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ファイナルファンタジーX PLAY ARTS改 ユウナ

スクウェア・エニックスより「ファイナルファンタジーX PLAY ARTS改 ユウナ」のレビュー。

発売日:2024年8月
価格:20,680円(税込)
スケール:NON(約24cm)

外箱表。ティーダの外箱がブルー基調だったのに対し、ゆうなは夕焼け色が貴重になっています。
デザインは全く同じですが、コチラはスピラの異界送りがイメージでしょうか・・・ユウナですし、なんとなくそんな感じがします。

外箱裏。コチラのデザインもティーダの時と同じで、カラーリングのみ異なります。
つまり、外箱から中身が全く想像出来ないということ!Oh.my,god!!ユウナなんか特にお顔の状態とか知りたいでしょうに・・・ティーダならまだしも(オイ

パッケージを開くとこんな感じで、中身の写真がちゃんと載っています。とはいえ、サンプルのなので加工バリバリな訳ですけども。
ティーダの時と違って、ユウナは英名でもYUNAと普通です。

ユウナもティーダと同じく、今までにPA含め改でも立体化が既にされています。
以前は目閉じ顔が付属していましたが、ネタバレします、今回は付属していません!!くそ!

でもまぁユウナはそんなに目閉じ顔のイメージないからいいんですけどね。その分他のパーツを充実させてくれたらさァ!でもそこはスクエニなんで、あんまり期待していませんけどね。。。

フィルム左下部にマカラーニャのイベントCGがプリントされているのも一緒。
実は最近、FFXをやり直しましてね・・・すごくタイムリーな更新だと思っていただければ嬉しいです。笑
このマカラーニャのシーンも当然良かったんですけど、個人的にはラストバトルのジェクト戦が一番感動しましたね・・・恋愛ももちろんFFなのでありますけど、個人的にXは親子愛がテーマなんじゃないかって思っています。

取扱説明書はこんな感じ。
いつおも思うのですが、イラストは結構丁寧なんですけど実物のパーツとの違いがちょっと分かりにくい。せめて左右の違いとか記載しておいてくれればいいのにね!今回のユウナで言うと、袖のパーツとかどっちもほぼ同じなんよ。

箱の中身はナンジャラホイ。
いつも通りブリスターは二重構造で、下の段には台座一式が入っています(使用していません)。
武器、交換用手首、交換用頭部パーツという、まぁ見慣れた光景です。ティーダと違ってブリッツボールは付属しませんが、その分袖のパーツが付属します。

全景。私、召喚士になります!
ビサイドで育った娘ユウナが降臨しました。詳しくはここから見ていきますが、まず気になるのはスカートが最初から靡いている子こと。これがデフォです。

な、何ぃ!どこからともなく風が吹いている訳ではなかろう!いや、しかしこれは仕方ない策でもあるのだ。ストンとしたスカートだったら下半身の可動範囲が死んでしまう、せめてそうならないように少しスカートを外側にた靡かせておけば、可動範囲は広がるんじゃなないかって・・・ね。






















お顔です。う〜〜〜ん?なんか太った??
いや違うか、面長になって、下膨れになった感じですね・・・これはこれでアリですけど、当時のユウナには似ていないなぁ。皆さん的にどうですか?

私がやり直していたのはPS VITA版のいわば「あの」悪名高いリマスター版なので、それに合わしたんじゃあないかとちょっと思っています。あちらのモデリングはほとんど酷かった。。。ユウナも例に漏れず、目がすっごいギョロギョロしてたなぁ。




アルベド族特有のオッドアイの再現度は流石です。というか普通に美人なんですけどね。似ていないってだけで(致命的)。ティーダは元が色黒だったので違和感バリバリでしたが、ユウナは健康的な肌色で良いですね!

何がアレかってね、髪の毛のボリュームがないんですよ、40代のおじさんが働き疲れた頃みたいな、ペタペタで元気のないボリューム感なんですよね。それが個人的に一番残念でした。もっとユウナは髪の毛ボリュームあるだろうに。PA改ティーダの時もそうでしたね、確か!

