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ストレンジャー オブ パラダイス ファイナルファンタジー オリジン PLAY ARTS改 ジャック・ガーランド

スクウェア・エニックスより「ストレンジャー オブ パラダイス ファイナルファンタジー オリジン PLAY ARTS改 ジャック・ガーランド」のレビュー。

発売日:2022年12月
価格:24,728円(税込)
スケール:NON(約33cm)

外箱表。

ストレンジャー オブ パラダイス ファイナルファンタジー オリジン」より、ガーランドがPLAY ARTS改に登場!
漆黒の鎧兜に全身を包んだ、禍々しくも重厚な姿を表現した。
鎧の細部、大剣の表面に至るまで精緻な紋様が施され、ディテールにこだわった仕上がりとなっている。

布製のマントには針金が入っており、大きく動きをつけられる仕様だ。
肩や腰周りには専用の関節構造を利用し、複雑な形状ながら滑らかな可動を実現した。
付属には、身の丈ほどもある重量感溢れる剣と表情手がつき、劇中の様々なシーンを表現できる。(公式より引用)

箱裏。ここ最近のFFキャラに比べると、かなりボリューミーなサイズ。

えーと、ガーランドって私の中では初代FFのボスキャラの認識何ですけど、それで合っています?笑
調べるとこのガーランド、PS5でリリースされたFFの外伝作品の主人公だそうです。ガーランド=カオスになるまで、つまるところ闇堕ちするまでの過程を描いている作品だそうで・・・何か、全然話題になってなくない?!

なのでタイトルロゴもファイナルファンタジーではなく、外伝作品のものが使用されています。
初代ガーランドと比べると別の作品という事もあり、大まかなシルエットや見た目は同じものの、大剣や鎧のデザインは大きく異なっていますね。

ただ調べていると、中の人の性格は好戦的で変わっておらず、完全にパラレルキャラクターという訳でもなさそう。
ディシディアにも登場したガーランドでしたが、なかなかFFシリーズを通してここまで出ずっぱりなキャラクターもそういませんよね!

箱中身。写真の本体と大剣以外に、交換用手首が数種といつもの台座が付属します。
台座はこれまでのシリーズと変わりなく、正直このガーランドの大きさに耐えられるとは思えませんな・・・元々使っていないけど。
せっかくシリーズも違うんだし、専用の台座とか付けて欲しかったなぁ。

見てもらえますと分かる通り、マントは布製となっております。
全体的にボリューム増し増しですが、足元もドッシリしているので今回は自立させやすかったです。笑






















お顔。こぇぇぇ!
FFのキャラだよと言われればそれまでですが、洋ゲーに出てくるキャラだよと言われても違和感全くナシですね。

左右対称のデザインですが、真中線がズレているのはご愛嬌。
人の顔じゃあないのでサンプルからの大きな劣化が無いのは嬉しいトコロです。

鎧は全体的にメタリックな塗装となっています。サンプル写真の撮り方が上手い&暗くてよく分からないので、劣化具合も分かりにくい・・・

安っぽい塗装とも言われますが、個人的にはそこまで感じませんでしたね。だって塗りムラがあったり、塗装ハゲがあったりしても、抱く感想は「だってスクエニだし・・・」なんですもん。私はスクエニに飼い慣らされている、もはや唯の「犬」です。DOGです。
とは言いつつも、あまりに酷い劣化具合だと文句アリアリなんですけどね。

耳にあたる部位には、趣味の悪い(失礼)アクセサリーが付いています。
造形・塗装は細かいですが独立したパーツではなく一体型です。


その中でも少し残念だったのは、目の塗装ですね。
ちょっとここは安っぽすぎるというか・・・明るいイエローベタ塗りっていうのはちょっとね!せめてここもメタリックなイエローが良かった!何かはみ出してるし・・・

雷様の模様。
初代FFやディシディアのデザインと比べると、昔あった「VARIANT(ヴァリアント)シリーズ」みたいなアレンジな気がしますね。元のデザインからバキバキな感じにリファインしたりとか。

