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ファイナルファンタジーVII BRING ARTS <ケット・シー&デブモーグリ>

スクウェア・エニックスより「ファイナルファンタジーVII BRING ARTS <ケット・シー&デブモーグリ>」のレビュー。

発売日:2025年3月
価格:13,200円(税込)
スケール:NON(ケット・シー:約8cm デブモーグリ:約15cm)


外箱表。とにかくデカい!

造形はオリジナルのファイナルファンタジーVIIに基づき、ケット・シーは小さいながらも可動やパーツの交換で多種多様な動きが可能だ。
一方のデブモーグリは一部のパーツにソフトビニール素材を採用することで、その特異な見た目を再現した簡易可動モデルとなっている。
付属品にはケット・シーのメガホン、各種交換腕、交換手、ケット・シーをデブモーグリの背中に乗せるためのマウント用パーツが付属し、様々なシーンを表現可能だ。(公式より引用)


外箱裏。
デブモーグリのボリューム故、箱のパッケージのサイズがエラい事になっちゃっています。通常サイズのパッケージと並べて撮れば良かったですね。。。高さはそこまでですが、横幅と奥行きが約2倍!

スクエニの悪い所でもあり良い所何ですが、基本的にシリーズでサイズ関係なく価格が均一なんですよね。あまりにもかけ離れているのは違うと思うんですけど、経験上PLAY ARTSシリーズもそんな感じで。細い女性キャラとゴツい男性キャラでボリュームが全然違うのに、価格は一緒かよ!ってなりますよね。笑

箱の中身はナンジャラホイ。
ケット・シー本体とデブモーグリのボリューム差が凄い。付属品は見た感じ、デブモーグリには付いてなさそうですね。ちなみに今回もいつもの台座は付属しており、デブモーグリ用の連結パーツも入っています。

ケット・シーのフィギュア自体は過去に無印のPLAY ARTSで立体化されており、レッドXIIIとセットになっていました。その後PLAY ARTS改ではシドとセット。ケット・シー単体だとボリューム不足なので、どうしても抱き合わせ商法になっていました。デブ・モーグリに関しては初立体化じゃあないですかね?BRING ARTSサイズで何とかなっていますが、これがPLAY ARTSサイズだとなかなか立体化は難しいでしょうね。。。とは言えリバースのPLAY ARTS改はまだ続いているので、今後発売されるかもしれないですね!

まずはケット・シー単体で。
サイズが小さくて軽いので、特に台座が無くても自立します。

ケット・シーとは・・・二足歩行の黒猫に見えますが、実はロボット。神羅カンパニーの都市開発部門統括であるリーブが「インスパイア」という無機質物質に命を吹き込んで操る特殊能力で遠隔操作を行っており、さらに下にいるデブモーグリはケット・シーにメガホンで操られている。

だそうです。自称・占いマシーンで喋り方は関西弁。ゲーム本編ではパーティーキャラとして活躍し、ストーリー中盤〜後半にかけてキーパーソン的な役割を果たしました。アバランチVS神羅カンパニーという対立構造の中、スパイとして潜り込んだ立場で揺れ動くケット・シー(リーブ)の言動は、数々の名言を生みましたね。






















続いてデブモーグリ。こちらは元々台座はありませんが、安定感がダンチなので全く問題は無いですね。特に飛ぶようなキャラクターでも無いし。






















お顔。これは紛れもなくリーブ!!
前述した2体のケット・シーは何となくフォルムが似ていなかったりしましたが、今回のはイメージそのままでは無いでしょうか?個人的には文句の付け所が無いですね。




どの角度から見ても問題なし。猫の丸っこい頭のフォルムもしっかり保たれています。
ヒゲ部分は別パーツではなく、お顔の一部として造形されています。前髪は右に流れており、こちらも固定パーツ。
耳の中は薄ピンクカラーで、ピンと立っています。

