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NieR:Automata 2B(ヨルハ二号B型)[DX版]

株式会社フレア(FLARE)より「NieR:Automata 2B(ヨルハ二号B型)[DX版]」のレビュー。


発売日:2021年11月
価格:22,880円(税込)
スケール:NON(約28cm)
原型師:2B:吉沢光正(REFLECT)
白の契約:東誉之
ポッド042:松本文浩
彩色:2B・白の契約:吉沢光正(REFLECT)
ポッド042:矢竹剛教(ACCEL)




外箱。

アクションRPG「NieR:Automata(ニーア オートマタ)より、2B(ヨルハ二号B型)を全高約28cmという大きめのサイズでフィギュア化。吉沢光正(REFLECT)氏が原型製作及び彩色見本製作を手掛け、細やかなデザインディテールや質感が再現された存在感溢れる逸品です。

DX版には、通常版と同様の2Bフィギュア本体(「ゴーグル装着顔」+「放熱スカート装着ボディ」)に加えて、差し替えパーツである「素顔」と「放熱スカート非装着ボディ」が付属し、ディスプレイのバリエーションが楽しめます。また2B随行支援ユニットのポッド042も付属します。(公式より引用)




箱裏。

フレアのフィギュアは当サイトではレビューするのは初?オーディンスフィアのフィギュアで知りましたね、わたしゃ。
スクエニ信者には常識の知識ですが、スクエニ版権のキャラクターが自社以外から製品化される事は非常に珍しいのです。なぜなら自社で製品化した方が売れるから!高くしても、自社しか製品化していないので選択肢がない→買わざるを得ないの負のループ・・・

そんな中、ひょんな事にニーアオートマタのフィギュアがスクエニ以外から出ると言う吉報がありました。私はゲームをプレイしていなかったのでスルーしていましたが、あれよあれよとプレミア化してしまい、買っておけば良かった〜!と後悔していた所、何と再販のお知らせが!

すかさず予約した私なのであった・・・と言う事で原作はほとんど存じ上げませんが、付け焼き刃的な知識で頑張ってレビューしますです、ハイ。


2Bの台座。ツヤ消しマット黒でオシャレ感が漂っています。ちなみに2Bの読みは「ニービー」ではなく「トゥービー」なのでお間違いなく!


製品は通常版とDX版があり、私が購入したのは(生意気にも)DX版です。通常版との違いは交換用パーツの有無、ポッド042の付属。お値段的には約7,000円も差があるので、ファンやマニアの方以外には通常版で問題ないかと思います。ただ交換用パーツが非常に魅力的なので、出来ればDX版をオススメしたい所ではあります。


まずは箱から出した状態で。武器も持たさず、です。

















お顔。上半分は隠れていようとも超がつくほどの美人さんですね〜!
鼻や輪郭の形状からして完璧です。フレアのフィギュアは全体的に柔らかい雰囲気が特徴で、スクエニにこの雰囲気はとても出せない。笑

黒の包帯部分に髪の毛の塗料が一部付着していた為、黒のインクで隠蔽しています。


ボブカットのボリューム感含め、頭の形がとても綺麗。造形も上手くまとまっており、過度にメリハリが効いていないのが良いですね〜
この2B、こんなに綺麗なのにアンドロイドなんです。まさかの人間じゃないんです。でも意思は持っているので、なんら人間と変わりません。と言う事で人間って事で良いんじゃないですかね。


黒の戦闘用ゴーグル(目隠し)部分もツヤ消しになっていて、質感高し。ステッチもあるのでよりリアルな雰囲気に。


鼻の形は非常に綺麗ですが、綺麗すぎるが故に若干鼻の穴が目立つのが残念かな。まぁリアル路線と考えれば合点がいくし、そこまで気になるものでもないから良いんですけど・・・


唇のグロスがセクシー。微妙に開いている口元が良いですね。どこか「隙」みたいなものを感じます。9Sの前なのかな?
そして何と言っても黒子。黒子のあるキャラクターってそこまで多くないですけど、大体は泣き黒子だったり口元の黒子が付いているのが大多数。

この2Bも例外ではなく、セクシー黒子がちゃんと入っており、ある意味キャラクター像として確立している節はありますね。


髪色は黄色みがかった銀髪。単純なシルバーではなく、高級感漂う塗装表現になっており非常に綺麗。
モールドも程よく入っており、髪型的にボブカットってモッサリ表現になる事も多いのですが、この2Bは多段構造にする事により、ボリューム感を上手く分散させています。


うなじは残念ながら見えません・・・耳の形もありますが、髪の毛に隠れており上手く撮影できず。


2Bの見た目って、ワイルドでありつつもゴシックカラーを基調としていて、女性の強さと美しさを両立した様なデザインですよね。よりワイルドにしたのがA2で、少年型にしたのが9Sなんですけど、一番主人公っぽい。

あ、写真のカチューシャは若干古臭い印象を持ちますが、似合っているので問題無しです。
髪の毛の流れが綺麗。


ゴシックドレス。胸元部分はバックリと開いているように見えますが、塗装を見るにベージュの薄い膜が貼られている模様。チクショウっ・・・!!

