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ドラゴンボール超 孫悟空FES!!其之十三 超サイヤ人孫悟空

バンプレストより「ドラゴンボール超 孫悟空FES!!其之十三 超サイヤ人孫悟空」のレビュー。

発売日:2021年4月
価格:プライズ
スケール:NON(約19cm)
原型師:中澤博之

ドラゴンボールプライズ界の重鎮、中澤博之しが原型を担当するシリーズ「孫悟空FES」より、有名すぎるくらい有名すぎる「フリーザ戦での超サイヤ人孫悟空」が登場!

元となったシーンは原作コミックス27巻(完全版22巻)から。ナメック星がフリーザによって滅びかけている寸前の、一気にカタをつける直前のシーンですね。この時の悟空は超サイヤ人らしい冷静かつ怒り爆発の性格をしており、いつもの一人称「おら」ではなく「おれ」と変わっているほどです。

ナメック星編はドラゴンボールの中でも最も知名度が高いのではないでしょうか?更にその中でも超サイヤ人覚醒後の悟空は幾度となく立体化されていますが、今回のこのポーズは初立体化じゃないですかね。今の所私の所持しているナメック星編の超サイヤ人悟空はいくつか有りますが、どれも高クオリティーの素晴らしい物ばかり。今回はそのハードルを超えられるのか?!楽しみです。























今回レビューするのは「ドラゴンボール超 孫悟空FES!!其之十二 超サイヤ人孫悟空」のカラバリとなります。

いや、もうこれ以上無いって程似ていますね!個人的には両手放しで褒めたい完成度だと思います。
超サイヤ人なりたてのキリッとした表情、派手では無いが程よくウェザリングが効いた傷の造形、各パーツの配置や大きさのバランス、どれをとっても一級品かと。


目線に合わせるとこれまた格好良いんだな。。。
普段はそこまでベタ褒めしない当サイトですが、これに関してはコスパも相まってマイナスな部分がほっとんどないです。「ほっとんど」というのは理由があって、例えば髪の毛がシャギーが入っていて当時の絵柄ではない(後期の髪型に近い)というのが有ります。

しかし、それを補って余るほどの造形力、そしてポージングの再現度がマイナスな部分も気にしなくさせてくれるんですよね。
あとはプライズの限界である台座の仕様やグラデの少なさ等なので、ここは高望みしてはいけません。


目は単色ですが、縁取りが丁寧にされています。特に瞳部分がずれること無く、しかも目線に向けて太い部分と細い部分の縁取りになっているのが細かすぎる!

目線が正面ではないのと、ある程度パースが付いたポージングなどで角度限定気味ではあるのですが、そこは仕方ないですね。
よく見ると眉毛の上の部分に短い線が多数入っているのも見受けられます。


下から見上げてもこの格好良さ。今回は特に下膨れ顔の再現度が素晴らしいですな。原作ではまだ割と悟空の顔の輪郭に癖があった時期なのでこの表現は正しいです。逆にセル編以降でこの輪郭だと変ですけど。

顎から下の部分の色が濃い目に見えますが、これは角度がついているからで影のせいです。


前述しましたが、今回唯一のウィークポイントでもある髪の毛。なぜ中澤氏はこのシーンでシャギーを入れてしまったのか。。。?
いやしかし、前回の素晴らしきフィギュア「BWFC 超サイヤ人孫悟空」も同じ髪の造形だったしな。もしかしたら中澤氏的にはこれが正解の形なのかもしれないですね。


全体的にシャープでエッジの効いた造形がすごい好み。あまりカクカクし過ぎるのも駄目だと思いますが、この髪の毛についてはツンツンしている方が正解かと。
グラデは特に髪の毛にはなく、パールがかった明るめのイエローといった感じ。パールの若干ラメが入っているキラキラした色味が良いですねぇ。


色々な角度から。イラストで描くと割と簡単な髪型ですが、立体化になると話は別。どの角度から見ても破綻のない造形にしなくてはなりません。


鼻の高さも適正、口のキュッと閉まった造形、位置もパーフェクツっ。。。!
これで流血表現があれば更に120%の完成度になったでしょう。。。まぁそれが無くても十分素晴らしい出来ですが。笑

後ろから。


乳首の造形がありませんが、個人的にはそこまで気になりませんでした。フィギュアによってあったり無かったりするのですが、まぁ漫画だしな。。。って感じです。笑

半裸ですが筋肉部分にも衣服部分にもグラデが入っており、全体的に近年の中では力の入った塗装になっています。嬉しいですねぇ。


間延びしがちな筋肉部分も、多めにスジ彫りを入れることで緩和。


肌の色は結構色白。でもアニメの悟空もかーり色白でしたよね?特に後期に行けば行くほど色素が薄くなっていったような。。。超サイヤ人の髪の毛からほとんど白に近いクリーム色でしたね。
テカリは若干ありますがそこまで目立ちません。


