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うる星やつら GLITTER&GLAMOURS-LUM-

バンプレストより「うる星やつら GLITTER&GLAMOURS-LUM-」のレビュー。

発売日:2023年8月
価格:プライズ
スケール:NON(約22cm)

外箱デザイン。まずはノーマルVer.からご紹介。いつものグリグラのデザイン&サイズのパッケージ。
2023年になってうる星やつらのプライズが出るとは・・・やっぱりアニメ化の影響は凄いな!まぁ、犬夜叉はじめ高橋留美子作品はレトロ感が若者にウケるのか、今でもガチャや生活雑貨で見る事がありますね。

GLITTER&GLAMOURSシリーズからうる星やつらのラムが登場!
唇や爪のツヤ感や柔らかな曲線美等、細部の表現にこだわりました。(公式より引用)

で、箱の中身はこんな感じ・・・空気のボリュームが凄E。笑
まぁ今に始まったことでは無く、ゲーセンのフィギュアで箱パンパンに詰まっているフィギュアなんてまず無いですけどね〜。筐体用に調整されたサイズの箱だらけなので、こんな見た目倒しな大きさになっちゃうんですねぇ。

本体が足を浮かせたポーズなので、星型の支柱兼台座が付属。
成形色でシンプルなデザインですが、場所も取らずキャラクターのアイコンとしてマッチして好きですね!フィギュアの大きさはそこそこですが、グラつく事もなく安定して飾る事ができます。

頭部は初めから接着されており、上半身と下半身が別パーツとなっています。
ちょっとキツいですが、力を入れたらしっかり嵌りましたね。
















お顔。お〜〜〜いい感じでは?!
サンプルからの印象はそのまんまといった雰囲気で、個人的にかなり好きですね〜!

令和アニメ版と昭和アニメ版、そして原作版の3種の絵柄がありますが、どれに似ているかと言われると・・・う〜ん、どれだろ?笑
敢えて言えば昭和アニメ版ですが、そこに現代的な可愛らしさのエッセンスを加えた感じですかね。




どの角度からでも破綻なく可愛く仕上がっています。
令和アニメ版はここまでクドくなくアッサリした顔立ち、目元ももっと猫目気味ですよね。昭和アニメ版の方もここまでキラキラしていなかったけど、どこか懐かしさを感じる顔立ちはラムならではといったところ。

アイプリントの精度はかなり高いです。グリグラはサイズも大きいのでザックリとしたアイプリントになりがちですが、このラムは絵柄のパーツ感を活かした稀有な例と言えるでしょう。さりげなく瞳孔部の色数が鬼!

濃い目元には間違いないのですが、思ったよりまつ毛が短かったり、その分ピンクのアイシャドウは濃くて色っぽさ多めなのを見ると、原作版に似た様な雰囲気もありますね。皆さんの好きなラムの絵柄はどれ?

ボリュームのある髪の毛。厚みがあるからフロッキー加工みたいに見えるな・・・
髪の毛の柄は令和アニメ版に準拠。昭和アニメ版はベースの緑髪の色がもっと濃く、黒のハイライト柄の入り方も異なります。原作版に近いですが、こちらの方が青みが強い緑髪ですね。

分割線がありますが、見えにくい位置なので工夫されているなぁといった感じ。
シャドーも入っているしグラデもクッキリ分かる、素晴らしい再現度だと思います。







大きめの束感で、髪の流れが秀逸ですね。
ハイライトに関してはベタ塗りなので、ベースのグラデ塗装と比べてミスマッチと感じる部分もありますが、そこまで大きく入っていないので問題ないかな?

小さく生えたツノ。これが無いとラムちゃんじゃあねぇ!
髪の毛の重厚な塗装に反して成形色なので、ちょっと浮いて見えるかも。

個人的に感動したのが、横顔。
こういう目が大きく鼻の位置が低いアニメキャラは、特に横から見た時の造形が気になったりするんです。基本的に二次元のキャラクターなので、フィギュア、いわゆる立体的な面で見た時の違和感はどうしてもあるんですよね。

でもこのラムにはその違和感がほとんどなく、むしろ自然な頬のラインは見惚れるほどに美しい!
軽く微笑んだ口元が少し膨らみ、おでこが前に出ている美人さん骨格なのは勿論ですが。角度限定になるフィギュアも多い中、こういうホンモノを見た時の感動はひとしお。

ら、ラム〜〜〜!!(あたる風)
はい、ラムちゃんといえば虎柄ビキニですねん!Vですねん!という事で、そちらももちろんバッチリ再現されております。令和アニメ版も際どい部分なので修正されるかと思いましたが、流石にこの部分は変わりませんでしたね。

さすがラム、いいものをお持ちで・・・大きさもそうですが、形がキレイですね〜。
少し残念なのは、虎柄ビキニが成形色にプリントな事ですね。面積が小さめなのが救いですが、これによってプライズ感が一気に押し寄せてくる質感なので。

谷間も勿論あります。グラビアアイドルみたいに寄せて上げるタイプでは無いので、限りなく自然な谷間!ラブ!
いや、そういう寄せて上げた谷間も嫌いでは無いですよ?ただラムはね、そういう事をしちゃあいけねぇんだよ!決してバストサイズを盛ったりしちゃあいけんのよ!(興奮気味)

腕。細すぎず太すぎず、ちょっとプニっとした質感が分かります。
爪にはベージュのマニキュア、というかベーシックなカラーが塗装されています。

左腕は腰元に手を当てており、それによってハリが出て胸元の筋肉が・・・!通常の角度からは見えませんが、購入者にはこのマニアックな部分がしっかり見える訳ですねぇ。うへへ。
ただしビキニの結び目はちょっとお粗末な出来。というか紐結びタイプだったっけ?

