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バンダイ マグナカルタセレクション

バンダイより「マグナカルタセレクション」のレビュー。

発売日:2005年9月
価格:528円(税込)
スケール:NONスケール(約10cm)


外箱。

元ネタは王道ながらも重厚なストーリー、キム・ヒョンテ氏の美麗なキャラクターという恵まれたヒット要素がありながら、肝心のゲームシステムがお粗末な出来の為に「クソゲー」の烙印を押された不運なゲーム。。。笑

ゲーム自体はプレイした事ありませんが、プレイ動画を見た限りロードがとにかくクソですね。。。キャラクターデザインはいいのに勿体無い。
しかしフィギュアとなれば話は別。かなり古いトレフィグですが、フルコンプすることができました!



価格は一箱約500円と、ワンコイングランデとほとんど同じ要領ですね。
ラインナップは全4種類なので、集めやすいかなと思います。1BOX8箱入りなので、各2個ずつ入っていたのかもね〜

しかしキャラ選が結構謎、、、初期のパーティーにいたアゼルとかハレンは人気がなかったということなのか、、、あとアグレイアン将軍とか欲しかった(ちなみに全員男w)


カリンツ

主人公。CVは保志総一朗氏。性別は男ですが、見た目は結構中性的。
パーティーの中ではダントツに使いやすく、レベルもガンガン上がるお手軽主人公。特に奥義を取得し出してからは「もうパーティーこいつだけでよくね?」状態になるという、無双系主人公のはしりみたいなキャラクターですねw


ボリュームがあり、パーツ数も多く今回の当たり枠と言えるでしょう。というか、主人公とヒロインが全身フィギュアで、残りサブキャラ2種が胸像という明らかな当たり外れ感が、、、笑


リース

記憶喪失のヒロイン。。。なんだけど何だか記憶が曖昧だったり、突発的に意味不明な行動を起こしたりとなかなかクレイジーな性格な模様。
ゲーム後半で記憶を取り戻し、正体が明らかになっていきます。が、そこまでゲームを進めるだけの根性を持ち合わせたプレイヤーはそこまでいなかったようです。。。


カリンツとリースには台座がなく、直に地面に座らせます。2体とも安定性はあるので必要ないですけどね。


エオニス

カリンツと同じパーティー「紅の疾風」のメンバー。クレイジーな性格のキャラだらけのパーティーの中で唯一の良心的キャラ。そもそもの戦いの理由もあまり動機付け的には強くないので、影は結構薄かったりします。笑





マヤ

他のパーティーメンバーと比べると登場はかなり遅め。その割にパーティー唯一の「ロリキャラ枠」と言うことで見事フィギュア化。個人的にはあまりいらないけど。。。笑





お顔。ん〜〜〜〜視線が。。。ハイライトの位置が悪いですねぇ。サンプルと全然違います。

段階的には元絵→サンプル→製品という流れの中で似ている・似ていないを判断していくのですが、そもそも元絵の段階でかなりポージング的に難易度の高い造形だなぁと思いましたね。

しかし元絵からサンプルは中々いい感じに仕上がっています。そう考えるとサンプルからの製品の劣化は少なからずあるかなと。。。


全体的な顔のパーツは整っているので、アイプリントをいじってあげるだけでかなり良くなるんじゃないかな。そんな技術はない訳なんだけどね。。。

かなり古いフィギュアの為、可塑剤が滲み出ていたり白化が見受けられます。トレーディングフィギュアは材質の都合上、このような経年劣化が目立ちやすいのが結構残念だったりします。


サムライっぽい髪型をしています。結び先だけ見ると髪の毛トゲトゲしすぎだろ!笑
ちなみにグラデは一切なく、肌は成形色です。


かなり際どい衣装ですが、ちゃんとした男です。塗装の精度は割といい感じではないでしょうか?


カリンツの武器は主人公らしく、剣。木を削り出したかのような剣を装備しています。これがワンコイングランデだと武器違いでラインナップを増やしに来るところですが、そこは天下のバンダイ様、潔く1キャラは1体第2だけのラインナップになっています。


これって何のマークなんだろう?紅の疾風?
マークはタンポ印刷で非常に綺麗に入っていますね。


下半身もサムライらしく袴みたいな感じ。靴も下駄みたいに分厚いです。


お、セクシーポイントゥー!
男でありながらも露出が結構多い主人公。ゲーム内では中世的な顔立ちの為、中々男に見えなかったよ。。。


似てねぇ。。。可愛くない訳ではないのですが。そもそも目の色って黒じゃないの?

元絵の雰囲気を出す為でしょうが、髪の毛の造形がかなりベッタリと顔周りに張り付いています。「ちゃんとトリートメントはしているか?」という鴉のセリフが脳内再生されるようです。


唇にはベージュのリップで色っぽく仕上がっているのは○!
あとは鼻の位置が下すぎるのでそれも違和感かなぁ。貴重なヒロインのフィギュアなのに手放しではもちろん、どちらかと言えば出来が悪い部門なのがちょっと残念ですね。。。


髪の毛はかなり白化が進んでおり、本来は黒髪なのですが茶髪になってしまっています。
彫りは深いので造形自体は後ろから見ると割といい感じです。


編み編みの髪の毛の先っぽはかなり細いので、千切らないように注意が必要。
こちらもカリンツの剣同様、歪んでいる可能性が高いです。写真の髪の毛はサンプルと位置が違いますが、違和感はそこまでないので大丈夫かな。


リースといえば胸。胸といえばヒロイン。
顔はひどいですが、そんなことはどうでも良くなるくらいにデカい。最高じゃねーか!!

