Solarain(ソラレイン)より「Colors:BLUE」のレビュー。
発売日:2023年5月
価格:23,100円(税込)
スケール:1/7(約26cm)
原型制作:エルドラモデル
彩色:SwordG
イラスト原作:Asagon.
外箱表。アルターみたいなクリアパッケージ!
消失技術調査機関(EX-Tro)」…行動許可申請…!Solarain×Asagon.プレゼンツ、オリジナルフィギュアシリーズ「Colors:カラーズ」第一弾「BLUE」が公開。
セーラー服にハイレグ、身の丈に合わない大太刀、非日常的な要素の組み合わせが作品独特なネオサイバー感を醸し出しています。さらに、武器パーツの組み合わせ重視で作られており、太刀とブラスト銃は手の入れ替えパーツによって交換ができ、どちらも鞘に納刀することも可能です。「戦闘モード」に移行すると、スカートも着脱式で「軽装状態」になります。今ご購入頂くとコレクションカードとアクリルキーホルダーの豪華セットが付いてきます。
可憐でクール、無機質な美をぜひ手に取ってご鑑賞あれ。(公式より引用)
箱裏。真ん中に「COLORS SERIES」の文字が。
メーカーのソラレインは、中国発の新興フィギュアメーカー。製造を主に扱っており、販売元はグッドスマイルカンパニーが請け負っています。
まだ出来立てなのでフィギュアのラインナップはおろか、実際に発売されたのは今回のフィギュアを含めて数体。そんなメーカーのフィギュアの出来も気になるところです。
特典とは別に、ポストカードサイズのデザインシートが封入されていました。
QRコードを読み込むと、ソラレインのHPに飛びます。
取扱説明書。カラーで大きめサイズなのが嬉しいところ。
ちなみに裏面は同じ内容が中国語で記載されています。
箱の中身はナンジャラホイ?
ブリスターが2段構造になっており、付属品の多さを物語っていますね。こちらは1段目のフィギュア本体と台座。
二段目には武器、交換用パーツや特典が封入。
特典はフィギュア本体とは別に梱包されているかと思いましたが、ブリスターの中に収まっていたのはちょっと驚きですね。
特典その①のアクリルキーホルダー。
BLUEちゃんが可愛らしくデフォルメされています。バックカラーはパープル。
ボールチェーン付きなので、バッグ等に取り付ける事が可能。
裏面はロゴ入り(開ける気はないので袋の上からですまん)。
特典その②のコレクションカード。
テレホンカードサイズで、材質は少し厚みのある紙です。フィギュアの元絵となったBLUEちゃんのイラスト入り。
裏面にはロゴとシリアルナンバー入り。No.13261という事は、かなり生産しているっぽいですね〜!
受注生産では無いと思われますが、万が一投げ売りされたらちょっと悲しい・・・笑
台座はコンクリ風のちょっとハードなタイプ。平坦ではなく角度がついており、後ろに行くほど厚みがある仕様。
金属棒で両足裏を支えるので安定感はありそうですね。真ん中に大きくBLUEの文字入り。
角度を変えるとこんな感じ。先端は約1cm程の厚みですが、後ろは約3cm程となっています。
割と軽めで、見た目ほど重くは無いですね。
フィギュア本体に武器を取り付け、台座にセットしたら完成!もんげ〜美少女じゃあ・・・
予約時から思っていましたが、美少女にツインテール、ゴツ目の武器にハイレグ衣装という、オタクを喜ばせてくれる属性盛り盛りなのが素晴らしいですよね。笑
お顔。クール系かな?
あまり感情を表に出さない感じがしていて、ミステリアスでカワヨ!お肌の色に関しては、サンプル写真から随分と白かったので気になる程では無いかな?
少し切長の目がゾクゾクするねぇ。愛プリントの精度はそこそこで、細かく色が入っているのが分かります。
そして何と言っても目の下の泣き黒子!こちらもあって損は無し、またしても属性付与されてしまったよね〜。
基本は目線に合わせて飾ってあげると良いと思います。角度による破綻は無いですが、目線が決まっている方がフィギュアも映えると思うので。
左目下に泣き黒子はありません。
少し下から。
皆さんが気になっているお肌の色ですが、ここまで白いフィギュアはかなり珍しいと思います。
サンプル写真から白かったのですが、サンプルではマットな質感だったので、実物は安っぽく見えてしまうかも・・・
色というか質感の問題ですね。ソラレインのフィギュアは全然出ていないので、まだ実績もなく比べるようなフィギュアも無いのが現状。そう考えるとこのBLUEちゃんの品質は気になる部分が多かったですね。
例えば、このモミアゲから耳にかけての部分。
前髪自体はグラデーションもあって綺麗に塗装されていますが、モミアゲ部分はベタ塗りで野暮ったく見えませんか?
