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一番くじ ドラゴンボール VSオムニバス超 F賞 セル完全体フィギュア

バンプレストより「一番くじ ドラゴンボール VSオムニバス超 F賞 セル完全体フィギュア」のレビュー。


発売日:2021年12月
価格:1回680円(税込)
スケール:NON(約27cm)


外箱。縦に長いですが、割とコンパクト。

すっかり定着した一番くじですが、その中でもデッドヒートを繰り広げているのがドラゴンボールシリーズ。毎度フィギュアのクオリティーに左右されますが、基本はどこも大人気で即日完売の店舗も多いです。

私は普段一番くじを引く事はないのですが、今回はどうしてもセルが欲しかった・・・!ので、10回だけチャレンジ。残りがそんなに多くなかったというのもありますが、何とかGETする事が出来ました!メル○リやヤフ○クで買うのも良いですが、自引き出来た事の嬉しさは何事にも代えられませんね。


箱裏。一番くじの中でもフィギュアにシリーズ名が付いているのも珍しいですよね。このセルはMASTERLISE EXTRAと言う、サイズ的にはかなり大きめのシリーズとなっています。ちなみにこのMASTERLISEと言う単語は商標登録されているらしいですよ。通常のMASTERLISEよりも大きめのシリーズがEXTRAなのかな〜。



箱の中身はブリスターで、組み立ては羽部分のみとなっています。割と大きめの補助台座(透明)が付属していますが、自立するので今回は使用していません。ただし結構重いので、長期で飾る場合は補助台座が必須かな。























フェイスアップ。どこを切り取っても悪役顔。素晴らしい。
絵柄的には初登場時の様な不気味さや冷酷さは感じず、セルゲーム後期のイキイキしながら戦っている時のセルって感じですかね。表情的にもニヤリ顔ですし、どことなく楽しそう。笑


目の部分は奥張っているので、しっかり覗き込まないと中々見えません。
今回は他のフィギュアにも言えますが、塗装がかなり雑だった様に思えます。ズレや跳ねは当たり前、汚れも普通に散見される程でした。品質的な意味で、そこはかなり残念かな〜うちのセルも所々に塗装跳ねや汚れはありますし。


個人的には斜めから見た時の表情がたまりません。それだけに塗装の雑さが惜しい・・・
しっかしこのカラーリング、かなりビビッドなハズなのに何でこんなにマッチしているんですかね?鳥山センセのキャラデザは本当に素晴らしい。

黄緑のアーマー部分は成形色、斑点はプリントになっています。流石に斑点一つ一つにモールドを彫るのは難しいでしょうね。笑
ただツヤ消しとツヤありの部分がはっきり分かれているので、そこは良かったかな?成形色なのは少し残念ですけど。。。


何気にこの角度も好きですね。セルの斜め後ろ姿って結構レアだと思いますし。
首が太く顔が小さいので、いかにもな恵体!って雰囲気がありつつも、デザインはスマートなんだよなぁ。耳?の部分は黒く塗りつぶされています。

左右のツノの長さもちょうど良い感じ。意外とセルのフィギュアってこのツノの長さがバラバラなんですよね。
変に短かったり、逆に細長かったり。角度も重要なファクターですが、このセルは全てがバランスよく形成されています。


下から覗き込むとこんな感じ。ほんの少しだけアイプリントにズレがありますね。ほぼ気にならないのでOKですが。
目の下のシワ線はドラゴンボールならではですよね!鼻と口の間が狭いのもキャラの特徴を良く捉えているかと。


テカテカボディ。触るとツルツルしており、指紋が付きやすい。笑
なお関節部分はパープルで塗装されています。この関節部分が塗装されていることにより、全体が引き締まるんですよね。この部分の塗装を怠っているセルのフィギュアはアカンですよ。


腕組みも自然な感じ。セルの斑点を見ていると、鳥山先生インタビューで「描くのが面倒だった」と言っていたのは印象的です。あとはアニメの際にもこれを毎カット描く、塗るのは大変だったろうなぁ・・・


