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いきもの大図鑑ディスプレイモデルコレクション 野生のイヌ科動物

バンダイのガシャポン「いきもの大図鑑ディスプレイモデルコレクション 野生のイヌ科動物」のレビュー。

発売日:2024年10月
価格:1回1,000円
スケール:NON(約6cm〜13cm)
原型師:樹山氏(玩具箱)

ブックレット。白黒印刷で、載っている情報は必要最低限と言った感じ。
なお全4種となっていますが、今回レビューするのは狼(白)を除いた3種となります。

造形と彩色にこだわった「いきもの大図鑑ディスプレイモデルコレクション」から野生にいる狼、狐、狸といったイヌ科の動物をラインナップしました。これまでのカプセルトイとは一線を画したクオリティを手に取り、確かめてみてください。(公式より引用)

公式サイトに造形師の熱い想いなど、結構詳しく宣伝されているので、気になる方はチェックしてみてください。

狼(ノーマル)
公式サイトによると、モデルはシンリンオオカミ。首周りの毛並みに注目して欲しいそうです。
1,000円もするだけあって、ガシャポンにしてはかなりのボリューム感!台座は分割されていますが、ガシャポンオンラインで回すと分割されていないVer.になるそう(現在は終売しています)。







狼(白)がラインナップされていますが、あちらはレアアソートで今回未入手。
まぁ個人的にはそそられないレア枠で良かったなぁと。というか1回1,000円のガチャでレアアソートとか仕組むんじゃねぇ!


造形モデルは公式サイト曰くキタキツネ。コン!
狼は寝そべりポーズだったので横に広かったですが、狐と後述の狸はお座りポーズの為、縦に長くなっています。
台座の形も違っており、横広で分割されていた狼と違って、分割無しの円径台座。











造形モデルは公式さいと曰くホンドタヌキ。落ち葉の中でちょこんとお座りしてるの可愛すぎぃ!
台座は狐と同じタイプ。狼だけ違うのでちょっとだけ統一感に欠けるのが残念?










それぞれ細かく見ていきましょう。
まずは狼(ノーマル)。お顔が凛々しい!高級ガチャなだけあって、造形・塗装共にかなり素晴らしい。個体差も少ないのでは?目元もかなり小さいのですが、ほとんどサンプル通りの仕上がりかと、




今回未レビューの狼(白)は、塗装が異なるのみで造形は同じです。
なので、コンプしたい人や、よっぽどホワイトオオカミが欲しい人以外は狙わなくて良いかも?実際のアソート率が分からないのですが、そもそもこの狼(ノーマル)自体も出にくいのではないか?と思います(相場的に)。

肉球部分もしっかり。ちなみに全種類、塗装前のベース素体は白です。かなり重厚な塗装が施されています。

尻尾。フワフワ。

首周りのモフモフがやっぱり良いですねぇ!
プレミアムガシャポンは特に造形師のコメントが記載されていたり、こだわりが強いイメージがありますね。今回も例に漏れず、バンダイの本気というか自信の表れなのかなぁと。

ちょろっと出た前足がカワユス。

上〜正面から見ると凛々しい狼ですが、見上げ気味の角度だとこんなに可愛いお顔なんだぜ・・・
毛並みも1色では無く、遠くで見るとまるで本物の質感に見えるのがすごE。

コンコンお稲荷様のお顔。
狼と比べると目の角度がキツめ、そしてハイライトがないので冷たいイメージですね。こちらもすごぶるリアルな再現度。




目元・目尻から伸びる模様もしっかり再現。
イヌ科の動物全般に言えますが、横顔のラインが個人的にとても好きなんですよねぇ。目元から鼻にかけて緩やかに伸びていくラインの造形、これテストに出ます。

首を前に捻っている事により、緩やかに曲がった首のライン、それに伴って曲がった毛並みの造形もさすが。
そして尻尾の圧倒的なボリューム・・・!近くで見ると分割線が目立ちますが、実際はほとんど分からないかと思います。




全種類、台座の上にシチュエーション台座が付属。狼は岩場でしたが、狐は雪原になっています。
全体の毛並みはオレンジ寄りですが、足元は変色しており、ツヤが入ったブラウン。

どことなく手塚漫画のキャラクターみたいに見える・・・
狐も犬みたいに、喉元を撫でたら気持ち良さそうにするのかなぁ?同じイヌ科だし。

たぬきちーーー!!
お顔です。デフォルメされた表情が多いタヌキの造形物ですが、このたぬきちはリアル・オブ・リアル。
瞳孔が開きまくりなので、ちょっと怖い。笑




なんて小顔、そして首の太さ・・・!
タヌキがイヌ科の生物っていうのが少し驚きなんですが。いや、何科になるのって言われたら実際反応に困るんですが、それにしても犬と同じだったとはねぇ。

狼・キツネより丸っとしたフォルムをしており、お尻のプリティーさはピカイチ!
お座りポーズなので残念ながら台座との接地面はオミットされています。

シチュエーション台座は紅葉。ってことは季節は秋?
狸と言えば化け狸ですが、あれは確か木の葉をおでこに乗っけていましたね。紅葉じゃあなかったのかな?まぁタヌキの季節的に、ドングリを食べるので秋って感じなんでしょうね!

クゥーン(違










大きさ比較。狼は横に大きい!

以上でしたー。
こういうプレミアムガシャポンは個人的に値段とクオリティーが見合っていないと感じるのが多いと思っているのですが、このイヌ科の動物シリーズはかなり良いんじゃないかと!シリーズだと思うので、ぜひ違う生物科で続いて欲しいです。

本体のボリューム⚪︎、台座⚪︎、塗装⚪︎と、しっかり1,000円になるやろうなぁ・・・と感じるポイントがありました。これが1,500円だったら高いなーと感じますが、1,000円なら納得。写真で見るより、実際に手に取って見ていただけると良いかと思われます。

どれが出ても嬉しいですが、やっぱりお顔の狼が当たりですかねぇ。レア枠は欲しい人のみどうぞって感じで、これがもし全然違うイヌ科の生物だったら競争率も高かったかもしれませんが・・・本当はレア枠とかやめて欲しいけど。あと、お店で回すなら500円玉が2枚必要なので、事前に両替しておくと複数回すのに困らないよ!お店の人に何回も頼んだりしなくて済むので、オススメです(事実談)。



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テーマの著者 Anders Norén

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