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FINAL FANTASY マスタークリーチャーズ2 ディアボロス

スクウェア・エニックスより「FINAL FANTASY マスタークリーチャーズ2 ディアボロス」のレビュー。

発売日:2007年6月
価格:3,300円(税込)
スケール:NONスケール(約16cm)
原型師:竹谷隆之



ファイナルファンタジーシリーズの召喚獣やモンスターを立体化した「FFクリーチャ
 ーズ」の流れを受け継ぎつつ、竹谷隆之総監修の下、さらにサイズ・造形ともにグレー
 ドアップした「FFマスタークリーチャーズ」が登場!

妖雲漂う空に、あまたの蝙蝠が集い造られた黒球から生まれ出るディアボロスは、召喚
 されるその瞬間の姿で立体化。(公式より引用)

















お顔。小指の爪位のサイズ感でものすごーく小さいですが、よく出来ています。

私のサイトのレビューをよく見てくれている方は、FFシリーズで一番好きなのはⅧである事はご存じだと思います。
ゲーム内に登場するGF(ガーディアン・フォースという所謂召喚獣)ももちろん好きなのですが、中でも好きなのがこのディアボロス。格好良さしかないですねー!


正面からだとツノ?に隠れていますが、横から見るとちゃんと目があります。
顎がとんでもなく長いデザインで、肉食獣を思わせますがしっかり黒魔法で攻撃します。笑


口周りの非常に細かい部分まで模様があったり、造り込みが半端ない。流石竹谷・・・と言わざるを得ませんね。
あと全体的にカラーリングがメタリックで、とても綺麗。マジョーラかと思いましたが、角度によって色は変わらないのでそうでは無さそう。


ちょっと正面からは歪み気味。笑
こんなに怖い顔、まさしく悪魔なのに魔法のランプに入っていますからね、これに油断して戦闘⇨ゲームオーバーになったプレイヤーは数知れず・・・


戦闘は難易度高めかと思いきや、対処法さえ分かれば簡単だった記憶があります。
基本は割合ダメージの重力魔法を連発してくるので、一撃で即死になる事はありません。割合攻撃でHPを減らす⇨通常攻撃で止めを差してくるという行動パターン。

なので、ブラインなどの暗闇状態にしてしまえば、恐らく負ける事はなかったですね。あと基本的にGFは初戦闘時くらいしか喋りませんが、このディアボロスは結構良いキャラしているんですよね〜


お、小顔ゥー!
首の太さに対して顔が小さいこと小さいこと。羨ましいですなぁ・・・


どうせ真っ黒なんでしょう?と思いきや、意外と赤の面積の方が多いんですよね。
特に身体はほとんどが赤色で成形されており、派手な見た目を拝む事ができます。テッカテカです。笑


うで。


ポージング的に初登場シーンかな?この指先から魔法をかけます。


下半身は一気に昆虫っぽくなります。クリーチャー感がたまんねぇ・・・
こういうクリーチャー感があるキャラクターって、基本的に細身ですよね。脂肪ダッルダルのクリーチャーとか似合わないかぁ。


つま先は浮いており浮遊感がよく出ています。ちなみに本体と台座は取り外し不可。


ゲーム中でも意外と見えない背中部分。こうして見ると身体のパーツで一番太い部分が首ってすごい。
尻尾も根本から既に細い。あ、今更ですが細かいパーツがすごい多いので破損には十分注意!


羽。

ディアボロスは貴重なアビリティを数多く覚えるので、個人的にかなり重宝していましたね〜
特に「エンカウントなし」や「ぶんどる」とか。「エンカウントなし」は天国に一番近い島、地獄に一番近い島を攻略する際に結構必須だったりします。

「ぶんどる」はそのままですね。攻撃と盗むを同時に出来るという画期的なシステムが魅力的でした。


ゲーム内でも登場する「カード」ですが、同じデザインのやつは高騰しているんですね・・・知りませんでした。
特にキャラクターカード(スコールとか)は1枚で10,000円!近くもします。フルコンプセットだと相場は100,000円を超えることも。すごいなぁ。当時集めている人はどれ位いたんでしょうね?


本体よりも大きい翼。悪魔的なデザインが素晴らしい。
先端がかなり細いので、こちらも破損に注意です。というか折りました。笑


全体的に硬いのに脆い素材なのがいけないんだ・・・私の取り扱いが悪い訳では決してない!
ブワッと広がった翼はシンメトリーでシルエットが良いですよね。


細かい埃が付着しているのはご愛嬌・・・
黒と赤のコントラストで構成されており、カラーリングに統一感があります。赤い部分は模様のせいか神経みたいに見えてよりグロいですね。


横から見るとこんな感じ。湾曲している中でも、かなり薄く造形されているのが分かるかと思います。


これっててっきりグラビデ関連の球体(暗黒)みたいなものかと思っていたのですが、蝙蝠の集合体だったんですね。
そう言えば登場時は蝙蝠に隠れて出てきていましたっけ。うろ覚えなので間違えていたらスミマセン・・・


幾何学的な模様に加えてこの塗装。重厚感があって惚れ惚れしますね。今になって高騰するのも納得の出来!
所々に穴が空いていますが、しっかりと球体を維持している造形にも脱帽。


せっかくなので四方から撮影してみます。


後ろはガッツリ窪みがあり、より細かく剥がれた表現がされています。
ちょっと集合体が苦手な方にはキツイかも知れませんね・・・


恐ろしい外見とは裏腹に、可愛らしい尻尾がついています。特に先端の形!ハートっぽくてきゃわいい〜!
先端にかけて紫のグラデーションが掛かっています。


球体の内側はクリアイエローで、繭のような模様になっています。
ここに埃が溜まると掃除が大変そうだなぁ・・・とか思っていたら結構溜まっていたので焦りました。今でも取り切れたとは思っていないので、あまりアップで見ないで下さいね。笑


台座は地面から湧き上がるイメージで、綺麗なグラデーションになっています。スクエニはこういう模様・・・と言うのかな、クリアパーツの使い方が独特ですよね。特にクリーチャーズに関してはこれ系の造形が多い気がします。


底面はこんな感じ。意外とゴールドでした。本体自体はかなり軽く、台座も軽いので取り回しが楽に出来ます。


やっぱり怖ぇー!でもクリーチャー好きにはたまらない格好よさかも〜


トータルシルエットが美しいですよね。球体から出てきた巨大な翼のモンスター。しかも正体不明ってロマンがありすぎる。




















とにかくカラーリングが綺麗だったので、ハイコントラストで撮影してみました。クリアパーツとメタリック塗装が活きて、予想以上に良い仕上がり!


ギラつく部分はギラつかせて、マットな部分はしっかりつや消し。



















大きさ比較。こんな見た目なのに意外と小さいんです。


以上でした〜〜〜懐かしのマスクリは如何でした?今では絶対にこの値段では出せませんね。
個人的に大好きなGFって事で評価も甘くなるのですが、贔屓抜きにしても素晴らしい造形と塗装だと思いましたねぇ。当時はこの価格でこの大きさは高価だったかも知れませんけど。

本体は元より、台座兼エフェクトの球体が一番の見どころですかね。逆に気を付けて頂きたい所は破損のしやすさかな。

気軽に飾れるサイズ感に、ギュッと詰め込まれたクオリティーは飾り甲斐がありそうです。特に塗装を活かす為に照明に拘っちゃうかも?
今では高騰しており、手に入れるのは少し難しいですがクリーチャー好きの方にはぜひオススメしたい一品です。



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テーマの著者 Anders Norén

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