ただ、ここまで人型に寄せる必要はあったのかというと・・・いや、ゲームにその疑問点はナンセンスですね。
ドレス自体は黒一色で非常にシンプルなカラーリング。


下乳部分は覗けないとは言っていない!!
と言う訳でコソコソと覗き見です。こう言うのって、露骨に見せられるよりも楽しいですよね。ドキドキワクワクの探検感がしてきません?私だけ?

しっかりと谷間が確認できた所でフィニッシュです。果たして硬いのか柔らかいのか・・・それが問題ですな。
大きさは小さすぎず、大きすぎずでどのフェチ層にも対応できるサイズ。

勿論R-18ではないので脱がせたり、大事な部分が見えたり、なんて事はありません。
ただ、下半身に関しては・・・後ほどのムフフなお楽しみです。


ヒジョーにスタイルが良い体つき。ちょうどお腹の真ん中辺りにステッチがあるのは、ここで下半身を交換できるからですね。
両腕のパフスリーブ形状や袖口の羽など、黒一色ながらもデザイン性は高いです。そして何と言っても腰つきがジョジョっぽい。


腰細いですね・・・


羽モチーフの袖口。ちなみに取り外し可能です。
細かいパーツ部分も手を抜かずに造形・塗装が施されており、フレアの仕事の丁寧さが伺えます。


羽部分は2段の立体構造になっています。
他のレビューサイトを除いていると、この羽部分には青色のラメ?らしきものが入っているみたいなんですが、あまり気になりませんでしたね・・・もしかして再販に差し掛かって仕様が変わった?

腕は別パーツになっており、ある程度自由に角度を変えることが可能。と言っても肘などは曲がらないので、武器を持った持ち手の角度を変えて楽しむ位しかないんですけどね。笑


腕は1種類しかないので、基本的に武器は持たせたまま飾らないと変な手元になります。笑
右手が持ち手。細い手首をクイっと曲げているのが特徴。


肌色部分は一切ありません。親指長い・・・


背中部分は胸元に比べるとガッツリ開いています。胸元部分と同様に薄膜で隠れている部分もあるのですが、基本的に素肌?の面積の方が大きいです。セクシーですな!


人間ではないので?肩甲骨が全く浮き出ていないのが残念無念なフェチポイントですが、真ん中の背筋はちゃんと通っています。


放熱スカート。ただ機能性を追求するだけではなく、しっかりとデザイン性もあるのが特徴。
スカートの柄は立体的になっており、触ると凹凸があります。


全体的には綺麗なのですが、よく見るとドレス模様の塗装が所々切れていたりします。笑
まぁこの辺はほぼ目立たないので良いっちゃあ良いんですけど、惜しいなぁと。


後ろにかけてブワッと広がった形状が良いですね。こんな服装が似合う人はなかなかいないだろうよ・・・
同じ黒でも部位部位によって発色や黒具合が違うので、飽きずに見ていられます。


スカートの中には屈強な太ももが。これを見る限りスカートに隠れている感じはほとんどないけれど(笑)、アンドロイドなので問題ナシ!


帯の部分まで丁寧に造形されていると思います。こんなアンドロイドならいくらいても良いんだけどなぁ・・・そう言えば、ペッ○ーくんはあまり人気が出ないまま終了してしまいましたね。最終的にソフトバンクや店頭でたまに見かける位でしたけど。


サイハイブーツは超スラっとしていて今にも蹴りが出てきそうな出来!このヒールは蹴られると痛そうだ〜
両足の裏に金属製のダボが付いており、安定感は抜群です。


こちらも合皮?ラバーの縫い目やテカリ具合が良い感じに再現されています。
足首の絶妙な曲がり具合など、女性らしい足の角度にも注目です。


各部アップで。このバッテンが沢山できている網編み部分・・・イイヨネ
最近レトロブームの再燃?からか、こういうサイハイブーツが売れているそうですよ。ルーズソックスやギャルの服装が全体的にブームになっているんだとか。やっぱりファッションの流行は、時代と共に回り回るんですねぇ〜

