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フィギュアーツZERO [超激戦]スーパーサイヤ人孫悟空-クリリンのことかーっ!!!!!-

プレミアムバンダイより「フィギュアーツZERO [超激戦]スーパーサイヤ人孫悟空-クリリンのことかーっ!!!!!-」のレビュー。

発売日:2022年6月
価格:8,250円(税込)
スケール:NON(約27cm)

外箱。もうこの時点でブチギレ要素が凄く・・・伝わってきます・・・
ドラゴンボールを語る上で欠かせないのが、超サイヤ人の存在ですよね。その中でも初登場した原作27巻でのフリーザ戦の1コマを切り取った、あまりにも有名なシーンの立体化です。


箱裏。

悟空の親友である地球人、クリリンを宇宙の帝王・フリーザによって爆殺された際、悟空は超サイヤ人に覚醒しました。
その後圧倒的な力によってフリーザを追い詰めるも、フリーザは何と戦闘場所であるナメック星を爆発させるという暴挙に出ます。
早急に決着をつけようとする悟空でしたが、フリーザに挑発によって更に怒りが爆発するシーンですね。


本体と台座は接着されており、取り外しは不可となっています。
SMSDでも同じシーンの立体化がありましたが、あちらはクジ、こちらは完成品という違いがあります。お値段もあちらは5,000円、こちらは約9,000円。これをどう捉えるかですな・・・

ちなみにサイズとしてはほぼ同じで、エフェクトによる高さが微妙に違う位。スケールとしては本当にほとんど同じです。
過去にレビューしていますので、ご参考にどうぞ!






















お顔。瞳の部分が小さめで、初期超サイヤ人感がありますね!個人的には好みのお顔。
サンプルから劣化した劣化したとよく言われていますが、そこまでちゃうかな〜と思っています。いや、強がりとかではなく・・・

恐らく一番劣化したと思われるポイントは、お肌の成形色では無いでしょうか?テカリが若干あり、確かにここはサンプルのマットな肌の質感とは違いますね。劣化と捉えるならこちらは劣化したと感じます。
ただ造形自体はほぼサンプル通りなんじゃ無いかと・・・

眉毛や目の縁の墨入れなど、割と丁寧に塗装されている印象。昨今ではめっきり見なくなった流血表現もあります。
SMSDの方は原作再現というよりかは、小綺麗にまとまった立体化でした。対してこちらは原作のコマを再現しており、そういう意味ではこちらの方に軍配が上がるのかな〜と。


原型師の名前は記載されていませんが、恐らく中澤氏なのでは無いかと思います。
この肌の細かい傷だったり、何となくですけど目の造形のクセとか・・・めっちゃ「ぽい」んですよね。笑

叫び顔の造形ってかなり難しいと思うのですが、頬の自然な膨らみや骨格の変形具合なども自然で素晴らしい。
目の下のシワは少しクセがあってアレンジされています。
原作と同じく怒り爆発、オーラビンビンだったので髪の毛も爆上がりしています。それこそベジータくらい逆立っていますよ!笑
もみあげの仕上げが若干雑な気がしますが、別パーツになっていないのは高評価。

反対側。髪の毛のシャギーはほとんどなく、こちらも原作再現に一役買っています。
まぁ欲を言えばもっとモッサリした髪型でもよかったですけどね、多分それだと古臭すぎるのかな。笑

束感強めのツンツンヘアー。
造形自体はサンプルと差異無しと思われますが、ちょっと質感が安っぽくなった?
初期不良で生え際が結構隙間があってヅラみたいになっている個体があるそうです。うちのはまだマシなのかな〜

口の中までしっかり作り込まれています。塗装もちゃんとしており、こういう細かい部分の仕上げを怠っていないのは高評価!
顔立ちがほぼシンメトリーになっているのも造形師のプロのお仕事ですねぇ。

後頭部。

ぼでー。バッキバキですね。笑
こちらも初期の超サイヤ人の絵柄を考慮してか、ほんの少しデフォルメが効いている体型に仕上がっています。ドラゴンボールのキャラって割とデフォルメが効いているのが多いですよね・・・

こちらも流血表現がありますね。リアルとはほど遠いですが、無いよりはマシってやつです。
大きめサイズの乳首もしっかりありますよ!

胸筋・腹筋周りはかなーりゴツゴツしていますね。少しですが神経が浮き出ている部分もあります。
結構肌色率が高いので、成形色は確かに気になるかもなぁ。個人的に、バンダイの成形色詐欺(笑)はもう慣れているので問題ないですが、過去にレビューした龍拳悟空はしっかりツヤ消し肌だったので、よく分からんなぁ。

アンダーシャツはガッツリ破れています。SMSDは割と残っていたので、その辺の造形も異なりますね。
色は帯やリストバンドと違って色褪せた感じの青色となっています。


この腕の短さと太さが良いですね〜まさしく原作再現!
悟空って意外と?身長は高くないので手足が長いと普通に違和感があるんですよね。しかも筋肉で太いから余計に。

しっかりと握り込んだ拳からは、力強さを感じます。
肩周りの筋肉が素晴らしいね・・・筋トレでここまで仕上げるのは無理ゲーすぎると思うので、サイヤ人の特性だと自分を騙すことにしておきます。笑


