スクウェア・エニックスより「LIGHTNING RETURNS:FINAL FANTASY XIII PLAY ARTS改 -KAI- ライトニング(限定版)」のレビュー。
発売日:2013年11月
価格:27,238円(税込)
スケール:NON(約22cm)
全景。今ではプレミアが付いているライトニングさんですね。
ライトニングリターンズ、通称FF13-3(最終作)でのPA改は、写真の限定版の他に通常版も存在します。そちらは武器と衣装のカラーリングが異なり、むしろこっちの方が異端な雰囲気。
こちらはFF13のナンバリングが全て入った限定版BOX「ファイナルファンタジー XIII -LIGHTNING ULTIMATE BOX-」に付属のものになります。このBOX自体がe-STORE専売だった事もあり、あまり数は出回っていない気がしますね。どちらのカラーもプレミアが付いていますが、こっちの方が数が少ないと思われます(ドヤァ)。
運良く私は近所のリサイクルショップで安価で購入出来たのが救いでした。ただ外箱はもちろん、交換用手首も付いていなかったのである意味ジャンクですけどね。笑
それがこの後に盛大な悲劇が巻き起こるとは・・・
関節はかなりしっかりしており、クリック間接でありながらバランス良き重心です。
初めから武器を装備する前提なのか、接続ピンを隠す穴が無いのが潔い・・・なので武器を持たせた状態で撮影していますが、勘弁勘弁!
ちなみに台座はこの時代を象徴する、クリア型の台座です。プレイアーツは発売された時期によって台座の仕様が異なりますが、個人的にこの頃の台座が一番使いにくかった・・・泣
固定ネジはすぐにプラプラするし、ベースのプラ素材も薄くて頼りない。そして角度変更はまさかのアーム式ではなく組み合わせ式というアナログ。ハッキリ言って良い部分は無いですね。。。でもこのタイプが唯一「市販された台座」なんですよね。ほとんど普及しなかったけど。
お顔。ナンバリング初期のプレイアーツ改、そして2作目のFF13-2版プレイアーツ改(こちらは未所持)からすると、クオリティの違いがハッキリ見て取れますね。
初期のプレイアーツは本当に骨というかガリガリというか、リアルな人間らしさは欠片も無かったのですが、このライトニングさんは違う!どちらかというとふっくらだし!
もちろん最新版のライトニングさんと比べると発展途上というか、こちらの方が不利な部分も多いのは事実。しかし敢えてこの「人形らしさ」がプレイアーツシリーズの「売り」だと考えると、このライトニングさんもかなり良く出来ていると感じてしまうのです。あ、でも関節構造や衣服のクオリティは今の方が圧倒的に良いですけどね。
ちょっと二重幅のラインが太くて眠たそうですが、美人さんですね。
アイプリントの精度はそこそこですが、まつ毛の細かい部分まで描かれているのは嬉しい!あと眉毛の薄さはこれ位がベストかな?髪の毛のエッジのダルさは気になりますが・・・
右に流れるような髪型なので、こちらから見るとほぼ顔が隠れます。
その分、綺麗に通った鼻筋と顎のシャープさが際立ちますね。マジでFFのキャラクターって日本人っぽい骨格のキャラがいませんよね。笑
下から。鼻の穴の造形はありますが、塗装は無し。
髪の毛に隠れていた右目もちゃんと造形・塗装されているのが分かりますね。全体的に顔のラインを隠す様な髪型になっており、小顔効果が期待できる髪型ですな。
斜め下から。この角度で見てあげるのがベストポジションかもしれない・・・?
ちなみに髪の毛は軟質パーツですが、左側に垂れた後ろ髪?はこの位置で固定です。
ちょっと神々しい・・・
今はそんなにですが、一時期はかなりネタにされていたライトニングさん。私はこのライトニングリターンズの事をよく知らなかったのですが(プレイしたのはFF13のみ)、システム的にはムジュラの仮面みたいな感じなんですね!崩壊する世界の残された13日間の中で何をするか、という事で合っていますか?ちょっとやりたいけど、PS3は今更ハードルが高いなぁ。
髪の毛はパールっぽいピンクカラー。写真でしか確認出来ていませんが、市販された通常版はここまでパールじゃあないっぽいですね。
造形は同じでも塗装でバリエーションを増やすのは、おもちゃ業界では昔からの常套手段。ですが、結構高額なプレイアーツシリーズでそれをやられるのはキツいですね・・・。
上半身。かなーりコスプレチックなアーマーですが、まぁファンタジーだしこれが正解なのか・・・?
胸元にはライトニングの紋章が刻印されています。どうやらこのアーマーのカラーリングも通常版と違うっぽいですね。通常版はマットブラックっぽい質感なのですが、こちらはシルバー強めのコテアーマーな雰囲気。
左右から。ライトニングさん、ちょっとバストアップしていない?
こういうアーマーでバストの形がくっきり設計されているのって、現実では無いですよね。これこそファンタジー!
しかしキャラがキャラなだけに、セクシーさが全く感じられないのは何故だろう・・・。
肩アーマーの擦れた表現や手甲部分のスミ入れなど、この辺りの表現は流石のスクエニです。
ただライトニングさんの腕がかなり細いので、アーマーに着られている感はちょっと否めないなぁ〜。
手首部分にホコリがガッツリと・・・スミませ、スミませ。
背中には特に意味はないけど格好良いマントが付いているんだZE!