さらに見て欲しいのは耳の造形。バリが残っていてガタガタしているのが分かると思います。新興フィギュアメーカーとしては、やっぱりこの辺の品質管理が気になりましたねぇ。
髪の毛は先述した通り、何重かにかけて塗装されていてグラデーションもあり。
特に前髪の先端を見るとクリアパーツの上から塗装されているのが分かります。あまり活かされていないのが惜しいですが・・・黒髪にクリアパーツって、全面的に魅せていかないと気付かないもんなぁ。
左耳は右耳に比べると幾分マシですが、こちらも少しガタついた表面処理。
両耳には黒いピアスが着けられています。
髪の毛は黒髪と思っていたのですが、塗装のせいか少しブラウン寄りになっている・・・?気がする。
先端は量産品に伴って、塗装が厚く劣化したような感じがありますね。このウェーブがかった前髪が艶っぽくて結構好きなんですけど、皆さんどうですか?
ツインテェェェェェルッ!!(語彙力喪失)
こちらかなり頑張っている出来ですね〜!躍動感が素晴らしく、劣化も見受けられない良ポイントですよ。
ツインテールは本体とは別パーツで差し込むのですが、ミクさんみたいに重量が無いので支柱も特にありません。
後ろ。髪の分け目はイナズマ模様では無く、直線のタイプ。
うなじが簡素なのが少し気になりますが、まぁこんな位かなぁ。
ヘイローはマグネットで頭部に引っ付けるタイプで、頭部に内蔵されているマグネットに引っ付けます。
若干であれば角度も調整が出来ますね。クリアパーツが綺麗。
ちなみにこのヘイローって名前、宗教用語なのは知っていました?光輪って意味らしいですよ!
セーラー服にハイレグという、これ以上ないミスマッチングな組み合わせ!
だがそれが良い。これが公式にも買いてある「ネオサイバー感」なのだから・・・セーラー服は真っ黒ではなく、少し紫がかった色味になっています。
でかい(確信)
躍動感のあるセーラー服で隠れていますが、これは確実にナイスボディですねぇ。そもそもセーラー服がめちゃ短いので、胸元くらいしか隠れませんがね。笑
別角度から。リボンは青く、全体的に寒色でカラーリングが統一されているのが分かります。
セーラー服の襟のラインはプリント。
横から見ると、かなりのボリュームおっぱいなのが分かりますね?
この辺の露出は全くありませんが、下半身を際立たせる為の一種の演出かと考えています。胸元を大きく広げてしまうと、ネオサイバー感が薄れますからね・・・
で、こちらから見た時に小さくホコリが付いているのが分かりますかね?
肉眼ではほとんど見えないんですけど、これがね、取れないんですよね・・・恐らく塗装を少し削ってあげないといけないのかな。ここも残念ポイント・・・ちょっと目立つ場所ですしね。
しかしこの煽られたセーラー服から覗く下腹はタマンねぇなぁオイ!!(情緒不安定)
腹筋の真ん中にあるマークは謎ですが、ハイレグ衣装のピッチリ具合と、身体のラインがしっかり分かるぴったんこカンカンなグラデーション表現は素晴らしい・・・ブラボーだ。
腹筋のラインと衣装の身体の捻りによって生まれたシワ、これがあってこそのフィギュアですね〜
レオタードのカラーリングはそうですね・・・フリーザ様(最終形態)のカラーって言えば分かりやすいですかね?青白い感じの・・・
ポージングのせいとは言え、ウェストだけ極端に細いボディライン。そして球のようなおっぱい・・・
うむ、これぞネオサイバー感だな!(意味深)
袖の部分は捻れた様な表現になっており、ミシュラン君か?と思わせる程にソフトクリーム。
何だろう、風が吹いているような表現にしたかったのか謎ですけど、そこまで違和感はありません。
腕章も装備しており、中に印刷されている文字もしっかり見えますね。
もう、やめてくれっ・・・!これ以上・・・どこまで属性を・・・追加する・・・ッ!(カイジ風)
後ろからも。
右腕も同じ表現方法ですね。左手はまっすぐ下ろしているのに対して、こちらは少し曲げています。
裾に行くにつれて膨らんでいるのは、特徴的なデザインと言えますかね。
大剣を握る指の爪には、青紫のネイルが施されています。
特にダボは無く、フツーに持たせるだけなので色移りがちょっと心配ですね。持たせやすさは割と普通。
大剣の持ち手部分はかなりゴツ目。女の子×大きめの武器はこのミスマッチさがたまらんですよね!
