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鬼滅の刃 VIBRATION STARS LIMITED-宇髄天元-

バンプレストより「鬼滅の刃 VIBRATION STARS LIMITED-宇髄天元-」のレビュー。

発売日:2022年1月
価格:プライズ
スケール:NON(約15cm)
原型師:江頭 慎太郎【KLAMP STUDIO】

外箱。
鬼滅の刃-遊郭編-も終わっちゃいましたね〜個人的に宇髄さん屈指の見せ場(というかこれ以降はほぼ出ないけど)なので、嬉しかったです!

これは新しいシリーズですね。箱のデザインが中々凝っていてイカスぅ〜
鬼滅もかなりの数のプライズが出ましたが、デザインのせいか安っぽさが目立つのが多い印象・・・あと主人公のタンジェロ(炭治郎)が意外に似せるのが難しい。

そんな中、アニメ効果もあって宇髄さんのフィギュアが増えてきました。果たして今回の宇髄さんの出来はどうか・・・?

箱裏。
VIBRATION STARSって直訳したら「振動星」?!どういうこっちゃ〜。

原型師の方は主にジャンプ系のプライズを多数担当されています(ドラゴンボール・NARUTO・ワンパンマン等)。造形天下一武道会の様に原型師の名前がドーンと乗るプライズはあまり担当されていませんが、確実に実績のある方ですね。

完全に浮いているポーズなので、補助台座無しに自立は出来ません。
初めに言っておきますが、これは素晴らしい天元様ですよ!
















お顔。物語後半になる程、その性格や表情が豊かになっていった宇髄様ですが、これはかなり「マジ」な表情ですね。ド派手に行くぜ!なんて言わなさそう・・・笑

鬼滅のキャラの絵柄ってかなり独特ですけど、特に「目」が独特なんですよね。それぞれのキャラの目は一つ一つ違っており、しかも全て特徴があると言う化け物みたいな所業、さすが小峠先生だぜ・・・!

左目には特徴的な化粧が施され、これぞド派手な宇髄様。
目頭が大きく開いており、切長な目がなんともセクシーですな。

よく宇髄様は「額当てを取った状態の方がイケメン」なんて言われます。個人的には額当てがある方が好きなんだけど・・・
確かに額当てが取れた状態(俗に言う長髪の状態)の方がイケメンだと思います。でも個性が一気に無くなるんだよなぁ。派手な装飾品、化粧、そしてこの髪型というバランスが良い具合に混ざり合っているのが、いわゆる宇髄天元の真髄だと思うんです。


まぁ長々と語ってしまいましたが、基本的にどちらの状態も好きですよ!笑
額当てはちょっと塗装が安っぽいですが、造形はすこぶる良いです。まぁこの辺はプライズなので仕方ないですかね。

塗装のせいか、パーティングラインが割と目立つのが少し気になります。
しっかし白髪っていうだけでイケメンなんだよな〜〜ずるいぜ天元様!

作中ではあまり見えなかったうなじも見えます。
両耳にはピアスが2つずつ開いており、細かい部分までド派手なのを忘れない天元様らしいですね。

隊服はオリジナリティに溢れるノースリーブタイプ。筋骨隆々な天元様に普通の隊服は収まりきらないぜ!
あとカラーリングも黒ではなく、濃いオリーブグリーンみたいな色合い。恐らく天元様だけだと思われますが、思えば煉獄さんも焦げ茶色みたいなカラーリングでしたし、もしかしたらオーダーなのかもしれない。

マッチョ!マッチョ!
筋肉フェチにはたまらないのではないでしょうか。ポージングの都合上目立たないのが残念ですが、これは見事なペクトラリスメジャー。

でっかい腕輪!豪華ですねぇ。全体的にグラデはありませんが、有り余る筋肉と造形・そして塗装の色数の豪華さでカバーしている感がありますね。拮抗していて良き良き。

あと全体的に作中の天元様よりもマッチョに造形されていますね(腕の筋肉表現など)。ここら辺は好みの分かれる所です。

手袋。こちらも紫色でド派手!ちゃんと別パーツなので塗装も歯科kり色分けされています。


日輪刀(カッケー)は完全に別パーツになっており、自分で組み立てます。と言っても持たせるだけですけど・・・
よくパーツが合わなかったり緩かったりするのですが、この天元様はそんな事もなく、キチッと嵌ってくれます。

橙色(ほぼゴールドだけど)の日輪刀。塗装豪華ですねぇ。
軟質パーツですが、刀身は真っ直ぐしていて安心。しかし・・・柄の部分が非常に柔らかく、こちらは曲がっていました。

悪鬼滅殺の文字。高級なフィギュアだと刀身に直接掘られたりするのかな〜。
こちらも金色で印刷されており、、、って、まさか手書きじゃあないよね??

