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ウマ娘 プリティーダービー サイレンススズカ

Lucrea(ルクリア)より「ウマ娘 プリティーダービー サイレンススズカ」のレビュー。

発売日:2022年11月
価格:17,600円(税込)
スケール:1/7(約23cm)
原型:MADARA
彩色:えこし
外箱表。
店頭で販売が無い「限定販売」だからか、外からは中身が見えない仕様になっています。

箱裏。右下に定価の記載が・・・笑

「ただ見たいだけ……。誰もいない先頭の景色を」
大人気ゲーム『ウマ娘 プリティーダービー』より、異次元の逃亡者「サイレンススズカ」を1/7スケールにて力強く決意を込めたポーズで立体化!
髪の毛と尻尾にはクリアパーツを使用し風になびく美しい流れと透明感を再現、顔パーツは「キリっとした顔」と「微笑み顔」の2種が付属しお好みに合わせて交換可能な仕様です。

サイレンススズカの力強さと儚さを是非お手元でご覧ください。(公式より引用)
箱の中身はナンジャラホイ。

尻尾がブリスターの中に収まっておらず、まさかの外付け・・・笑
ま、リセールしないので別に良いんだけどネ。
今回の台座はこちら。
円径ベースに芝を模したデザインに仕上がっています。芝は短めですが、質感を十分に感じられて良い出来かなと!
ただ、フィギュア本体に対してちょっと大きいかなぁ〜。

台座の裏はこんな感じ。
スポンサーロゴはここに入っています。

尻尾を本体に挿して、台座にセットして完成!

販売形式のウマ娘のスケールフィギュアって、これが初めて?プライズやくじでは既に数多くのウマ娘フィギュアがリリースされていますが、
ちゃんと定価があるのは恐らくこのスズカが初めてのはず・・・そういう意味ではウマ娘のスケールフィギュアとして指針が出来そうです。ただ、色々なメーカーから今後リリースされるので、あくまでメガハウス内の評価・・・って事になりそう。



















お顔。スズカ推しの皆さん、どうでしょうか?

私個人の感想としては、そんなに悪くは無いんじゃあ無いかな〜と思いました!良くも悪くもサンプルから変わらない仕上がりです。
ウマ娘は原作ゲームとアニメがありますが、お顔が全く異なるキャラクターも多いです。特にスズカはゲーム版とアニメ版でかなり印象が変わっており、こちらのフィギュアはどちらかと言えばゲーム版を元にしたのかな、といった感じ。顔も長いし。笑

アイプリントの精度は良い感じ!結構アイコニックな目の形をしているんだな・・・スズカって。
特に目尻のデザインが独特ですよね。瞳の色は主にグリーン系。

目線は左向き。ポージングが振り向きなので角度が限定されがちで、見る角度によって印象も結構異なるかな〜と。
個人的に真正面から見ると面長な印象だったので、少し斜めにした位の角度から見てあげるのがベター。
頬には極めてうっすらですが、ピンク色のチークが入っていますね。
少し下から。
前髪は結構浮いています。交換できるパーツなので若干隙間が広めなのかね?眉毛もちゃんとあります。

鼻はそこまで高くありませんが、長いですね。笑
デフォルトの顔パーツでは、キリッとした表情で口元もキュッと縛られています。

そして、ちゃんと耳はありませんでした。笑
いや、こう書くと聞こえが悪いですね。人の耳のある場所に、耳はありませんでした!
ウマ娘なので、あくまで耳は頭についているという事でしょう。
で、その耳部分。綺麗な発色のグリーンですね〜
刺繍の跡もちゃんとあって細かい!ヘアバンドの色も相まってかなりの爽やかさ。

髪飾りはシルバーカラー。
髪の毛はクリアベースの上から塗装されており、先端に行くにつれて透明度が上がっていきます。
ただし先端でも完全にクリアではなく、あくまでクリアーカラーを感じられる程度に留まっています。

反対側。

後ろから。
サンプルの時点で危惧していましたが、やっぱりちょっと造形が荒いと言うか、髪の流れが雑いと言うか・・・そんな感じです。笑
まぁ風が入り乱れている、という可能性もあるので何とも言えませんが。ちょっとスズカのサラサラヘアーに似つかわしくない乱れ具合。

しばらく見ていると、髪の毛が「かんぴょう」に見えてくる・・・
髪の毛の先端を見れば分かるとおり、スズカはかなりのパッツン具合です。

かなり毛先はデフォルメされており、悪く言えばグミみたい。笑
もっと細かく!とまでは言いませんが、量産化に伴って毛先が丸くなってしまったのかなぁ・・・とか思っちゃいましたね。

全体的な質感はかなり良きですね!
特にこの勝負服の造形・塗装に関しては、かなーりハイレベルだと思います。この辺は流石のメガハウス、そこにシビれる、憧れるぅ!

ゴールドのラインも発色良く、鮮やかなグリーンカラーに一際映えますね。
大きめのリボンに隠れていますが、まぁーーーーーーー胸はないですね!!!

