フィギュアレン

好きなものを、好きなだけ。なフィギュアレビューサイト

POP UP PARADE 「FAIRY TAIL」 ファイナルシリーズ ルーシィ・ハートフィリア

グッドスマイルカンパニーより「POP UP PARADE 「FAIRY TAIL」 ファイナルシリーズ ルーシィ・ハートフィリア」のレビュー。

発売日:2020年10月
価格:3,545円(税抜き)
スケール:NONスケール(約17cm)
原型制作:MASA
制作協力:mayaka。


外箱。このシリーズの購入・レビューは初めてなので、ちょっと楽しみですねぇ。

POP UP PARADE」は、思わず手にとってしまうお手頃価格、全高17~18cmの飾りやすいサイズ、スピーディにお届けなど、フィギュアファンにやさしいカタチを追求した新フィギュアシリーズです。(原文まんま)

と言うことで、最近と言うかここ10年くらいフィギュアの値段のインフレ化が止まらない中、スケールを落として値段も安くしちゃおう、けどクオリティーは頑張るよ!って感じですかね。


まぁクオリティーに関してはグッスマなのであまり心配はしていません。アルター・グッスマ・武器屋は個人的にスケールフィギュアメーカー御三家だと思っています。もちろん海洋堂とかメガハウスとかメディコムトイとかありますけど、あくまで現代の三国志として実績・知名度を考慮したらこの3メーカーになると思います。

私はどこのメーカーの信者でもありませんけどね・・・あ、でもスクエニのフィギュアに関してはだいぶ審査は甘いかもしれません。笑




内容は本体と台座、鍵と非常にシンプル。組み立て飾ってみての第一印象は、「バランスが良い!」

そもそもお値段がお手頃という前提であるのですが、小さすぎず大きすぎずのスケール感がすごく良い。ノンスケールですが約1/9〜1/10くらいの間だと思います。

昔にWA VEからビーチクイーンズシリーズって出ていたじゃないですか?あれのスケールが1/10だったと思うのですが、あれよりかはずっと大きいですね。





















お顔。当サイトでは以前に同じグッスマから発売されたルーシィのフィギュアをレビューしていますので、そちらも良ければご覧ください(レビューはこちら)。

さて、前回のルーシィと比較しても、かなり出来が良くなっているのが分かるかと思います。と言うか単純に似ている様になりました。前回のも可愛かったんですけどね、原作に似ていると言えばNoでしたから。。。と言うかあっちは初期のイメージですね。こちらはアニメ寄りな気がする。


スケールは小さいですが、アイプリントのズレや粗さは感じません。流石に接写すると色素の薄さが目立ちますが、実際に目で見る分には何ら問題ないかと思います。

かなり目が大きくパッチリしたことで、可愛さ重視のお顔になっていますね!
目線としては右向きです。


どの角度から見ても破綻のない仕上がりだと思います。
流石のグッスマ、フェアリーテイルの男キャラが売れるかは謎ですが、ルーシィはAmazonでも若干のプレ値になっている事を考えると需要はあったんでしょうね〜


髪の毛はツインテール。以前はポニーテールでしたがファイナルになってツインになったのかな?その辺りは詳しくないのでゴメンナサイ。笑

髪の毛もダルいな〜と感じるレベルではなく、十分シャープさを保っているかと。
むしろこのスケールにしては本当に頑張っていると思う!


毛先にはうっすらグラデが施されていますね。


ツインテールって分け目が造形のポイントだと思うんですけど、しっかり再現されていてGoodですよ。
サイズが小さい分、ディティールを少し心配していたのですが、全然大丈夫っぽいですね!


ピアスも小さいですがあります。


そしてルーシィといえば。。。胸!!

ここからはバストアップの枚数多めでお送りしようかと思います。笑


フィギュアのスケールは小さくなっても、その胸の存在感は大きいまま!

素晴らしい谷間です。ありがたや。。。ありがたや。。。


全体的に淡い配色なので、フィギュア本体の造形が際立ちますね。

塗装のはみ出しも、サイズの事を考えると十分許容範囲かな〜と。よく出来の悪いスケールフィギュアって、「大きくなったプライズ」って言われる事が多いんですけど、これはしっかりスケールフィギュアの価値があると思いますね。プライズでこの完成度は出せん!