後ろから見ると、そのピンと立った耳の大きさが分かるかと思います。
黒猫ですが真っ黒と言うわけではなく、若干グレーがかった柔らかい配色ですね。

頭には小さな王冠を乗せています。wikiを見るまで知らなかったのですが、この王冠と身に付けているマントはリーブの趣味みたいです。

ぼでー。小さいですが基本的な関節構造は備えている模様。
手足が若干大きめのデフォルメ体型ですが、ディズニーキャラほどではありませんね。通常のBRING ARTSの人型キャラクターと違い、肘部分に可動域はありません。

よく見たらこの配色・・・某ネズミーランドのアイツと一緒じゃないか?!
まぁケット・シーは猫ですけど、当時からちょっとインスパイアされた部分はあるのかなぁ、なんて思ったり。
白のグローブだったり、つま先が丸くなったブーツやったり・・・ね。

小さめのマントには可動域あり。
尻尾はこのサイズなので根本以外は無可動です。

続いてデブモーグリを見ていきましょう。
こちらはケット・シーより更に可動する部分は少なく、ほぼ固定フィギュアと思った方が良いでしょう。
お顔も別パーツですが接着されており、正面固定です。

左右に伸びた中く尖った耳。中までちゃんと塗装されています。

口の超端には鋭く長い牙は出ています。戦闘でこの牙が役立つ事はありませんでしたが。笑
大ぶりなデザインなので造形も大ぶりになりがちですが、ポイントで抑える部分は抑えている印象です。

なんかちゃんとおっぱいがあります。笑
そして胸の真ん中部分から何か出ているなぜかねすけど・・・毛並み?元はぬいぐるみのはずなので、中に何か入っているのでしょうか?

背中には体の大きさに不相応な悪魔の翼・・・そして大きめのチャックが!これで中に何かが入っている事は明確・・・とは言え説明書には生命が吹き込まれているしか書かれていないので、真相は闇の中ですね。

チャック部分は造形のみで、開いたりはしないんですねぇ。これがもし開いたら何か新しい情報が掴めると思ったのですが、そこは少し残念。

で〜っかい拳と細い腕周り。このデブモーグリ唯一の可動部分です。
肩が回るのですが、それ以外は接着されており可動しません。

こちらもで〜っかい足。裏には特に何もありませんが、何だかちょっと美味しそうですね。笑

ケット・シーの足裏にはスポンサーロゴが印字されています。

付属品のメガホン。ケット・シーの武器であり。デブモーグリを操るのに必要なアイテムとなっています。
攻撃方法はメガホンを使って叫ぶのかと思いきや、まさかの直殴りスタイル!マテリア穴が空いており、魔法マテリアがセッティングされています。

交換用の腕パーツ。
前述した通り肘の可動が無いので、角度違いのパーツが左右分2セット付属しています。左右の造形の違いはほとんどなく、ジョイントの角度も同じなので、ぶっちゃけどっちの腕にセットしても対応できると思います。笑

交換用手首パーツ。
握り手、開き手が両手分、メガホン持ち手が右手のみ付属。

いつもだったら「何でこのパーツが入ってないの?!」となるのですが、今回のケット・シーに関してはそういうのが無くて良かったです。笑

可動に関しては地味に渋い箇所がチラホラと。
肘部分が無可動なのは良いのですが、肩周りが連結1パーツしかないのでめっちゃなで肩に見えます。マントで何とか誤魔化していますが、角度によっては少しキツいですね。

下半身に関しては、後ろにはよく曲がりますが太ももが大きく、股関節の可動域の狭さと相まってほぼ前後にしか動きません。当然胡座もかけず、立膝をつくことも出来ないのが残念ですね。足首部分は柔らかいのが救いで、つま先を上げたおちゃらけたポーズを取らせる事が出来ます。

付属のデブモーグリ搭乗用の補助パーツ。
こちらを・・・

デブモーグリの背中部分にセット。
翼は軟質パーツですが、少し負荷がかかるので注意して取り付けます。

ケット・シーの背中にジョイント接続用の穴があるので、そこに補助パーツを差し込みます。
すると・・・

こんな感じで安定したディスプレイが可能!
左右から見ると補助パーツが目立ちますが、デブモーグリに乗せて飾る際にはこのパーツは必須でしょうね。

ケット・シーが軽いので、補助パーツ無しでも頭上に立たせる事は可能です。
ただしデブモーグリの質感がサラサラしているのと、頭が丸いのでかなり不安定なんですよね。やはり安定して飾るにはさっきの補助パーツが必須でしょうね。