ヒールの部分のみ金属製っぽい仕上がり。こーれは痛そうだァ・・・(2回目)
しっかしこの高さのヒールなんて指の付け根のダメージ半端ないでしょうに。オシャレは我慢!を体現しているファッションですね。



冒頭に紹介した台座はロゴがプリントではなく彫られています。ちょっと特殊感出ていて良きですな。
大きさ的にもそこまで大きくなく、丁度良い位かと。まぁもう少し小さくても良かったかなぁ、とも思わなくもないですが。笑

2Bの初期装備である、「白の契約」を装備。ゲームでは様々な武器を装備できますが、付属はこの1種類のみ。プレイアーツみたいに。アームズとして販売してくれないかな〜とか思ったり。武器コレクションは出ましたけどスケールが合わないんだよなぁ。


柄の部分が取り外しできるので、簡単に持たせることができます。スクエニ、こう言うところだぞ!


刀身自体は細いですが、その分長さがあるのでボリューム感がありますね。横にスペースを取りますが。笑


随所にスミ入れが施されており、真っ白ではなくオフホワイト寄り、と言った感じ。プラ製で軽く、破損の心配は少なそう。


柄のお尻部分にあるリングは本物。紐がプラプラと揺れます。
これくらい柄が長い方が持ちやすいですよね。


鍔は彫刻っぽいデザイン。素材感的に大理石、パルテノン神殿に使用されているアレを思い出しました。


塗装のはみ出しなく綺麗です。


DX版のみ付属のポッド042。感情はないですが、ゲーム内では状況に応じて話しかけてくるみたいです。
専用の台座と支柱が付属。かなり支柱が長く、2Bの高さを余裕で超えます。高さの調整は出来ないので、デトルフ等で飾る予定のある方は要注意!


並べるとこんな感じ。台座は専用で、2Bと比べるとコンパクトな仕上がり。
微妙にデザインも違っており、ポッド04は機械的な紋様が立体的に彫られています。


本体はかなり軽く、オールプラです。ほら、高級なガンプラみたいな感じ・・・結構細かいパーツが多いので、触るのヒヤヒヤしますね。笑
長方形の箱に手が付いている、異形な見た目をしています。塗装は全体的にメタリックで、細かい部分まで手抜きのない雰囲気。


この辺とかかなーり細かいですね・・・ロボットフェチの方は狂喜乱舞しそうな部分ではありますが。笑


腕の部分は根本及び付け根がフレキシブルに可動。この時期は癒着していることが多いので、慎重に動かしてあげましょう。
細いパーツが多いので、折れる可能性もあります。


画像真ん中の部分が回ります。


アーム部分は残念ながら可動せず。これだけ細かいと可動軸を生成するのも難しいんでしょうね〜


可動させるとこんな感じ。割と可動範囲は広く、無機質ながらも表情はつけやすいかと。笑


BOX後ろのデザイン、また接続部分などクオリティーはとても高しですな。これ以上出来の良いポッドは出てこないでしょう・・・
とてもスクエニには作れそうもない(プレイアーツ改にも付属しています。こちらも購入済み)


素顔パーツに変更。はぇ〜すっごい美人さん・・・
デフォルトはゴーグル顔だと思いますが、やはりこちらの目が見えている方が圧倒的に気に入りました。表情的に乏しくても、色々と見えている方が良いもんなぁ。


太めのアイラインから覗く、スカイブルーの瞳が美しい。一つ気になったのは、眉毛の長さ。サンプルでは細かい部分までは確認できませんでしたが、ちょっと短い様な・・・こんなもの?

気になりだすと、その部分はめちゃくちゃ気になってくるのが人間の性。仕様だったら納得でくる部分ではありますけど、これから購入される方は少しご注意を。


前髪に隠れて見えない左目の部分も、ちゃんとありますヨ。
上まつ毛の形がバチバチですが、その分下まつ毛は非常にナチュラルなのが面白い。サンプルではもう少し濃いめのアイラインでしたけど、実物はあっさり目です。


口元は相変わらずセクシー。通常版のヘッドと仕様は同じっぽいです。
個人的にこのフィギュアの一番推しポイントはこの「口」部分だと思っています!セクシーでありつつも生命を感じる、非常に生々しい部分だなぁ、と。笑


下半身パーツを交換。放熱スカートを取り外した、いわゆる「レオタード」状態。
うむ、実に絶景である。素晴らしきかな素晴らしきかな・・・


ちなみに交換する際、胴体部分をズボッと引き抜くのですが、大きめのダボで感触が楽しかった・・・笑
ちょうど良い力加減で引き抜けるので、ノーストレスで交換できました。そういうところだぞスクエニ!(2回目)


