フィギュアレン

好きなものを、好きなだけ。なフィギュアレビューサイト

マクロス7 FIRE BOMBER ミレーヌ・ジーナス

メガハウスより「マクロス7 FIRE BOMBER ミレーヌ・ジーナス」のレビュー。

発売日:2022年1月
価格:16,830円(税込)
スケール:NON(約19cm)
原型:キバヤシノリオ
彩色:たぅもけい(協力:ピンポント)

外箱。前回レビューしたバサラと同じ大きさで同じデザインです。今更だけど、側面にバルキリーのシルエットが描かれています。

“熱気バサラ”(別売)につづき『マクロス7』のヒロイン“ミレーヌ・ジーナス”が全高約19cmの彩色済み完成品フィギュアで登場です。「Fire Bomber」のボーカル兼ベースにして、『超時空要塞マクロス』の天才パイロット“マックス”と“ミリア”の末娘ミレーヌ。商品には愛用のベースと銀河毛長ネズミのグババ、そして作品ロゴを立体的にイメージした台座が付属します。

またパッケージ台紙には「Fire Bomber」のキーボード担当「レイ・ラブロック」の描き下ろしイラストを印刷。別売りの「熱気バサラ」のパッケージ台紙にはドラムス担当「ビヒーダ」の描き下ろしイラストが印刷。つまり2商品合わせると「Fire Bomber」のステージが再現できる仕様となっております。

2022年、『超時空要塞マクロス』40周年で全マクロス作品が沸き立つ今、音楽を熱く追い求めたミレーヌの躍動感あふれるフィギュアをお楽しみください。(公式より引用)

外箱後ろ。販路限定の本商品ですが、ちゃんとパッケージを作っているのは偉い。あみあみの実店舗とかだと売っているのかな?バーコード付いてるし。

マクロス作品が始まって2022年で40周年ということみたいですが、シリーズ初めから追っている人は何人ぐらいいるんでしょうかね・・・
私が最初にマクロスシリーズに触れたのは、マクロスFでしたね。当時はVHSで録画していた時代、駆け出し声優だった中島愛の棒読み演技が印象に残っています。笑

それが今ではすっかり有名声優になっちゃって・・・継続は力なり、ですね!

バサラの時は背景シートにビヒーダが描かれていましたが、今回のミレーヌにはレイが描かれています。やったー!これでFire Bomberが全員揃ったぞ!

下部にはバサラの時は花束の少女が送ったユリの花束が描かれていましたが、今回はバンドロゴのみとなっています。

レイの表情、渋いぜ・・・!コレが事象28歳ですからね、あれですか、井上喜久子17歳みたいなノリですか?

この絵はとても素晴らしいんですけど、難点が一つありまして・・・後ほど説明したいと思います。

台座の仕様も基本的にはバサラと同じ。楕円形の黒ベースに、金属ダボが挿さっています。ベースにはバンドロゴとミレーヌの名前入り。
一つ違うのは、ミレーヌ本体が浮遊感のあるポーズの為、マクロス7のロゴが立体的になっている点。

金属棒の横にある穴は、グババを固定するバーの穴です。

後ろから見るとこんな感じ。結構角度が付いておりダイナミックなポージングを楽しむ事ができます。

本体とグババを設置して完成!グババの支柱の根本はボールジョイントになっているので、ある程度自由に角度をつけて飾る事が可能です。























お顔。放送当時の雰囲気を十分に残しつつも、若干今風にリファインされた造形が最&高ですね〜
バサラの時も思いましたが、今後これ以上のミレーヌのフィギュアは出てこないのでは?と思う程完璧な采配です。あくまで個人的感想ですが・・・

アイプリントの精度も非常に高いですね。この大きくもキラキラし過ぎていない瞳、そして時代を感じる形のバチバチな睫毛!これぞ90年代アニメのヒロインじゃあ〜!

