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ART WORKS MONSTERS 『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』 青眼の白龍 ~Holographic Edition~ 

メガハウスより「ART WORKS MONSTERS 『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』 青眼の白龍 ~Holographic Edition~ 」のレビュー。

発売日:2023年5月
価格:22,000円(税込)
スケール:NON(約27cm)
原型製作:安藤賢司
彩色:アンドウケンジ×ピンポイント

外箱表。販路限定のいつものメガハウスで、箱と同じ大きさの段ボールにミッチリと入っています。

『ART WORKS MONSTERS』シリーズ再始動の第一弾を飾った「青眼の白龍(ブルーアイズ・ホワイト・ドラゴン)」が彩色を一新し登場!
全身にメタリックでの彩色を施しホログラム加工のような美しい輝きを纏う姿を280mmの大ボリュームで是非お手元でお楽しみください!(公式より引用)

箱裏。

こちらはいわゆる「リペイントVer.」であり、初版は約3年前に発売されました。そちらは何かイメージと違い購入しなかったのですが、今回!「こ・・・これやッ!」というカラーリングで発売されたので購入してみました。
ちなみに初版と同時期に「真紅眼の黒竜」も発売されましたが、こちらのリペイントVer.はアナウンスされていません・・・売れなかったのかなぁ。

全景。強靭!無敵!最強ォォォ!!の青眼の白龍が出てしまいましたね。本体と台座は初めから接続されており、両翼のパーツのみ自分で取り付けます。


遊戯王を象徴するモンスターなだけで今まで沢山立体化されてきたブルーアイズですが、これさえ持っていればとりあえずOKかと思います。アレンジもそこまでキツくないし。






















お顔。フツーにかっこいい。
初版を購入した方には申し訳ないのですが、こっちのカラーリングの方が絶対良い気がする・・・ホログラフィックかは怪しいけど、目の周りとか特にスミ入れの具合がマッチしていて良き!

造形は全く同じなのでカラーリングが異なるのみ。
初版はスミ入れが薄めで、煌びやかさや白さが強調された感じでした。対してこちらのホログラ版は、全体的にくすんだ様な落ち着いたカラーリングに仕上がっています。

なかなか見ることのない、正面からのカット。
こうやって見るとマジで魚みたいな顔ですね〜笑

頭が長〜い。なんだかイカの甲みたいなツルッと感。
目の周りの深いザクリや、頭上部の模様はアレンジですね。

やっぱり横顔が一番カッケェ〜!
最も有名なカードイラストや、その次に出たイラストに比べると眼のハイライトがなくなっており、よりモンスターらしい凶暴さが強調されている気がしますね。

歯の本数が多い・・・ちゃんと歯磨きしているんだろうなぁ
舌や口内はメタリックパープルで、上からウェザリングが施されています。頬の先端部分はクリアパーツ。

舌の模様がめっちゃ毒々しい・・・ジョージ・リンチのギターみたいだぁ
こういう舌先から喉奥までしっかり作り込まれているフィギュアって良いですよね。どこから見ても隙が無い!

初版のカラーリングは青みが少し強めでしたが、こちらはシルバーが強め。しかもくすんだシルバーね。燻銀的な?
これまでに何枚もブルーアイズのカードデザインは変わってきましたが、やっぱり最初の顔が横を向いていて、良い感じに纏まっている絵柄の奴が好きですね。

ブルーアイズは、東映版のカードデザインからあんまり変わっていなかったですね。デーモンの召喚とか全然違いましたし・・・東映版はマジで悪魔ってデザインでしたけど、KONAMI版はスタイリッシュでした。

顎のヒレ?みたいなのってこんな尖ってたんだ・・・首の太さが良いですね。掃除機のホースみたいなデザイン!笑
ちょいちょいウェザリングが入っていて、高貴な感じでは無いかも?

以前にレビューした青眼の究極龍と比べるとメーカーも違うのでアレなんですが、ゴツゴツした印象。
あちらはウナギみたいにヌルッとした質感でしたから、これはもう好みの問題ですね。皆さんはどっちの質感がお好きですか?

