
アートトイを作成しているブランド、ミスマッチトイ(MIS MATCH TOY)より、「クマオ」のレビュー。
発売日:2024年
価格:8,800円(税込)

外箱。クリアータイプのBOXにロゴシールが貼られたシャレオツなデザイン。
デザイナーとパタンナーの3名で活動されている、関西のクリエイター集団「ミスマッチトイ」さんの作品。発売は2024年としましたが、Instagram及びXのポストを遡って記述していますので、間違っていたらスミマセン。
私は2025年4月に大阪・阪神百貨店で開催された「ソフビ・玩具万博2025」にて手に入れました。ソフビお目当てで行ったのですが、こちらはまさかのレジン(粘土?)です。笑
当初は存在を知らなかったのですが、会場にて一目惚れして購入しました。なお、モノトーンカラーも存在します。
他にもソフビぬいぐるみの「クマオ」、ステッカーやアクリルキーホルダー等が販売されていました。

全景。レジン(もしかしたら違うかも)なので手に持った感覚はズッシリしており、サイズは大きくないものの満足感があります。
可動しそうに見えますが、本体は完全に固定です。台座とも接着されています。








お顔。どことなく「ニーアシリーズ」に登場する「エミール」を彷彿とさせますね。
うちに秘めたる狂気みたいなものを感じる、良い造形です。真ん中部分で縫合されており、このカラーでは水色と紫色にセパレートされています。
小さな鼻の穴があったり、真っ白な歯や舌があるので生物かと思われますが、どうなんでしょう?作り物、ぬいぐるみみたいな無機物なんですかねぇ。瞳にハイライトはなく、ちょっと不気味な所もポイント。


一点一点が手作りなので、個体差はかなりありましたね。
私は初日に会場に赴いたので、まだ在庫は潤滑にありました。そして夜遅くでお客さんも少なかったので、親切なスタッフさんがじっくりと個体を選ばせてくれました。感謝!
「目の部分は綺麗だけど、塗装ハゲがあるなぁ・・・」とか、「ここにちょっと汚れがあるけど全体的には綺麗だなぁ・・・」など、個体によって良い部分悪い部分があったのですが、めちゃくちゃ選別して、結果的に私はこの子にしました!悔いはありません。笑

驚くほど白い歯に!
虫歯が一本もないのは素晴らしいですね。大きく開いた口から覗く真っ赤な舌がチャーミング。

同じ素材のお面をぶら下げています。これを被せることが出来るのは大きなアイデンティティですよね。
笑った様な表情をしており、ピエロのお面に似た様な狂気を感じます。

体型は見事にメタボリック。まぁクマだからこれで良いか。。。な可愛らしさ。
所々にシワというかラインが入っており、これは着ぐるみなのか?という想像も膨らみますね。

簡素なアジャスターが付いており、これによって締め付け具合を調整可能。
お面を固定するダボなどは無いので、このアジャスターで調整して見栄えを良くする感じですね。

お尻には大きめな尻尾。
そして意外とスリムな足が覗きます。

お面を被せるとこんな感じ。
可愛い!と思うと同時にシリアルキラー的な何かも感じますね。もしくはただ驚かせるだけの存在なのかもしれない。。。


見る角度によって、目線が違う様に見えるのは不思議だなぁ。モナリザみたいなやつかな?
私は好きなんですけど、お面は被せない状態で飾ってあげようかなぁ。








大きさ比較。
世間では星の数ほどインディーズトイがありますが、出会いって言うのは一期一会だなぁと思いますね。
今回のクマオもイベントに行かなければ出会う事は無かったと思うし、その時に「良い!」となった感性を大事にして行きたいですね。自身の予算と相談しながらですけど。笑
さて、クマオは可愛らしさもありつつ、どこか狂気を含んだ雰囲気が惹かれる良いフィギュアでした。
シリーズとして他のキャラクターが出てくるかは存じ上げませんが、今後が楽しみですね!ネットショップでも販売していますが、出来れば関西に住んでいるものとして、現地でまた出会えたら良いなぁと思います。
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