腕など。
肌の露出は全くと言って良いほど無いですね。ウマ娘って割と露出度が高めの勝負服が多いイメージですが、スズカはかなりの鉄壁具合なのが分かります。

パーツ数は標準的だと思いますが、抜きの精度はかなりザックリ割り切ったのかな〜と。
胸元のリボンを見てもらうと、それが良く分かると思います。輪っかの部分が完全に埋まっていますね。

左手は力(決意)の篭った右手と違い、まっすぐ下されています。
ただし指先は若干の意思を感じられますね!人差し指、中指が特に。笑

ボタン部分は一体成形で、造形と塗装で再現。ハミ出しが何とも怖いカラーリングですが、綺麗に仕上がっていると思います。
正面から見ても胸の膨らみがまっっったく感じられない辺り、流石のスズカだな〜と安心したね、わたしゃ。

振り向きで身体を捻っているのもありますが、ウェストがめっちゃくびれています。
スレンダーのスズカならでは、と言ったところでしょうか?(しつこい)

バックショット。
尻尾の部分はちゃんと制服も被らないようにデザインされているの、知らなかったなぁ。
フィギュアになった事で平面的だった絵が立体的になり、新たな魅力を発見できて何だか嬉しいキ・モ・チ。

セーラー服のデザインが結構反映されていますね。襟元とか特に。
緑・白・金のシンプルですが限りなく爽やかなカラーリングが、スズカのイメージによく合います。

ボタン的なやつ。

スカートはペチコート有りのW仕様。
こちらも上半身同様に、白ベースに緑と金色という組み合わせ。

ヒダスウはトレセン学園の制服よりも細かく設定されており、より上品さを感じる仕上がり。
前側が若干浮き上がっており、フワッとした造形。

別角度から。
話は少し逸れますが、アニメ初期メンバー(スピカ)にも関わらず、スズカだけ別衣装が実装されていないのは何で???
ワイの推しなのに・・・

尻尾が出ている部分は、蹄鉄型の金具が付いています。
トレセン学園のスカートも同じ様な金具が取り付けられており、共通なのかもしれませんね。ただしこちらの金具はかなり分厚め!

綺麗な栗色の尻尾。
こちらも光にかざすとクリアー成形なのが分かります。

ちょっと尻尾の生え際が雑かも?
雑というか、パーツがちょっとハマりきっておらず、ダボの部分が見えてしまっているのがNGかもしれません。

スカートの下は濃紫色のタイツ。
そして左右で色の違うローファーで、まさに実馬のサイレンススズカの足元を再現したカラーリングに仕上がっています。

細くしなやかに伸びたおみ足。
タイツの仕上がりはちょっと安っぽいかも・・・正直ここはもう少し頑張って欲しかったな〜
テカリがあるのは良いのですが、何かプライズっぽいというか。

流石にプライズまでテカテカしていないので、同列に語るのはいけませんが。
触ったらサラサラ、ではなくツヤツヤしている、という表現が的確でしょうか・・・

後ろから。
膝裏の造形あり、若干のフェチい感じはありますね。

白のローファーに緑のリボン。
金色の蹄鉄と細かい造形ですね〜

一方で左足は茶色のローファーに。
このローファーの形だと、足先が狭まっておらず外反母趾になりにくそう・・・笑

表情交換パーツが付属。笑顔に交換する事が出来ます!
こちらは微笑みの表情、デフォルトのキリッとした表情からは一変して優しい雰囲気に溢れています。
あなたはどちらの表情がお好み?

私は個人的にこちらの方が好きですね!
あまり印象としては変わらないのが正直な感想ですが、まだこちらの方がしっくり来るかな・・・と。
アイプリントは同じで、眉毛と口角の角度が違うだけですが。

ちなみに交換の際に外れるのは前髪パーツだけなので、首から丸っとパーツを外すことは出来ません。

少し下から。
輪郭がクセ強めな気しますねぇ。元々ゲーム内のスズカも面長なので、そこが具体的に違和感なのかは難しい所ですけど・・・
改めてスズカの立体化って難しいんだなぁと。

最後に、みんな気になるスカートの中身・・・
タイツなのでスパッツはありません。そして当然パンツも見えません。

しかぁし!!この「股間の中心に入ったライン」を見よッッ!!
これは恐らく、表現に規制があるウマ娘というコンテンツに対し、セクシーラインに定評のあるメガハウスの精一杯の抵抗に違いない・・・私はそう思いたい。

別角度から。お尻はほとんど見えません。
結構な土手具合・・・スズカ、最高じゃあないですか・・・

では適当に何枚か〜
今回はキャンドゥにて販売されていた背景シートを使用してみました。




























大きさ比較。1/7ですが思ったより小さいですね。飾りやすいのはいい事だ!

以上でした〜〜〜
初めてのウマ娘のスケールフィギュアでしたが、個人的にはこんなものかな?と言った感じ。第一弾が立体化に向いていないスズカ、そしてアルターでもグッスマでもなくメガハウスというトリッキーな展開なのが面白かったですね。

出来としては良くも悪くもサンプル通りの印象が強いので、そちらを求めているスズカ推しの方には十分オススメ出来ます。
明確にスズカのイメージがあって、「こんなのスズカじゃない!」って思われる方も多いんじゃあないかなと思いますけどね。
私個人的には十分スズカしてしますし、このご時世でお値段もかなり頑張っていて好印象で良きと感じました。

というか最近限定販売が多すぎて、良きと思ったフィギュアが普通に店頭で買えないんですよね・・・
フィギュアが売れないのは分かりますが、値引きが少ない現状はかなり辛いので限定販売はあまりして欲しくないのが本音です。



Amazonで購入する(価格に注意)
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テーマの著者 Anders Norén

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