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ファイナルファンタジーVII リメイク PLAY ARTS改 警備兵

スクウェア・エニックスより「ファイナルファンタジーVII リメイク PLAY ARTS改 警備兵」のレビュー。

発売日:2023年10月
価格:19,580円(税込)
スケール:NON(約26cm)

箱表。厚みはいつもの男性キャラと同じタイプですね。

「ファイナルファンタジーVII リメイク」より、クラウド達の前に幾度も立ちはだかる名脇役、神羅カンパニーの警備兵がPLAY ARTS改に登場!

スコープ付きのヘルメットを被った、どこか不気味な頭部はもちろん、ジャケットやスカーフの質感、肩や膝のアーマーなど、リメイクによってより細やかに描かれた警備兵の制服姿を表現している。

付属品にはグレネードを持った手を含めた各種交換手に、専用手に持たせることはもちろん、腿にも装備できるトンファー、マシンガン、ショットガン、スタンバトンと多様な武器が付き、劇中の様々な戦闘シーンを再現可能だ。(公式より引用)



箱裏。

ファイナルファンタジー7シリーズを通して登場する神羅兵が、ついに立体化!仮面ライダーで言うショッカー、ヒーロー戦隊で言う戦闘員。そんな存在の「雑魚キャラ」が公式に立体化されたかと思うと、なんだか嬉しいですね!

なお神羅兵の呼び名はシリーズ中で存在せず、あくまで「警備兵」と言うのが正しいネーム。しかし神羅カンパニーの警備兵なんだから、神羅兵でいいじゃないの!と言うのが私の持論なので、これからも神羅兵と呼ぶことにします!!(ドンッ)

ローチェと同時期に予約開始された神羅兵ですが、同時に上級士官(赤いタイプ)&バイクセットもあります。
コチラはローチェ&バイクセットと同じく高額になっており、とてもじゃ無いですが手を出す余裕が無いので今の所はスルーですね。まぁ、半額くらいになったら買ってもいいかな〜って思っています。笑

箱を開けると神羅兵が2人。こういうモブキャラは数を揃えてナンボですからね・・・

説明文は全て英語で、なんて書いているか分かりまてん。と言うかそろそろこのツルツルしたパッケージを変えて欲しいんだが・・・写真を撮る時に光に反射しまくって撮影しにくい!

箱の中身はナンジャラホイ。
いつもと違って付属品が結構沢山ありますね。詳しくは後ほど見ていきますが、こう言うモブキャラは沢山武器が付属しているのが強みだと個人的に思います。

素立ち。今回は関節強度が強く、立たせるのも楽々でしたね。
デフォルトの状態だと着用武器も無いので、よりシンプルなモブキャラっぽさが際立ちます。






















お顔。ヘルメットについた3つのスコープが眩しい・・・ッ!
スコープ部分は前に出ており立体的な構造。目元が見えないので個体差は少なそうですね。




ヘルメットと顔下半分は分離不可。
スミ入れが施されていますが、場所によっては軽い汚れの様な部分もあり、コチラは個体差が大きそう。

下から覗いても目は見えない・・・写真の通り、シャドーが吹かれており造形もされていません。
意外と唇周りがぷっくりしていて綺麗だったり、骨格からして男らしさのあるハリのある顔つきというのが分かります。顎紐は固定されていますが、別パーツなので立体的に造形されています。

横から出ている小さいプラグみたいなのって、何だろう?
現代でいうBluetoothマイクみたいなやつ、もしくはバルカンとか・・・笑
左右両方に付いているので、単なるオシャレデザインってことも考えられますけどね。







ヘルメット全景。
素直に「こんな風になってるんだな〜」って感じです。あまりモブキャラをじっくり見る事は無いので・・・笑
全体的に筋ボリ部分にスミ入れされているので見栄え良し。ナンバリングの時はシンプルに青いデザインでしたが、リメイクになって白が基調になりましたね。

上半身。ベースカラーは青で、スカーフは緑。

なお上級士官になると、ベースカラーが緑に、スカーフは赤色に変わります。ヘルメットの色も白から赤に。
FF7内のシリーズによって見た目が異なる神羅兵ですが、コチラはリメイク版準拠、そしてCC版とほぼ似た様な見た目になっています。




プロテクターの縫い目や皮の質感が綺麗。
こういった細かい部分はスクエニのお得意分野ですね。




腕周り。少しだけ肌が露出していますが、プロテクターでほとんど武装されているのが特徴。
なお左右ともにデザインは共通です。

肩プロテクターにプリントされた神羅カンパニーのロゴ。
小さいですがしっかりプリントされています。これがあるのと無いのではモチベーションに大きな差が出そう・・・俺はあの天下の神羅警備兵だぞ!って感じで、他企業の警備兵を見下していそう。笑

肘関節部分のカラーリングが服に寄せられており、ブラウン系になっています。
下半分は素肌パーツなので、少し違和感が・・・ありますね。関節部分なんだし、バイカラーにして上手く誤魔化せなかったものかねぇ。