か細い腕にゴツい武器。これぞ黄金比率!
刀の造形もなんだかネオサイバー感。
言うなればメタルギアライジングの雷電が使っていた刀に似ている・・・生々しさと言うよりは、高周波ブレードみたいな雰囲気。
刀身はめっちゃ長いですが、台座で固定する形ではないです。なので個体差があると言うか、サンプルと比べて少し刀の角度が変わっています。刀自体は軽いので、経年劣化で抜け落ちたり変形したりは無いと思いますが・・・
左手に持たせた刀を納める「鞘」も、何だかメカメカしいぞ?
こちらは鞘自体に何か攻撃ギミックはないのですが、コードが多数出ています。普通、日本刀の鞘といえばシンプルなものが多いですがこれはそれを逆走する様なアイデアですね。
鞘には腕章と同じ英語と、中国語?らしき単語がプリントされています。
なんか所々プリントがハゲているんですが、これって仕様ですかね?仕様じゃあなければ初期不良って事になるけど。
あと、鞘の所々は剥げた様な塗装が施されており、ヴィンテージ感が演出されています。
これは不良ではなく仕様ですね。
裏側には「神威」と「01」のナンバリングが。
ブラスト銃を納める為のパーツ。
謎のコード類。
何かエネルギーをチャージするのかも?例えば大刀がさっき言っていた様なエネルギーソード的なやつで、それのエネルギーを蓄える為の配線・・・とか。
スカート。こちらも上と同様に丈が短いねぇ・・・いいぞもっとやれ。
ベルトカラーはこれまた青色。バックルは少し不思議な形をしていますが、スカート本体と一体造形となっています。
サイドからはハイレグのお肌部分がちょっとだけ見えています。この隙間、イイヨネ・・・
惜しむべきは黒のハイレグのライン塗装が野暮ったい点。
その他角度をぐるっと。
後ろから見ると普通なんですが、サイドから見た時の破壊力がえげつないです。
ハイレグの中身がもう見えちゃってるYo!でもレビューは続けるYo!
もうスカートで隠す気が全くないのが潔い!のど自慢だったらイントロで合格の音が聞こえてくるレベルの潔さ。感服です。
これは良いムッチリ太ももだ!
しかもニーハイで、その上にバーコードが記載されています。ここを読み取れってか?バーコードバトラーしろってか?(錯乱気味)
内もも。かなり太ましく見えますが、最近は某アトリエシリーズの主人公よろしく太ももが太いのがトレンドなので、何の問題もありませんね。
一方で右の太ももにはバーコードのプリントはありません。これじゃあ対決できないよ・・・
その代わりと言っては何ですが、スカートに通していたベルトが巻き付いてます。
膝の造形は弱めですが、ニーハイのシワ造形は中々に素敵ですね。
あとはライトグレーっていうカラーリングも地味に好み。
このお尻を守るため、一旦左手に持っていた鞘は取り外しいたしましたーーーーー。
こちらもね、もう隠す気が全く無い!お尻の天守閣が丸見えでございます。
太ももとニーハイの境目に出来た段差が素晴らしすぎる。
この表現はムッチリ系フィギュアにはマストというか、これが為されていない太ももは太ももにあらず。
ローファーも何だか普通じゃあないっ・・・!改造ローファーだっ・・・!
