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DISSIDIA FINAL FANTASY TRADING ARTS VOL.2

スクウェア・エニックスより「DISSIDIA FINAL FANTASY TRADING ARTS VOL.2」のレビュー。

発売日:20011年2月
価格:1BOX5,702円(税込)
スケール:NONスケール(約12cm)

前回の「vol.1」から約2年後に発売。これは待たされたゼェ。。。
当時はもう第2弾は出ないんじゃないか?って思っていたので、このリリースは本当に嬉しかったです。

と言っても、これ以降はもうリリースされなかったのですが。。。カオス側とか、残されたコスモス側のキャラクターは捨てられたのだ。。。









と言う訳で英雄様、セフィロスです。本来であればコスモス側の「たまねぎ戦士」がラインナップされないといけないはずが、人気がなさすぎて(笑)カオス側から大人気のこいつがラインナップされましたよ。

こういうラインナップと言う事は、もともと第3弾を出す予定はなかったんでしょうね。前回だとクラウド、今回だとセフィロスと言うように売れるキャラを毎回入れようと思うと、第3弾は出せないですもんね〜かと言って2弾がセフィロス抜きだと弱いですし。
顔はやけにニヤケ顔で、似ていませんwもっとキリッとした、いやらしい目つきだったと思うのですが。このセフィロスの顔はいやらしいと言うより、単なる「変態顔」ですねw

アイプリントはサイズにしては細かく、ちゃんと蛇の目になっているのは評価できるんですけどね。口元もなぁ。。。

髪の毛はもちろんシルバー。流れるようなもみあげが特徴。地味に襟元にかかっていないのが笑える。

衣装はナンバリング版と大きく大差なし。肩アーマーが若干天野絵っぽく、ヒラヒラとかが追加されたくらいでしょうか。



こんな感じ。塗装ははみ出しがやや見受けられますが、サイズを考えるとまぁ許容範囲ですかね。

下半身もそれっぽい感じにアレンジされています。ナンバリング版にはベルトはありませんでしたが、お大きなバックルが追加。

あとは羽っぽいものが追加されています。英雄様って衣装が真っ黒だからアレンジするのが難しそうですね。。。苦肉の策って感じでしょうか。笑

正宗は別パーツ。持ち手の角度がおかしいんですけどwこんなに手首曲がらねぇ〜!

ただ、この手首の角度のおかげでちょうど良い刀の角度になっています。

相変わらずクソ長い正宗。こんなに長いのにプラ製じゃありません。Oh。。。
なので正面から見たときに、これだけ曲がっていることが確認できます。これがスクエニクオリティ。

総評として、キャラとしては当たりです(中古でも高騰しています)が、出来は決して褒められたものじゃないですね。まぁ遠目から見たら多少はマシなのではないでしょうか。。。

FF2より「フリオニール」。のばら戦士。

FFの中でも屈指の色数の多さを誇ります。笑
フリオニールの立体化なんて限りなく珍しいので、これはめっちゃ嬉しいですねぇ。









顔は天野絵と比べると少し綺麗すぎる気もしますが、良い感じではないでしょうか?セフィロスは何故ああなったし。



特徴的な装飾付きのスカーフや、アシンメトリーな髪型などもきっちり再現。特にスカーフの端の星の塗装が再現されていることに驚愕。細かいなぁ〜!

意外と露出度が高かった上半身。いかにもファンタジーって感じの鎧のデザインですね(褒めている)。

塗装が厚ぼったいので微妙に見えがちですが、デザイン自体はかなり細かくて見栄えはいいですよ!
左側には小さめの盾。ドラゴンシールドっぽい名前。

右手には真っ赤な剣を装備しています。もちろんこの件も塩ビ製です。笑

手首から先が別パーツになっている為、武器のみを取り外す事はできません。剣の塗装はちょっとダル目ですねぜ。と言うか造形自体が結構手抜きな感じがするw

下半身も武器がいっぱいです。

まずは斧。こちらは別パーツ。
シルバーの重厚な塗装とスミ入れがいい感じです。すこぶる出来が良い。笑

腰元には使い道が不明な杖みたいなもの笑

色的には悪魔の装備っぽい感じがしますが。。。

そして背中から足にかけて伸びた細めの槍。こちらは持ち手部分のみ別パーツです。

剣の鞘は接着されています。

足元もごちゃごちゃしていますね〜!こう言うゴテゴテ感嫌いじゃないよ!

ふくらはぎのところにも小刀が両足分。全身武器ですやんこの人。。。怖い。。。

なんと背中には弓も装備されています。あれ、矢は?どこに?