ぐい〜って曲がっています。あんまり首は長く無いんですね。

ぼでー。
この蛇腹デザインがブルーアイズって感じですね。レッドアイズはツルッとしていた思い出・・・
ウェザリングが施された事により、よりハードな質感になってアレンジの良さが引き立っています。



















腕周りから肩周りにかけて。
トゲトゲな方周りがいかにも遊戯王・・・!もっと肩にトゲトゲ乗せるとかさ☆

掌のゴツさが良いですねぇ。腕が細いのは元々のデザインですが、この指のゴツさはかなりアレンジされていますね。ハッタリの効いた大きさですが、むしろこれ位「ぐわし」ってやっていてくれたいた方が格好良い!爪は半クリアー素材。

羽。
腕と比べると忠実な大きさというか、程良い大きさ。それでもかなりの置き場所クラッシャーなので気を付けましょう。

東映版および初代のカードデザインではまっったく目立っていなかった羽ですが、デザインが変わって行くうちに羽が大きくなり、強調されたデザインになっていきましたね。あ、そういえばブルーアイズってドラゴンだったんだ・・・って思いました。笑

おお、これがホログラフィック・・・!控えめですがギラついていて格好良い!
元の造形からそうですが、羽の膜部分が血管だらけで生々しいのが好き・・・ちょっと鯖みたいなメタリック加減。

裏面は綺麗なホログラフィック調が強調されています。
このブルーアイズは全体的に軟質っぽいパーツで構成されています。もう少し尖ったデザインでも良かった気がしますが、アレンジ強めになりすぎるのでこれはこれでアリですね。

羽の骨組み部分が結構ゴツくてビックリ。
この先端の爪?みたいなのって何の役に立つのかいつも謎!でも格好良いから良いか・・・

蛇腹部分は上から見ると、Tボーンステーキの骨みたいにくすんだ見た目をしています。
正式に何段っていうのはないと思いますが・・・興味のある人は段差を数えてみても良いかもね。ふっふっふ。







蛇腹いろんな角度から!
こちらも全体的にグネっとくねらせており、巨体を拗らせて迫力あるポージングをしているのが分かります。
相変わらず、ちょっと持つところを間違えたら刺さって痛い痛い!

尻尾は長いことは長いのですが、太さがそこまで無いので迫力は小さめ。
ゴジラとかめっちゃ尻尾太いですからね!頭はあんなに小さいのに。笑

どちらかといえば骨!ってデザインの尻尾ですね。全体のバランスからして、こう尻尾を巻いておいてくれたのは置き場所的にとても助かります〜
こちらも軟質パーツなので、破損の心配は少なめ。




この辺はモンハンっぽいというか、ドラゴンって感じが強く出ているデザインですね。
でもブルーアイズを討伐しても、美味しいお肉にはならなさそう・・・装備は最強っぽいのが出来そうですけどねw

足回り。最初見た時、上半身と比べてかなり生々しさを感じましたね。
なんかバイストン・ウェルみを感じるデザインですが、決してそうではありません。○ーラ・バトラーでは無いんです・・・







こんな爪で掴まれたら、一瞬で命が奪われる自信があるZE☆
なんか肉球みたいなのがあるんですけど?犬や猫みたいに香ばしい匂いがするのかな?

本体と台座も最初から接着されており、外すことは出来ません。
と言っても自立はできないんですけどね〜




エフェクトはクリスタルっぽいデザイン。これは蛇足というか、要らないって人もいるかもしれませんね。私は岩場みたいな普通のデザインよりかは神秘的でブルーアイズのデザインに合っていると思います!

カラーリングは青と緑のグラデーションですが、初版はクリアパープルでしたね。個人的にはどっちの色も良いと思いますが、クリアパープルの方がマッチしていたかな?







こういう隙間を埋めるデザインが結構好き。原型師の方はネームバリューもある有名な方ですが、やはりこういう細かい部分で良いお仕事をされるのが見て取れるのが好印象でした。































大きさ比較。

若干のアレンジは加わっているものの、これぞブルーアイズの決定版と思える出来に仕上がっていました!
とは言えカードのデザインもかなり変わっていたりして、世代によって皆さんの思い描くブルーアイズのデザインがあると思いますので、好き嫌いは分かれるかもしれないですね。

初版の神秘的な雰囲気も良いですが、私はウェザリングの効いた締まった見た目のこちらの方が好きです。
特に気になった点は無く、サンプルが気に入った方にはオススメ!DM世代はとりあえず・・・買っとけ!
後々にレッドアイズのリペイントが出たら良いなぁ・・・


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テーマの著者 Anders Norén

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