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S.H.FIGUARTS 真骨彫製法 暗黒騎士キバ

バンダイより、「S.H.FIGUARTS 真骨彫製法 暗黒騎士キバ」のレビュー。
発売日:2020年4月
価格:9990円(税込)
スケール:NONスケール(約16cm)


取扱説明書が封入。

俺は…バラゴでも、龍崎駈音でもない!我が名は呀…暗黒騎士!!

宿敵バラゴが闇の魔導書により暗黒騎士となった姿を真骨彫製法で立体化!
肩や胸の特徴的な金の彩色は、メッキを施した上から彩色を行いリアルさを追求。
実際のスーツを参考に重量感のある造形をつくりあげ、黄金騎士に対する最凶の宿敵を表現!

・・・と言う訳で暗黒面に落ちた京本政樹大先生のレビューです。笑
当サイトでは同じシリーズとして第一弾に黄金騎士牙狼、二弾に銀牙騎士ゼロをレビューしていますので、よろしければそちらもどうぞ〜



スケール・お値段は変わりなくですが、前2体と比べると大分ゴツいですね!こう言うマッチョな体型いいですねw
ただその分、ずんぐりむっくり気味に見えるのは気のせいか。。。安定感は抜群です。
























お顔。もれなく怖ぇ!笑
牙狼、ゼロと違い白目です。派手さはありませんが渋さが光りますね。ゴツゴツとした肌の質感が非常にマッチしており、いかにも真骨彫製法ですと言う感じがします。


見てくれよこの迫力、、、とても数センチの頭部とは思えないだろう?
メッキでない分、大分扱いやすいかと思いきや尖っている箇所が多すぎて痛いw


金色部分が少ないので前2体と比べると派手さはないですね。ただその分本体のボリュームは凄まじいので、満足できると思いますYO。何より造形に関してはキバの決定版ではないでしょうか?


お口周り。歯がまるで隠れていません。むしろ犬歯部分は発達しすぎていてむき出しです。
この辺りのシワの入り具合とかも作り込みがいいですねぇ。


上半身の情報量が多くて非常に満足です。部分部分で凸凹していたり、ツルツルだったり、ラインが入っていたりと。。。色数は少なくて地味なはずなのに、この格好良さは何ですか!

真ん中のドクロ部分の色味がさりげなく違うのもポイント。


見た通りでご想像がつく方も多いかもしれませんが、可動域がかなり狭いです。

マトモにポージングさせようとするとパーツがよく取れます。ただ各関節が弱いと言う訳ではなく、むしろガッチガチです。そこがいい所でもあるんですけどね。何より尖りすぎなパーツが多くて触るとめっちゃ痛いんですよ、何度も言いますがw


この辺りとかね。もう手の甲部分なんて、穴開けに来ているレベル。
こういう小さいパーツの交換って、壊れないかヒヤヒヤするんですよね〜毎回。


腰回りのパーツも牙狼よりひと回り大きいです。こちらも全体的にシックな配色。


後頭部は結構騎士のヘルメットっぽいですよね。
細かい部分の浮き彫りも丁寧です。


背中部分には紋章がデカデカと。あとマントが付属しているのですが、それを取り付ける為の穴が両肩に開いています。結構な重さがあるからなのか、ダボも大きめで結構穴が目立つのが残念ですね。


お尻にかけて、基本はダークブラウンの配色に金メッキ、という感じですね。


下半身。これだけ見るとそうでもないですが、引きで見た時の短足感は否めない。。。笑
まぁ劇中でもそんなに足は長くなかったので、こんなもんなんですかね。


太ももの肉付きがラガーマンとかのそれ。
何故だかこの柄を見るとマツボックリを思い出してしまう。。。


親指の爪だけめっちゃ伸ばしているヤツみたい。笑
足の指先部分にも可動があるので、接地に若干安定性がプラスされています。


後ろから見るとこんな感じ。


可動域はかなり厳しめ。。。牙狼もゼロもそこまで広い可動域ではありませんでしたが、キバは圧倒的に動きませんw
私はそんなに気にしませんが、一応フィギュアーツブランドなので、もう少し動くとうれしかったですね。上半身はまだしも、下半身が本当に動かない。。。


短い足でキックしてみる。台座などはありませんが、保持力は抜群なので意外と安定性はあります。


右の足裏にスポンサーロゴが入っています。


マントを装着させてみる。個人的にキバはマントをずっとつけているイメージなので、
これはマストアイテムですね!