ピンク髪のキャラクターってどうしても塗装がノッペリしてしまうのですが、縁を同系色で覆うなどして軽減されています。
丁寧なアイプリントの作りにも好感が持てますね。

この角度が一番似ている気がする。クルッと巻き上がったモミアゲが素敵。

髪の毛はピンクベースのパイナップルヘアー。分割が大変そうですが、隙間が上手くカバーされて違和感の無い仕上がりとなっています。
光の当たる部分にシャドーが吹かれており、場所によっては白っぽく写る箇所もありますね。

横から見るとちょっと違和感・・・のっぺり顔ですね。斜めくらいからみてあげるのが一番いいかも。
この時代のヒロインっておでこ広いキャラクターが多いですよね。このミレーヌもヘッドバンド?のおかげで狭く見えますが、前髪を上げたその髪型は時代を象徴しとるんよ!

口の造形はちょっと好みが分かれる部分かもしれません。歯がない逆三角形タイプですね。
鼻が目立ちにくいので写真で見ると少し違和感がありますが、実物はしっかり立体的なので問題無いかと。

鮮やかに塗装されたピンクのロングヘアー。特徴的なサイドロールの形もしっかり再現されています。

後ろにかけて大きく広がった髪の毛は躍動感溢れる仕上がり。
毛先もシャープで非常に見栄えが良いですな。量産化の際の型抜きが大変そう・・・

重力に負けない髪の浮き上がり具合が素晴らしい。
こういうのパーツは特にどこかに引っ掛かって欠けたり塗装がハゲたりしやすいので、取り扱いには十分注意が必要です。

底面から見てもこの躍動感。纏まりなんて一切考えられていません。笑

逆に真上から見ると髪の毛同士に空間があるのが見て取れます。ちょっとスカスカな気もしなくも無いですが・・・笑

楽器屋髪の毛に隠れていて少し見えにくいですが、バサラと同じく個性的すぎるステージ衣装!しかしコレじゃないとファイアーボンバーじゃあ無ぇ。

バサラと比べると少し塗装に乱れがあります。肩のアーマーに付いているボタン?の縁取りとか、結構ガタガタなのでちょっと残念。
バサラは綺麗だったのになぁ・・・

この大胆すぎる露出!14歳だからってコレはやばいぜ!!

色々な角度から見ていきますが、とりあえずこのポージングに対しての腰の捻り方が素晴らしすぎ。

レオタード調の衣装は深目の赤にシャドーが吹かれています。物凄く露出が多い訳でも無いのに、この溢れ出るセクシーさは何なのか・・・
歳相応に膨らんだ胸元が余計にリアルですな。こんなんでいいんだよこんなんで。

腕も細いですね〜まだまだ成長途中な期待を膨らませる、そんな柔らかくて瑞々しい造形です。
お肌はバサラが色黒だったのに対し、ミレーヌは非常に色白です。多分バサラが黒かっただけで、ミレーヌの肌の色はコレが正しいんじゃあ無いのかと思います。

うおおこの煽りの角度からのショット、いいですね〜(自画自賛)
貴重なミレーヌのワキ下や、軽く浮き出たアバラ、スマートなお腹周りを堪能できます。これぞ購入者だけの特権・・・ぐふふ
シワによって出来た衣装の光と影部分も、何かエロい。

ミレーヌは指弾き派だそうです。バサラもそうでしたけど、ピックがつかないのな。
リストバンドにも立体的なマーキングが施されていたりと、細かい部分までフィギュア化に対しての熱量が伝わってきます。

バサラのギターは実際にESPより限定販売されましたが、ミレーヌのベースは販売されて位いないんでしたっけ?流石にコレは売れないか・・・

しっかしネックやフレットが全てピンクで塗装されているなんてド派手すぎるよなぁ・・・ポジションマークもあって無いようなものだし。笑

ヘッドの形とか完全にギターとしての形を無視してますからね!なんぞこのセンス!
単純な4弦ベースなのですが、どうやって弦そ張っているのかひたすらに謎でございます。恐らくストランドバーグみたいに裏通しで、ヘッド自体は飾りみたいな構造なのかね・・・

メタリックレッドのパーツは恐らく1ボリューム1トーンのスイッチなのでしょう。
2ハム仕様の通常配列ですが、ブリッジがまたしても謎のパーツで隠されておる!これもカバーみたいな感じになっているのでしょう。
ミレーヌのベースはヘッドもエンドも羽の形をしており、バルキリーが出てくるマクロスの世界でモチーフみたいになっている気がする。

爪の造形はありますが、塗装などはされていません。指弾きであればなおさら伸ばせないからね、仕方ないね。

めっちゃ細かい部分ですが、親指を乗せている部分が4弦なのが惜しい・・・いや間違いじゃあないんですけど、普通はピックアップに乗せるしちょっとモヤモヤ。まぁ1弦側を弾いていると考えたら違和感ないのでヨシ!