大胸筋が発達している人って腕組みができないそうですよ。自分の胸筋に邪魔されて、腕同士が届かないそうです。


よく見ると何気に筋肉質。


需要があるかは分かりませんが、これがセルの股間のアップです。笑


足回りもガッチリしていて良いですねー。今回のセルは重量もかなりあるので、両足でしっかりと自立させる事ができてとっても嬉しい!
このセルを見た瞬間、「ついに一番くじのクオリティーもここまで来たかぁ」と思いましたね。ちなみに、足のつま先分も成形色です。


足の太ももが!太ももの筋肉が!すげぇ〜〜!!

\よっ、足がニンニクー!!/

\スキニージーンズに謝れー!!/


ウホッ、これはいい太ももです・・・

個人的にですが、これまでに出たセル完全体のフィギュアの中で、サイズ、クオリティー共に素晴らしい出来だと思います!


別パーツの羽は、仲が空洞なのでかなり軽い。これによって重心が後ろに行く事なく、安定して飾る事ができます。
子供の頃は、こんなに大きい羽だったら空もビュンビュン飛べるんだろうなぁ〜と思っていたら、普通に舞空術で飛んでいました。羽いらないジャン!

羽を外すと、尻尾(だった)部分が姿を表します。第一、第二形態の時は割とメインで使用されていた尻尾ですが、完全体になって吸い込む必要が無くなったからか、退化して尻尾は無くなりました。

特に第一形態の時は、都の人間をぶっ刺してエネルギーを吸収したりしていましたよね。見た目的にも行動的にも、第一形態が一番キモくてクリーチャー感が出ている気がします。

まぁ超ベジータが驕る事なく第二形態を倒していたら、この完全体はお目に描かれなかったんですけどね・・・実際、未来から来たトランクスはセルの変身した姿を知らなかった訳ですし。

基本的に黒色部分はツヤツヤで、それ以外はツヤ消し成形色、みたいな感じです。

やっぱりちょっと安っぽいと思ってしまいますが、プライズだし仕方ないかな。D・O・Dのセルがかなり評価が良いらしいですが、確かにあちらの方が高級感はあるかもしれません。ただ個人的に似ているのは圧倒的にこちらだと思いますけどね1

冒頭にも書きましたが、初登場時のスマートなセル、と言うよりは後期やゲームでのセルのイメージです。原作のセルは体型的にもスマートですが、超武闘伝説2の頃のセルが一番イメージに近いかも!立ち絵のドットとかまさしくこんな感じでした。


フリーザ編で終わっていたら、セルも魔人ブウも存在しなかった。サンキューマシリト。














原作っぽく。


キッチリと正面を向いているフィギュアって割と珍しいですよね。





せっかくなので、garandistaの孫悟飯と並べてそれっぽく。MSPの孫悟飯の方がイメージ的には近いのですが、近くになかったのでこちらで代用。


まさしくSFCの超武闘伝2ですね!あの頃の思い出が蘇る・・・ひたすらブロリーコマンドを入力した思い出。

「カカカカカカカカカカロットォォォォォ・・・」


並べるとちょっと悟飯が大きい。や、決してセルが小さいのではなくて。シリーズが違うので当然と言えば当然なんですけどね、飾る方はご注意を!


大きさ比較。

ドラゴンボールのフィギュアはなかなか悪役がリリースされないので、今回のセルは手に入れられて非常に満足度が高いです。しばらくはこのセルが今まで出たセル完全体のフィギュアで1位なんじゃないかなぁと思います。

それだけに品質管理という点で、お世辞にも褒められなかったのは残念無念。まぁ一番くじなので細かい事までとやかくは言いませんが、いつもに比べると明らかに下がっている部分もあるので。。。今後改善して欲しいですね。

ただ製品のクオリティは個人的に文句無し!後期セルとしてしっかり見届けたいと思います。悪役好きにはもちろん、クオリティが高いセルのフィギュアを求めている方にはぜひオススメ!



Amazonで購入する(金額に注意)
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テーマの著者 Anders Norén

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