ちょいアップで。こんなにハイレグだなんて、、、しかしいやらしさではなく、美しさを先に感じてしまう程のスタイル。
限りなく色白の肌に合わさった、白のレオタード。組み合わせ的に最強、いや、最白です。


そしてこのバックショット。お尻部分・・・なんてボリューミーなんだぁ!(歓喜)
ジョジョポーズからの突き出されたお尻は、見るもの全てを惹きつける・・・


境目部分は隙間なく接続されていますが、よくよく見ればこの組み合わせ、めっちゃ変ですよね。笑
ステッチが双方にあり、アンドロイド味を強く感じるのが特徴。


人間で言うところのおへそから太ももにかけての部分がめっちゃ長い・・・レオタードが映える映えるぅ!
ホワイトパールなレオタードの塗装に合わせて、光の当たる角度によってキラキラしています。絶妙な腰の角度に合わせて、右側部分にのみシワあり。


レオタード部分をマジマジと・・・感じてください、この美しさ。
鼠蹊部にかけてのなだらかなライン・・・勿論スムーススキンなので、触るとスベスベしていて何とも言えない気分になります(死)。


太もも部分に差し当たり、また少しボリュームが増えているのが良いですね。お腹のラインからのままだとかなーり寂しい太ももになってしまいそうですから・・・サイハイソックス?との境目、左足部分はあくまで自然な引き締まり具合。


右足部分は重心が寄っているからなのか、ソックスの引き締め具合がすごいです。芸が細かいですねぇ〜芸コマです。


横から見るとこんな感じ。いかにお尻〜太ももにかけてボリュームがあるか確認できるかと思います。

お尻と太ももにかけてのなだらかな凹みも確認されます。見て楽しい・触って楽しいと2度試しめる美味しいフィギュアとなっております。


お尻。こちらもレオタードの食い込みが半端ない・・・!しかし何故だろう、美しさを感じてしまうのは!
レオタードのギラつき、縫い目もしっかりと再現。


こうして見るとボリュームがあるように見えますが、実際のところは小尻だと思います。他の部分が細すぎるだけで・・・
右足部分に重心が寄っているので、その分お尻にも負荷がかかりぶにゅっとした見た目になっています。プニプニしたくてたまらない・・・


是非アップで堪能してくだせぇ。そして購入するのです・・・DX版、通常版ともに今でも在庫があります(2021年11月現在)。


ハイレグすぎて言葉も出ません・・・眼福眼福。

太もも内側部分のシワ!ここはフェチポイントがMAXでございます。筋肉も相まって、しなやかなボディラインが拝めます。
食い込み具合は半端ないですが、スジ造形などはありません。そもそもアンドロイドですから、そんな部分が作られていないかもしれませんね。

ま、実際はあって欲しいですけど(願望)。


ハァ〜〜〜〜〜(クソデカため息)


交換用のパーツ含め、色々な組み合わせを楽しめるフィギュアです。半固定(腕のみが回転)ですが、プレイバリューは少なからず高いかと。



































ツッコミを入れるポッド042。

「なんでやねん!」








一番好きな組み合わせはやっぱりこれかなぁ。





ポッド042の表情と、2Bのクールな表情の差分が楽しい。笑


マキシマムザホルモンのポーズ。


設定にはありませんが、武器の逆手持ちも可能です。個人的にはこの持ち方、ヒジョーに気に入りました。笑
だって写真の収まりも良いし、何より格好良いんだもん。。。














ウッホホイ、ウッホホイ(042)











大きさ比較。スケール的には1/6と1/7の間くらい?どちらかと言えば1/6寄りかな。


我が家にとって初めての2Bフィギュアでしたが、かなりレベルの高い出来で満足度は高めでした!人気キャラ故に沢山のフィギュアがリリースされている2Bですが、これさえ持っておけば取り敢えずは満足できると思いましたね。というかこれで十分かと。笑

全体的にはかなりハイレベルではありますが、気になる点がないとも言い切れないのが惜しいところ。眉毛の部分、塗装、フレア自体は丁寧な仕事をするメーカーだと思っているので、この辺は引き続き改善してより良いフィギュアをリリースしてもらいたいですね。

思いっきり稼働させたい方は、天下のスクエニからリリースされているブリングアーツ、またはプレイアーツ改を買いましょう。ただし出来は保証しませんが。私はプレイアーツ改を購入済みなので、またレビューしたいと思います。

シリーズは引き続き9Sのリリースも決定しています。この調子であれば出来も期待できそうですね!A2のリリースも何卒お願い申し上げます・・・この2B、美しいフィギュアを求めている方には是非オススメのフィギュアです。



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テーマの著者 Anders Norén

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