少し下から。あとユウナってもうちょっと髪の毛茶色じゃあなかった?こんなに黒かったっけ。
前髪がダルいのはまぁスクエニなので致し方なしなのですが、それよりも髪色やボリューム感をしっかり再現して欲しかったなぁ。せっかくの外ハネヘアーもあんまりボリュームがないもんだから台無しですよ。




左右から。前髪パーツは軟質素材です。
右側の隙間が空いてしまうので、ピアスが空いている耳を見れますが気になりますね。

後ろ。ボブです。

鼻が高〜い!唇もぷっくりしていて、なんかのCMに出れそう。
なんでこんなに下膨れに造形しちゃったんだろう・・・というか面長にするからこんな感じになっちゃうんじゃね?そもそも。発売当初のFFXの立ち絵を見ていると、もっとこう、当時の濃いモデリングがあって、2Dでもそのイメージは崩れていないんですよ。

なんか文句しか出てこない、やばいですね。笑 これも最近FFXをやり直してクリアしたせいです。思い入れ、思想が強すぎて、エボンの教えに従って文句言わせてもらっています。

上半身。FFXのメンバーって、ユウナも含めて露出多めですよね。キマリなんか上半身裸だし。
なんか全体的に夏のイメージがあるからかな。ガガゼトは雪降っていますけど・・・ビサイドがさ、ほら、綺麗な海だからさ。

ネックレスはティーダと一緒で一体化されています、というか別パーツでもないので、色を変えているだけですね。
まぁ小さいアクセサリーなのでこれはあんまり気にならないかな。




黒の水着?の上から着物風な衣装を着ています。
関節とかバリとかが目立っていてフィギュア感がすごいですけど・・・つまり、こんだけ露出していてもセクシーさは皆無ってことですな。

でも、谷間はチェックします〜〜!
まぁそんな目で見ている人はいないと思いますが、ナイスバディではないですね。普通です、至って。PA改は基本的にセクシー皆無なので、期待してはいけません。むしろここまで谷間の造形があるのが珍しい。見えますか?

お背中はもっと露出しているZE!
なんてったってヒモですからね、ヒモ。肩甲骨初め、背中のあんなとこもこんなとこも丸見えです。でもセクシーさは無い。
帯のプリントが綺麗ですね。ユウナはこの帯の形状をずっと保っていましたが、絶対しんどいよね?!寝る時もこのままだったし。着物の時点でかなり辛いのに・・・もっとTシャツジーパンとかで旅しよ?

帯の表はこんな感じ。コチラもプリントびっしりで、帯留めのアクセサリーも付いています。
2本伸びている帯留めがありますが、ビミョーに軟質パーツなのですが邪魔なんですよね。。。普通に下にしといて欲しかったかも。動かしていると割と邪魔なんですよね。

ほら、普通にしているだけでこの伸びよう。
結構な存在感じゃあないですか?ゲームをプレイしていてもこんなに気になる事もなかったよ。




両腕。気になるのは袖ですよね。着物はね〜こういうのが難しいですよね。ヒラヒラさせたりも出来ないし。
標準で着けられているのが、コチラの袖パーツです。完全に垂れている訳じゃないので、腕をまっすぐ下ろしていると違和感がありますね。そういう形状だ!と言わせておけば良いんですけど。




ユウナにとってはアクセサリーも防具なんですよね。指輪。
右腕のブレスレットは、特に意味はないですね。細かいですけど、ブレスレットは別パーツで外れます。手首を交換する度に外れます。ちょっとだけイライラします。笑




下半身〜ロングスカートですね。
上から下まで軟質パーツです。どれくらいふにゃふにゃかは伝えるのが難しいですが、割と軟質〜!って思える位には軟質です。見栄えがあんまり良くないのが欠点なんですけど、写真では伝わりにくいかも?あと先述した通り、靡いています。なので直立させたらちょっと違和感。

スカートパーツは2つで構成されています。前のパーツの上部分に、一応ガードパーツ?みたいなものが付いていますね。何をガードするかは・・・秘密です(分かりますよね)!

ロングなスカートを捲ると、そこには目眩く生足が・・・
関節の都合上、膝小僧がやたら目立ちますが、すらっとしたのが拝めますよ。そして安定のロングブーツ。海に入っている時も履いたままだったので、恐らく相当な・・・

関節構造はここ最近のと全く同じで、見た目よりも扱いやすさを重視したタイプとなっています。




脇部分はこんな感じで、結構バリ取りもままならずな感じ。アンダーウェアの塗装も危ういですな。
腕周りはスッキリしているので、可動に関してはストレスフリーに動かせるのではないでしょうか?

で、一応ですが下着チェック。
ユウナの下着ってちゃんと造形あったんですね・・・というかこれ下着ですよね?ティファの時もそうでしたが、あまりにも味気ないというか、ホンマにこれ下着か・・・?これもエボンの教えだってのかよ?!

