
発売日:2020年11月
価格:16,000円(税込)
スケール:1/8(約23cm)
原型製作:Noin
彩色製作:えこし
キャラクターデザイン:晩杯あきら

東方Project」二次創作ゲーム「紅魔城伝説」から、十六夜咲夜のエクストラカラー版が登場です。
イラストレーター晩杯あきら氏によるカラーリング指定で、青と白のオリジナル咲夜カラーに。
双眼は紅く燃え、まさにクールビューティーといった趣の作品です。(公式より引用)
と言う事で、カラバリです。以前に出ていた所謂「初版カラー」は黒っぽいイメージでしたが、個人的に咲夜って青のイメージなんですよね。なので当初は買う予定がなかったんですが、このカラーリングが出るとなって、ついついカートに入っちゃっていました。

紅魔城伝説のキャラクターデザインがかなり禍々しいのもあって、プロットの東方シリーズからはかなりかけ離れていますね。というかあの本家の下手ウマなキャラデザが良いって人もいるんでしょうけどね。。。笑

ちなみに素材はPVCで一部ABSとの事ですが、おそらく右足部分がABSになっているのでしょう。傾き対策は必須ですからねぇ、このポージングだと。
スケールは1/8なのでボリュームは少なめです。これと同時にレミリアも予約しましたが、あちらはドレスとグングニルが相まってなかなかのボリュームでなりそうです。








アイライン周辺を縁取りするのはあまり好きではないのですが、この咲夜に関してはアリかな〜通常だとどうしてもケバケバしくなっちゃいますからね。
目線は右に流し目な感じ。クールビューティーと思いきや、若干笑みを含んだ口元に見えるのも不思議です。

病的に見える一歩手前かな。笑
キューズQの製品はほとんど持っていない、と言うかこれが初めてなのですが、個人的な印象はなかなか丁寧なモノ作りをしていて○。今は亡きグリフォンの後を継いで東方シリーズのフィギュアをリリースしているのが主なイメージですが、i-con氏がフリーランスになってからはあまり目立たなくなりましたね。

流れるような毛の束感や、塗装のマットな質感は惚れ惚れしますねぇ。不自然な髪の毛の流れだったり、変にワックス付けすぎな感じでもない、絶妙な作り込みだと思います。

髪の毛にグラデはなく、限りなくマットに近いグレー一色。


ショートカットではありませんが、毛量が如何せん多いのでオオカミみたいに見えますね。笑

編み込んだ髪の毛の造形も手抜きなし。

襟の模様がちょっと煩い気もしますが、まぁー目立たない部分なので大丈夫かな?

袖部分がめっちゃ長い。そして指抜きグローブというのが地味に厨二心をくすぐりますねぇ。笑

ベルトなどの小物の塗装も非常に丁寧に仕上げられています。

まぁ全体的なボディーラインからしたら大きい方かな?元々のキャラデザだと大きい方だったっけ?
肩から袖口にかけての部分と比べて、ストライプの幅が広くなっているのがポイント。


爪の造形があればなお良しでしたね。

チェーン部分は特に動かせたりはできません。




エプロンには柄入り。端のギザギザの造形はこんなものですかね?
シャツとスカートの色合いが結構違うのが少し気になりますね。まぁ統一カラーではないので良いのですが、どうせならがっつり違う色のスカートでも良かったかもしれないですね(黒とか)。

ニーハイのはずですが、肉質な感じは全くありませんね。ひたすらにスレンダーな所が、ここまで来ると気持ちがいいですね。

小さく模様が入っていて、原型師の苦労が思い浮かびます。。。それだけに良い出来なんですけどね。


薄くグラデが入っているこのシワの部分、やはり原型師の相当なこだわりを感じる。。。もちろん私は大満足でございます。




スカート越しから見える、お尻の形。これはかなーりポイントたかし!
二次元特有の、「そんな訳ないだろ現象」の一つだとは思いますが、これがまた良いんですよねぇ。特に割れ目の部分のシワ、この2本に魂を感じますねぇ。

ピンクががったパールホワイトですね。形はまぁ普通な分、柄でカバーといった感じですか。個人的にはちょっとおばさんっぽくて微妙。。。笑














以上、紅魔城咲夜エクストラカラーでした。あみあみの専売だったので、持っている方はそんなにいないかもしれませんね。初版と造形は変わらないので、気になる方は初版を手に入れるのもアリかも。
トータルバランス含め、欠点らしい欠点がないと感じました。まぁシンプルに値段が高いっていうのはありますが(1/8で16,000円はぶっちゃけ高いよ!)、隠れて光る造形の細かさやパーツの小ささを考えると仕方ないのかな。先に述べたあみあみの専売と言うこともあって、値引きがゼロだったって言うのもありますけどね!
同じシリーズのレミリアとぜひ飾りたくなる昨夜でした。もちろん単体でも十分なポテンシャルを持っているので、個人的にはかなりオススメだったりします。
Amazonで購入する(初版カラー)
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