バサラの時にも書きましたが、こうやって楽器の側面を観れるのが立体物の良いところ・・・マニアにはたまりませんね。
バサラのギターと同じく、かなり薄いボディで造られているのが分かります。ネックの反りは無さそうで安心・・・フレット面はピンクですが、ネック側面や裏は白色なんですね。

ネック裏には独特のマーキング。
ネックは4点留めのボルトオンジョイントです。いや、真ん中にサイズの違うボルトが2点埋め込まれているから・・・まさかの6点留め?!
ミレーヌのベースも実際に立体化してくれないかなぁ。ESPさん、売れないかもしれないですが何卒よろしくお願いします。笑

バサラと同じくシンプルなストラップ。ストラップで個性を出す時代は終わったのだ・・・

リアルで言うなればフェンダーのギターにフェンダーのストラップ!こんなに無個性なギタリストはおかしいぜ!まぁバサラやミレーヌは楽器本体や本人達が派手すぎるので、逆にストラップ位しか大人しい見た目の部分がないんですけどね。笑

お背中。肩甲骨がうっすら浮いている、素敵な背中でございます。レオタード調の衣装というのは時代を感じる部分もあるのですが、セクシーな事に変わりはなし!何より14歳がこんな衣装を着ているなんてアニメ以外でありますか!

このバックリと開いたワキ周りのデザインも秀逸ですね〜フィチズムが刺激されるううう

胸の部分に小さいシワが入っているのも珍しいですよね。まだ成長途中の胸だからこそ出来る所業です。

背中周りを色々な角度から舐めるように見て行きます。

若々しいBODYを余す事なく堪能する事が出来ます。当然みんな買ったよね?!

そしてこの下半身!Foooooooo!!来たぜ来たぜ〜!!

ハイレグ部分の食い込みがえっぐ!!Vライン際どすぎるー!!
全く、マクシミリアン・ジーナスは娘になんて格好をさせているんだか・・・いいぞもっとやれ!

お尻とかもう半分以上見えてるやないか・・・素晴らしい
足は例に漏れずめっさ長いです。ミレーヌの身長って何センチですっけ?→調べたら153センチでした。

色白な素肌がスベスベで気持ち良い〜
特にこう・・・膝の部分が常人より長い気がする・・・
右足の曲げた太ももも素敵。

ちなみにスリーサイズはB78、W52、H82らしいです。上半身に比べてお尻は割と現実的な数値なんですね〜笑

楽器に隠れた太ももの部分など、影の落ち方も良い!撮影のしがいがありますな!
ウェストが細いのでお腹のぽっこりした感じも少ないですね。

この楽器とお尻の接触した部分がたまらなく好きなんですが、分かる方いませんかね??

膝の造形は控え目ですが、ちゃんとあります。この辺の細かい造形はプライズにはなかなか出来ない仕事。
あと地味にシャドーも吹かれています。

前衛的すぎるデザインのブーツ。つま先部分のピンクが綺麗です。
宇宙モノってこういうデザインのブーツが多いですよね。夢幻戦士ヴァリスとかね。

意外とヒールは低いですね。ライブ衣装ですからね、動き回るミレーヌにとっては高いヒールはしんどいでしょう。
台座との接続が少し浮いていますが、こちらのミスですスミマセ・・・

台座と共に、本体も割と角度が付いているのが分かります。多分本体にも真鍮が入っていそうですし、経年劣化で傾く心配は無いかな・・・?


お尻ー!逃げろー!!どうなっても知らんぞーー!!

という事でね、ほとんど隠しきれていないお尻なんですけども。尻タブは少ないですが見事な形ですね。ワタクシが審査員であればグッドデザイン賞を差し上げたいくらいです。

レオタードの真ん中に入った一筋の光・・・お尻の割れ目がこんなにクッキリ入っているフィギュアがコレまであっただろうか。
レオタードにほとんど厚みがないのも分かると思います。これでもっとレオタードが透けていたらと思うと・・・ゴクリ

お尻を色々な角度から適当に・・・

太もも同士の隙間がいい・・・


直接的なスジはもちろんありませんが、レオタードのデザインとして黒い線が男らしく1本ズドンと!