衣装のカラーリング自体はトリコロールで非常にシンプル。白と青と黄色の3色構成。実際にこの配色の服を着たら、目立ちまくりでやばいですけどね。。。


よく見ると柄がハート。胸の谷間の真ん中部分の、服のシワがかなりフェチいですねぇ。


少年誌だからか作風のせいか、尖った部分の表現は全くありませんね。まぁワンピースやこのフェアリーテイルの巨乳キャラは「メロン」ですからね。まん丸としているのが正義です。


ちなみにこのPUPシリーズ、出来が良いものが多いのか需要があるのか、割とプレミアがついているものが多いです。あくまでAmazon基準ですが。。。

一番跳ねているもので、ネコぱらのショコラかな?普通に10,000円以上のプレミアがついていてビックリ。このルーシィもそうなるのかな〜


出るところは出して、引っ込める部分は引っ込める。ウェストは驚く程に引き締まっています。

肌色部分にもしっかりグラデが施されていて好印象!真ん中におへそにかけて入ったラインが色っぽいです。


横から見ても、そのウエストの細さに驚かされますね。


裾の先はフリル。造形が潰れることもなく、良い感じ。


ひとつ残念な部分を挙げるとすれば、腕に分割があることですかね。両方の部分に分割があり、若干分割線が目立ちます。

と言ってもポージングのおかげであまり見える部分でもないんですけどね。普段のスケールフィギュアよりも隙間が目立つような感じがあるので、ちょっとそこが気になるかなぁ〜


こちらは腕を伸ばしていない分、脇が引き締まっていて分割線は全く目立ちませんね。


衣装の細かい部分のシワ造形が良い味を出しています。


手の甲に浮き出た紋章はタンポ印刷で再現。なお、指先に爪の造形はありませんでした。


鍵は別パーツとなっており、直接指の間に差し込みます。
パーツが小さいので無くさないように注意が必要です。


そしてこのフィギュアのもう一つの絶賛ポイント、それはこのお腹の形状!

もちろん胸も素晴らしかった、それも重々承知しております。しかし!私としては!この上から見た時の「女性らしいポッコリ出たお腹のライン」を激推ししたいっ!!


真ん中部分だけ若干湾曲を描きながら出たお腹。。。スゥバラしぃじゃあありませんか。

普通にスレンダーに直線的なお腹の表現ではなく、少し前屈みになっている事もあり、重力を感じさせる造形になっているのも良き。このお腹のラインだけで3時間くらい語れそうです。


スカートは限りなく短いです。うん、限りなく短い。
エロいといえばエロいですが、この世界では当たり前の短さなので普通です。

股間部分のスカートのシワ非常に良いですね!この線があるだけで見栄えが全然変わってきますからね。


ムチ。そしてスカートのサイドのスリットから見える、下着のなんと素晴らしいことか。。。


右側には、小さなポーチが取り付けられています。


そして突き出したお尻、これまた想像が膨らむ素晴らしい造形!
スカートのシワの巧みな表現も、このルーシィの良いところ。


足はむっちりすぎず、細すぎずで良いバランス。いや、どちらかといえばむっちりか。。。
もうそういうフィギュアを見てきすぎて、感覚がよく分からない事になっちゃっていますね、反省しますハイ。。。


ニーハイのね、太ももとの段差が大好きなんですよ。それはフィギュアコレクターとしては誰もが気にするポイント。

この段差があればあるほど、ニーハイに締め付けられていればいるほど、素晴らしいフィギュアっていうものです(実際はそうでもない)。


膝裏もしっかり造形あり。ニーハイはつや消し塗装でマットな仕上がり。


ブーツは限りなくシンプルな造形ですね。
そして台座もめっちゃシンプル!かつてのWAVEのビーチクイーンズを彷彿とさせる、六角形の台座。ロゴくらいは入れてほしかったかな〜


両足にダボが入っており、設置は問題ないかと。
ただポージングが結構特殊で、重心のいちが割と悪いかな〜って思いました。夏場の傾きはちょっと心配かもしれませんね。。。





安定の白!































大きさ比較。小さい小さいと言いつつも、結構ボリュームありません?

以上、初のPUPレビューでした。第一感想としては「素晴らしい!」の一言に尽きますね。
変な話、このスケールの限界の造形じゃないですかね、量産用としては。価格とスケールのバランスを考えると、よくやったな〜グッスマって感じです。

特にシワの造形や、フェチズムをしっかり感じられる部分が多いのが良かった。他のPUPシリーズはわかりませんが、単純に作品との相性が良かった気もしますけどね。笑
例えばもっと緻密なディティールが必要なデザインのフィギュアだと、このスケールでは無理でしょうね。シンプルな絵柄だからこそ映えるシリーズだと思います!

気になった部分は、分割線とポージングの重心問題くらい。そこが気にならなければ、マストバイってくらいいい出来かと。シリーズとしても続いて欲しいですが、出来れば細々と続く感じで行ってくれたらいいかな〜オススメですよっ!

Amazonで購入する
0

次へ 投稿

前へ 投稿

返信する

© 2024 フィギュアレン

テーマの著者 Anders Norén

RSS
Follow by Email
Twitter
Instagram