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僕のヒーローアカデミア BANPRESTO FIGURE COLOSSEUM 造形Academy vol.4 死柄木弔

バンプレストより「僕のヒーローアカデミア BANPRESTO FIGURE COLOSSEUM 造形Academy vol.4 死柄木弔」のレビュー。

発売日:2019年12月
価格:プライズ
スケール:NONスケール(約18cm)
原型師:山口範友樹


順調にリリースされているこのシリーズですが、市場価格が低めなのは助かりますね。ヒロアカのフィギュアって人気が出ると思うのですが、生産量がそもそも多いのでしょうか?



いつものモノトーンカラーとの全2種類。自らペイントできる人はモノトーンの方が需要がありそう。



原型師はワンピースの「造形頂上王決定戦」でお馴染みの山口氏。
造形の特徴としては、角ばった作風とシワの多めの見た目が特徴。

作品自体は優勝を逃しましたが、原作者の堀越先生賞を受賞した実力派の作品です。



割と初期の頃からヴィランとして登場していた弔。いわばヴィラン側の主人公と言うか、バットマンで言う所のジョーカーみたいな感覚です、個人的に!笑

もちろん主人公のデクの成長物語ではあるのですが、逆に弔の成長物語でもあると言うか。。。魅力的な敵がいればいるほど、正義側が引き立つと言ういい例ですね!























お父さんと呼ばれる拳のおかげで、顔はもちろんほとんど見えません。笑

いやー、いい出来ですね。今の所は弔の決定版だと思います!微妙かなと思う部分がないです。造形はもちろん、モジャモジャの髪の毛をガッチリ掴む様は、まさしく死柄木。


横から見ると、前後に拳が張り付いていることがわかります。
首元や肩にもしっかりついています。






顔はほとんど見えないのですが、指の隙間から覗く左目はもの凄い眼力です。
肌の色も病的な色味で、しっかり再現されています。



シワだらけの口元も、ちゃんと造形されています。



拳が外れないのでわかりにくいですが、一応。。。w



後頭部を掴む拳と、首元を掴む拳はコードで繋がれています。



本物のビニールみたいですねまさしく。細かい部分ですが、この模様があるだけでかなりリアリティに差が出ますからね〜



拳に引っ張られた首元の服のズレなど、芸が非常に細かい!



シンプルな黒のVネックに、多数の張り付いた拳。
シワの入り方がいい感じですね〜


ガリガリなのがよくわかる肩周り。


伸ばした右手のポージングが、まさしく死柄木っぽい。


この手の開き具合、浮き出た筋肉の筋などが上手くマッチしていて、表情がしっかり出ていると思います!





両腕にも拳がびっしり。


こちらも拳は大きめ。


上半身と同じく、真っ黒のスキニーパンツ。いや、これだけダボダボだとテーパードパンツか。。。


猫背がよく現れています。





限りなく赤に近いオレンジのスニーカー。
意外とリアルにもありそう(VANSとか絶対あるよね)なのがいいですね。


墨入れもされており、非常にリアル感溢れる造形になっています。



靴裏もしっかり。





ズボンの質感がいいですね〜



































大きさ比較。

堀越先生賞を取ったのも納得の出来の死柄木弔でした。まずは原型師のニュアンスを取り入れながらも、しっかり原作の絵柄を再現した造形が素晴らしい。

更に色数も少ないながら、しっかり部分部分で質感の違う表現があって、芸が細かいなぁ〜と感じたり。。。

難点は敢えて言えば、顔の接合部が目立つのと色味が少し違うくらい。。。些細な部分ですね。

と、いう事で非常にオススメですよー!

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テーマの著者 Anders Norén

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