
発売日:2022年1月
価格:19,580円(税込)
スケール:1/7(約13cm)
原型師:槙尾宗利
彩色:鉄森七方

『ソフィーのアトリエ ~不思議な本の錬金術士~』より、錬金術の知識に長けた“プラフタ”を本を手に振り向くポーズで立体化。
特徴的な瞳は深みのある塗装で、語りかけるように小さく開いた口元が可愛らしい仕上がり。レオタード風のコスチュームは、柔らかそうな肌とのコントラストが眩しく、白を基調にしながらも青や紫の淡いシャドウ表現で透き通るような彩色が見所です。フリルや革ベルト、装飾品など複雑なパーツもしっかり再現され、クリアパーツを使用した艶のある髪や尻尾の先端のゼンマイキーが幻想的な雰囲気。
右手に持った古い本は、初めてソフィーと出会った時のプラフタの姿となっており、ゲームの世界観を演出します。(公式より引用)

初版は2018年7月に発売され、約3年半の歳月をかけて再販されました。初版の出来はそれはそれは凄まじく、繊細な造形と塗装が反響を呼びましたね。長らくプレミア価格となっていましたが、再販を望む声が多かったのかこの度めでたくリリースされましたね!
かくいう私も、評判を聞いて欲しくなっていたので、これは嬉しい再販でした。

直接見た感じだと、前髪がサンプルよりも短くなったかな〜恐らく個体差?金型の都合上、ちょっと形が変わったとか?
そこいらが気になる方は気になるかもしれないです。では、レッツレビュー!







差分は本を持っているか持っていないかの違いなので、ちょっと変なポーズに・・・WHY?的な。笑
なので、基本は本を持った状態でレビューしたいと思います!

それを阻止する為に、接続の際は「手部分を持って」交換してくださいとの記載が。

二次元キャラにありがちな「目が大きくて可愛さを強調した作り」じゃあ無いのが良いですよね。ゲームをプレイした事が無いのでキャラの事はよく分かりませんが、クール系?を思わせる表情ですね。

アイプリントの精度もアルターらしく、とても高いっすな!
初版だと前髪が上瞼までかかっていたような気がしますが、再販分だとギリギリかからない程度になっています。
好みが分かれる部分ですが、幼さがUPするので私は許容範囲ですね。

目の下にハイライト、うっすらチークが入っています。写真では鼻が目立たないので間伸びした表情に見えますが、実物はちゃんと立体的に見えるのでご安心を。

全体的に塗装は良き配色ですが、特にこの髪の毛の発色が素晴らしい。見る角度によって微妙に変わったり、ベースは紫ですが白髪に見える箇所もあったりと、マジョーラを彷彿とさせるカラーリングですね。

これってどうやって塗装しているんだろ・・・不思議でしゃーない。天晴れアルター。
シャギーの量やシャープな毛先の造形も言うこと無し。お顔とかよりもこの髪の毛の塗装に一番惚れ惚れしているかもしれない。。。笑

中心から広がる緑の配色が少し浮いている気もしなくも無いですが、まぁこんなものかな?

こちらもシャープな造形で見応えあり。

後ろで結われている部分は特に紐などなく、髪の毛だけです。この写真だけでも、光の当たり具合で髪の毛の発色が違うのが分かりますね。

ショートカットにうなじは付き物。更に後ろ髪が結われているとなれば、これは覗くしかありませんね。
まぁこのプラフタは特にフェチポイントではありませんでしたが、ちゃんと確認しておかねば。



量産品なのであまり力を入れられない部分なのは分かるのですが、他の箇所が素晴らしいだけに変に浮いちゃっているというか・・・
あ、おちょぼ口かわゆいです。
とかく!手放しで褒めたい所だけど全面的にという訳じゃないよ!と言いたいのです。笑

装飾品が至る所に散りばめられていますが、変に邪魔する事なく雰囲気の中にしっかり溶け込んでいるのが良いですよね。
細かい部分の塗装箇所も多いですが、はみ出しが無いのは流石です。アルターの技術を見せつけるかの様な緻密さですな!

細かい部分ですけど、質にこだわっているのが分かる部分ですね。


巨乳、という訳ではありませんが十分にボリュームがあります。というか巨乳か。とにかくカタチが良いですね。見事なお椀型。
そして先端がちゃんと尖っているのもポイント高いですね。写真では分かりにくいですが、先端部分はうっすらシャドーが入っておりイヤらしくならない程度に立体感が強調されています。

このレオタードのデザインを考えた人、あなたは天才か。。。横乳とワキを同時に見せつけるこのデザイン、グッドデザイン賞を差し上げたい。。。

何ですかね、こんなにセクシーな衣装なのに何故か上品に見えるのは・・・カラーリングのおかげかな。


立体的な造形と緻密な塗装、ここだけ見てもフィギュア全体のクオリティが高いのが分かりますね。



実際にやろうとしたら、腕がプルプルして筋肉が浮かび上がっていそう。。。笑

こんなに大量の本を指先だけで支えてやがる・・・ッ!