まぁ、あれもあまり流行らなかったのか、長くは続かなかったですけど・・・笑




ツノ。
ガーランドの鎧における、大きなトレードマークの一つですね。サンプルではシンメトリーなデザインだったのですが、成形不良なのか左右で形や角度が全然違う〜〜〜〜!笑




後ろ側から。
これに関しては「サンプルと違うじゃあねぇか!」と思うよりか「まぁ正面から見ない様にして飾れば良いか・・・」という気持ちが強かったですね。流石にこれでカスタマーに突撃するのは違うだろと。

少し下から。
鎧を纏ってはいますが、中身は普通の人間なんですよね。全く肌は見えませんけど・・・
きっと鎧に秘密が!強すぎる秘密があるんだ!

首元はマットなブラック塗装。
その上からギザギザのアクセサリーが架けられています。

胸元には、何かこう・・・カッコいいデザインの鎧!笑
このガーランドのリファインされたデザインもノムテツが担当したのかな・・・そうなると本格的にヴァリアントですけど。
やっぱり髑髏は外せないですよね〜

禍々しいデザインの襟元はPVCですね。対してマントは布製なので、素材の違いが気になる方がいるかも。
この辺りの情報量の多さは、スクエニのキャラクター様様ですね!ここの格好良さがやっぱ良いよな〜と思います。

反対側。
この辺の塗装の質は悪くないですね。造形に助けられている部分もあると思いますが、結構重量感のある仕上がりになっているのではないかと。

少し遠目で。
胸部が前に飛び出している形状をしているんですよね。新幹線の先頭車両みたいな?
ある意味ナイスボディですよね。え、違う?

お腹の部分。ギラッギラですよもう、ギラッギラ。
胸部に比べると薄めの鎧?になっているので、ガーランドを攻撃するならココですよ、奥さん!




色々な角度から。
おへそに当たる部分がちょっと盛り上がっているのは何故?デベソ?笑

マントに隠れて見ることが出来ない背中も、フィギュアを購入した人ならこの通り!丸裸なんだよっ!!
ちゃんとこの部分も作り込まれていますね。ここはゴールドのラインではなく蛍光イエロー、目の塗装と同じ色ですね。

マントは取り外し可能・・・かと思いきや、背中の肩甲骨部分で接着されている模様。
もしかしたら外れるかもしれませんが、破れそうなのでやめました・・・結構薄いんですよね、マントの素材。

肩部分は別パーツになっており、イカリ肩にする事も可能。
腕周りの可動は結構優秀だと思います。パーツ数も多いですし、二の腕部分は回転可動、肘に関しては若干癖のある可動をしますが、兼ね良好かと。

気になるのは関節のカラーリングですね。同じ様なメタリックに揃えて欲しかったですが、まぁ黒はそこまで目立たないので良いですけど。
肘は上下可動、手首に関してはクリック関節式のリボ球になっています。

ディティールは割と細かいですね!情報量が多いのはこういうアレンジと相性が抜群。
いつもは入っているシャドーがないので、これを綺麗なアレンジと捉えるか、逆にもっと汚して良かったと捉えるかで意見は割れそうですね。

反対側。


今回は交換用の手首パーツが表情豊かなのです。
ちょっとモンスターらしいというか、この辺はもうモンスターと一緒ですね・・・グロテスクさの方が優っている。
指先の微妙な開き具合が厨二感満載!