マントの出来はまぁ、、、こんなものかなぁと。大河版牙狼には布製のマントが付属していましたが、見栄え的にはこちらの方がいいような気もしますね。


ちなみにマントは塩ビの塊なので、結構重量があります。
装着すると重心が後ろに行くので、若干前のめりに立たせてあげる必要があるかも。


今回の付属品。斧の暗黒斬と黒炎剣、交換用の手首が3種類付属しています。


暗黒斬を持たせてそれらしいポージング。かっけえええ〜!
このドッシリと構えたポージングがキバの醍醐味だと思うのですよ!


「灰と化すがいい・・・」


暗黒斬はかなりの長物なので取り回しは難しめ。振り回すのも若干絵面的に難しいので、こうして持たせて肩にかけるようにしておくのが一番サマになっている気がします。



握り手、関節の保持力があるのでこんな風に持たせる事も可能。


黒炎剣も持たせてみる。こちらは暗黒斬と比べると随分とボリューム不足に感じますね。。。なんだか魔戒可動に付属していたものと比べても若干小さいような。

劇中のスケールをしっかり再現した物とは思いますが、少しハッタリを効かせても良かったんじゃないかな〜とも思っちゃいますね。


剣の柄はかなり細かいながらも、丁寧に塗装されています。ダイキャストではないのが残念ですが、ダイキャストだと重すぎて保持が難しいからね、仕方ないね。


アップで見るとこんな感じ。


ちなみに暗黒斬はこんな感じ。チェーンの部分は本物なのでプラプラします。笑
斧にしては小ぶりですが、曲線を多く取り入れており如何にもな魔戒の武器という感じがいいですね!


適当にポージング〜
付属品の開き手も使用しつつ。可動域は小さいですが、造形は素晴らしいので少しポージングさせてあげるだけでも十分格好いいですよ!





両手に武器を持ち、はしゃぐキバ。


エフェクトパーツは付いていないので、なんとなく想像で。。。
黒炎を!どうか剣に黒炎を!笑


下半身の可動域の狭さを、腰や肩周りの可動でどうにかカバーしてみる。
それなりにサマになっている気がするのですが、どうでしょうか?


しっかし牙狼もパチンコのおかげで随分と有名になりましたねぇ。
元々は深夜にやっていた実写特撮でほとんど知名度もなかったのに。今やこんなに牙狼のグッズが作られているのも、パチンコのおかげと考えると複雑な心境ですが。。。


葛藤するキバ。


膝から崩れ落ちるキバ。あぐらをかいたり正座をすることはできませんが、これくらいであれば曲げることは可能です。


悪い顔してるなぁ〜だがそれがいい。笑
そもそも牙狼自体が怖い顔だらけなので問題ナッシング!むしろダークヒーローそのものの絵面で非常に格好がよろしい。


反転させるとゼロカラーになりますw
こういうカラーリングもいいですね。爽やかな青が入りますが。








大きさ比較。標準的なフィギュアーツの大きさですね。

以上、バラゴこと暗黒騎士キバのレビューでした。造形に関しては個人的に文句無し。
キバの格好良い部分がこれでもかと再現されていると思います!

悪い部分はやっぱり可動域。まぁこれは造形を重視した結果かと思いますが、それにしてももう少し下半身がフレキシブルだと嬉しかったですね。
あとはマントが若干外れやすいのと、触っていて指が刺さりまくって痛い事w

とは言え、キバ好きの方であればほぼ満足できるかと!ただブンドドしたい方には向いていないかも。。。

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テーマの著者 Anders Norén

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