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フィギュアーツZERO [超激戦]スーパーサイヤ人3孫悟空-龍拳爆発-


バンダイより「フィギュアーツZERO[超激戦]スーパーサイヤ人3孫悟空-龍拳爆発-」のレビュー。


発売日:2021年8月
価格:9,350円(税込)
スケール:NON(約21cm)





フィギュアーツZEROから劇場版『ドラゴンボールZ 龍拳爆発!!悟空がやらねば誰がやる』に登場する龍拳のシーンをイメージしたスーパーサイヤ人3孫悟空が登場!
龍の鱗まで美しい造形を再現!(公式より引用)


DBファンにはあまりにも有名すぎるシーンの立体化です。私はDBのキャラクターの中で一番好きなのがこの超サイヤ人3悟空なんです。
長年このシーンの立体化を待ちましたが、ついに来たかって感じですね!過去にイマジネーションフィギュア(ガチャ)で出たものも良かったですが、やはり迫力がね。。。海外ガレキでもありますが、そちらは逆に大きすぎ&値段が!

そんなこんなで国内販売のものがちゃんとしたスケールでリリースされたのは本当に良かったです。DB映画もかなりの数がありますが、この龍拳爆発が個人的に一番好きです。タピオンとミノシアのコンビが良かった!



外箱のデザインも凝っていて格好良いです。最近のバンダイ製品は漏れなくですが、海外を意識したフォントやデザインになっていますね。


























お顔。超サイヤ人3らしい見事な悪人顔!笑
DBのフィギュアーツZEROシリーズは劣化が酷くて一時期有名でした(特に前回のゴジータは酷かった)が、今回はサンプルのクオリティーを維持出来ているのではないでしょうか?


元絵のデザインが非常にパースがついており、なおかつ正面からの角度ではないので、自然と角度限定になりがち。
この超3悟空も例に漏れずなので、目線に合わせて飾ってあげるのが吉です。輪郭はそうでもないのですが、目尻にかけて結構湾曲しているので仕方ないですね。元絵からそういう目の形ですし。


正面右側から見ても、あまり決まりません。かなり上から見てあげる必要があるかなぁと。
今回全体的に墨入れが濃いので、気になる方はいるかもしれません。私は彫りが深く見えるので、眉毛のない超サイヤ人3悟空には丁度合っていると思いました。逆に超サイヤ人だと、くどく見えたかも。


この角度がベストですかね!ヒジョーに格好良く仕上がっているかと!
眉間の皺が人の文字なのが少し気になりますが些細な問題よ。あと正面からだと鼻が目立たない様に見えますが、実物はそうでもないのでご安心を。今にも叫び声が聴こえてきそうな表情がGOOD。



顎がシャープですね。
口の中までしっかり造形&塗装がなされており、この辺はプライズとは一線を画した部分ですね。


今回一番気になったのは品質ですかね・・・正直交換に出そうか悩むレベルでした。
一応書き出しておくと、

・髪の毛の隙間(上写真参照)
・道着に白化の跡
・左頬に透明の液だれ?みたいなものが付着

写真の中でこの様なものが見受けられたら、初期不良のものですのであまり気にしないで下さいね。
兎も角、フィギュアの出来は良いのにこういう品質管理で非常に損をしているなぁって感じです。。。



重厚感のあるカラーリングですね。前髪部分が特に大きくシャドーが吹かれていて綺麗!
シャギーの多さも丁度良いくらい。


超サイヤ人3といえばこの髪の毛のボリューム。これがないとはじまりませんねぇ。
ただこれのせいでプライズのコストがバカ上がりしてあまりフィギュア化に恵まれないジレンマも。。。

海外限定でgrandistaブランドで超サイヤ人3悟空がリリースされましたが、国内プライズではなく海外正規品でしたし、やっぱり大量生産には向かないんですねぇ。



めっちゃバナナ。笑
バトルの時はこのバナナがユッサユッサと揺れます。ちなみにこのバナナ、軟質素材なので触ると結構ブニブニしています。安全性に配慮した結果ですかね?


首周りのすみ入れが丁寧で良いですね。ただ左肩部分の道着の厚みが見える部分(首との境目)は少し残念ですが。。。
道着の色はオレンジが強め。まぁこんなもんかなぁって印象ですが、黄色味が強いカラーリングでも良かったかもしれませんね。実際の元絵でももう少し明るかったですし。


もちろん道着にもグラデが入っています。シワの入り方はあまりDBらしくないかもしれません・・・なんとなくですが。
DBのシワの書き込みってめっちゃ独特というか、鳥山先生らしさが爆発しているんです。それが個性なんで格好良いんですけどね!



