
マックスファクトリーより「霞 C2ver. Refined Edition」のレビュー。
発売日:2020年7月
価格:17,112円(税込)
スケール:1/6(約24cm)
原型師:片山博喜
彩色:あきもとはじめ

↑公式より引用。特設サイトも作られている程の力の入りっぷり・・・恐れ入リマス。
当時の霞フィギュアが発売された時、私はまだ子供でしたので当然存在を知りませんでした。というかDOAですら知らなかった位。笑
しかしフィギュアレビューサイトでは必ずと言って良いほどレビューされていたこのマックス霞フィギュア、個人的にはすごく憧れがあったんですよねぇ。フィギュアコレクターとしては外せないフィギュアってあると思うんですよね、歴史を変えたというか、驚異的な売り上げや出来の良さで話題になったみたいなやつ。このマックス霞フィギュアはその中の一つに必ず含まれると思いますよ!

公式の売り文句としては、当時再現できなかった彩色・模様の追加、現代のスタンダード技術のシルキースキン(スムーススキンみたいなもの)が挙げられています。
ちなみに当時のお値段は8,580円。時代の流れは怖いもので、ほぼ2倍のお値段になっていますね・・・
当時のフィギュアの安さに驚くと同時に、現代のリファインされた技術にwktkが止まりませんな〜







完全新規造形と謳ってはいますが、ベースとなる表情やポージングは同じです。なので目新しさはないと言えばないのですが、全てにおいてリファインされた分、より可愛らしさというか艶っぽさが上がっている気がします。

先程の全景写真で見えたかと思うのですが、まずポージングが前屈みなので正面からでは顔がよく見えません。更に目線も右方向なので、正面から見た時の表情が全く分からないんですよね。それはつまりフィギュア撮影者にとっても「鬼門」な訳で・・・・

ちなみに写真を見てもらえると分かる通り、目線に合わせた角度以外からだと顔面のパーツの位置が崩壊しています。笑
全体的に角度がついている為、とろけた様な表情になり締まりがなくなるのがこのフィギュアの特徴。

ゲーム内よりも幼く造形された顔つきから放たれる絶大な破壊力。それがこの霞フィギュアが過去に売れに売れた要因でございます。

前髪部分に細長の傷が見受けられますが、こちらは初期傷ではなくどこかにぶつかって剥がれてしまった物だと思われます。


・霞 ノーマルVer.(青地に白ライン、最も有名なカラーリング)
・霞 2P Ver.(今回レビューしているカラーリングと同じ、白地に赤ライン)
・霞 ブラックVer.(黒地に金色ライン、ちょっとゴージャス)
・霞 ハリウッドブルーVer.(販路限定だった気がする、ノーマルよりも鮮やかな青地に白ライン)
以上4種類のカラバリが存在していました。それから15年以上経ってこうしてリファインされるとは。。。



そうなんですこの霞フィギュア、お顔も勿論ですが何と言ってもこのBODYが素晴らしい。ゲーム中でも遺憾無くその素晴らしいプロポーションを拝めますが、フィギュアになってこうマジマジと見ていると、、、改めてブラボーな体つきをしていますね。どことは言いませんが、その、胸の辺りとかね。

先述した通りポージングが屈みなので正面からこのBODYを拝むことは難しいのです。しかしこんな素晴らしい景色を自分ひとりで楽しむなんて勿体無いので、是非このレビューで皆さんで存分に楽しんで頂ければ幸いです。

しかし白装束というのはどうしてこうもいやらしく感じてしまうのでしょうか。不思議ですね。布面積の少なさも相まってとんでもない肌色成分となっています。

そして道着の隙間がちゃんと再現されているのもポイント高し。この隙間に腕を突っ込みたい(死)

首の紐もそそられる〜

私の持っている歴代のフェチいフィギュアTOP 10には確実に食い込んでくるであろうレベルの高さを醸し出しています。えてして「横乳」というカテゴライズに於いては間違いなく1位を獲得していますね。

色白な肌がいかにも触るとサラサラしていると言わんばかりの主張がそそられる・・・




道着の赤のラインははみ出し無く綺麗ですが、全体的にはやはり古めの造形なのでちょっともっさり感は否めないです。



DOAシリーズってこういうグラマーな女性が多いですよね。でもロリッ子もいるしチャイナっ子もいる。更に女子高生までいるという、男性の求める女性像を全て詰め込んだ・・・格ゲー?です。

15年以上の時を経てついに実装されたんですよね〜美しい。

止め紐の金色と相まって凛とした美しさがあります。

中指の部分には固定用の指ぬきが。



そして各パーツの合いというか、重なり具合が最も美しく見えるのがこの角度かなって思っています。

このポージングというか仕草も非常にフェチいですねぇ。

先っぽについたボンボンはちょっと重みがありますが、外れることはなさそうなので安心です〜

マットな塗装で仕上げられていて雰囲気も良いです。鞘の先っぽに赤い玉があるけど、ただの飾り?

決して細くない、むしろ太くまであるこの部位。DOAのキャラだとこれがまだ細い方なのですから恐ろしい。

ここはリファインするにあたってどうにかならなかったですかね。もう少し軽くできなかったか。

どの角度から見ても破綻のない下半身。しかし顔は超角度限定なので、こうして顔が見えない角度で見ると安心感が増してオススメです。笑

どうしても袖口の部分ってシワになりますからね、非常にリアル。

そしてお尻の形がうっすら浮かび上がっているのが分かります。ううむ・・・

こちらも手甲当てと同じ模様が印刷されています。

台座との接続はダボで、左足のみ。


こちらも当時の霞フィギュアにはなかった物です(当時は通常の台座でミラーベースではない)。
単純に大きさとしてちょっとベースでかくない・・・?って思いますけどね。
ミラーベースって個人的にはそこまで嬉しくはないですね。まぁあったらあったで「ふぅん」って感じです。笑

しかし・・・

まぁそこまで大体的に見えない、というか相当頑張らないとここまで見えないんですけどね。ただこの食い込み具合、苦労したからこそ報われる価値というものがあるっ!

そう言えばこのマックス霞、プラモでも出ていましたね。あちらは流石にここまでお顔の再現度も高くなかったような気もしますが、実際の評価はどうだったんでしょうかね?モデラーの方には好評だったのかちょっと気になります。しかし続報もないからあんまり評判というか、売れ行きはよくなかったのかもしれませんね。












と言う訳でマックス霞でした。2000年台初頭の傑作フィギュアがこうしてリファインされ、発売されたのは非常に喜ばしい事ですね。当時と比べてお値段はかなりのものですが、これは当時の霞フィギュアを持っている方にこそ手に入れて欲しいフィギュアだと思いました。
それくらいフィギュア技術の進化を実感出来ますし、いかに美少女フィギュアが優れているかを改めて知る良い機会かなぁとも思ったり。
そういう私はこのリファインされた霞フィギュアに見惚れてから、持っていなかった旧Ver.の霞フィギュアも買ってしまいました。おそらく次は比較レビューになると思います。DOAが好きな方は勿論、傑作フィギュア、むっちりしたフィギュア好きな方、とろけたい方全てにオススメです!
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