ライトニングさんの周りには風が吹いているのか、初めから右に靡いています。PVCなので特に曲がったりもしません。断固として風は吹いています。
よくよく見ると際どい衣装のライトニングさん。リターンズではジョブチェンジならぬ衣装チェンジが豊富に用意されているのが特徴ですね。
そのせいでこれまで硬いイメージだったライトニングさんが、一気に軟化して人気になったのもまた事実。諸刃の剣と言いますか、何というか・・・まぁ個人的には今のイメージの方が好きですけどね。
肩周りの関節がガッツリ露呈していますが、腰回りの肌色面積はなかなかのもの。
実は肌色部分は塗装している部分もあり、その部分は恐ろしい位に血色が悪いのですぐに分かります。笑
マントで見えない背中部分。
支柱を挿す用の穴は無く、あくまでスクエニの支柱は本体を「挟む」構造なんですよね。ガッツリ挟めないのがデメリットですが、本体に穴が空いていない分自然に見えるというメリットもあります。ただしスクエニの台座兼支柱はかなりクセがあって使いにくいので、こだわりが無ければ市販の別の支柱を使うのもアリだと思います。
下半身に移っていきますよ〜。
部分によってはリブっぽかったり、合皮っぽい質感だったりと、かなり多彩な下半身。塗装の質はまぁまぁですが、質感自体はかなり頑張っていて良いと思いました!どうか経年劣化でベタつかない事だけを願います。笑
下半身も隠れてはいますが、内股部分がしっかり露呈しているスケベ仕様。標準の服装でこれですからね?ま、ライトニングさんが露出していて喜ぶのはどこぞのホープくらいですが・・・
下半身も風が吹いているのか、後ろだれが右にしっかり揺れています。
足回り。カラーリング的にヴィンセントを彷彿とさせるデザインですねー。
やっぱりどこかしらに多めのベルトを入れたがるホスト仕様がFFのお家芸。とりあえずゴチャつかせておいて、情報量が多く見えた方が勝ち!みたいな感覚なんですかね・・・。
後ろだれには大きなポシェットが2つ付いています。
楽しい事なら〜いっぱ〜い夢見る事なら〜めいっぱぁ〜い(ちびまる子風)
ポシェットの赤色部分がちょっと塗装飛びしていたのが残念無念。
おっと、ピントが合わなかったか・・・
それは置いておいて、ローブ繋ぎの金具など細かい部分も見所の一つ。可動はしませんが、見栄えという点ではかなり大事な部分でもありますからねぇ。
で、股間です(ド直球)。
違うんです、私は内股の筋肉の素晴らしさを見せたかったのですが、ついピントが股間に合ってしまって・・・!
こちらも関節構造が丸見えですが、それにしてもハイレグですなぁ。もちろん安定のスクエニクオリティなので、エロさのかけらもありません!!
お尻部分。こちらは何と成形色ではなく塗装・・・!血色、悪い・・・!!
しかも割れ目の表現が桃並みに縦筋一本なのは何故なんだ〜〜!!もう少しリアルに作ってくれても良いじゃあないスクエニさんよぉ!
とはいえ貴重なライトニングさんのお尻。通常衣装では拝めないからね、素晴らしいことに変わりはないです。
え?衣装チェンジしたらいくらでも見れる?そういうことでは無いのだよ(哲学)。
一般販売とは異なる盾が付属。名前は分かりません・・・調べたけど全然ヒント無かった・・・
というか公式の説明文にも「通常とは異なる武器が付属」としか書いていないのが問題だと思うんだが?!
実際にゲームをプレイした方は教えてもらえると嬉しいです。
裏側には左腕のジョイントに接続する用の穴が空いています。
こちらも名前が分かりませんが、一般販売版とは異なる武器ですね。
一般のは一応キービジュアルの武器と防具だったので、見る機会も多いのですが・・・こっちは本当に見ない!笑
でも見た目で言うと武器も防具も限定版の方が好きだったりするんですよねぇ。
一般のは何かカニっぽい見た目だし。
何か神々しいカラーリングですな。大聖堂とかで手に入る系の武器?
かなりの長物で重そうに見えますが、中が空洞なので軽いです。それでもライトニングさんの細い腕では結構振り回すのがキツいですけどね。
で、ここからが惨劇の話なんですけど・・・
可動域を調べようとしてですね、ライトニングさんの肩周りをいじっていたんですよ。で、季節の事もあってかやけに関節が硬くてですね、ちょっと力を入れて肩が上がらないか試していたんですね。そしたらね、
「ボキィッ」
うん、普通に肩の付け根から右腕ガッツリ折れたよね!!
そういえばこのレビューを書く前に、Amazonで一般版のレビューを見ていたんですよ。そしたら「肩の関節が硬すぎる」ってレビューがあったのに、なぜ気をつけなかったんだ私・・・
と言う事で今回の可動域確認や、ポージング写真はありません。ただそれではあまりに寂しいので、誤魔化し誤魔化しで何枚か撮りました。もちろん右腕は折れているので、その部分は見えない様に気をつけて撮影しましたが・・・
マジで肩が90度から上に上がらなかったからね、構造としては180度上がるのに。ちょっと負荷をかけてただけなのに、この仕様は無いよスクエニぃ〜・・・
大きさ比較。
この写真はまだ「惨劇前」に撮影したので、右腕は無事ですね。この後に起こる悲劇も知らずに・・・
と言うことで限定版のライトニングさんでした。
モノとしては今のプレイアーツ改のクオリティにヒケを取らない感じもあるんですが、まぁ骨折したので個人的にはもっと強度を上げろや!って言うのが感想ですね。笑
お顔もまぁスクエニにしては?かなり美形に仕上がっていると思いますし、武器や防具は思い入れがある方にとって嬉しいチョイスなのかな?でもこのライトニングさん自体はかなりプレミアが付いているので、これから集めるのは結構大変かもしれませんね・・・。
Amazonで購入する(価格に注意)
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