発売日：2020年11月
価格：プライズ
スケール：NON（約17cm）
バンプレストEXQの後継「ESPRESTO」の上位ライン、ESPRESTO est（エスプレスト・エスト）
テーマは「Effect and glitter dress（エフェクト＆グリッタードレス）」ということで
・燦爛（さんらん）
・粒光（りゅうこう）
が注目ポイントとなっているみたいです。
プライズの中でも仰々しいアオリをつけるのがこのシリーズの特徴。ただ、それに見合うプライズらしからぬクオリティとポテンシャルを秘めているシリーズなので、今更ながらレビューするのがちょっと楽しみ！
フィギュアの原型となったのは、2015年12月実装の限定SSR「城ヶ崎美嘉[ハート★オーバーフロー]」の特訓後のステージ衣装。
アイマスはキャラ一人一人にこう言ったステージ衣装だけでなく、日常を切り取った様な私服姿まで立体化されているのが凄いですよね。
それだけデカいコンテンツですが、近年はサービス終了のニュースが相次いで出てきていますね・・・これも時代か・・・
これまで沢山のプライズフィギュアを見てきましたが、この美嘉ネェを見た時に「ついにプライズもここまで来たか・・・」と感心しましたね。これが下手したら1,000円以下で手に入るクオリティのフィギュアかよぉ！？ってさ・・・
いやホント、それ位やべーポテンシャルを持っているフィギュアですよコイツァ。
このウィンク顔も表現が難しい造形ですが、見事に破綻していないバランスでプリントされています。
ボリュームマシマシのまつ毛が何ともギャルっぽくて良き！
てか眉毛の細さとか角度とか見ると、今っぽくは無いな〜と限りなく思いましたね。だがそれが良いっ
しかしこれまでクオリティが高いお顔が見えないのは勿体無い・・・ので、出来るだけ頑張って撮影。
大きめに開いた口元からは、八重歯の様なものがチラリ。
頬には薄めに3本線のハイライトが入っており、弾けるような表情に一役買っています。これぞパッション属性の鏡！
こんなに束感があって、躍動感のある髪型の造形は完成品でもなかなか無いですよ。ピンク髪ですがテカリも少なく落ち着いたカラーリングなのも○！
更に、大量生産のプライズ品にも関わらず毛先が丸まったり溝跡が潰れていないのも素晴らしい。
まどかじゃないよ、美嘉ネェだよ！
かなり小さめのパーツですが、ラメ入りのリボンやゴールドのハートなど、手抜き一切無しの仕様！
こちらにもラメが入っており、どことなくサン宝石に売ってそうなアクセサリーの雰囲気を感じます。笑
ゴールドのハートネックレスは、チェーン部分がちょっとしめ縄っぽい。笑
ただ、この辺も腕に隠れて見えにくい箇所なので、ここまでじっくり見られるのは購入者の特権だと言えましょう・・・
水着の様な形のブラカップは、白ですが何だかメロンパンみたい。
とても80には見えないグラマー体型、だそうです。確かにこの谷間を見ていると、もう少しあるだろ〜と思いますね。笑
衣装と胸の間に出来た「谷間の隙間」がある事に脱帽。ブラボー！
これは衣装が凝っているのもありますが、プライズの中で再現度が異常・・・細かいし、塗装も抜かりなし。
ネイルの塗装は特になく、指周りはシンプルな見た目に仕上がっていますね。
ちょっとでも動いたら弾け飛びそうな衣装だな・・・セクシーだけどちょっと心配ですよPは！
具体的に言うと生地の模様が造形されているのがわかりやすいですかね？モールドが多めに見えるだけで、密度マシマシになるのは良いですよねぇ。
ウエストは56ということで、無駄な贅肉が一切付いていないスレンダーな腰回りも存分に堪能できますよ。
ワキ下のボンテージ調な造形も見所の一つ。
衣装の大部分は黒一色なので地味に見えますが、実際に見てみるとこのモールドのおかげで救われている部分が結構あるんですよね。
ハート型のバックルやチェーンなど、若干ゴチャついていますがパーツ数多めで見栄え良し！
台座らしきものは付属せず、本体のみの膝立ちスタイル。
こちらはレビューを見ていると破損しやすい箇所らしく、取り付ける際には細心の注意をしながら・・・
確かにちょっと合いが悪く、強めに押し込まないと嵌まらない仕様になっています。
答えは・・・ラメの含有量が少ない事！これは流石に思い込みでも何でもなく、いただけないポイントですねぇ。
造形はシャープで良いんですけどね。ここだけがちょい残念かな〜
プリントの質も悪くなく、裏地ですが見える部分なのでポイント高いですよ！
このヒラヒラ部分ですが、サンプル画像と違って下にへたっていたのでドライヤーで戻してあげました。その辺のセンシティブな作業も、安く手に入るプライズなので気軽に出来ますね。
お肌は成形色ですがテカリ少なめで、露出の多い美嘉ネェにとっては重要なファクターとなっています。
ピンクの塗料がほんの少し飛んでいたのが少し残念。
めっちゃ小尻だな〜と思いつつ、見惚れるボディラインをしているのが大きな魅力。
そして別パーツなので隙間みたいなものが・・・ゴクリ
流石にプライズでそこまでは再現できなかったか。笑
足の形がくっきり分かるカラーリングに、自然なシワが入っています。ピンヒールでは無いものの、高さ自体はかなりありますね。
あとはジャンプしている様な浮遊感を・・・
以上でした〜いやー良きフィギュアでした！
若干雑な部分が見受けられつつも、造形と塗装箇所はプライズの域を完全に逸していると感じましたね。アイマスのキャラクターという事でニッチな需要ではあると思うのですが、これはプライズ史に残る傑作フィギュアの一つに入れたいくらいです。笑
とにかく再現度の高い表情、そしてビシッと決まったポージング。露出度が高くも健康的な可愛らしさとセクシーさを兼ね備えた
フィギュアと言えるのでは無いでしょうか？少し前のフィギュアですが超オススメですよ〜
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