
発売日:2018年7月
価格:プライズ
スケール:NONスケール(約22cm)

一世代前のオタクには刺さりまくる元祖萌えキャラこと「ホシノ・ルリ」のプライズが登場。こちらはTVシリーズのルリルリではなく、劇場版の艦長服姿です。恐らくルリルリのフィギュアってかなりの数が造られたと思うのですが、時代が時代だけにPVC完成品は少ないんですよね。
こぞってガレージキットが多かった気がします。なので今でも手に入れられるルリルリのフィギュアは意外と数が少ない。立体化は多数されている(はず)だけど、目にする機会はあまりない珍しいキャラクターですね。ただ、ナデシコ放映当時の爆発的な人気があった事は間違いないですね(主に変態紳士の方々からですが)。








フィギュアとしての出来は、正直「凡」レベルです。個人的には。それは原型の点からではなく、どちらかと言えば塗装や品質の面でですが。。。表面処理が粗かったり、塗装ハゲ、飛び散りなども見受けられます。一般的なプライズレベルですね。
しかし!最初に申し上げた通りこれは「ルリルリ」のフィギュアなのです。もうね、その時点で「凡」なレベルから「特上」レベルですよ。こんな16歳がいますか!

アイプリントの精度はまぁまぁ。色数は多いですがのっぺり感はどこか感じますね。
ここはプライズなので多少仕方ない所ではありますが。。。

あとは、ルリルリにしては肌が黒いですね。あくまでルリルリにしてはなので、通常のキャラクターでは標準的な濃さです。
というかルリルリは特に劇場版のキャラデザではこんなアニメちっくな寄りのデザインではなく、もっと線が多くて細い「繊細なキャラデザ」をしているのが多いんですよね。勿論アニメーターによるのでしょうが、とても16歳に見えないデザインがほとんどだったりしますw

近くで見ると塗装の表面処理が甘かったり、バリが残っていたりしますが遠目で見る分には気になりません。

ツインテールは別パーツになっており、折らない様に配慮がなされています。シンプルな造形ですが特徴はしっかり捉えている様に思います。




何か90年代、いや80年代後半から90年代前半にかけての雰囲気というか。漫画で言うと「電影少女」みたいなね。わかりますか、これ?笑
それはそうと、結構耳が大きいんですね〜

口のラインが真ん中で切れているのは表現の仕方だと思いますが、ここは繋がっていても良かったかなぁ。

艦長服なので当然ですが、露出は極力少ないデザインとなっています。


と言うかマジでどんなデザインなんだこれ。。。ネルガル重工のセンスには脱帽ですなぁ、アカツキさん。




タイトスカートのシワの加減にこだわりを感じますねぇ。これはフェチい部分になってきそうな予感がしますYO!


赤茶色というか、何というか。かなり細身の足で、肉質的な部分はほとんど感じられません。スラット伸びた「健全的な」おみ足です。



それは下半身の後ろから見た写真で起こった奇跡。細いウェストラインから繋がっていく、タイトスカートのヒップライン。。。なんとお尻の形がこんなにクッキリと見えているではないですか。

表面的なエロスではなく、スカートの上から放たれる「着衣のエロス」をここに表現しています。これは上級者向きですが、いつかは気付くでしょう。ここに極上のHEAVENがある事を。。。(死


タイツにしっかりと包まれていますが、造形はありますよ。








アニメは続編の可能性がないのが残念ですが、今の技術で作成されたナデシコも見てみたいですけどねぇ。。。

今になってルリルリのフィギュアがプライズで出るなんて、誰が想像したでしょうか?セガプライズ、あっぱれなり!
出来については途中にも書きましたが、プライズの中でも「凡」です。突出してよく出来ているなぁと感心する部分はなく、セクシーな表現やグラデーションなどもありますがあくまでプライズの中での出来です。むしろ表面処理の荒さなどの方が気になってしまうかもしれない。。。
しかし。このフィギュアの価値は「これが世の中にプライズとして出た事」だと思うんですよね。なのでその時点でほぼ評価は決まっているというか、満たされましたね。なんだか小難しい表現になってしまいましたが、ポージングや表情もルリルリの劇場版の決定版かと思います。あくまでプライズの中でですが。
そして、あわよくばTV版のオペレーター着の立体化もぜひして欲しい・・・やはりあちらのよりロリで、より「バカばっか」なルリルリも欲しくなってしまいます。どこかぜひリリースしてください・・・セールスは別として!笑
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