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僕のヒーローアカデミア BANPRESTO FIGURE COLOSSEUM 造形Academy vol.1 緑谷出久

バンプレストより「僕のヒーローアカデミア BANPRESTO FIGURE COLOSSEUM 造形Academy vol.1 緑谷出久」のレビュー。

発売日:2019年10月
価格:プライズ
スケール:NONスケール(約10cm)
原型師:WATANEBE、REN

密かに楽しみにしていた、ヒロアカ版「造形天下一武闘会」!
原型師の方も何名かかぶっていたりしますね。ワンピースの造形頂上王決定戦に出ていた方もチラホラ。

ヒロアカのフィギュアは、アニメの爆発的人気から徐々に増え始め、クオリティも全体的に安定しているのがいいですよね。ドラゴンボールと違って、キャラクター一人一人の顔が全然違っていたり、ヒーロースーツの個性的なデザインが、造形師的にも嬉しいんでしょうねぇ〜


カラーは毎度の通り2パターンありますが、今回はカラー版をご紹介します。
モノトーンの方は需要がなさそうに見えますが、コレはコレで揃えるとオシャレに見えそうですよね!そういう意味では需要はあるんじゃないかと。

原型師のコメントが記載されています。WATANABE氏は今回初めて、REN氏は過去に造形天下一武闘会で超サイヤ人2を担当しました。

しかし失礼ながら、そのクオリティの低さ(ひと昔前のクオリティ)に市場の評価も低く、かなりお安く買う事ができました。今回のデクは果たしてどんなクオリティに仕上がっているのでしょうか。。。?


最後に大きさ比較を載せますが、大きさは結構小さめです。前屈みのポーズのせいもありますが、ボリューム自体は少なめです。















アニメ第一期7話「デクVSかっちゃん」より、ジャンプスーツのマスク部分が破れた状態のお顔。

正直ヒロアカに関してはそこまで評価できるほど詳しくないのですが、ヒジョーーーによく出来ているのではないでしょうか!?

むしろ色眼鏡がない分、純粋に造形のまとまりやクオリティの高さを感じます。コレを見ると、REN氏はドラゴンボールの絵柄とマッチしなかっただけでは?と思ってしまいましたねw


どうですかこの鬼気迫る表情!素晴らしい!

公式HPでもコメントがありましたが、左右で違う表情が楽しめる(顔の表情という意味ではなく、造形の違いという意味で)のが良いですね。

マスクの破れ部分の表現も、素材の再現度が本当に破れたみたいになっていてすごい。。。

アイ部分はクリアパーツになっており、透明度が高くしっかり中の目も見えますね。ジャンプスーツのグリーン部分は成形色ですが、逆にそれがラバーっぽい素材感になっており、安っぽさは感じません。


大きな耳の部分には、うっすらですが黄色のグラデーションがかかっています。

髪の毛はデクのトレードマークの1つ、黒髪にグリーンのメッシュがかかっています。デクの髪の毛って束感がありつつもその中に動きがあるので、意外と造形が難しそうですよね。

顔の下半分部分の造形が特に良いです。大きく開いた口の違和感のなさや、目立ちすぎない傷の造形・塗装など。

口部分のバイザーはクリアパーツで再現。

こちらは完全にクリアという感じではなく、スモーク状態になっています。

ジャンプスーツ。シンプルなデザインながらも、少年らしいデザインですね。

身体のボディラインが非常に華奢なのに対し、手足が大きいのはアメコミの雰囲気を感じますね。

肘部分にはガードが付いています。

手袋には濃いめの紫のグラデが。少し力が入った開き手の表情がいい感じです。握っている訳でもない、絶妙なバランスの「パー」ですね!

左手に対して、右手は精一杯に握り締めた拳が、力強さを表しています。
肩がグッと前に迫り出したポーズもポイントです。



まだまだ成長途中なので、小さな背中には希望がのしかかっています。
肩甲骨の寄った表現が目を引きます。

対して下半身は非常にアクロバット。ダブついた股間まわりのジャンプスーツの引っ張られた表現がコレまたいい感じ!

ウェストポーチがたくさん。グラデはありません。

左のお尻部分に、支柱がぶっ刺さっています。



靴。こういうゴツくてデッカい靴っていいですよね〜!
懐かしのカスタムロボでも、こういう形のレッグがあったような。。。スタビライザーレッグだったかな(わからない方はスミマセン)?


靴裏は割とシンプルな感じのワークブーツ調。ただしスポンサーロゴをここに入れなかったのは正解ですね。正面から丸見えになり、非常にブサイクなので。。。

右足は支えなしですが、完全に上がり切っています。

なんとここにスポンサーロゴが!
後ろで目立ちにくい場所なので、この場所の選択は正解かと思います。

台座はバンプレストのいつものアレ。

違うのは「造形天下一」か「造形頂上決定戦」か「造形アカデミー」かのロゴだけです。笑






























大きさ比較。若干横幅を取りますが、台座の大きさもちょうど良い感じではないでしょうか?

という訳で、造形Academy一発目のデク、いかがだったでしょうか。
個人的には、躍動感のある造形やそもそものクオリティーの高さ、撮っていてとてもテンションが上がりましたね!

個人的にですが、共同製作とは言えREN氏の造形には不安があったのでそこは懸念していたのですが、サンプルと変わらないクオリティの製品が手に入って、非常に満足しています。そういう意味では、私と同じような気持ちの方もご安心を。コレが1位になったのも納得ですね。

ヒロアカのファンの方はもちろん、造形が純粋に好きな方にもおすすめできるデクではないでしょうか?

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テーマの著者 Anders Norén

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