取り外しが出来ないので少し見にくいですが・・・亀の甲羅みたいな背中してやんの!
エフェクトのカラーが反射して黄色く見えますが、実物は成形色なのでご安心ください。笑

帯・リストバンドの色は同じです。オーラによって上に靡いている造形になっています。
リストバンドはかなりボロボロですね。


下半身。こちらもフリーザとの戦闘によってボロボロになっています。SMSDよりも破れ具合が増しており、こちらも原作再現!
しかし道着が成形色なのは残念ですね。写真ではイマイチ伝わらないですが、少しだけテカリがあるんですよね〜こちらの道着部分も。


造形自体は文句無しなんだけどなぁ・・・仕様にやられた!って感じです。


こちらはほとんど素足が出ちゃっています。セクシー!
超サイヤ人の扉絵が格好良すぎて印象が強いのですが、なぜか原作コミックスでは収録されていないんですよね。原作コミックスではそういう事が結構あり、なぜかドラゴンボールだけそういう仕様になっています。

ちなみに完全版では扉絵はしっかり収録されています。後半はほとんど扉絵ありませんでしたけどね(1ページ目のコマ割りの最初にタイトルが描かれている事が多かった)。

斜め後ろから。小尻ですな。
薄めですがシャドーはポイントで入っています。




ブーツは綺麗にグラデになっており、オーラによって発光が反射している事が分かります。
ブーツのラインは黄色、紐の色は赤色になっています。後期と比べるとカラーリングが違いますね。

エフェクトのダボがブーツに挿さっていて、上手い感じに宙に浮いている表現が。
目立ちにくい場所に作ってあるのでこれはGJですねー。


台座となっているナメック星エフェクト。
フルパワーフリーザとの最終決戦時を再現しており、マグマが噴き出している様子などから崩壊がかなり進んでいる場面なのが分かります。

ちゃんとフリーザが放ったビームで割れた大地部分が造形されています。これはかなり嬉しい!
ヴィネットではありませんが、こういうジオラマ的な遊び要素を入れてくれる様になったのかバンダイよ・・・

過去にドラゴンボールセレクションという、フィギュア本体とヴィネットが一緒になったシリーズが展開されていました。
今はプレミアがついてとんでもない価格になっていますが・・・正直、そこまで高額になって欲しいのかな?

マグマが噴き出しています。
似たような場面を立体化したフィギュアは多いですが、この噴火シーンを再現したフィギュアは今までなかったのでは?


この部分は輪っかになっており、指で引っ掛けるのに役立ちました。笑
海が揺れている表現もリアルで、ちょっとクリームソーダっぽい。

エフェクトパーツはクリアな見た目で綺麗です。
足場が岩石になって周りをプカプカ浮いています。

後ろから。SMSDはこのオーラエフェクトはありませんでしたね。
その代わりと言っては何ですが、あちらは風の表現が台座でなされており、あれはあれで好きでしたねぇ。

台座のナメック星は一面丸っと造形されている訳ではありません。しっかり後ろは削られています。笑


「いいだろう!!!こんどはこっぱみじんにしてやる あの地球人のように!!!」

「あの地球人のように?・・・」

「クリリンのことか・・・」

「クリリンのことかーーーーーっ!!!!!」

いやー、やっぱりこのシーンは激アツですね。もう生き返れない親友、クリリンの為に奮起する悟空。DD屈指の名シーンです。

ま、後半になると生き返り放題になるんだけどね〜〜〜〜〜〜。

今回は背景紙を赤にしてみました。ちょっと完全版の表紙っぽいでしょ?笑





ナメック星、無くなっちゃったね・・・

あの当時、ネイルの強さにワクワクしたものでした。それがあんな事になるなんて・・・






















エフェクトの感じはやっぱりフィギュアーツZEROというか。ドラカプをおっきくした感じというか。
2022年現在、ドラカプはリバースと称して細々と生き残っていますが、どうにも出来がね・・・そのせいか昔のドラカプの値上がりが止まりませんね。

ファンの間では屈指のプレミア商品として有名なプルーヴィーの親子かめはめ波がありますが、初期のドラカプやワーコレ、先述したメッケのジオラマシリーズも大概プレミアがついていますからね。

大きさ比較。宙に浮いている分、全高がありますね。安定感は台座のおかげでバツグン!

以上でした〜まぁサンプルからの劣化は正直ありましたね。特に塗装面で・・・
造形に関してはサンプル通りというか、まぁ若干瞳が小さくなったかな?という位で、ここの印象はさほど変わらないと感じました。

恐らく予約して購入された方はSMSDの超サイヤ人悟空との比較を気にされているかと思いますが、シチュエーションは同じでも服の破れ具合や台座の仕様も異なるので、一概にどちらが良いかは難しい問題かな〜。
表面的な部分で言うと、やはりお値段はこちらの方が高いですし、台座のヴィネットもSMSDの方が豪華かなと思います。
こちらの強みとしては原作再現度が高いのと、ナメック星の貴重な爆発寸前シーンを造形してくれた事・・・ですかね!笑

どちらも良い商品だと思うので、お好みで購入するのが良いかと思います。ちなみにどちらも現在のお値段には注意です!




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テーマの著者 Anders Norén

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