単色なので分かりにくいですが、ちゃんと爪もあります。

掌部分。


股関節はいつも通りクリック式。小気味良いカチカチ音ですが動かし方にはやはり癖がありますね。
今回は本体に重量があるので、全体的に関節も硬めでした。サイドアーマーがあるのであまり下半身の可動は期待しない方が良いかもですが・・・

太ももから脛にかけて。
こちらも肌の露出は一切無し。太ももはかなりガッチリしていてマッチョ系ですね。
足の長さはちょうど良い感じで、長すぎず短すぎずといったところ。

つま先尖っていますねぇ〜
こんなんでトゥーキックされたらブッ刺さりそうで怖いです。

今回はなんと!脛のロール可動があります!それにより接地性が格段にアップしており、本体重量が重い反面バランスはかなり取りやすくなっているのが特徴です。つま先部分の可動もいつも通り。

後ろ垂れ?部分にも細かく可動が仕込まれており、システマティックなデザインを利用して目立たない関節構造になっています。
その分お尻は全く見えませんけどね。笑

斜め後ろから。
めっちゃデカい靴を履いているみたいですね。若干のスミ入れあり。

サイドアーマーはかなりのボリュームで禍々しさUP!
かなり可動の邪魔になると思いきや、内側がリフト式の可動が仕込まれているのが良いですね。できる限り配慮しました感が出ており、ちょっとスクエニに感心してしまいましたよ。

存在感グンバツの付属品である大剣。
ガーランドが所有する武器で、これぞ武器!って感じのボリュームが素晴らしい。

初代やディシディアの時はシンプルな見た目でしたが、こちらは装飾や模様が大幅に追加され、一気にゴージャスな見た目になりました。
元々はチョー無骨な見た目だったんですけどね。

石鎚部分に付いている飾りに関して。
紐飾り?みたいなレッドカラーのものはともかく、小学生が遊びに使いそうなビーズの飾りは一体何?!
高額商品なのにこの仕様は酷い・・・あまりに安っぽすぎ!もう少し何か別の素材はあったのではないかと思いますね。

柄の部分はこんな感じ。近くで見ると流石にプラスティッキーですね。
この大きさに反して中身は空洞で軽く作られています。素材も昔のPAみたいなPVCの塊ではなくプラなので、かなり取扱やすいんですけどね・・・塗装の質の問題かなぁ。

付属の交換用手首一式。
それぞれ握り手、大剣持ち手、平手となっています。デフォルトに付属しているのは表情がついた開き手。

反対側。
ガーランドって普通に右利きだと思いますが、一応左手にも握り手が付いているということは両手持ちが出来るってことですね。
今回はいつもと違って手首の軸も太く、口径もちょうど良い大きさで交換しやすかったです!

持たせるとこんな感じ。うーん、デカい!
先述した通り重さは限りなく抑えられていますが、それでも傾けると手首が負けてしまいます。腕全体が、というよりは完全に手首部分だけです。

写真の様に直立で持たせる分には大丈夫なのですが・・・あまり過度な期待をしてブンドドは出来ないので注意が必要です。

大剣を持たせる際は、写真の様に柄の部分が外れるのでそこから持たせます。
いつも引き合いに出しますがバスターソードは基本的に柄が外れずグリグリして持たせているので、これだけでもかなりのストレス軽減です。笑

肩部分はこんな感じでアーマーが上に上がるので、真上まで上げることが可能。
毎度ですが分かりにくい写真で申し訳ありません〜うちの激ヘボ環境ではこれが限界・・・

可動範囲はこんな感じ。見た目のゴツゴツさに反して結構よく動くなぁ〜といった感じ。

足の太さから正座は難しいですけど、立ち膝は余裕ですね。あとは先述した通り接地に関しても問題なし。
マントがPVCだったら多分重かったり可動に制限が出たり・・・何かしらの対策は必須だったでしょうねぇ。昔のPA改で言うと、ヴィンセントなんかはそのタイプでしたが、あれはローブの至る所にリボ球が仕込まれていて工夫されていましたね!

