムで代用出来ます!

最近はオモ写を撮る人に絶大な信頼のあるセリアですが、ちょっとした工夫で様々な用途に使用出来るアイテムが増えた気がしますね。




Mamaaa.


Woooo〜♪

テンションが上がってポージングの幅が広がるフレディ。

熱唱!

いやぁこの表情、最&高ですよねぇ。この表情パーツがある事によって、今後このフレディは様々なシーンで活躍してくれそうです。

「いいですかァ、人と言う字はァ」

ライブで観客に人という字の成り立ちについて説明するフレディ。
かめはめ波のポージングのつもりが、気功の先生みたいになってしまった・・・


レイニーブル〜♪

尾崎豊、hide、カート・コバーン・・・若くして亡くなったアーティスト達は神格化される傾向がありますが、このフレディも例に漏れず、ですね。





やっぱり再現したいこのシーン。

これだけレビューしておいて、実はまだ映画を観ていないのです(失礼)。なんだか、流行ってしまうと見たくなくなるのよね・・・
しかしこれだけ出来の良いフレディを目の当たりにすると、そのうち観たい気持ちになりますよ、ハイ。

大きさ比較。一般的なフィギュアーツサイズです。

これは再版されてもプレ値になるのも納得ですわ。文句の無い程フレディですもん。
現状Queenの立体物が少ない中、このフィギュアは決定版で間違いないと思います!個体によって気になるのは関節の強度だと思うので、出来れば確認してからの購入をオススメします。

付属品も少ない様に見えますが、必要以上に付けずに価格を抑える方向に持って行ったのは正解かなと。これ以上付けるとしてもピアノとかギターになって値段が爆上がりするからね・・・ただ、ライブエイドVer.は表情位は変えて欲しかったかも。笑

ファンの方には文句無しにオススメですが、オモ写を撮る方にも是非とも手に入れて欲しいフィギュアです。




Amazonで購入する(価格に注意)

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テーマの著者 Anders Norén

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