お尻の方は、めっちゃ引き締まっているのか形が丸わかり。
召喚する時とか魔法を使用する際はこれくらい力んでしまうのでしょうか??
何せ、どこに行っても有り難がられる召喚士様ですから・・・かなりのストレスですよね。本人も弱っているところ、見せたくないって言っていましたし。

それでも!(心のバナージ)この下着の手の抜き用はねぇんじゃあねえかなぁスクエニさんよ!!
キマリもそう思います。

付属品のロッド。ユウナの初期武器で、キービジュアルで使われているものですね。
FFXの武器は、特徴として攻撃力の差がありません。見た目の違いと、アビリティ(と枠)のみです。その時の敵の特徴や種類によって使い分けます。

なので初期武器でもアビリティによっては終盤まで使用可能だったり、逆に終盤で手に入れた武器でも使い道がなかったりします。まぁこの初期武器のロッドはアビリティが何も付いていないので、よほどの思い入れが無い限り使い続けることはないでしょうね・・・

交換用のお顔が1種類付属。ここで問題、さっきまでユウナに付いていた表情パーツはどちらでしょうか?

正解は、左!これ、実は戦闘顔だそうです。そして付属の右の表情パーツは「笑顔」。

・・・・・???(時が止まる)

みなさん、この違い分かります??少なくとも私は、初め見た時「え、おんなじパーツ2つ入っているやん最悪〜交換出さなきゃ・・・」って思いました。よーく見たら口角がビミョーに上がっているんですけどね・・・こんなん分かるか!!口角だけ違うの難しすぎるだろ!!眉毛の角度とか目の大きさとかも変えろや!!いやよく見たら若干眉毛のカーブ具合が違うかもだけど差分なさすぎるんだわ!!

交換用袖パーツ。ピンクのグラデが入っています。
コチラは伸びきっている状態で、主に腕を振っている時などのアクション時に使用します。
そのほか、腕を伸ばしているポーズにも有効。




交換用手首は全部で3種類×両手分の6個。よかった、普通の握り手がある・・・!
スクエニの交換用手首って、「なんでこれがないの?!」っていうのがままあるので、今回はオーソドックスに平手や武器持ち手が付いていて一安心。

とりあえず、ロッドを持たせて。
持たせる上で苦労は全然無かったですね。手首のリボ球や肘の関節、肩周りの可動範囲で両手持ちも余裕で可能。現代では当たり前の技術でも、スクエニだからやけに感動してしまう悔しい・・・!

やっぱロッドを持たせるだけでも雰囲気出ますね〜。
ちなみにロッドは石突部分が取り外し出来、持たせやすくなっています。ロッドはプラ製で軽いので、手首や肩が重さに負けることもありません。

袖パーツの交換方法ですが、スポッと外れるのでそのまま抜き差しする形になります。
例えるなら、ちくわの穴にキュウリが入っていて、ちくわだけ抜くってイメージ。わかりにくい?

交換するとこんな感じ。付け根部分の隙間が少し気になりますが、そこまで違和感は無いですね。
コチラの袖の方が汎用性は高く、特に表情を付けて飾る際はコチラの方が役立ちそう。

可動に関して・・・
先述しましたが、上半身はかなり自由に動かせます。不満があるならば、後ろ髪が邪魔で上を向けない点。泳いだり召喚獣を召喚する時に、空を見上げることが多いのでそれが決まらないのは結構キツかったです。

下半身はスカートありきの可動かと思いきや、前後のパーツが分かれているお陰で割と大きく可動します。
しかし前後はスカートが邪魔をするので、例えば前蹴りのポーズは出来ません。正座や胡座もスカートがあるので出来ません。お座り系全般が無理って感じですね。

あまり上に向けすぎると、腰の関節パーツがコンニチハしてしまうので注意が必要です。
ちなみにこれは、ティーダの最強オーバードライブ「エースオブブリッツ」のトスを上げるのを再現しようとしたら、腰関節が露出してしまった写真。笑

初期ビジュアルのポーズもこの通り。
でも、顔が全然違うので当時の雰囲気は出ません・・・広末感が全然ねぇ!

当然、両手持ちはどちらの手が上になっても違和感なく可能。

召喚士っぽいポーズ。
まぁユウナはどちらかといえば異界送りのイメージの方が強いですが・・・つまり踊り子?
実際に召喚バトルは何度もしましたが、一番よく使ったのは何だったかな?アニマがめっちゃ強かったので好きでした。ペイン便利すぎぃ!

