
発売日:2019年6月
価格:プライズ
スケール:NON(約13cm)
原型師:ERICK SOSA

メキシコの方だそうで、キャラクターのチョイスはなかなか渋めの挑発トランクス。
元絵は、映画「ドラゴンボールZ 燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦」の時のイラストから。あの頃のアニメーターの絵柄は個人的にかなり神がかっていたと思います。







何というか膨れっ面で、輪郭が鳥山絵っぽくないんですよね〜
まぁ雰囲気含めると格好良いのは間違いないのですが。

あと目が全体的に横長ですね。それに合わせてか、眉毛も異常に長い。笑
おでこは狭めでパーツの配置も悪くないのですが、どこか締まりのない子供っぽい表情のトランクスに見えますねこれ。


鼻も長くてちょっとピノキオみたい。




確かフィギュアーツEXのトランクスもそうでしたが、やったらアンダーシャツがぴちぴちなのはこだわりなのか?笑

トランクスのGジャンって2色ありますよね。もっと緑っぽいものと、この青っぽいの。どちらも良い感じにトリコロールカラーですが、個人的にはこちらの青の方が好き。
ボタンの造形がなかなか。金色の塗装も綺麗な発色をしています。

ちゃんと左肩に印刷されています。

背中部分の縫い目が結構深めに入っていて、ちょっと違和感。


指の造形は結構ゴツゴツしていて好みの感じ。



タピオンとミノシア、ヒルデガーン。この辺りの劇場版キャラの立体化お待ちしています。


やすりを盛大にかけた後みたいになっとる!膝の部分はしっかりと破れているのがドラゴンボールクオリティー。ちょっと破れた表現が甘い気もする。

ドラゴンボールらしい膝とは、六角形の骨型の膝の皿が浮き出ています。それが分かっている日本の原型師(特に中澤氏)とかはその辺りも決めてくるのですが、ここは少し詰めが甘かったですね〜

足のサイズが小さいのか、単に小さいブーツを履いてしまったのか、真実は彼のみぞ知る。。。


特に台座が無くても安定感があるので、特別台座に乗せなくても良いかもしれませんね!

何でだろう、シワの具合で余計そう見えるのかな。。。なんせこの辺はあまり好みではない表現ですね。











シーンのチョイスは良し。造形もそこまで悪くない。でもどこか絶妙に惜しい。。。そんな雰囲気が漂うトランクスでした。決して悪いフィギュアではないのですが、どうしても海外の原型師っぽさが抜けない出来でしたね。
ドラゴンボールっぽさは薄めですが、雰囲気はしっかりカッコ良いので地味にオススメ。ポージング的に今流行りの「ぬーどるストッパー」にするのも良いかもしれませんよ!
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