墨入れのおかげで上腕二頭筋が鏡餅みたいに見える。。。笑
恐らくこの辺の墨入れは個体差が大きそうですね。

真っ直ぐに突き出した右腕は龍拳のポージング。ちなみに映画オリジナルの技で原作には出てきません。
でも格好良いならOKです(全開スマイル&サムズアップ)。



腕の筋肉モリモリです。ただ単に着いてるのではなく、しっかり絞っているのでとても綺麗な仕上がり。

サイヤ人に脇毛はありません・・・ツルツルなのです。あれです、お相撲さんが稽古で体の毛が抜けていくのと同じ現象です恐らく。


右脇腹の部分に白化の痕が。。。拭いたらとれるのかな。
下半身はさらにDBらしさはないですね。シワの入り方が地味に適当やったりしますね・・・ちょっと干し柿みたいに見えてくるので残念無念!



龍と悟空は接着されているので、取扱いには十分注意が必要です。結構全体の重量があり、特に土台の龍が重いので。


原作でもそこまで出番は多くなかった超サイヤ人3悟空。魔人ブウ(善)を倒しておけば、違う未来になっていたかもしれませんね。



靴裏もしっかり造形あり。


こういう目立たない部分の作り込みが大事だったりするんですよね。昔のドラカプなんかはその辺のポイントがキチッと抑えられていて素晴らしかったです。後期のイマジネやHGは作り込みの甘さが問題視されていましたね。。。


ヒルデガーンを倒したドラゴン。こちらの造形も良いですね〜格好良い!
髭パーツは軟質なので破損の心配は少ないと思います。ただ髭にグラデはないのでちょっと浮いちゃっていますね。


こうして見ると眉毛ぶっといですね!笑
眉毛とたてがみ部分のカラーリングが綺麗です。目の色は深いエメラルドグリーン。


ガバッと開けたお口の中がすげぇ・・・めっちゃゴールドです。あと造形もかなり細かく、舌の部分や上顎の部分の造形がやけにリアル!


尖った牙には汚し塗装が入っています。シャープでこちらも良い感じ。


龍の出来が素晴らしいなぁ。。。やっぱりフィギュアーツZEROは人外系の方が得意なんでしょう。
キャラクターの立体化ってめっちゃ難しいからね。。。2次元を3次元に落とし込むのもかなりの難易度なのかも?


基本的に悟空の拳と同じ方向に向かって龍が突撃しています。映画のポスターもそうでしたし、これが正解ですね。


角の塗装も結構頑張っています。ゴールドでキラキラしているのですが、その上からウェザリングが施されており、絶妙な汚し感となっています。個体差が酷そうな部分ではありますね。笑


この龍の上から見た構図が良いんですよね。いかにも「骨!」って感じが出ていて、古代の生物感が漂っている・・・気がしません?
眉間のシワや墨入れも丁度良い感じだと思われます。


背鰭や鱗の再現度も良い感じですね〜鱗どうやって造形したんだろ・・・均一に造形されていてすっごい!
うまい具合にパーツが分割されていて目立ちにくいのも高評価。


丁度この部分ですね。アップで見てもアラはないですよ!


お腹の部分はちょっと昆虫っぽい。流石に全身を造形するにはコスト的に無理だったのか、丁度台座となる様にぶった切られています。というかポスタービジュアルも全身じゃなかったしね、仕方ないね。


この腕の爬虫類感!たまりませんねぇ。龍って腕だけ見たら貧弱な雰囲気がしません?特にティラノサウルスとかもそうですけど、ちょこんと出た腕が可愛らしいですよね。笑


腕の角度だけ見ると、歌舞いているみたいですね。


先程全身は造形されていないと書きましたが、間の部分が省略されているだけの様です。
尻尾の先も造形はありませんが、ギリギリ部分まで造形されています。ちゃんとこの下の巻かれている部分の想像が出来る造形が良いですね。


背中部分。


裏側はこんな感じ。先述しましたがズッシリと重量感があるので安定感はかなり良いと思います。
高さもそこまでないので飾っておくには申し分ない位かと。文鎮としても使えますよ。約1万円のですけど・・・笑





























龍拳爆発!!



大きさ比較。意外と全高は小さめです。

国内品では一番出来が良い龍拳のフィギュアではないでしょうか?大きさ、クオリティー共に満足できるものがやっとリリースされたなぁと言った感想です。
今までフィギュアーツZEROシリーズは微妙なものが多かったので、あまり期待はしていませんでした。ただこの悟空に関しては値段以上の価値を個人的に感じることができましたね。手放しで褒められる出来でもないですが。。。シワの造形や品質管理など改善点はまだまだあるかと。

とは言えDBファンには十分にオススメできる一品となっています。プレ値ではなく、正規のお値段で手に入るならオススメです!




Amazonで購入する(値段に注意)
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テーマの著者 Anders Norén

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