さっきの槍って言っていたのが矢だったのかな?にしては長すぎるし。。。

全体の出来としては普通ですが、塗装の緻密さや武装の多さ、何よりフリオニールの立体化と言う事を考えれば、すごく良いフィギュアではないでしょうか!まぁ、キャラ人気的には微妙なのですが。。。笑

FF4より「セシル(パラディンver.)」。

主人公が暗黒騎士とパラディンになると言う珍しいタイプ。暗黒騎士版もシークレットとかで入れて欲しかったけど、スクエニにそんな気力はなかった。。。









新宿のオカマバーで働いてそうな顔つきですが、ちゃんとセシルです。

「あら〜今日はどうしたの〜ん?」とかカウンター越しで言って来そうな雰囲気ですが、ちゃんとセシルです。

紫の唇と言うと藤木くんですが、彼はちゃんとイケメンなので大丈夫。

髪の毛はワックスつけまくりでベッタベタな感じですが、パール塗装でこの造形だと仕方ないですね。所々に青の球が散らばっています。例えるなら、お菓子にふりかける、あの銀色の食べられるやつ。。。

アイラインが全体的に太い為、似ていませんw
暗黒落ちしたセシルって感じですね。良い事は限りなく考えてなさそうですw

そして何故か上半身が傾いています。

衣装はかなりガッチリしており、鎧の塗装も細かい割に綺麗です。成型色の部分はなく、白の部分も塗装されています。





腕回りの塗装は少し雑。

問題はこの左腕ですよ。別パーツになっているのですが持ち手の色がゾンビみたいです。。。
何故ここだけ肌色の塗装がこんなことに。まるで右手だけ手袋していそうな色味です。

おそらく杖の塗装の青の上から白を重ねたんでしょうね。中国のおばちゃんが仕事をサボったか、指示ミスのどっちかでしょう。ここはちゃんとして欲しいなぁと。

武器としても使えそうな杖。地面まで届いていないのがポイントです。

腰元には小刀があります。

セシルも立体化が珍しいので価値はありますが、顔があまり似ていない事や塗装ミスなどがあり、そこに目を瞑る事が出来れば良いのではないかと思います。笑

FF5より「バッツ」。重り一個入り。









お顔。「君何か写真と顔違うくない?」

元絵にあった少年ながらも大人びた表情ではなく、めっちゃ少年って顔です。これは微妙。。。バッツじゃなくてバッツのコスプレをした人みたいw

やっぱり目が違いますね。眉毛も一昔前のヤンキーみたいな細さと短さ(もう生えてこないみたいな)。もみあげもないし。。。

髪の毛の流れや造形は頑張っているんですけどねぇ。

衣装は↑の3人と比べるとかなり軽めの服装。と言っても装飾はかなり多いですが。笑

唯一の鎧っぽい肩アーマー。

背中にはゴージャスな装飾があります。

こちらもセシルと同じく、手首から先が武器と一体化している為、明らかに塗装が違います。これも剣の赤の上から塗ったのかなぁ。。厚ぼったすぎて全然見栄えが違いますねぇ〜

腰布の塗装のグラデーション具合はかなり良い出来です。特に黄色の部分は量産品とは思えないクオリティ!ベルトの細かい装飾品も良い出来。

セシルと同じく、小刀を装備しています。

今回の台座は、前回と同じく黒ベースです。が、前回がザラザラした艶消し台座だったのに対し、今回はツルツルの鏡面仕様です。シリーズなのに統一しないと言うね。。。そう言うところだよスクエニさんよオ!

そしてこのバッツ、なんとも反り返っております。股間を強調しすぎだろ!
カトキ立ちと言う訳でもない、本当にただただ反り返っているだけと言うね。夏場は特に飾るには注意が必要です。

FF6より「ティナ」後重りが2つ。

前回のティーダ枠ですね。ティナって結構当たって嬉しい人も多いと思うのですが、セフィロスのサーチ対策にしたのかな?









スクエニの女性キャラの立体物はブスって相場が決まっているのですが、なかなかどうして可愛いじゃないですか!やれば出来るじゃない、スクエニ!

まぁ、元絵の雰囲気は全くないんですけどね。元絵はもっと薄幸の美少女と言う感じでしたが、普通に優しそうな女性って感じですね。

前髪の表現は難しいと思うのですが、違和感が出ないギリギリのところで頑張っていると思います。

唇や眉毛の色も不自然さなくできていて良いですね。

装飾は少ない方ですが、このティナは髪色がすごい良い感じです。後ウェーブがかったポニーテールの造形も良し!

上半身が固くて挿さりませんでした。。。残念。

花柄の模様がなんとも古い!笑
そして肋骨が浮き出るくらいにガリガリなティナさん。お胸はそこそこあるそうです。

ティナといえば魔法のイメージが強いですが、ちゃんと剣も扱えます。
バッツやセシルと同じく手首から先の肌は塗り肌なので、厚ぼったいです。しかしセシルほど変色しておらず、まだ違和感なく見る事ができます。

マントの花柄もどことなく古めかしい。。。笑

ティナも腰布をバッチリ装備。模様が細かいですね〜

ティナも弧刀を装備。これって共通なんですかね?w
腰布と小刀はセット、みたいな。。。

タイツなのでお色気要素はありません。と言うかティナにお色気を求めるのは違いますな。。。

足は全体的にほっそいですな。

つま先部分にダボがあり、ちょっと浮いた感じになります。笑

一応。。。

分割があり、なおかつ隙間が発生していると言う徹底ぶり。スクエニはここまでお色気要素に関して非情なのかっ・・・!

















全員会議で終わり。

まず第2弾が出た事、そしてセフィロス以外は貴重な立体化と言う事に価値があると思います。DFFからですが、ナンバリングとそこまでイメージも変わらないので、歴代の主人公を一気に集める事が出来たのは良かったかと。

難点は塗装がちょこちょこ気になる所と、値段が根本的に高い。。。
トレフィグの中でも約1000円は当時でも異例でしたので、流通もそんなになかったのか今では高騰しています。運良く見つけた方はラッキーですよ!

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テーマの著者 Anders Norén

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