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NTT東日本 公衆電話ガチャコレクション

タカラトミーより「NTT東日本
公衆電話ガチャコレクション」のレビュー。

発売日:2019年11月
価格:1回300円
スケール:NONスケール(約5cm)


携帯電話の普及により、近年利用機会が減少しているといわれている公衆電話は、災害時に有効な通信手段として重要性が改めて注目されております。その公衆電話が手のひらサイズのフィギュアになって登場!
受話器のフックや返却口が動いたり、ボタンも押せるギミックを搭載。実物に近い感覚が楽しめるフィギュアです。(公式HPより引用)

マニアックな路線ですが、Twitterでバズった商品です。そのスケールの割に非常に緻密な出来で、これはレビューが楽しみですよ!


MC-D8
(アナログ公衆電話機)
年代:2016年(平成28年)

恐らく現行型の公衆電話。今までに公衆電話を数えるほどしか使っていないので、今どの種類が設置されているのかわからないですw

しかしこれで300円は驚愕の出来ですよ。。。!
組み立ては全くなく、この形のままカプセルに入っています。






後ろから見たときの形も、ラインナップごとに全部違うのが細かい。


底面も抜かりなし!
NTT東日本のコピーライトが入っています。


指と比較してもこの小ささ。もちろん、受話器は外れます。

この大きさ、このクオリティで300円は安すぎますね。素材こそプラですが、素晴らしい出来です。


受話器の形や筐体のカラーリングも、ラインナップ全て違うので見ていて非常に興味深いですね。コード部分は紐になっています。


ちょっと印刷の精度高すぎませんかね。。。
あとで比較しますが、スケールに対してのリアル度がヤバすぎる。こんなにマクロレンズで寄っても文字が潰れずちゃんと読めるんですよ?



返却口ももちろんあり。しかもちゃんと別パーツになっていて開閉します。すごすぎワロタ。



全ての公衆電話にシールが付属しており、これを貼ることによってより現物に近づけることができます。



DMCー7
(デジタル公衆電話機)
年代:1996年(平成8年)

現行型と比べ、ディスプレイが大型なのが特徴。ブックレットによると、操作方法やカード残高数、通話残り時間の表示ができたようです。


公衆電話と言えば緑の筐体のイメージが強いですが、シックなグレーのカラーリングもいいですね。





底面。


ディスプレイ。確かに大型で見やすいデザインですね。

NTTのロゴも潰れ切ることなく、ちゃんと肉眼で見ることができます。
あと受話器を置く部分ですが、ちゃんと上下に可動する様に出来ております。


もしもの時のSOS表記もちゃんとあります。


こちらも返却口あり。


MC -3P
(アナログ公衆電話機)
年代:1986年(昭和61年)

この公衆電話から、テレホンカード対応型になったようです。
それまでは硬貨のみの対応で、ここから爆発的にテレホンカードの時代に突入していきます。

今では全く使うことのなくなったテレホンカードですが、懸賞品やゲームの特典など、今でも様々な形態で特典として生産されています。



コードリールがしっかり太く巻きついているのが特徴。





底面にパッキンの滑り止めみたいなものがついています。



現行型やその1つ前のものに比べると、受話器の形も全然違いますね。これ以降のものが割とスマートな長方形な形なのに対し、こちらは上下が丸い形になっています。


この公衆電話が一番馴染みがあるかもしれません。。。

公衆電話って、昔の筐体でもまだまだ現役だったりするんですよね。恐らくこの筐体も全国的にまだまだ全国で稼働しているんだろうなぁ。。。



この後の筐体はSOS時(110番や119番)にダイヤルする式でしたが、こちらは赤色のボタンを押してダイヤルする方式。


現行型との比較。ほとんど変わらないと思いきや、意外や意外。
カラーリングから結構違うもんですね〜


新型赤型電話
年代:1971年(昭和46年)

シニア世代には懐かしい、通称「赤電話」だそうです。
見た目からしてかなりレトロで可愛らしいデザインですね!


全体の色が赤で統一されているにもいいですね。


底面には黒の滑り止めが。


こちらの受話器も、丸型。形は全く同じっぽいですね。


硬貨の投入口もレトロ。


ちょっと昔のご家庭にあった、黒電話と同じジーコジーコするタイプですね。昔の表記ってよく「!」とか入りますよね。

ちゃんとダイヤルも回ります。さすがに元の位置には戻りませんが。笑


返却口。


デュエットホン
年代:1990年(平成2年)ごろ

これは初めて見ましたね〜まさかの3人で通話ができる公衆電話だそうです。ちなみにレアアソートで、市場価格は高め。

現在でも稼働している筐体があるらしく、特に川崎市中原区役所のものが有名っぽいです。











受話器を置く部分が、左右で違うのが特徴です。





ベースはMC -3Pと同じっぽいですが、コードがスマートなタイプに変わっています。

本体のデザインは全く同じっぽいですね。


金色の公衆電話
年代:1993年(平成5年)

今回のレアアソートはデュエットホンと、この金色の公衆電話だそうで。
なんとこれに関しては50個に1個の割合でしか入っていないそうです。
手に入れられたのはラッキーでした!

そもそもこんな公衆電話が実在したのか?!という話ですが、ブックレットによると「当時の皇太子さまと雅子さまのご成婚時に、お祝いの意を込めてパレード沿道にある全ての公衆電話が金色に塗り替えられた」そうです。








金色になるだけで、ただの公衆電話にも高級感が!
極悪アソートのおかげで、1回300円のこのガチャも、金色のみ3000円ほどで取引されています。10倍ですよ?!w



ベースはMC -3Pと全く同じそうかと思いきや。。。


コードリールが違いますね。





気になる大きさですが、figmaやフィギュアーツにぴったりサイズです。まさしくミニチュア可動フィギュア用に作られた感じがあり、非常にプレイバリューがありますね。


「もしもし、出張ヒーローですけど。。。」


「おいゴルァ!!俺が金色かつ期間限定(現在は設置されていない)と知っててその態度か〜?!」

「ヒェ。。。すいませんすいません」

なんというカラーパワハラ。。。


「俺サァ。。。そろそろ、稼働終了するんだよね」

「くよくよするなよ。俺がその意思を継いでやるからサ」


ずらずらっと。大きさはもちろんほとんど同じですが、これの他にピンク色の喫茶店に置いてあるタイプもありましたね。





公衆電話サミット。


同じ金色のベアブリちゃんと。

Twitterでバズった本商品ですが、さすがの出来でしたね。
300円というコスパながら、この出来の良さは圧巻です。パーツ数の多さもですが、細かい印字や素材感の違いなども素晴らしい。

難点としては、アソートですかね。デュエットホンもそうですが、金色の公衆電話がとにかく出ない。。。まぁブックレットにレアアソートとちゃんと書いているのがまだ救いですか。

コンプリート狙いの方は、素直にネットで購入しましょうw
オススメですよ!

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テーマの著者 Anders Norén

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