前から見るとより顕著ですね。うーん素晴らしい眺めだ・・・私はリアル世代ではありませんが、マクロス7を観ていたリアル世代の方には、もしかしてこのフィギュアは刺激的すぎるのでは?!

グババ!テメェーその位置代われ!

いや、グババに何の罪もない・・・ミレーヌに負けず劣らず、こちらも決定版と言える出来でしょう。
毛むくじゃらの体は綺麗にグラデが入っており、塗装も丁寧。

長い尻尾はクルクルと巻かれています。
欲を言うなれば、支柱となっているジョイントがクリアパーツだったら良かったなぁ。ちょっと安っぽい・・・
ちょっとジョイントを嵌めるダボが硬かったので、破損させない様に注意が必要です。
特に支柱は普通のプラスチックなので、簡単に折れそうでヒヤヒヤしました・・・




どんなにやられても、歌う気持ちは負けないんだから!








ギタリストがよくやる、あのギターをギュイーンと上に向けているシーンのイメージ。笑


バサラを選ぶのかガムリンを選ぶのか、ハッキリしなさい!





この写真の躍動感すごいな・・・こんな写真が撮れるのも、素晴らしいフィギュアがあってこそ、ですね。


?!

俺のターン、キーボードのレイを召喚!!デデーン
ベースとキーボードの組み合わせってあまり聞かないけど・・・まぁACCESSみたいなもんか(違う)。

冒頭に書いていた問題点ですが・・・レイの絵の縮尺がおかしい!デカすぎる!!ゼントラーディか!!

これはホンマに残念なところで、絵は素晴らしいのにいくらなんでもレイがデカすぎるんですよね。ミレーヌと並べたら1.5倍位の身長があります。ビヒーダはそんな事なかったのに、コレは残念すぎるぅ・・・まぁ飾れない事はないのですが、かなりヒキにしてあげないと違和感ありまくりなので残念無念。




今回のベストショット的な。


前回レビューしたバサラと!コレで!遂に!Fire Bomberが揃ったゾォぉぉぉぉぉぉ!!!

いやー、かなり無理もありますが感涙モノですよ・・・コレまで立体化されてきたのはバサラとミレーヌばかりで、今回もレイとビヒーダは絵ですが、キチンとメンバーが全員揃う日が来るなんて・・・

そしてやっぱりレイがデカすぎるw

撮影スペースの都合上、並行にして背景シートを入れています。もし出来るならレイの背景シートはかなり遠くにして上げたら良い感じの縮尺になるかと思われます・・・




フロントコンビ!たまんねー!!

決定版と言える出来の2人が揃うだけでも感無量です。これにあとは観客役としてガムリンが立体化されれば・・・




レイを除けば非常に収まりが良い写真を撮れる事に気付きました。レイ、すまん!

Fire Bomberは今後、ギタボ、ベース、ドラムの3ピースで活動して行きます(キーボードは打ち込みで何とかなるし)!

大きさ比較。同時発売のバサラとの縮尺もバッチリ。

以上でした〜
バサラに負けず劣らずのクオリティで、こちらも今までに出たミレーヌのフィギュアの中では1番ではないでしょうか(ちなみにこの判断はガレージキットなど個人製作のフィギュアを除いて判断しております)。
個人的にはバサラの方に軍配が上がりますが・・・このミレーヌも見所たっぷりで、ファンの方には是非とも手に入れて頂きたい逸品です。

そして何よりFire Bomberのメンバーが揃えられた事が感無量でございます!願わくばレイとビヒーダもフィギュア化して欲しい所ですが、間違いなく売れないと思うので難しい所です。大人しく背景シートで我慢しますか・・・

バサラもミレーヌも限定販売だった為、コレから定価で手に入れるのは少々骨が折れるかもしれません。が、貴重なレオタード姿の中学生、そしてベースを持つ美少女フィギュアなのでオススメですよ〜!過激に!Bomber!!



Amazonで購入する
1

次へ 投稿

前へ 投稿

© 2024 フィギュアレン

テーマの著者 Anders Norén

RSS
Follow by Email
Twitter
Instagram