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HGドラゴンボール超05 恐怖のセルゲーム編

バンダイのガシャポン「HGドラゴンボール超05 恐怖のセルゲーム編」のレビュー(超サイヤ人ゴッド超サイヤ人ベジータ除く)。

発売日:2020年2月
価格:1回300円
スケール:NONスケール(約5cm)



1 超サイヤ人悟空

セルゲーム時の悟空。恐らくセルと戦う時に気合を入れた時の場面。


少し浮いている為、サイズは割とHGの中では大きめ。


昔はこういう浮遊しているHGって円型のスタンドが付いていたよね。これが時代の流れか、、、


2 超サイヤ人2孫悟飯

恐らくセルゲーム時、16号が破壊されて覚醒した時のシーン。今回のラインナップの中では一番ボリュームが少ないです。








3 超サイヤ人ベジータ

名称は超サイヤ人ベジータになっていますが、体型を見ると恐らくセルと対戦した時の超ベジータだと思われます。

今回のレアアソ枠。カラバリで超サイヤ人ゴッド超サイヤ人ベジータがラインナップに入っており。そちらはほとんど入っていません(超サイヤ人ベジータ8、青髪ベジータが2くらいの割合?)。

現在相場では2,000円ほどになっていますが、正直その値段で買うほどの出来ではないと思っているので。。。500円位になったら買うかな。笑









4 セル(完全体)

恐らくピッコロの再生能力を披露した時のシーン。世に出ることが無かったDG04にてセル完全体の原型が展示されていましたが、そちらとは違うモノになります。





今回のアソートの中で一番ボリュームがあります。


何だろう、目線に違和感。。。上を向きすぎ?原作ではそんな風に思わなかったんだけどな〜


道着やインナーは気を発している場面だからか、全体的に明るめの塗装になっています。


下半身には気を表すようにグラデがかかっています。これはいいですね!現代っぽい進化を感じます。


髪の毛はクリアヘアーになっています。HGは髪の毛がクリアだったり塗装だったりするので、統一感は全く無し。笑

髪の毛の尖り具合はいいですね。全体的な出来は、今回のラインナップの中ではいい方ではないでしょうか?


目がデカすぎる。。。海外のパチモンみたいだぁ。
この悟飯の顔は、、、ないですね。流石にHG好きの私でも擁護できない出来の悪さですよ!


緑の瞳部分が大きすぎ、目の縁取りが太すぎ、主にこの2点ですね。

そもそも普段の超サイヤ人悟飯であればこの目の大きさはまだアリですが(まず目の形が違うけど。。。)、この超サイヤ人2に覚醒した時の悟飯は目付きがめっちゃ鋭いんですよ。

その辺りはDGのサイヤ人伝説の孫悟飯は最高に似ていました。とても正義の味方とは思えないほどの極悪面でしたw
それに比べてこの悟飯はもうね、ダメダメです。


筋肉の造形もモリモリすぎますね。ちょっと難しいと思うのですが、悟飯はまだ子供の体型なのでこんなにムキムキじゃないんですよ。どちらかと言うとプニプニした感じのイメージの方が強い位。


悟空と同じく、道着には気を表すようにグラデが入っています。しかしこれも悟空と比べると濃すぎて雑ですね。洗濯しまくって色落ちしたみたいです。

と言う事で今回のワースト枠確定です。とにかくこのご飯でOKを出したのはダメですよバンダイさん。


今回一番出来が良いと思ったのは、この超ベジータです。と言っても今回のラインナップの中で、ですが。。。

顔の彫りが浅いので少しあっさりに見えますが、トータルの顔の造形は一番マシに見えるかと。ちなみに手に入れていませんが、画像を見る限りレアアソの青髪ベジータは単なるカラバリっぽいですね。

本来青髪ベジータの瞳はこれよりもキラキラしていて大きいはずなので、そちらは全く再現できていない酷い出来と言う訳です。レアアソートと言うだけで値段が高騰しているのが本当にダメ!



プロテクターの造形も悪くはないのですが、塗装のせいでモールドが消えかけている箇所があるので、もう少し深くモールドを彫って欲しいですね。


肩から腕にかけてのマッチョ具合がいいですね。何気に超ベジータってDGで出たファイナルフラッシュのポーズでしか出ていないので、このスタンダードな立ち姿の超ベジータは有り難かったりします。


はい、今回のワースト枠その2。どうしてコイツも目がデカいのでしょうか。。。カラーリングも相まって子供向けのカートゥーンアニメのキャラクターみたい・・・

顔の縁周りのイエローを囲う黒のラインも太すぎますね。手作業で塗った感じがバリバリです。


ボディの造形は悪くないですね。しかし成形色のグリーンが安っぽいので、なかなか褒める事は出来ないですね。。。

関節部分の紫の塗装があるのはいいですね。初期HGのセルは確か無塗装でしたから。ただ成形色の落ち着いた色合いや全体のカラーリングは初期の方がずっと良いです。


そしてこの手!グローブか!!笑

塗装が厚ぼったいのが原因だと思いますが、それならもっと指の感覚を開けたりして工夫して欲しかったです。


顔周り、爪先、この背中部分のイエローの色味が安っぽいんですよね。何でこんなに明るいんでしょうか。

カラーリングと成形色の悪さで大きくマイナスポイントのセル。あ、もちろん顔の造形のせいでもあるのですが。。。


対決。


胸の筋肉と道着の間が、無駄にクオリティが高い。笑


こうして見るとベジータ小さすぎない?悟空よりは小さいけど悟飯とほぼ同じって。。。セルも小さい。悟空よりもっと大きいでしょ確か。。。


大きさ比較。左は伝説のドラゴンボールガシャ職人、Mr.ガシャポンが造形した青髪ゴジータです。このレベルの差よ!

と言う訳でHG第5弾でした。色々不満を書きましたが、前提として無くなっていたHGシリーズがまたこうしてシリーズ化しているのは嬉しいんですよ。

しかし造形の悪さやレアアソートの出現(昔のHGもカラバリはあったけど、差別化が図られていました)、何より1弾あたりのラインナップが少ない!5種類って。昔みたいに8種類くらいに戻してください。。。

時代の移り変わりによる費用の高騰している中、このサイズのフィギュアを300円で継続させているのは素晴らしいと思います。なのでとりあえず、造形師のMr.ガシャポンをHGに復帰させてあげて下さい。まず話はそれからだ!

今回は正直オススメはしません。買うなら欲しいものを単体で。ただ悟空と超ベジータくらいしかオススメできませんけどね。。。

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テーマの著者 Anders Norén

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