よく見たら鍔の部分のカラーリングもかなりド派手。ちょっと金色が飛んでいたのは残念。


2つの日輪刀は鎖で繋がれています。作中では結構大事な部分でしたよね。
流石に鎖のパーツは強度の問題もあり、中は抜かれていないですね。コトブキヤ辺りが出してくると思いますが、そちらは多分しかk裏抜かれている事でしょう。

爪ー!ド派手だなぁオイ!!笑
あまり意識して見ていませんでしたが、調べてみると緑と赤の交互で塗られているらしいです。すげー・・・

二の腕に巻かれた大きな腕輪の模様が好き。あと発色が結構良くてビックリ。これがプライズ・・・?とまではなりませんでしたが、久しぶりにテンションが上がりました。

こちらもパーツは別ですが、流石に中身は型抜かれていない様です。

この辺の色数の詰め込み具合がすごE!
写真一枚だけでもド派手なのが流石の天元様。

基本的に二本とも日輪刀の造形は同じ・・・だと思う(自信ナシ)。


厚みはこんな感じ。ペラペラじゃないのは嬉しい。


天元様って脇毛の処理とかしているのかな?それともお相撲さんみたいに、稽古が激しいから生えてこないとか??
何にせよ全身ツルツルなのは羨ましい・・・

この辺の隊服がポージングに合わせてギューッと引っ張られている感じが良いですね。


背中には大きな「滅」の文字。重い過去を持つ天元様。その背中に宿るのは果たして・・・?
日輪刀を巻いていた包帯も宙を舞うようにウネっています。

照明を当てているので目立ちますが、実物は意外とテカリが気になりません。


ベルト。鬼滅の隊服って結構ベルトがゴツ目ですよね。確か武器として使えるため・・・だったかな?何かしら理由があった気がするのだけれど・・・


躍動感あふれる下半身。右側のお尻に補助台座がぶっ刺さっています。


足袋。


この辺も全て成形色ですが、造形が細かいので安っぽさは感じません。特にシワの入り方が原作と比べてかなり多いのが個人的に好きですね。
恐らく成形色の安っぽさをカバーする手法(よくありますよね)だと思われますが、原作では少し物足りなさを感じていたのでこれは嬉しい情報量プラス。

後ろから。ふくらはぎの筋肉量と足首のスリムさの対比がすげぇ〜


草履の裏面はシンプルイズベスト。


今回スポンサーロゴないな〜と思ってよく見たら、右太ももの裏側にありました。こういう目立ちにくい箇所にあるのはGOOD!
台座は至極シンプルな黒一色ですが、まぁこの天元様に至ってはコストのかけ方的に台座に回す余裕は無かったと考えるのが妥当ですね。

背景紙を黒で撮影したのですが、台座の黒が消えて宙に浮いている様に見える・・・これは嬉しい誤算だぜ!
ド派手な天元様のアクションを楽しみな!

「全集中 音の呼吸ーーー」





「こっからは、ド派手に行くぜ!」














普段ド派手な色使いだからこそ、こういうモノトーンで撮影した時に映えるんだよなぁ。


鈍い色の金の輝きが、俺を何度でも甦らせる。

ーGINZA Diamond Shiraishiー

すみません、ネタです。




この写真のどこかに、いつもの天元様と違う所があるよ!探してみよう!


はい、いつもの2Pカラーです。意外と似合ってる?

原作では遊郭編以降、ド派手に後輩の指導役に回った天元様。戦闘能力はもとより、指揮能力は柱達の中でも屈指ですからね。
あらかじめそう言うポジションとして想定されていたのかもしれません。煉獄さんは言葉足らず感、というか指示が抽象的っぽいし・・・




大きさ比較。ポージングのせいで大きく感じますが、意外と小さい。

以上でした〜〜〜これはかなりの高クオリティ天元様!少なくともプライズの中では屈指の出来でしょう。
同じ時期に出た一番くじの天元様よりも個人的に好きですね。ド派手な天元様には、やはりド派手なアクションが似合う似合う!

造形は文句無しに素晴らしいと思いました。プライズの中では今年度No.1かも(まだ2月だけど)?
難点というか、ここもっとこうすれば良くなる・・・のは塗装を凝って欲しかったのと、スケールですね。まぁどちらもバンプレ的にコストの問題だと思うので仕方ない部分ではあるのですが・・・この出来の良さだと1/7くらいのサイズで欲しかったですね。

リペイントすれば、ここから更に鬼の様に化けると思います。原型が素晴らしいから・・・
私にそんな技術は無いよチクショウ!という事でかなりオススメの天元様です。変にプレミアつく前にド派手に買っとけってマジで!



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テーマの著者 Anders Norén

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