後ろ。何だか亀の甲羅みたいな見た目。
この神羅兵もそうですが、袖がリブになっていたり何かちょっとカジュアルなのが面白いですね。ソルジャーの服もタートルネックにノースリーブだし・・・

下半身。膝にはプロテクターを装備しているので、危険な場所でもへっちゃら(大嘘)!
ベルトはトンファーを携帯する為のホルダーのみで、シンプルな見た目に留まっています。

膝や足首の構造はいつも通りです。
股間のクリック関節もそのまま・・・グリグリ動かしていたら、いつかバキって割れそうで怖いですね。と言うか過去に何回か股関節を折っているので、割と慎重にもなるってもんですよ。
特にこんなモブキャラは可動させてナンボなので、毎回無理なポージングをさせないように必死です。

太もも周りはっけこうホッソリ。服のシワが多いのはリメイクキャラの特徴ですね。

右太ももの裏にはスポンサーロゴ。

ブーツ周り。コチラもココ最近ではスタンダードな、つま先に可動があるタイプ。
見た目的には自然になりますが、接地は依然として不安定なのがたまにキズ。笑

カラーは勿論、デザインもクラウドやザックスなどのソルジャーとはビミョーに違います。
コチラの方がよりカジュアルで、ポピュラーなデザインですね。

靴裏はこんな感じ。

手首交換パーツはこんな感じ。
例によってバイク持ち手パーツもしっかり付属(人差し指と中指が伸びているパーツ左右分)。その他にも手榴弾を持ったパーツや銃持ち手など、必要最低限のパーツは揃っています。

全てのパーツが両手分あるのではなく、例えばトンファー及びスタンバトン用の持ち手は右手しかありません。手榴弾持ち手は左手のみで、銃持ち手は両手分あります。せっかくだから両手分つけてくれても良いのに!ケチ!

銃火器類はマシンガンとショットガンが付属。ナンバリング版で象徴的だったアサルトライフルは付属せず。
ルーファウス神羅の歓迎パレードで持ち歩いていたアサルトライフルですが、リメイク版では使用している様子はありません。ちょっと残念・・・

トンファーとスタンバトン。トンファーはナンバリング版から使用していますが、スタンバトンについてはリメイクから。
近未来っぽいデザインが、ちょっとメタルギアっぽく見えます。笑

大きく屈ませる様の専用スカートパーツ。おそらくコチラもバイク乗車様だと思われますが、戦闘時のポーズを取る際にはコチラを使用した方が格好が付きます。ガンガン使っていきましょう。

可動チェック。
頭部に関してはヘルメットが大きく肩周りに干渉します。左右はあまり関係ありませんが、上下の可動範囲は無に等しいですね。

一方で頭部から下は干渉するパーツがほぼ無く、見た目以上の可動域を誇ります。肩周りは二重構造で前方に引き出せる構造になっているので、銃を構えたポージングも違和感なく再現可能です。

難点は、膝パーツが限界まで曲げてもペタッと地面には付かないので、正座は出来ません。あとこれまではお腹の真ん中部分で可動部があり、上半身を屈ませることが出来ました。しかし今回はそれがなく、上半身を屈ませる事が出来ません。そのせいか下半身は大きく動くのに上半身がご老体みたいになってしまい、イマイチ決まらないポージングも多いです。

トンファー装備。
持ち手部分が外れます。ベルト部分には穴に通すだけなので簡単ですが、持たせる場合は一度持ち手部分を外してあげないといけないので注意が必要。

ショットガン。
サイズは少し小さめで、迫力はあんまり無いかなぁ。使っていた印象も希薄だし、これを付けるならアサルトライフルをだな・・・(ブツブツ)

マシンガン。これは印象がありますね。と言うかデフォルトの構えで持っているじゅうがこれですよね?
持ち手部分がショットガンより太く、一度持ち手部分を取り外してから持たせます。

2本ともギミックは特に無く、持たせて遊ばせる専用。プラ製で軽く取扱いしやすい分、ふとした瞬間に折ってしまわないように注意。

スタンバトン。リメイクから新しく追加された武器ですね。
とは言え劇中で使っていた印象はほとんど無いですが・・・やっぱりトンファーとマシンガンだよなぁ。
真ん中の部分はクリアパーツで綺麗。

そして神羅兵を手に入れたとなると、やっぱりこれをやらないとね。
「クラウドヘッド」+「神羅兵ボディ」セット!

これで「なんちゃって」ですがCCの警備兵時代を再現する事が出来ます。CCとは制服のデザインが違うのと、クラウドの顔つきが異なるので「なんちゃって」ですが、かなり雰囲気は出ている様な?気がしますね。
頭部パーツはしっかり嵌らないのとビミョーに大きいのが残念ですが、少し遠目から見れば大丈夫かな!













???!!!