積み上げられた本は軽く、ヘタる心配は無さそうですね。




「教科書にマーカー引きまくり」「ノートをやたら綺麗にとる」「付箋がみっちり」この辺は実は勉強が出来ない、なーんてジンクスもありましたよね。笑


経年劣化でベタつくか少し心配ですが、まぁアルターなので心配ないかな?

先端は巻き髪なのか、クルクルしています。

後ほど全体像で見ていきますが、右後ろに捻りが加えられたポージングになっています。公式ではレオタード以外にベストの記載がありますが、はてベストは一体どこへ・・・?

しかしベルトだったりフリルだったり、忙しい衣装ですな〜これは!

造形も非常にシャープネスで見栄え良し。

装飾品がゴチャゴチャしていますが、それぞれ素材感が違っていて飽きさせません。

細かく入った金のライン塗装や、うっすら入った幾何学模様が絶妙なアクセントになっています。

今更ですが、細かいパーツがヒジョーに多いので取り扱いには注意が必要かと。私は動かす際には頭を持ってやっていました。笑

こんなに背中がガラ空きな衣装があっただろうか。。。うっすらシャドーが入っていたり、真ん中にラインがある辺り作り込まれている事が分かります。

こう言う身体の不思議を見られるのも、素肌ならではですね。

レオタード衣装がぴっちり張り付いているのもフェチ度高めで良きですな。

ありがとうございますありがとうございます!パールカラーのレオタードに負けない位、お美しい身体ですや。

細かい部分ですけどちゃんとペタンコ座りでガタついていないのもポイント高いです。

この食い込み、反則すぎやしませんか。この景色、桃源郷ですかい?隠す気がさらさら無いとしか思えませんねぇ!

尻尾の装飾は首の装飾品と同じく、金色で機械チックな仕上がり。

本当、細かいパーツだらけで世話を焼かせてくれるぜぃ・・・

お肌部分はもちろんスムーススキンです。

この手のタイプは安定性に優れているのが特徴(大体お座りポーズなので、高さがなく安定している)。ただし足の角度などにバラつきがある場合はバランスが途端に悪くなってしまいます。

あまり動かしすぎると台座との摩擦が発生して汚れる可能性があるので、注意して飾る様にしましょう。

バッテンで縫い合わせてあるのは、元々そういうデザインなのか、太ももが太くなって入りきらなくなり縫い合わせたのか。。。後者だとしたらより興奮しますねぇ。間から見えるお肌、昔だとここは塗装で表現されていましたね。




決して下着じゃあないのにこの破壊力・・・素晴らしい以外に言う事無しですね。

お尻と太ももの境目部分にうっすら段差があるのが、もう、分かってるぅ!このこのぉ!

レオタードが意外に厚みあるんだなぁ〜とか思った今日この頃です。周りがゴールドのラインで覆われているのが唯一の救い(?)。

あちらもかなり良いデキだった覚えがありますが、2体で4万円ですからね。私は感覚がイカれているので普通だと思いますが、普段フィギュアを買わない方からしたら、高っか!!てなりますよ。笑

ここが四次元トンネルですか?

あぁ〜いかんいかん、こんな破廉恥なポージングは!当サイトは健全仕方がないのでこんな写真を載せてはいけないのですよ(?)

細すぎず太すぎず、絶妙な太さのお尻周りをしっかりガード・・・出来ていねぇ!






実物は流石にちゃちいですが、こうして写真でフィルターをかけると全然そんな風に見えないのがゴイスー。プラふたのゴージャスな雰囲気にもピッタリだし、これからも他のフィギュアに使用していこうと思います。お気に入り!






流石セリア、俺たちオタクの欲する物をすぐに用意してくれる、そこにシビれる、憧れるぅ!







初版の時から評価は素晴らしかったですが、こうして手に取ってみると納得の出来でしたね。
繊細な造形はもちろん、特に素晴らしいと思ったのは塗装。クリアパーツにはクリアパーツの、装飾部には装飾部に合った塗装方法が使用されており、造形物として単純にレベルが高いと感じました。
単純に見えつつも腰を捻ったポージングに身体の美しさを感じ、所持している喜びを与えてくれます。
難点は、繊細すぎるゆえ取り扱いに注意しないといけない点くらいですかね。作品が人を選ぶゲームなのでキャラクターの知名度は低いですが、アルターの造形と塗装版すが遺憾無く発揮されているアイテムかと。
フィギュア好きとしては是非押さえておきたいアイテムですね。オススメです!
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