毎度毎度お騒がせします、クラウド君との比較です。
いつも撮影後に閉まっているのですが、PAが届く度にまた出して・・・を繰り返しています。笑

そして、この圧倒的なボリューム差!お値段も2倍くらい違いますけどね!
縦にも横にも質量的にも、大人と子供くらいの体格差があります。

せっかくなのでお約束。
思っていたよりも違和感ないですね・・・むしろ似合っているまであるぞ?
クラウド君には大きく見えるバスターソードですが、漢・ガーランド様には丁度良いサイズ感の様ですな。

こっちが専用の武器ね!笑
適当にポージングを沢山させてみます。

挑発(アピール)ポーズ。

※無闇なアピールはリアルファイトになる恐れがあるのでやめましょう。

振りかぶり。

何だか往年のホームランバッターみたいな構えになってしまった・・・しかも様になっている!
振り上げるポーズは余裕ですが、流石に振り下げるポーズまでは不可能でした。どうしても胸元がつっかえるんですよねぇ。

なんちゃって振り下ろし。
そう言えば、ガーランドの戦闘スタイルって逆手持ちですよね。カウンタータイプみたいな持ち方すんなコイツ・・・ってディシディアをやっていた時はよく思っていました。笑

カッケェ・・・
なんて言うか、ポージング一つ一つに重みがありますねん。

バックショット。
「漢」は背中で語るもんですたい。

かめはめ波ポーズもなんのその。

Q:これは一体何のポージングでしょう?


A:流派・東方不敗の名の下にぃぃぃィィィ!!!

いや、カラーリングが似ているし何となく・・・

「待て待て待て待て!!話せば分かる!!!なっ?!」

フラッと立ち寄った蜜蜂の館にて、部下のモンスター達に奢ったはいいものの支払いが出来ないガーランド様。
威厳もクソもありません。
結果、こうなりましたとさ。

※友情出演:PA改ティファ(ドレスVer.)
Q:これは一体何のポージングでしょう?



A:俺は・・・不死身だぁぁぁぁぁぁァァァア!!!

いや、何となく雰囲気が似ていたのでつい・・・

素手だとそれとなく武闘派っぽくなるのは何ででしょうね?笑
しかし今回のガーランド様はポージングがキッチリ決まるのが嬉しいですね!やはり足腰の可動がしっかりしているのは大事。

ガーランド「オメーのとこの女が働いているキャバクラ、ぼったくりじゃあねぇのか?!」

クラウド「お、お客様困ります!店内で騒がれては!」
「カオス様を舐めてんじゃあねぇーーーッ!!」

ドカァッ


かくしてガーランド様は、蜜蜂の館を出禁になりましたとさーーーーー


ーENDー

お口直し、もとい格好良いガーランド様も見て欲しいので何枚か・・・
普通にポージングさせていたらこんな事にはならなかったのに!悔しい!










このガーランド様が予約開始された時に、ディザーヴィジュアルがこの「玉座に座っている写真」だったんですよね。
それで「え、玉座も当然付いてくるよね?」と思っていたら、まさかの後日「写真の玉座は付属しません」の注意書きが追加・・・あれで騙されたと思った方も少なくないのでは?

というかあの玉座って一体何なのか?後々に発売されるのか、そもそもイメージで使用しただけなのか?
個人的にガーランド様のお値段だったら付けて欲しかった、と言うかそもそも初めから注意書きを入れておけや!って気持ちでしたね・・・




大きさ比較。PA改の中では1、2を争う程のボリューム。

以上でした〜
世間の評判的にはどうなんですかね?個人的にはそこまで悪い出来ではなかったと思っています。
しかしお値段もかなり張るので、それを考えると「もっと塗装に重厚感・高級感が欲しい」だとか「サンプル写真に載っている玉座も付けて欲しい」という気持ちもありますね。

可動に関して優秀な点は、特に下半身ですね。この見た目に反してかなりの可動域を誇るのが良き!
しかし、重さもあるので動かす際には注意が必要。何故かと言うと、無理に捻ったのかいけなかったのか途中で右足の太ももからポキっとね・・・関節がお亡くなりになってしまったのでね(久しぶりに破壊した)。

そういう意味でも品質面にはまだ問題アリ?な気もするのですが、格好良さはちゃんと維持出来ているのでアメコミ、また洋ゲーのキャラが好きな方には良いかもですね。そもそも元のゲーム自体が認知されているのか謎なので・・・



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テーマの著者 Anders Norén

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