
発売日:2006年9月
価格:3,888円(税込)
スケール:NONスケール(約15cm)

最初で最期かもしれない、Yujinのフィギュアです。かつてはガシャポン界で猛威を振るっていたSRシリーズですが、スケールフィギュアが流行りだした2000年代後半からYujinは廃れていきましたね・・・
しかし水銀燈のスケールフィギュアは、量産品だとこれが最終だったと記憶しています。結局最後の望みのグリフォンも倒産してしまったので・・・








しかしお顔が前髪でほとんど隠れてしまっています・・・

塗装は厚ぼったくて、肌もテカリが目立ちます。まあ、スケールフィギュアの技術はなかったですからね・・・Yujinは。

特に少し含みを持たせたニヤリ顔は、まさしくドS状態の銀様なので、世にはびこるM達にはたまらない表情になっています。

しかし目尻にクリアーが染み出しているのはちょっと残念。経年劣化かな?

造形はそこそこといったところ。大きさのせいか、胸元のバラは潰れてしまっています。

後に発売された宮沢模型限定ver.では、羽ではなく薔薇が付属します。

また羽も別パーツですが、全て細かいので失くさないように注意が必要です。




これを指摘されたのか、後の宮沢模型限定ver.では生の球体関節に変更されています。


ブリスターから取り出す際に、金色の塗装が一部剥がれてしまいました・・・



ひざ下の接続部分は上手くはまらず、癒着しているのかこれ以上いじれませんでした。


I-con氏がどこかで立体化してくれないものか。。。この銀様も悪くはないんですけど、流石に造形に時代を感じるので。


近くで見た時の品質の荒さは気になりますけどねw




令和最初のレビューは、今は亡きYujinの銀様でした。あの時のガシャポン黎明期は賑わっていたなあ・・・今なら300円で絶対出せない大きさでしたね(クオリティはともかく)。
このレビューを書いていて、Yujinだけでなく、CM’sやタキなど、亡くなっていったフィギュア製作会社を思い出しました。弱肉強食はフィギュア界でも同じ。。。
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