キービジュアル。
何とか補助パーツ無しで撮影したかったので、だいぶ下半身に無理をさせて乗せています。笑

適当にポージング。
可動域が小さめのケット・シーですが、交換用パーツが豊富なので表情が付けやすいのが救い。

仰け反りポーズも何とか。マントを着けていたので、何となくやってみた。笑

リラックスタイム。「あぁ〜神羅のスパイって疲れるねんなぁ・・・」というリーブのボヤキが聞こえてきそう。

戦闘でケット・シーを使った記憶があまりないのですが・・・
リミット技がダイスだったり、ギャンブル要素が強いキャラってあまり好きではないのかも。FF8のセルフィもそうだけど。
ゴールドソーサーで加入するケット・シーですが、最初の段階ではパーティメンバーから信頼されていなかったですよね。それがキーストーン奪還やバレット糾弾などを経て、何とな〜くパーティにいるのがちょっと面白かったですね。

デブモーグリの可動チェック。。。はい、前述した通り肩周りだけなので、これだけです。
移動を再現できるよう、足回りの可動があれば面白かったですが。。。造形を重視したんでしょうね。あ、ちなみにデブモーグリ自体は大きいですが空洞になっており軽いです。

ごろにゃ〜ん。

AC版再現として、レッドXIIIに乗せてみる。ちょ〜っとサイズ感が合わない気もしますが、雰囲気雰囲気!
お互い見た目がほとんど変化ないのも、違和感が少なくて良いですね。

レッツラゴー吉!

「バレットさん!!なんですか、今の『ポリポリ』ってのは!マリンちゃんが安全やったらあとはどうなってもええんですか?まえからアンタには言いたいと思とったんですわ!ミッドガルの壱番魔晄炉が爆発したとき、何人死んだと思ってますのや?」

バレット「……星の命のためだったんだ。多少の犠牲は仕方なかった」

「多少?多少ってなんやねんな?アンタにとっては多少でも死んだ人にとっては、それが全部なんやで……
星の命を守る。はん!確かに聞こえは、いいですな!そんなもん誰も反対しませんわ。せやからって、何してもええんですか?」

バレット「神羅のやつにどうこう言われたかねえ……」

「…………どうせ、ボクは……」

「おまちどうさん!ケット・シーです〜!あとのことは任せてもらいましょ!ほんま、みなさんお元気で!」

エアリス「ケット・シー・・・ほら、クラウド・・・何か言ってあげなきゃ」

クラウド「・・・苦手なんだ」

エアリス「頑張って、ケット・シー!」

「頑張って、やって。なんや、うれしいなぁ〜」

「ボクも、この星を守るんや!なんや、照れるなぁ……このおんなじボディのんがようさんおるんやけど、このボクはボクだけなんや!ほな、あけるで〜!!」

ガチャ

セフィロス「クックック・・・黒マテリア」

————END————-


途中、クラウドとエアリスの占いシーンを飛ばしましたが、敢えてなので許して下さい。笑

以上でした。

ケット・シーに関してはこれまでいくつかフィギュア化していましたが、ようやく相棒のデブモーグリと商品化されて良かったね〜って気持ちです。デブモーグリに関してはこれが決定版としても良いでしょう。
可動部分は全くないですが、そこまでマイナス面でもないと思いますし。補助パーツありきですが、ちゃんと劇中のシーンを再現出来るのも良かったです。

ブリングアーツのFF7はこの後クラウド&ハーディデイトナ、ザックス、ルーファウス神羅、タークスが発表されています。そこで一旦終わりそうな気もしますが、個人的には宝条をフィギュア化してくれんかね。。。売れるとは思わんけど、欲しいんですよねぇ〜〜付属品は変身後のモンスターでよろしくお願いします!


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テーマの著者 Anders Norén

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