フィギュアレン

好きなものを、好きなだけ。なフィギュアレビューサイト

クトゥルフオイド(怒)墓場のマッドブラック

gyaromi氏のソフビ「クトゥルフオイド(怒)墓場のマッドブラック」のレビュー。

発売日:2022年4月
価格:9,900円(税込)
スケール:NON(約19cm)

外袋。いつものソフビ仕様ですね。なお、陳列フック用の穴は空いていません。

怒!怒!怒!黒のダウンが最強にクールな墓場のクトゥルフが狂暴に進化!!ストリート感溢れる絶妙な彩色バランスがたまらないッ。増殖が止まらないこのグルーヴに乗り遅れるな!!(公式より引用)

クトゥルフは架空の神話に出てくるキャラクターの一つで、「oid=〜の様なもの」という意味と掛け合わせたのだと予想出来ます。
どうして架空の神話というものは、こうも人を惹きつけるのか・・・

なおクトゥルフの特徴としては、頭足類(タコやイカ)に似た六眼の頭部、顎髭のように触腕を無数に生やし、巨大な鉤爪のある手足、水かきを備えた二足歩行の姿、ぬらぬらした鱗かゴム状の瘤に覆われた数百メートルもある山のように大きな緑色の身体、背にはドラゴンのようなコウモリに似た細い翼を持った姿をしているとされています(wikiより)。



タグにピンクの返り血的なものがっ・・・!
上部にはクリエイターのgyaromi氏のアイコンが入っています。つまりホンモノってことさ!

クトゥルフの特徴を捉えた見た目に、ストリートファッション・・・これは欲望の塊!笑
好きな人にはとことん突き刺さる、そんなデザインだと思います。サブカルちっくでもあり、オカルトちっくでもある・・・そんな不思議な雰囲気を持ったソフビ。

材質はソフビなので軽いですが、20cm程あるので結構なボリューム感!













お顔。うーん、キモい!(褒めてる)

素体はメタリックシルバーで近未来風味ですが、その上からピンク系のシャドーがポイントで吹かれています。尖っている部分はないので、小さいお子様の英才教育用にいかがでしょうか?


目元はちょっとイカっぽい。ツヤありの黒で塗装されています。
そう言えばダイオウイカって生きた状態で浜辺に打ち上げられる事は滅多にないらしいですよ、怖いですね。

反対側。


口に当たる部分には触手がウネウネと生えています。結構デフォルメされていますが、これ位の本数が見た目的にもスッキリしていて良いのかな?黒から赤に変わっていくグラデーションが綺麗です。

上から見るとこんな感じ。ウネっています。


スッポリと身体を包み込むダウンジャケットは、ボリューム感のある仕上がり。
塗装はベースの上からトップコートが吹かれていてツヤツヤです。うぉほー!
チャックが大きめで可愛らしいですね。なお可動はしません。

胸元にはFIREのマークが入っています。最近人気ですよね、FIRE。私は意味を知らなかったのですが、なんやら早期にお金を稼いで人生リタイアしちゃおうぜ!って意味らしいですよ。

右腕。


指先が結構メカメカしい。なんか充血している様な色使いが素敵。


常識的だった形状の左腕に対して、右腕はご覧の通り何とも禍々しい見た目に!たまんねー!
恐らくクトゥルフの巨大な鉤爪をモチーフにデザインされたものだと思われます。こちらもトゲトゲしていそうな見た目ですが、ソフビになった事によりマイルドな見た目になって可愛らしさがプラスされた雰囲気に。


別角度より。こちらも先っぽにいくにつれて、メタリックピンクの色味が強くなっていきます。
左手と比べるとかなりボリュームもあるのが特徴。

掌に当たる部分に発射口みたいな造形があり、この辺りもワクワクさせてくれる造形をしています。
メカメカしい雰囲気もありつつ、軟体の生々しさなど色々な要素を併せ持ったソフビです。


パンツもトラックパンツみたいな見た目でストリートまっしぐら。スニーカーがいいね!
真っ赤なトラックパンツっていうのがスポ根魂を感じる・・・というか、クトゥルフが服を?!って思いますよね。笑


小さく尻尾が生えています。パンツのお尻部分が破けちゃってるよ!
パンツの裾部分がちょっと絞られている?感じになっています。スニーカーは特にノーブランド。ここは変にマーキングを入れなくて正解ですね。


靴底はなんと明るいショッキングピンク!憎い演出ですなぁ。全体的にかっこいい配色なのに、この部分だけビビッド。
コピーライトと輝くJAPANの文字入り。

頭部、両腕が可動。なお頭部に関してはほとんど回らないと思っていていいかも。
腕は肩部分と肘部分がそれぞれ可動するので、掌の角度を調整する事が可能です。


せっかくなので、色々持たせてみる。マッチングする組み合わせはあるのか?!

まずはガンダムマーカー。残念ながら持たせる事は出来なかったので、掌に載せています。

右手にはデザインナイフを。こちらは細身のペンなどを持たせる事が出来ます。


持たせるという意味では、hideギターも一応「摘む」事は出来ます。かなり無理やりですが・・・
サイケデリックなペイントと相性良いかな〜と思いましたが、ちょっと微妙だった。笑


PA改のクラウドきゅんからバスターソードを拝借。流石に縮尺がめちゃくちゃ!笑
PA版のバスターソードだったらちょうど良いサイズ感だったかもしれないなぁ〜


おまけ。


適当に何枚か。とにかくハイコントラストと相性が良い!ツヤ感のある見た目がグロデスクにも見え、キモカワに拍車をかけていて良き!














いるかい?



大きさ比較。先述した通り、主流ソフビの中でも大きめのサイズ感。やっぱり大きいフィギュアは良いねぇ!

以上でした。今までに様々なカラーリングのクトゥルフオイドがリリースされましたが、これが私にとっての初ソフビでした。
全体的にシックなカラーリングでありつつも、靴底には遊び心溢れるピンクであったり、カッコ良さだけでは終わらせない仕様が良かったですね!何よりキモカワのラインにしっかり乗った造形が素晴らしかったです。

可動面に関しては完全オマケと考えておくと良いでしょう。何かを持たせて飾っておくのも良いかも?
アクセサリーとかジャラジャラさせてもストリートファッションと合いそう。どう飾るか悩むのがコレクターの醍醐味なのです。
こちらは限定カラーなので入手は難しいと思われますが、今後も様々なカラーリングで販売される事を期待しましょう!気になった方はgyaromi氏のSNSを要チェケラッ!



(Amazonのリンクはありません)
1

次へ 投稿

前へ 投稿

© 2024 フィギュアレン

テーマの著者 Anders Norén

RSS
Follow by Email
Twitter
Instagram