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FINAL FANTASY Ⅶ クラウドVer.2 コールドキャスト完成品

コトブキヤより「FINAL FANTASY Ⅶ クラウドVer.2 コールドキャスト完成品」のレビュー。

発売日:2000年頃?
価格:12,540円(税込)
スケール:1/8(約21cm)

よしよし、良い感じにこのシリーズも集まってきたゾ。

前回レビューしたクラウド&ハーディ=デイトナに続き、クラウドきゅんのレビューです。こちらは売れに売れたのか知りませんが、再販版です。初版は画像検索で見た限りですけど、めっちゃ渋いオッサン顔ですw
セフィロスの時もそうでしたが、再販にあたって顔の造形や全体の塗装が変更になっているみたいですね。

てか今更ですが、バレットもこのシリーズで立体化して欲しかったなぁ・・・それを言い出すとシドもナナキもってなるからでしょうけど・・・






















お顔。ちょっと縦に長い気もしますが、かろうじてクラウドしています。まぁイケメン。

初版を持っている方は是非見比べて頂きたいのですが、どちらが良いんでしょうかね?ただこのクラウドきゅんの顔も、デイトナ同梱版と比べると大人っぽい雰囲気ですね。目が小さいからかな?

眉毛の形がめっちゃイケメンなんですけど、ちょっと短く無いですかね・・・
髪の毛に隠れて分かりにくくなっていますが、よく見るとちょっとオカシイ感じ。原型の時点では適正の長さだったのか。眉尻部分の未塗装部分が見えちゃっています。

基本的に角度限定かな〜ちょっと斜めから見ると頬がこけすぎですね。
あと瞳の色が青いですが、まだ魔晄中毒になっていないからですかねぇ・・・デイトナ版はしっかりエメラルドカラーだったんだけど。
お鼻は外国人みたくピーンと高々!

髪の毛の造形・塗装はかなり良いと思います。しっかりチョコボ頭していますし、特に毛先にかけて濃い目のグラデがかかっているのがGood!
生え際がちょっと気になるけど、まぁローポリ時代の生え際なんてこんなもんよぉ〜

パーツ割りが結構大変そうだなぁ。どんだけ特殊な髪型しているんだ。笑
左耳にはちゃんとピアスをしています。

後頭部。襟足が全くない、すっきりした玉ねぎヘアーです。

モミアゲの長さと太さがすごい。
胴回り。この辺はデイトナ同梱版と大した違いはありませんね。カラーリングも造形もほぼ同じと思われます。
しかしいつ見ても首回りはしっかり防寒しているのに、肩周りはノースリーブって・・・改めてすごい衣装ですな。

ショルダーアーマーの無骨な感じも変わらず。恐らく原型師は同じですよね〜
筋繊維みたいな模様が入っているのも、このコールドキャストクラウドの特徴。

左腕。ガントレットやグローブ周りはかなりシンプルですね。
当時のキャラデザのシンプルさがよく分かります。

腋フェチの方、どうぞお納めください。笑

左手にはバスターソード。このコールドキャストシリーズ、何故かキービジュアルのポージングと全員微妙にポージングが違うんですよね。
例えばクラウドだったら、まずはバスターソードを肩に担いでいる絵を思い浮かべると思うんですけど、あれじゃなくてオリジナルのポーズ。

他に出ているティファやユフィ、ヴィンセントもみんな違うオリジナルのポーズ。まずはお馴染みのポーズで作って欲しかったなぁ。
版権の問題とかでしょうか?
バスターソードの柄がシンプルそのものですね。しかもめちゃ長い。根本に真鍮線が出ており、刀身は別パーツになっています。
コールドキャストは壊れやすいので、本当に取り扱いに気を遣う・・・いつものPVCフィギュアの3倍は気を遣っている気がする。笑

お背中。バスターソードを固定できるシステムはありません。
あ、今見たら上半身と下半身がちゃんと挿さっていない・・・すみませんな。

初期の無骨なバスターソード。個人的には好きですけど、これがザックスの形見だったとしたらちょっと雑じゃあ無いですかね・・・
CCではアンジールからザックスに受け継ぎ、更にその後クラウドに受け継がれたバスターソードですが、時代によって形が全然違うのが特徴です。アンジールが持っていたバスターソードが一番綺麗だったな。

マテリア装着の穴が2つ空いています。
刀身の塗装がリアルですね〜

ちなみに結構厚みがあります。今回は刀身の曲がりはあまりありませんでした。この辺は個体差凄そうなので、あまり参考になるか分かりませんが・・・

下半身。太もも部分が太く、脛にかけて絞られていくソルジャー仕様。
シワの入り方とか結構好きですね。分かりにくいですが衣装にはシャドーが吹かれています。

横から。縫い目の造形あり。

ツヤッツヤのブーツ。細かい部分まで塗装&スミ入れがなされていて見栄えがよろしい。
小さいですがチャック部分も造形されており、コダワリを感じますね。

左足。

台座はこのシリーズお馴染みの円座。しかも重いというオマケ付き。こういう文鎮あったなぁ・・・
ロゴ部分はシールです。経年劣化で黄ばんでいますが、飾る分には気になりにくい部分。

他のフィギュアも円座がベースなのですが、実はまちまりなくばらついているのもこのシリーズの特徴。例えばティファは同じ円座に見えつつ、名前が台座に引っ付いたデザインになっています(その部分だけ出っぱっている)。ユフィやエアリスとは台座の厚みが違う、ヴィンセントに至っては洋館の地下をイメージした台座で全然仕様が異なります。

同じシリーズなので統一して欲しかった所ですね・・・これは。
裏にはデカデカとコトブキヤのロゴ。再販物だからかシリアルは刻まれていません。ちなみにシリアルNo.入りのカードも付属していなかったので、完全に初版だけだったみたいです。

滑り止めがついていますが、これだけ重いと別にいらなかったかな〜とも思う。笑




























大きさ比較。スケールは1/8なので、飾りやすいですね。ただ破損が怖すぎる・・・笑


古いフィギュアですが、ちょっと高級感もあって私は好きですね。今ではすっかりリメイクの絵柄が板についていますが、ローポリ時代のシンプルな絵柄も好きなんです。どっちが良くてどっちが悪いなんて無いですね。不毛な争いです。

良い所は、シンプルな造形が楽しめる、塗装が綺麗、ズッシリと重みがあって高級感がある所。
悪い所は、顔がちょい似ていない、とにかく破損しやすい(脆い)、今から揃えるとなると大変(プレミアがついていたりする)。

悪い所は特に個人的感想なので、気にならない方は買いですね!発売時に揃えておけば・・・と思う事もありますが、ゲーム文化が発達した今だからこそレトロ感を見出す事もあると思うんです。私のような人種は〜!笑



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テーマの著者 Anders Norén

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