ちなみにゲーム中でもユッサユッサと胸を揺らして走ります。うん、見た目は最高なんだけど戦闘ではあまり役に立たないんだよなぁ。。。


ウエストのくびれと比べてもこのボリューム。乳袋という表現がピッタリと当てはまるキャラクターでしょう!


下半身はタイツにスカートと結構鉄壁な仕様。
あと上半身の服の袖の先?ってどうなってるのこれ・・・?

腕と服が一体化しているかのような袖部分。ゲーム中はどうだったかわかりませんが、結構画期的な服の表現かもしれませんね。


昔のトレフィグ法則の例に漏れず、パーツの分割は結構多いです。それが楽しいんですけどね。
特に組み替えとかする訳ではないのですが、分解できるという事自体が個人的に好きだったりするんですよ〜


ちなみにスカートの中は超鉄壁。タイツなのも中が見えにくくなっている効果があります。
ちなみに写真ではほとんどわかりませんが、どうやら造形はないっぽいですね。頑張って撮影してもその先に桃源郷はなかったのじゃ。。。


2体を組み合わせるとパッケージの絵柄を再現できます。雰囲気はかなりいい感じですね!

しかし、よく見るとカリンツの目線がヤバかったり(本来はリースの方を向いているのが正解)、カリンツの膝が浮いていたりと、粗を探すとダメなレベルw

満足感は結構高いです。というか残りの2種が胸像なので、実質の当たりのこの2体を揃えるだけでも全然いいんじゃね?ってなりそうですね。そんなにサブキャラに人気があるとは思えなし。。。


エオニスの顔ってかなり難しいと思うのですが、よく出来ていると思いますよ。ゲーム中の絵柄が大体みんな正面ではなく、横向きだったり上向きだったりするもんですが、このエオニスはめっちゃ横向きなんですよ。なので正面から見る事はまずないのでそこは新鮮ですね〜


この角度が見慣れた絵柄。耳から出血、、、ではなくただのアクセサリー?
パーツの合わせがあまり良くないからか、髪の毛が浮いているように見えます。


リース以上に豊満な胸。先端もしっかり尖っているのがなんともお姉さんですなぁ。。。
ただ私は個人的に顔が好みではないので、助かりましたw


デケぇ〜〜〜
エオニスも全体的に白化が凄まじく、衣装や髪の毛の彫りの隙間が取り切れていなかったりしますが、ご了承ください。


台座はメタリックレッド。こんな下半身だったかな。。。?
大き的にはさっきのカリンツやリースに比べると小さく、しかも胸像なのでハズレ感は拭えませんね。。。


台座の部分を外すと、ここまで造形されているのがわかります。
おへその造形はありますが、下半身の造形はなし。


お尻の割れ目が造形されているのが意外でしたw
かなり露出度的にもセクシーですね!


お顔。あまりゲーム中にも印象がないのだけれど、こんな顔だったかな?
そもそも失語症で喋ることがほとんどないので印象に残りにくかったんですよね。。。

髪型やクリッとした瞳はロリキャラそのもので、そっち界隈の人たちにはかなり人気が出そうですね。。。


16歳らしく、つつましみな胸まわり。
ヤソン(人間と対立している種族)に家族を惨殺されたという悲しい過去を持つ彼女ですが、彼女の成長のストーリーも見所だったんですかね。

どちらかというと世話役のクリスが欲しかった私としては、複雑な感情です。笑


左肩にマーキング。


台座はブロンズ調のものになっています。重厚感はあまり感じないかも。。。笑
大きなリボンにベルがついており、いかにもヒーラーって感じのイメージ台座ですね。


ちなみに台座は軽く、エオニスと比べると更にボリュームが少ない。


もやしもん?


「おっと、手が勝手に。。。」

カリンツの膝をちゃんと地面に着けると、ちょうどこの位置になるんですよねw
リースの目線がバッチリカリンツの腕に合っているのも心苦しい。。。


大きさ比較。500円のトレフィグとしてはいい感じのボリューム(2種だけ)

以上、マグナカルタのトレフィグでした。まぁトレフィグになっただけでも奇跡ですね。笑
ゲームの内容が良ければ、スケールフィギュアになったりもっとメディアミックス展開とかも合ったかもしれないのに。。。

ちなみにマグナカルタは2も出ているらしく、そちらは普通に遊べる出来になっているみたいです。が、普通すぎて話題にならなかったそうで、この初代マグナカルタの話題性は良くも悪くも後の作品に影響を及ぼしていたみたいですね。

ゲームは自分でやるよりは、プレイ動画を見て楽しみましょう。このトレフィグは、主人公とヒロイン位は集める価値あるかもしれません。残り2種は。。。人気的にもいらないかも。笑

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テーマの著者 Anders Norén

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