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吸血殲鬼ヴェドゴニア モーラ

ボークスより「吸血殲鬼ヴェドゴニア モーラ」のレビュー。

発売日:2002年5月
価格:10,780円(税込)
スケール:1/8(約14.5cm)
原型製作:ミルヒ・シュトラーゼ(a-brand)



箱表。a-brand共通のデザインBOX。

「a-brand」から「吸血殲鬼ヴェドゴニア」よりモーラが塗装済み組立式フィギュアで登場!!(公式より引用)
原作は2001年にニトロプラスより発売された18禁ゲーム。18禁と言ってもニトロプラスなので、エロ方面というよりはグロ方面に特化した作品となっています。

箱裏。

今回立体化されたモーラはサブヒロインですが、ある意味メインヒロイン的な立ち位置のキャラ。劇中に登場する敵、ヴァンパイアを狩るハンターでもあります。
主人公のヴェドゴニア(伊藤惣太)とタッグを組み共闘しますが、原作とコミカライズ版では設定が異なるのが特徴です。
ちなみにスケールは1/8ですが、モーラの外見が10歳程度の設定の為、かなり小さめ。

内容は本体、台座、スレッジーハンマーの3パーツ。本体と台座は元々接着されている一方、スレッジハンマーは先端を自分で接着する必要があります。なおスレッジハンマーの先端が重いので重心位置はちと悪め・・・

元々はガレージキットなので接着剤を使うのは当然っちゃあ当然ですね。昔のボークスはこういう完成品とガレージキットの両方をよく販売してくれていました。






















お顔。原作絵のアクのある絵柄を薄めた感じになっています。正直、原作絵より可愛く出来ている。笑
ガレージキットは当然自分で塗装しないといけないアイプリントも、完成品だと職人が塗装してくれているのが嬉しいですね〜

プリントではなく塗装なのもボークスのガレキ完成品の特徴。品質のムラは大きそうですけどね。
ちょっと残念だったのは、目線がパッケージと異なる所。スレッジハンマーを振りかぶるポージングと相まって、目線は流し目になっているのがパッケージなのですが、実物のこちらは微妙に目線が合っていないのが悔やまれます。

髪の毛は流石ガレキ、PVCの完成品にはとても出せない繊細な造形となっています。毛先にいくにつれてグラデが入っているのも特徴。
その代わり、繊細すぎて取り扱いに大きく気を遣わないといけないのは覚えておきましょう。笑

後頭部。


この辺のパーツの合わせ目が目立つのもちょっと残念。ガレキだったら自分で合わせ目消せよ!とお思いになるかもしれませんが、だってこれ完成品ですから!そこは元々やっておいてよ!笑


ボディーは著しくスレンダーです。こちらは設定通りなので問題ナッシング。
漆黒のドレスに身を包み、身の丈ほどあるスレッジハンマーを振り翳して敵を殲滅する・・・カッケー女の子なんですよこいつァ。
なお、肌の露出はほとんど見当たりません。


流石10歳の身体・・・あるものもない、そういうことか・・・
一応エロゲーなので他のヒロインに巨乳らしいキャラはいるので、そちらで我慢して下さい。笑


こちらもガレキらしく、ドレスのねじれた表現やシワの入り方が非常に「彫刻」っぽいんですよね。
黒一色のドレスだからこそ映えるシワの入り方が独特で、このフィギュアの最大の見所と言って差し支えないかもしれません。


手の小ささと同時に、スレッジハンマーの柄の太さが分かる貴重なショットです。笑
持たせるのは若干大変でしたね・・指が折れないかヒヤヒヤしたぁ〜


左手は添えるだけ・・・


スレッジハンマーはこの中で一番重いパーツです。まさしくポリストーンの塊・・・
四隅の先端は元々欠けています。私が落とした訳ではないので悪しからず!

スカートのねじれもかなりのモノですね・・・絶妙にツヤ感のある黒で塗装されているので、光を当てた時の表情が一枚一枚違うのが面白い。


上半身のスレンダーさと、下半身のボリューミーなスカートの対比が良いシルエットになっていますね。


別角度から。


スカートの中はペチコート。薄めのブルーが入った仕上がりになっています。
そして嫌でも目に入ってくるのが台座のグロデスクさ・・・これは素晴らしい。


靴下や靴はピッカピカなのに、その下に転がっている肉塊のグロデスクさよ・・・笑
これぞニトロプラスの真骨頂ですね。


うげぇー!的な叫び声が聞こえてきそうな、良い表情!
ある意味本体よりも気合の入った造形と塗装。







スカートの中身が知りたくて・・・
意外や意外、かなり見上げないと中身は見えません。かなりスレンダー体型なのでセクシーさは正直感じませんが、元々そういう雰囲気のゲームでもないしね・・・って、18禁ゲームの意味は??


さらにお知らせというか、悲報です。パンツはありませんでした(血涙)。

え、ちゃんとパンツ見えてるジャン!と思ったそこの貴方、これはね・・・違うんですよ。
ペチコート部分の塗装がそのまま移っているだけで、パンツの造形らしきものは無かったです。つまりは埋まっている状態。
ま、そこに期待して購入する方は少ないと思いますが・・・一応注意喚起はしとかないとね!





































おおきく振りかぶって。





大きさ比較。冒頭に書いた通り、スケールとしては1/8ですが元々の頭身が低い為、かなりコンパクトにまとまっています。

作品自体もかなり前ですが、こうしてガレキでリリースされていたのが懐かしいフィギュアでしたね。正ヒロインが立体化されていないのが、この作品のキャラ人気格差を物語っている・・・あ、主人公のヴェドゴニアは立体化されているので次の機会にでも紹介できればと思います。

モーラのフィギュアは同じa-brandからもう一種類出ていますが、そちらは半裸の完全18禁フィギュアとなっていますのでご注意を。
全体的な完成度は纏まっていますが、サンプルとは目線が異なるのでその辺は注意!



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テーマの著者 Anders Norén

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