召喚!

シュゴー(SE)

クルクル・・・

ポトッ(物理)

なんか炎のエフェクトっぽいのが無かったから・・・これで勘弁してくれぃ!

ゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・

イフリート、召喚!!

ユウナ「・・・な〜〜んか、小さくないっスか?」

イフリート「遠近法、遠近法」


ちなみにコチラはFF VIIIのイフリートです。お粗末!

ピィ〜〜〜〜〜(指笛)

ティーダ「ユウナもやってみ!指をこーいうふうに当てて・・・」

(フー)(フー)漏れ出す空気の音・・・

ユウナ「・・・ダメみたい」

ティーダ「練習っス」

ティーダ&ユウナ「はっはっはっはっ!!」

青春ですなぁ・・・このシーンだけでも、2人のピュアな関係性が伝わってきますね。ワッカとルールーだったらこうはいかないもんなぁ(意味深)。

2人の印象的な、海の中で抱き合っているシーンとかいっぱい再現したかったんだけどヨォ・・・
思ったよりもユウナの顔が上を向かねーから、ティーダの方を見上げられないんですよね。これがほんと〜に辛かった。なんとかそれっぽいのは撮れたけどね・・・

恐らく一番有名なマカラーニャの泉のシーン(パッケージのフィルムにプリントされているシーン)。
背景紙がピッタリなものが無かったのと、ユウナの泣き顔がなかったりしたので、雰囲気だけでも伝われば。

最後の最後、エボン=ジュを倒して、飛行艇のブリッジ。
タイタニックよろしく2人のラストシーンですが、なかなか感慨深いものがありましたね・・・感動したのはジェクトのシーンですが、「あぁ、これで終わりなんだなぁ」と思ったのはやっぱりティーダが消えるこのシーンでした。

すり抜けティーダと、ずっこけユウナ。
ティーダが消えることはユウナにはもう分かっていたから、泣いたり、オーバーリアクションは無かったですね。それでも消えてしまう事実を受け入れられなくて、抱きつこうとするユウナ。でも祈り子達の夢の存在であるティーダは、幻光虫が消えるとともに消滅してしまう・・・なんとも悲しきSTORY。

アルティマニア表紙風。
FFXのアルティマニアって、ティーダが表紙のシナリオアルティマニアと、このユウナが表紙のバトルアルティマニアがありましたよね。最後のデジキューブ攻略本だったかな。

ユウナの最強武器である、ニルヴァーナを持たせてみる。
コチラはプレイアームアームズという、過去に発売された武器セットから取ってきました。サイズは旧PA準拠なので、普通に小さいです。まぁ、雰囲気雰囲気。

七曜の武器は、ホンマ・・・その性能は素晴らしいんですけど、入手方法がとにかくクソ!いや、武器を手にいれるだけなら簡単です。でも七曜の武器って2段階改造できて、むしろ改造しないと使えないです。

そんな中でもこのニルヴァーナは、ヘルゲミーネの召喚獣バトルに最後まで勝てばいいだけなので比較的楽でした。
実際に私が七曜の武器で限界突破させたのは、ユウナのニルヴァーナ、リュックのゴッドハンド、アーロンの正宗だけです。他の武器は面倒臭すぎでやめましたね・・・

2体揃えて。
しめて40,000円オーバーでございます。昔だったらPA何体分だよ。

大きさ比較。またまた旧PAのティーダくんに登場してもらいました。

という訳で、リニューアルしたPA改ユウナでした。
個人的には決定版とは言えないクオリティですが、現状ユウナのフィギュアの中では一番マシな部類に入るのでは無いでしょうか?お顔は原作と似ても似つきませんが、可愛い事は可愛いですし。

可動に関しては上を向けないのが致命的ですが、それ以外は頑張っている印象でした。
元々ユウナはよく動くキャラクターでは無いので、そういう点ではイメージ通りのポージングも無理なく付けられる点は大きいかもしれないですね。下半身のスカート分割は英断だったと思います!

FFXは総選挙の中でもトップ人気に輝いた作品なので、もっとフィギュアが発売されてもおかしくないハズ・・・
アーロンやリュック、ルールーはともかくワッカがとにかく欲しいですね。おっさんキャラはスクエニ得意だろ?!
キマリも獣系だし作りやすいはず。敵だとシーモアはもちろん、ジェクトも欲しいですね。その際はエボン=ジュがボーナスパーツでオナシャス!


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テーマの著者 Anders Norén

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