ゴリゴリな腕の筋肉。力の入っているのがよく分かる造形ですね。
程よく腕の長さが短いのもポイントが高いです。笑


キレッキレな背中。もうこの筋彫りが正解なのか?ってくらいバキバキです。


リストバンドはインナーの色とは微妙に違います。リストバンドの方が水色に近いです。
そして手のひらの分厚さ!これはなかなか表現するのは難しいですよ〜
指の開き具合は勿論、角の多い造形に筋彫りが相まって彫刻作品の様です。


左手も同じく。


こうして見ると、彫りの深さが結構気になりますね。この作風が好きか嫌いかでこのフィギュアの評価はだいぶ変わるでしょうね。
例えばこちらもフィギュア界では有名な岩倉氏の造形は、かなりクリーチャー寄りというか、大幅なアレンジが加えられている事が多く、より人を選ぶような造形です。

中澤氏の造形はそれと比べるとマイルド、原作寄りですがやはり多少の個性は加わります。まぁそれこそ原作まんまの立体化ばかりになってもつまらないのですが、出来れば王道を行く原型師の方がいてくれたらいいのになーとは思いますね。


微妙な指の開き具合や、筋肉のつき方に不自然さがないのが何より素晴らしい!


ちょっと道着の肩部分の裾がヒラヒラしすぎていないのがちょっと残念ですね。小綺麗というか、計算して上手く破れたような裾になってしまっているので。笑


サイヤ人にワキ毛はありません。ツルツルです。
なのに猿の遺伝子を持っているという不思議。


インナーにはグラデがかかっており、見栄えは良いですね。
配色は単純ですが、面が広い分丁寧なカラーリングに好感が持てます。


帯は微妙にインナーと色が違う感じ。スカイブルーみたいな。
後期の太い腰巻と違い、この頃はまだ帯の先を結んで外に出していました。この後からだったかな。。。変わったのは。そもそもヤードラット星の衣装だったか!


ガッツリ膝小僧が見えちゃっています。股間部分は絶対に破れない、それジャンプ含め鉄の掟だから。。。
こちらにも細かい線が多数刻まれています。


ドラゴンボールの膝の形って独特すぎますよね。笑
筋肉をつけまくったらこんな膝になるのかな?


ちょっと破れた部分のモールドが甘い感じがしますが、まぁ許容範囲でしょう。ダメージ塗装がないのが本当に悔やまれる。。。


アニメでは地味にブーツが長かったりするのですが、今回は標準的な長さですね。
あとラインの配色が赤だったり黄色だったり白だったりするのですが、一番イメージしやすいのは赤ですよね。なのでこの配色は全然あり!
ちなみにカラバリ(というか前弾のやつ)は黄色ラインです。


ブーツの靴底もしっかり作り込まれています。こういう所で仕事のきっちり出来ている差が出てきますからね、特にDBのフィギュアコレクターの目はトップクラスに肥えているので納得させるのがもう大変ですよ!笑


今回は浮遊のポーズなので、お尻に支柱がぶっ刺さって支えています。これが良いのか悪いのか。。。かといって肛門に突き刺さっていても嫌ですからね、仕方ないですね。笑

最近はSNSでもフィギュアの改造やリペイントも普通に行われるようになりました。素材も百均で簡単に揃ったりもしますし、昔と比べると確実にそのハードルは下がってきていますよね。
特に台座に関してはアクリルで簡単に加工出来たりするので、それで小金を稼いだりしている人もいるとかいないとか。あ、私はちなみにその系統はチャレンジした事はないですよ〜












































大きさ比較。屈んだポーズなので高さは控えめです。支柱のせいで結構グラつきます。笑

以上でした。前弾のカラバリですが、こちらが原作カラー寄りなので好きな方も多いんじゃないかと思います。
どちらのカラーにされるかはお好みでって事で。。。

大きなウィークポイントはないですね。原作とはチラホラ違う部分もありますが、あの時の決戦の雰囲気やポージングが高水準で表現されているフィギュアだと思います。このクオリティのフィギュアがプライズで安価で手に入る2021年、いい時代じゃあないか。。。(恍惚)

もしかしたら後年になってプレミア化するかもしれませんので、欲しい方はお早めに手に入れましょうね!

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テーマの著者 Anders Norén

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