とってもスリム〜なウエストライン。そりゃあ年中お腹出している子がお腹出てちゃあイケナイヨネ・・・
シャドーはありませんが、うっすら肋と股間に繋がるラインがあるのはポイント高いですね。おへその造形も自然で◎。

素晴らしいくびれ・・・
先述した様に虎柄ビキニの質感だけが残念ですね。原型が素晴らしいだけにこの部分がかなり浮いている様に見えます。サイドラインに厚みがあったり、ビキニのビリビリ感が少ないのも気になりますが、何よりも質感かな〜。




サイド・バックから見た景色。筋肉の表現があり背中のラインも確認できます。
イラストもそうですがあまり背中が見えないラム、こういうフィギュアになって存分に堪能できるのは嬉しいですねぇ。

はいせーの、「足長ッ!!」

腰のくびれから、女性らしい丸みを帯びた腰回りのラインが続きます。そしてこの長ーいおみ足・・・
今回は直立に近いポージングなので、より足の長さが分かる&堪能できますね。

膝小僧の造形めっちゃ良き・・・!
フルプライスのフィギュアに引けを取らない、というか個人的に好きな膝ですねこれ!少し筋肉質な太めの太ももも素晴らしい。この太ももをしっかりと支えているんだね・・・と実感できます。

お肌は成形色ですが、ツヤは極力抑えられています。それでも0って訳ではありませんが、プライズでこれ位なら上々!
少しクロスした足元は大人しめでラム感はあまりありませんが、その分美脚を堪能できるんで・・・

夏場は蒸れが半端なさそうなトラ柄ブーツ。こちらもビキニと同じく成形色&プリント。
台座のカラーと同じなので統一感があるのは良いですね。できれば塗装が良かったけど、流石にプライズでは無理なので。

どちらかと言えば気になるのは、トラ柄プリントかな〜ちょっと均一すぎない?
まぁそこまでバラバラな配置だったイメージもありませんが、ちょっと機械的すぎるデザインだなぁと思ったので。カモフラみたいに適当に配置しても良かった気もしますが、大量生産のプライズにそれは酷な注文かぁ。

膝裏の造形も手抜き無し!
いや冗談抜きで、このラムの膝回りの造形はかなりのモノだと思います。プライズ関係無しに2023年度レビューフィギュアの中でも上位に食い込むかも。

お尻周り。
グリグラの名に恥じない、結構ヒップアップされた見た目に仕上がっていますね。上半身と比べると協調具合が幾分強いかも?とは言えビキニの面積は大きいので、やりすぎだろ!とまではならないのが救い。




尻タブが良い味を出していますねぇ。まるで味噌汁に必要不可欠な「だし」みたい。
これが無いと味噌汁じゃあねぇ、みたいなね。尻タブがないSiriなんて尻じゃあねぇ!どうも、最近胸よりもお尻が好みになりつつあることをここにご報告します(死)。

もう1種類のカラーもご紹介。
こちらはラムの髪の色が違うだけでなく、表情やポージングも異なる仕様となっています。単なるカラバリだったら1種で良かったのですが、表情・ポーズも違うとなるとね・・・買うしかないじゃあない!







お顔。ウィンク顔に表情が変更されています。こちらも可愛く仕上がっていますね〜。
かってここまで閉じた太みの輪郭線が大きいキャラはいただろうか?(いやいない)
髪の色だけでなく、眉毛の色もちゃんと変わっているのは見逃せないポイント。




どの角度から見ても問題無し!
全体的な雰囲気からして、こちらの方が好きかもしれない位です。漫画原作の場合、特に髪の色はコロコロ変わっていたので全然違和感も無いんですよね。

か、甘露寺蜜璃カラー?!
いえいえ、こちらも原作のカラーであった髪色です。むしろこちらの方が大先輩なのです。ノーマルVer.もこっちのカラーVer.も、どちらも似合っているのが憎い・・・髪のパーツに関しては全て同じです。




ベースのカラーが異なるほか、毛先には分かりやすくピンクのグラデがかかっています。
その上のハイライトは同じですが、ベースカラーが大きく異なるので印象も随分変わってくる気がしますね。

ワッシャワシャしておる。

ワタクシ個人的にうる星やつら世代では無いので、当時の人気は詳しく分かりません。ただ令和の現代まで人気のコンテンツということを考えると、当時の人気も相当なモノだったのかと思います。アニメの効果が大きいかもしれませんが、テレビでもよくOPテーマが流れていたりしましたし、今でも十分通用するデザインなのが凄E。
ただし、るーみっくワールドで一番好きな作品は「めぞん一刻」なんですけどね・・・フフフ・・・































大きさ比較。少し浮いている事を考えると、だいたい1/8〜1/7の間くらいでしょうか。結構大きいです。

以上でした。うる星やつらのフィギュアは初めて手に入れましたが、いかがでしたか?
原作としてはかなり前の作品ですが、今見ても全然いけますね!というかちょっとレトロ感が流行っている今、これは流行るでしょ・・・と改めて高橋作品の偉大さを知るフィギュアでした。

塗装部分が少ないからか、プライズ特有の安っぽさもあまり感じませんし、お手軽に手に入れられるラムのフィギュア、そして高クオリティのものとなるとコチラが良いのでは?ただ顔の好みはあると思うので、そこはレビューを見て判断してもらえればと思います。どちらのカラーも捨て難いですが、個人的にはパステルVer.が表情も相まってお気に入りですね!

るーみっく作品は後に高騰するフィギュアが多いので、気になる方は早めにチェケ!



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テーマの著者 Anders Norén

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