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Q posket -hide- vol.2 ノーマルカラーver.

バンプレストより「Q POSKET -HIDE- VOL.2 ノーマルカラーVER.」のレビュー。

発売日:2019年4月
価格:プライズ
スケール:NONスケール(約18cm)


艶感のある大きな瞳と、デフォルメの効いた大胆なアレンジの「Qposket(キューポッシュ)」から、X JAPAN(X)のギタリストhideの第2弾が登場。

前回の第1弾は未所持です。ちなみに前回はファンにお馴染みのジャージ姿に、逆立てた髪の毛でヤンキー座りという責めたフィギュアでした。今回のを1弾にした方が売れたんじゃ・・・?笑


第2弾は、有名なラストライブでの衣装です。hideは時期によって髪型や衣装、ギターも変わるのでフィギュア製作側も大変ですね!

















シリーズの特徴である、艶感のある大きな瞳、ふんわりとしたほっぺた等が、うまくhideのキャラクター性とマッチしている様に思います!

意外と息の長いシリーズですが、正直アレンジが微妙なものも多数存在する中で、このhideは男性キャラクターでありつつもビジュアル系だからでしょうか?アレンジに違和感がありません。笑


ドールアイにも似た様な質感ですが、あちらに比べるといささか高級感には欠けますね。それでも、目の部分は他のフィギュアシリーズと大きく差別化されており、良い感じかと。

前回に比べるとアイラインは同じくらいですが、クドい位のアイシャドウが無くなっています。これはメイクの加減と、ライブ時の時期(後期)の都合でしょう。


目線は左向き。首はある程度可動が効きますが、ダボの関係上合わせてあげた方が良さそうです。

ほっぺたにはうっすらチーク、口紅は濃いめの赤が引かれています。


ピアスは米粒程度の大きさなので、さすがに造形の精度は低めです。笑
かろうじて形が分かるくらいのシルバーイヤリング。


X JAPAN後期の、赤髪短髪時代ですね。第1弾はソロ期のものでしたので、ちょっと時代が巻き戻ってる?笑

赤色って綺麗に撮れない・・・できるだけ実物と同じくらいの色味で撮影していますが、実物はもう少し深みのある赤色です・・・


後ろは短髪らしく、ギザギザしています。
ちなみに私は、X時代のhideの雰囲気が好きです。あのインダストリアルなビジュアル系真っ最中のhide(写真集っぽい物も出していましたね)も、ぜひ次弾で出して欲しいものです。


襟足の部分は、インナーカラーで黒が入っています。こういうさりげない部分もオシャレだったんですよね。カリスマ性があるのも納得です。


首にはネックレスの造形が。
衣装も当然、ラストライブ時の物になっています。赤のテカテカのラバースーツ。この衣装、絶対汗を吸収しないし蒸れそうだし、ライブで着るのには不向きすぎますね。笑


さすがにギターストラップの3連骸骨は造形されていません。
ストラップは細いタイプ。


全身見事に真っ赤ですね。笑








衣装のあらゆるところに模様が入っています。こういう再現は非常に大事!
フィギュア製作はいかにリスペクトが感じられるかが非常に重要なので、こういうファンも納得できるフィギュアというのはなかなか貴重なんですよね〜


後期によく使用されていたイエローハート。ギターの形は、hideモデル共通のモッキンバード。盤面のプリントが細かく、小さな英字もしっかり読む事ができます。

ここで残念なポイントを1つ。写真をご覧いただいたら分かる通り、ギターに弦が張られていません。
コストの問題だと思いますが、これが有る無しで完成度に大きな差が出てくるので、弦は張って欲しかった・・・!


インレイも薄く見えますが、しっかり印刷されています。
それだけに弦が張られてないのが残念すぎる・・・自分でナイロン線で張ろうかな。


今回の感動ポイント。

ペグの部分はちょっと造形が甘いですが、ヘッドの部分にメーカー名が!これはびっくりしました。
版権とか大丈夫なんですかね?Burnyはギターメーカーの中でも中堅どころで、Janne Da Arcモデルや、10-FEETのモデルなどを製作しています。


後ろ部分には電池を入れるカバーと、回線が内蔵されているカバーの造形あり。ギターは取り外し不可ですが、見えないところまでしっかり再現されていることが分かりますね!


台座はシリーズ共通の、ロゴ入りの円形台座。
縁にはバラの様な模様が入っています。


右手にはピック、左手は何かしらの演奏中の様な手の形。
ちょっとこうして見ると、ヤングギターの教則DVDみたいなアングルですね。笑


せっかくなのでもう一枚、ヤンギのカメラワークカット。笑


せっかくの機会なので、ここで過去に発売されたhideのギターコレクションの1つを紹介します。

やはりhideといえばこのギターでしょう。市販モデルの黒のモッキンバードに、hide自らがペイントしたモデル。形こそイエローハートと同じですが、こちらは初期のhideのキャラクターが全面に出たデザインになっています。


後ろ。


やっぱり弦が張られていると、完成度がグンと上がりますね!
ペイント部分の印刷ももちろんですが、ピックアップの造形やネジの塗装など、本当に細かい部分まで再現されていて脱帽です。


フロントピックアップはDIMAZIOで、リアピックアップはEMGと、メタル御用達なセッティングですね。専門的な用語すぎてすいません。笑


ヘッド部分も抜かりなし。通気口やペグのゴールドパーツなどもしっかり再現。


インレイの精度は同じくらいですが、こちらのフレットは別パーツで、イエローハートは印刷なので、やはりこちらの方が完成度は上ですね!


ネックに比べて、ヘッドが少し後ろに傾いているのが特徴です。小さいところですが、この再現を造形で表現するのって絶対難しい・・・
ちなみに今回のイエローハートはほぼ真っ直ぐでした。笑


ペグのメーカー記載はなし。
木目の塗装が美しいですね。


スルーネック部分の、木目から黒の塗装に移り変わる部分の表現も素晴らしいです。これを当時量産していたのは本当にすごい・・・


今回のものと比較すると、やはり出来が雲泥の差ですね。笑
スケールも違うので、持ち替えることは不可能そうですね。











hideギターと大きさ比較。笑


いつもの金ブリと比べるとこんな感じ。

以上でした。その見た目のオシャレさと、高いカリスマ性から今でも高い人気を持つhideのフィギュア、出来も高レベルで安定していました。

ちなみにこちらはノーマルカラーver.となっており、数量が少ないメタリック調のレアカラーver.を含む全2種類となっています。hideファンの方はぜひセットでいかがでしょうか?

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テーマの著者 Anders Norén

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