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甲胄魚・白帝

ムラマツアユミ氏の作品「甲胄魚・白帝」のレビュー。

発売日:2022年3月
価格:14,000円(税込)
スケール:NON(約14cm)
原型師:ムラマツアユミ

外箱。こういうのって殆ど買った事が無いから取り扱いに緊張しちゃうぅ!

ムラマツ氏の作品については、以前にガチャでリリースされた「空想生物図鑑Ⅰ 古代甲冑魚をレビューしました。
あちらはコスト面や造形面において、ガチャに合わせたリリースでした。それに対してこちらは完全オリジナル。オ・リ・ジ・ナ・ル!

当然お値段は張りますが、オンリーワン感と思えば安いものです。
ちなみに他にもポストカードサイズの原画や、色違いの黒帝が販売されていました(どちらも完売)。

箱の中身は厳重な梱包と、組み立て説明書が付属しています。
こちらにも書いてある通り、本体と金属棒、台座のシンプルな構成。レジンキャスト・繊細な造形・細かなパーツという死の破壊トリプルコンボなので、取り扱いには厳重に厳重を重ねて管理しましょう。

組み立てるとこんな感じ。THE・高級感・・・ッ!

台座は木材で味があり、飾りやすいサイズ感です。唯一の不満?は、金属棒に支えられた本体がクルクル回転する事。笑
しっかり刺さっていない可能性もありますが、破損が怖くてグッと押し込めない・・・
















ガチャ版と比べると当然ですが、全体的にシャープな造形になっています。
更に塗装もガチャ版が単色だったのに対し、こちらは甲冑部分にスミ入れが施されていますね。

正面から見るとこんな感じ。かわよ・・・
ガチャ版の甲冑はキツめの金色でしたが、こちらは落ち着いた上品な色味に仕上がっています。

口元?にあたる部分がクイっとなっているのが可愛い。
ちなみに本体の全パーツは接着されています。

ヒレ部分もガチャ版と比べてグラデが追加されています。
白帝はその名の通り白色ベースですが、ほんのり赤みのあるグラデが根本にかかっています。

腹身にあたる鱗部分は、ガチャ版とそこまで大差なし・・・と思いきや、上下の点々部分の塗装が追加されています。
気になる方は、ガチャ版のレビューと見比べてみよう!

背びれ。ヒレの中でも一番大きく目立つパーツ。


下びれ。こちらはガチャ版には無かったパーツですね。塗装や造形がブラッシュアップされただけでなく、パーツも追加されてディティールマシマシになっているのは嬉しいトコロ。


上の背びれ、尻尾のひれ部分はガチャ版にもありましたが、下部の小さめのひれ2パーツは追加部分です。
全て根本にグラデ入り。




























甲冑魚・空を飛ぶ。


ユニヴァース・再来。

以前のガチャ版のレビューを見ていると、何をやっても空想なんだから問題ねぇ!的な事を書いていました。私も若いねぇ・・・
あの頃はまだSO-TAのガチャは今ほど世間に浸透していなくて、珍しかったのを覚えています。その後にプトゥンや神鹿など、クリエイターによるイマジネーション溢れる作品が多数出てきたんですよねぇ。




大きさ比較。ガチャ版と比べると少し大きめのサイズ感となっています。

決してガチャ版をDisる訳ではありませんが、やはり見比べると雲泥の差ですね。造形・彩色・密度・・・全てに置いてこちらの圧勝かと思います。当然と言えば当然ですが・・・ふつくしかったです。

黒帝と白帝、どちらを購入するか迷いましたが、より気品のある白帝にして良かったと思っています!黒帝はガチャ版を持っていたので、対比的に見れたのも大きかったです。まぁ、また黒帝が販売された時はどうしようかと迷いますが〜〜〜

こう言うクリエイター系の作品は一期一会なので、なかなか狙って購入するのは難しいです。ただ、自分にとってかけがえのない作品になるのは間違いないと思うので、気になる方はぜひ色々なクリエイター情報をチェキラ!してみて下さいね。



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テーマの著者 Anders Norén

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