踵に鉄板みたいなものが張り付いているのを見ると、殺し屋1を思い出しますね。あちらは切れ味抜群の刃が出てくる仕様でしたけど・・・
後ろ全体で。
かなり長い足にも関わらず、太ももが太くボリューミーなのが分かるかと思います。
では公式にも記載があった「戦闘モード」にしますかね(ゲス顔)。
すると言っても簡単、スカートパーツを外すだけですw
スカートは実は軟質パーツになっていたんですね。とは言え何度も外すと接合部がガバガバになりそうだったので、あまり取り外ししない方が良いかもしれません。
武器もついでなので取り外してもらいました。戦闘モードと言いつつも、裸一貫!とはこれ如何に。
スカートを取り外した事で、見えていなかったおへそが確認出来たり・・・
レオタードの模様が細部まで確認出来たり・・・
お尻から太ももにかけてのラインがマジマジと確認出来たりします。
変にお尻が丸っとしておらず、重力に負けて垂れ下がっているのが良いですね。そこはネオサイバー感ないんだ・・・とも思いましたが。
ここまでしっかり表現された尻タブは久しぶりに見ましたね・・・う〜ん良き。
あと尻タブ以外にも、太ももの外側にもお尻との境目が薄くシャドーがかっているのもポイント。
ハイレグが過ぎるお尻部分。
これもう引っ張られすぎて痛いレベルでしょ・・・とは思いますが、むしろもっとやれ的な欲望も出てきますね。
そしてハイレグ部分に出来ているお尻の割れ目造形も見逃せません。(穴以外見えてるじゃん)とかいうツッコミは無しで!
あーダメダメ、エッチすぎます!
股間の食い込み、布面積の少なさ、そして鼠蹊部にある黒子・・・こいつ、ここに勝負をかけてきやがった・・・っ!
当サイトは健全なレビューサイト(大嘘)なので、こういうセクシーな画像には極力コメント無しでいきたいと思います。
〜〜〜♪(ハイパーデリケートゾーン堪能タイム)
〜〜〜♪(ハイパーデリケートゾーン堪能タイム終了)
はい、如何でしたか?とっても素晴らしい股間でしたね!ではまた来週、ごきげんよう!
先述しましたが、ツインテールは取り外し可能です。
なのでこんな風に片方だけ外してポニーテールにしたり・・・
両方外してショートカット風にすることも可能です。
ま、取り外しただけなのであくまで「風」ですけどね。改造無しでお手軽に、ちょっと雰囲気を変えたい貴方にオススメ。
交換用パーツとブラスト銃をご紹介。
交換用パーツはブラスト銃を持たせる為のハンドパーツだったんですねこれが。
交換するとこんな感じ。専用パーツなので、もちろん違和感なく持たせる事が出来ます。
大剣と比べるとインパクトは減りますが、銃派の貴方にピッタリな装備です。
ブラスト銃は黄色のラインがアクセントになっています。
あと小指を盛大におっ立てているのも何故かポイント高し。
銃口もちゃんと造形されていますね。
大剣とブラスト銃は、鞘にちゃんと納める事が出来ます。
大剣を納めるとこんな感じ。カチッとどこかで固定されるような感触があるので、プラプラしません。
意外とここを設計しているフィギュアって少ないので、嬉しいですね。鞘自体はプラ製です。
こんな感じでジャストに納まっています。
ブラスト銃は、鞘の下部に増設されているホルスターに納めます。
納めるとこんな感じ。
大剣と違って固定はされませんが、ジャストフィットしているので多少角度が付いても落ちたりはしませんでした。
両方納めるとこんな感じ。
ボリュームが出て圧倒的に格好良くなりますが、フィギュア本体は何も持っていない状態になるので、ちょっと寂しい感じに。笑
大きさ比較。標準的な1/7サイズですね。
以上でした〜!初めてのソラレインフィギュアでしたが、皆さんはどう感じましたか?
個人的な感想を申し上げると、新興フィギュアメーカーにしては頑張ったかなって感じです。サンプルからの劣化は確実にありましたが(特に表面処理の粗さ)、サンプル通りのクオリティを再現しようとする気概は感じられた様に思います。
ただアルターやグッスマと比べると・・・やはり安定感にはまだまだ程遠いというのが本音です。もちろんこの2社も毎回サンプル通り、もしくは以上のクオリティを出してくる訳ではありませんが、打率は確実に高く信頼と実績もありますからね。このシリーズは他のカラーシリーズもリリース予定があると思うので(売上次第かもしれないけど)、品質向上してくれると嬉しいですね!
ネガティヴな事ばかり書いてしまいましたが、原型は素晴らしいし、部分部分で良い部分も勿論あり。下半身のボリュームとインパクトも相当なものでした。一定以上のクオリティは確実にありますので、気になった方はぜひチェックしてみて下さいね!
あ、このフィギュアですがあみあみではアクリルキャラプレートが付属した限定版も販売中です。
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