神羅兵のヘッド(ヘルメット)を持たせれば、より雰囲気のあるポージングが可能です。
でも顔側を見せると生首を持ったホラー状態になってしまうので・・・

こんな感じで見えない様に隠してあげると違和感が無いかと。
余す事なく神羅兵のパーツを使い切る、勿体無い理論ですな!

アサルトライフルが無いので締まらない・・・
どこか違う商品からスケールを合わせて持ってくるか〜。と言うか旧プレイアーツには付いていたのになぁ、なんでリメイクではオミットしちゃったんだろ?

お前を・・・殺す(違

肉弾戦のポーズ。
先述の通り上半身が屈めないので、カウンタースタイルしか取れません。笑

キック。
片足立ちは難しいので、これで飾る際は台座を使用しましょう。

あぐらをかいてみる。
しっかりと組む事が出来ないので浮いてしまいますが、雰囲気は出ているかな。何となくドッシリしているし。

トンファーを持たせてみる。これは格好良い!

大勢の敵からの攻撃を、トンファーで受けるクラウド。
トンファーが武器のキャラって珍しいですよね。パッと思いついたのはワンピースのギンってキャラですが、あれも主役のキャラじゃあないし、トンファー使用キャラで主役を張るのは難しいのかも・・・

膝立ち&銃構えポーズ。やだ、格好良い・・・(トゥンク)

でも実はこれ、なんちゃってポージングなんですけどね。何故かと言うと、右膝の位置と、左足の接地面の高さがビミョーに合っていないからですね。なので全身で写していないんですね〜(こっそり)

「クラウドくん、そんな構え方じゃあダメだよ」

「先輩!」

「ハハハ、同じ警備兵なのに先輩も何もないだろう」

・・・はい、と言う事で寸劇混じりですがご報告があります。
ワタクシ、神羅兵を2体購入しておりました!白状します!!さっきトンファーを構えた写真を見て「何でトンファーが2つあるんだろう」って思いませんでしたか?実はもう1体の神羅兵からトンファーだけ拝借していたんですねぇ。

「僕が後ろで見ていてあげるから、しっかり狙って撃ってごらん」

「はい、先輩!(あわわ・・・どうしよう、緊張するなァ・・・)」

パァン!!

「うわぁっ」

「ほげぇッ?!クラウドくん、反動が来る事を予測して撃たなきゃ!」

「すみません!(やってしまった・・・またスクワット地獄かなぁ。トホホ)」

一緒に潜入。

ルーファウス神羅の歓迎パレードを前に、スペシャルポーズを考える事になったクラウド。

「そうだな・・・(こんなポーズでいいのか?)」クルクルクル・・・シャキン!

「おお〜〜〜格好良いであります!」

「歓迎パレード、開始します!」

「それっ、1、2っ」

このミニゲーム、個人的にかなり難しかった覚えがありますね。整列してからのポージングゲームも、あんまり上手に出来なかった思い出・・・皆さんは上手く出来ましたか?
私は視聴率が最低の0%を叩き出す事が多く、番組プロデューサーから怒られてばかりでしたね!

「う〜〜ん、今日はどの武器で行こうか迷うわねぇ・・・どれもパッとしないし、何かいい武器はないものかしら?」

「ちょっと待った!」

「えっ、誰?!」

「それならこの「手榴弾」がオススメだぜ。ドカンと一発男のロマン、武士は食わねど高楊枝ってね」

「あらやだ、格好良いじゃあない!じゃあこの手榴弾をもらうワ」

「毎度!」

「う〜ん、これで完璧だワ〜!」

「(しめしめ、馬鹿め・・・)」

ダァ〜ブル、トンファ〜(YES!アキト風)

手榴弾に、キスをしてーーーーーーー

「クラウド?クラウドだよな?」

「心配してたんだ!死んだって噂があったから」

「・・・・・」

「大丈夫、同期のクラウドだよ」

「ちょっと待ってろ、カンセルたちも呼んでくる!」

「う・・・ウワァァァァァァァァ(錯乱するクラウド)」

デデーン


デデデデーン

「俺は・・・クラウドになりきれませんでした」

ーーーーーーENDーーーーーーー


と言う事で神羅兵もとい、警備兵のレビューでした!
出来に関してはほぼ予想通りと言うか、いつものスクエニって感じでしたね。上半身の可動域が狭いのがネックですが、付属品の多さからプレイバリューは高く、色々なシーンで活躍すること間違いなし。

1体だけだと少し寂しいので、多々買い前提のフィギュアかと思われます。最低でも2体用意しておくと、リメイク版の同期シーンを再現出来るのでオススメです。そしてCC版クラウドの再現も可能なので、そちらで飾るのもアリかも?ただしアサルトライフルは付属しないので、自分でこさえるかして用意しましょう。

総評して、1体は持っていおいて損はしないんじゃあないかと!ただフツーに高いので、安くなってから買うのが吉ですね。なるか分からないけど・・・上級兵&バイクセットはさっさと安くなってくださいAmazonさん!


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テーマの著者 Anders Norén

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