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Fate/Grand Order キャスター/マーリン

アルターより「Fate/Grand Order キャスター/マーリン」のレビュー。

発売日:2020年12月
価格:22,500円(税抜)
スケール:1/8(約28cm)
原型師:岩元邦仁
彩色:星名詠美


1/8スケールですが、服装や付属品も合間ってスケール以上のボリュームを感じますね。
超人気国民的ゲーム「FGO」より、特に人気が高いとされるマーリンです。ちなみに私はインストールして、約10分程のチュートリアルで挫折しました。笑

ではなぜ買ったのか?「デザインが良いから」の一択ですねぇ。まぁあとはアルターのブランド力を信じてと言うのもあるのですが。結構延期されましたが、無事に発売されました。お値段はアルターの中でもなかなか強気。男性キャラクターというのもあるのでしょうか?























お顔。元になったカードのイラストと見比べても、遜色ない出来で満足です。
ちょっと正面から見ると口が大きい気もしますが、それだけ余裕のある表情という事で。。。

恐るべき程に小顔ですが、イケメンはみんな小顔ですからね。髪の毛の形や毛量でだいぶ誤魔化されている感じもありますが、兼ねイメージ通りの仕上がりかなぁ。


流し目がいい感じですね!アイプリントも非常に綺麗で精密かと。
眉毛が通常の色の乗せ方にプラスして、縦線が細かく入っているのが特徴です。おそらくそのままだと色のせいかボヤけて見えてしまうからでしょうね〜


この余裕のある表情と見下ろす顔の角度、さすがマーリンと言わざるを得ませんね!笑


髪の毛はクリアパーツですね。ただ透明度はあまり高くない、高級感のある仕上がりになっています。こういう色味って造形がダルく見えがちなんですが、そういった感じもなく非常にシャープにできています。


もみあげ部分の塗装の差別化もいい感じですね。花のような髪飾り?もしっかりあります。


髪の毛の流れが秀逸で、イラスト通りとは行きませんがハネっ気のある毛先も上手に表現できていると思います。


後頭部。


髪の毛の上からフードを出すのがマーリン風。笑


本体の重さとスペースの半分を占める後ろ髪。恐らくこのマーリンの1番の見所でしょう。

複雑に絡み合う髪の毛に加えて、うねりとシャープさが両立した造形が素晴らしいですね!
本体のトータルバランスや重量の加減など、多分大変だったんだろうなぁ。。。と想像。


根本の方が色が濃く、先端にいくにつれてクリアになっていくグラデーションヘアー。
実際ここまで毛量と長さがあったらシャンプーとかめっちゃ大変なんだろうな〜笑


先端のクリアー部分は、乳白色というかは紫が加わった淡い色合いになっています。








首もハンパなく長いです。


かなーり細かい衣装部分。ここだけで何パーツ合って、何色あって、何工程あるんだ。。。

私の元に届いたマーリンは、胸の中心部のヒラヒラ(紫とピンクの部分)に少し汚れがあるのが残念ですね。遠目から見たら全くわかりませんが。


部分によって違うゴールドの発色が美しいですね。何だかおめでたい雰囲気になりそうな衣装です。


至る所に花びらを連想させるデザインが入っているのが特徴。


白ベースの衣装ですが、単純に真っ白な部分はほとんどなく、シャドウが吹かれているのが大半です。しかしそのシャドウもくどくなく、絶妙な匙加減で吹かれているのが技術力高い!


伝説級の魔術師なので、当然杖の形状も複雑な訳です。しかし剣士の腕も超一流って、それもはやチートでは?笑

それはそうとこの複雑な杖、非常に繊細なパーツが多いので持たせる際には細心の注意が必要です。取扱説明書にも書かれているのですが、持たせる角度も結構重要なようです。


なんて繊細なパーツと構造。。。ちょっと力を入れただけでポキッといってしまうでしょうね。笑

しかしこんな細かいパーツでも、塗装が非常に丁寧でゴージャス。さすがアルター。


この杖単体でも、情報量が多過ぎて。。。惚れ惚れする出来ですなぁ。
ヒラヒラ部分は、風にたなびいている表現になっており、向きは外側になっています。


複雑に絡み合う布。


赤と青の混じり合い部分や、金色部分の模様など、細かい部分にも注目してみてください。


この辺とか、


この辺とか、


この辺とかね。ちなみにめっちゃ軽いです、この杖。なので重力に負けることはありませんが、上述した通り繊細すぎる造形なので取り扱いには十分注意を!


差し替え可能な左腕パーツ。こちらは特に何も持っていない状態。


裾が広がった状態のパンツ。ゴールドの紋様が綺麗ですね。
単純にストレートではなく、適度にシワがついているのが上品さをプラスしています。


裾先のゴールド部分はグラデーションあり。


謎のヒラヒラもあり。


盛大なデザインとカラーリングの衣装と比べると、幾分シンプルに見える靴周り。
ちなみにパンツの中は全部造形されている訳ではなく、途中までとなっています。全国のスケベ淑女の方々、ここは残念ですね!


この写真の情報量だけでもえげつないな。。。


台座との接続方法は両足裏のダボで固定します。本体がかなり重いのでしっかり台座に乗せて支えてあげましょう。


台座はシンプルなクリアータイプの円径。結構薄めなので割ってしまわないように注意です。
真ん中に行くにつれて紫が薄くなっていくグラデーション仕様で綺麗!

そして周りには花が散らばっており、まさに花の魔術師。スケールは1/8ですが、このマーリンと並べて飾ることが出来るアルトリアとかも発売されませんかね。


杖に仕込まれた剣を持った状態の右腕が付属。写真では杖側の剣を取り外すのを忘れてしまっています。。。すみません。


ちょっとアルターにしては甘めな指の造形。それよりも仕込み剣の造形と塗装がしゅごい。。。


刀身の塗装も単純なシルバーではなく、重厚感のある仕上がりに。









































背景を変えてみました。





コズミック・イリュージョン!


意外と似合うな。。。笑


大きさ比較。縦にはそんなにですが、髪の毛と杖の分後ろと横にスペースを結構取りますね。

という事でマーリンでした。現状では決定版では無いでしょうか?といってもマーリンのフィギュアは他にfigmaくらいしか出ていませんが。。。貴重な男キャラで感謝です。

良かった所は、元イラストの透明感と浮遊感をしっかりと再現した造形です。全てのパーツがハイレベルで纏まっており、クオリティーが低い部分が見当たりません。特に髪の毛のボリューム、杖の繊細な造形は目を見張るものがありますね!

一方で気になる部分は値段。やはり男キャラであることで若干上がり目な事を踏まえても高め。
さらに販路が限定されている為、値下げ無し。なかなか定価では手が出ない方も多いのでは無いでしょうか?

以上、非常に造形と塗装のクオリティが高いマーリンですが、気軽に買える値段では無いので少しでも購入の参考になれば幸いです。勿論フィギュア好きにはオススメですよ〜!

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テーマの著者 Anders Norén

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